トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

重箱の隅をほじくる・・・

2021-12-13 | 今日は真面目に
 胸高直径40cmを越えるヒノキ1本を伐採し丸太の滑り台を設えたいのだが伐採・玉切り・牽引・据え付けと弱り目の足腰に強行突破させねばならない事態でもあるからチョイト先延ばし。その間に整理整頓程度の作業を済ます事にしたのだった。で、この日で三日目、これは予定外のいつも通り深夜の「ビビビッ!」で行う事にしたのだが、前日に整地した部分を更に押し広げる事を目論んだのだ。
 集積され腐食が進んだとはいえしっかりした形状を保っている枝もあって、これらを搔き集めても嵩は減らない。やむなくチェーンソーで微塵切りにするがごとく細断した。こんな事をすれば切れ味の鈍るのが早いのは分かりきっていても背に腹は代えられず手っ取り早く片付けるにはこうするしかない。これらを造林鎌で掻き寄せてさらに集積場所を縮小することが出来た。

 12月も中旬、既にフイールドは草紅葉状態で、この場所には日照も届かない時期になってしまったから植生が回復するのは来季の初夏ごろになるだろうが、早春のレンゲや菜の花などは播種しても既に遅く、あらわれた平地の植生をどうするのかの思案には十分な時間がある。
 それでも「待てない性格」の小生なので、狭めた集積場所との仕切りにカラムシ数株を掘り取って植え付けた。定着してくれれば刈り払い耐性のある植物だし、繁殖すれば他の植物の混入を許さない性質も有り、食草としても製糸植物としての見本にもしたい意図もあるなど隅っこ有効活用と言うか部分最適化の一環に加えたのだ。
 まあ、言ってみれば姥捨て山の孤爺「すみっコぐらし」ではあったわい。期せずして今を時めく幼児人気最先端キャラになっておる。まあまあ、言わずと知れた二度童でもあるから妥当な線と言えよう。

           ➡          カラムシを移植

*今日の一句「望郷」

2021-12-13 | 感じるままの回り道
                三山は晴れて冠雪郷は寂