トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のエッ!品「トマトのクラッカー」

2021-12-08 | 何よりの楽しみ
 玄米粉マイブーム中の小生であるが、今回は玄米粉には手を出さず薄力粉を用いて作ることにした。もともとが「粉をベースに」試作したかったエッ!品では無いし、粉を用いるのはあくまで生地の粘度調節のためなのである。とは言え穀物粉を用いない素材だけで作ると、例えば甘藷の場合は「切干芋」風になってしまうし、それなら敢て試作する事でも無かったのだ。でもそれは試作してみて理解できた事で経験値の全くない素人スイーツでは当たり前だったのだろう。

 過去何回かのエッ!品試作で学んだ事を生かし、今回は生地の粘度調節のためとは言え薄力粉を導入したのだ。「トマトのクラッカー」の手始めは「濃縮還元トマトジュース」を更に濃縮しペースト状にまで持っていく事だった。いつも通りホットプレートで煮詰める事、小一時間で「良かろう」と思える粘度になったのだが、煮詰めている途中「なんだ!、ケチャップを使えば良かったのだ!」と気が付いた。ケチャップなら煮詰めなくてもすぐ使えそうなのである。煮詰めが終了する前に砂糖、バター1/3、塩などを加え生地を完成させたのだが、その結果的レシピは次のようになった。
                  濃縮還元トマトジュース1ℓ ➡ 煮詰めて220g
                   「バター1/3」          大さじ 2
                    砂糖             大さじ 1
                    塩              小さじ  1/2
                    薄力粉              120g (生地調整結果量)
 出来た生地の重量は330g、オーブンで1回に焼ける量を超えるから2回に分けて焼いた。170度15分である。これまで何回か焼いた経験値から「170度15分」はおおよそ標準値らしいと認識してきた。

 クッキングシートの上で延ばし包丁目とガス抜き穴をフォークで刺して作る。そのままシートごと中皿に滑らせ「予熱170度15分」焼いて完成。直ちに二回目、予熱なしに170度15分で焼き上がり。冷却台で冷まして完成である。
 食感は薄い塩味を感じて「塩付きトマト風」と言ったらよいか。砂糖を入れたけれど甘味は感じなくて食べやすい味になった。再試作があるとすればケチャップを使って作ることになるのだろう。ケチャップは緩いので薄力粉か玄米粉の配合は今回より多くなりそうだけれど味わいの差がいか程出るのかどうかが興味の対象で、お茶うけ用としては二番手にの目的だろうなあ。お茶菓子としてはトマト風味はそぐわない。お八つならOK!.