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自宅にいない時なら見なくて当たり前なのだが、暮れの大掃除とかやらで障子張りや拭き掃除で在宅中なのに姿を見ないのである。これを異常事態と言わず何と言うべきか。
思い返せばフイールドの駐車場へ到着した折々に、カシラダカやカワラヒワの群れが地上で採餌しており一斉に飛び立つのは冬季しばしばだったにもかかわらず今期はまだ一回も見ていない。カラスザンショウの実が落ち始め散乱しているにもかかわらずだ。どうして採餌する姿を見ないのか理由が分かるはずも無いけれど、小生の行動範囲の中での知見なので普遍性があるとも言えないまでも「何かおかしい」とは感じるのだ。
こんな状況ではフイールドに設置したヒマワリ種子の給餌台へもそうだしバードバスの利用もそうなのだけれど利用してもらえるのはおぼつかなくなってきた。穿った見方をすれば新型コロナウイルスが野鳥にも影響し活気を削いでいるのかも、と妄想してしまう今日この頃なのである。「早く来い来いお正月」より「早く来い来い野鳥たち!」とオイチョカブならぬ来い来いの恋路で秋波を送ってみても姿が無いのではすべてが水泡に帰す可能性は大きい。人生なんて人生なんて努力や希望や準備が報われるとは限らないのだった・・・。
あーあ、老骨に凍み入る最強寒波のご来朝。そんな折々、小生に優しいのはヌクヌクの布団の中だけなのであるが、起床する前に胎児の姿勢をとってしばしマインドフルネス、ようやく傷心が癒え喝を入れ起きるのだった。
相手されない恋路の秋波
野鳥と言えども爺は嫌 ハアコリャコリャ