トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ミソハギは満開!

2023-08-02 | 蝶の食草園
 日当たりの良い水域のミソハギが満開になった。開花すれば小昆虫の良い食料源となるらしいので群落を形成させたままだけれど「環境的景観」としての役割ももちろん存在している。
 それはともかく小生的な楽しみは「セイボウ」を見る事にあるけれど今期は「熱中症厳重警戒警報」なんてものが連日出て来る異常事態なのでご出勤も控えめである。故に今期はまだ見ていないのだが婚期は1回だけあった。見たいと言う根気は続いているものの今期の特徴は外来種の「タケクマバチ」の数が多い。撮影しようと花の中で機会を狙ってみたけれど1花当たりの滞在時間が短くピントが合う前に移動してしまう結果、撮影できなかった。

 昨季までのタケクマバチは訪花している個体は1~2匹程度だったのだが今期は立ち止りカウントしても片手の指の数を超える。周辺での繁殖は定着したと言っても良いだろう。
 自ら移動できる外来生物の中では他にアカボシゴマダラ、ナガサキアゲハ、ガビチョウ、ソウシチョウ、リュウキュウサンショウクイ等々が定着繁殖種として小生でさえ理解できるまでになった。植物では敢てキクイモを持ち込み栽培する阿呆もいるしオオカナダモを投入していくクズもいるのだが現在の状況は大方、人の移動で侵入してきた種が多い。端的にはヒッツキムシの類いなのだが野生動物の活動によっても散布されてしまうので一旦入ってしまうと根絶は難しい。