トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アオダイショウ初見

2023-08-13 | 小父のお隣さん

 まあ、立秋も過ぎてから「アオダイショウ初見」では面目ないの一言に尽きるけれどヘビの番人でも無いしヘビ愛好家でも無い小生は偶然の出会いに掛けているのである。でもってこの日にこうなった訳なのだった。

 S先生とSさん、小生の3人で上の池に向かっていた時林道に居た体長120cm以上もあるだろうアオダイショウだった。それでも以前の記憶をたどれば長さはともかく胴回りは細い感じだ。でもまあ、太るのはこれからなので再会を期待しよう。二回目ともなれば偶然の出会いではなく空前の出愛に他ならないのだけれど相手がアオダイショウでは気勢も上がらない。せめてあお台嬢であってくれれば「苦しゅうない、近う近う!」と言えるのだが…。まあ、祝着至極。

 

 


今日のトンボ「タカネトンボ初見」

2023-08-13 | 小父のお隣さん

 水見回りの途中、トンボ池横の沢筋、暗い落込み部から飛び立ったのは紛れもなくタカネトンボだった。金属光沢と角ばったシルエットだけは理解できたから判別眼の無い小生でも「タカネトンボ」と思い当たるのである。

 昨シーズンは何度も数カ所で産卵を確認しているので「発生しないはずはない」と確信していたのだがようやく発生期の中盤になって初見となったのだ。その後、来場されたS先生と一緒の時にトンボ池で産卵個体を見つけ、これは小生でも「メス!」と判断の自信は100%である。しかしながら昨季もそうなのだが発生した証拠となる抜け殻を未だに確認できていない。とはいうものの既に繁殖定着して飛翔しているトンボトンボと同じだけの抜け殻を確認できているかと言えば全くそうでは無いのでこれはこれで当たり前だのクラッカー・・・。


**春のやよいのあけぼのに四方の山辺を見わたせば

2023-08-13 | 温故痴新

       人去りて青葉の山で鳴く鳥は四方の山辺へ奏で奏でる

          夕されば小倉の山に鳴く鹿は今宵は鳴かずい寝にけらしも    欽明天皇

 

         もの呆けの八十爺爺の飲み干せる框の上の麦茶の土瓶

          もののふの八十少女らが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花   大伴家持

 

         春の日の光にあたる我なれどかしらの雪は失せて久しき

          春の日の光にあたる我なれどかしらの雪となるぞわびしき     文屋康秀

 

         虫のため春の池入り泥土抜く我が皺顔に泥は跳ね跳ね

          君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ   光孝天皇