ここ2~3日、花冷えが続いていましたが、今日は上空の寒気も抜けて日中は4月並みの陽気となりました。最高気温は水戸で19.7 ℃、笠間で20.4 ℃まで上がっています。例年、宍戸の枝垂れ桜から3~4日遅れて内原にある安国寺の枝垂れ桜が見頃を迎え夜間のライトアップが1週間程度始まります。今年はどうでしょうか。今日の暖かさで開花が進んだのではないかと予想し、帰宅後に安国寺の様子を見てきました。内原から歩くと相当距離があるためライトアップしていなかったときのショックが大きいので、一旦友部のアパートに戻り車で向かいました。
アパートから車で10分弱で安国寺に到着。ちょうど今日からライトアップが始まったところでした。開花状況は7分咲きでしょうか。昨年よりも1週間程度早く見頃を迎えています。
山門の背後にライトアップされた枝垂れ桜。カメラマンのシルエットも写ってしまいました。
毎年恒例となったイベントです。山門の大理石に水をかけると、枝垂れ桜が映り込みます。
山門前から見上げます。
本堂前から山門を振り返ります。
本堂前の観音堂が公開されていたので、のぞいてみました。正面に桜花慈母観世音菩薩様がお祀りされています。
観音堂の説明です。
お釈迦様の一生涯を彫った欄間を紹介します。右奥は「降誕」。お釈迦様の誕生です。その手前は「成道」。出家されて修行を積まれてお悟りをひらくまでの様子。
左手前は「説法」。初めて5人の弟子に法を説かれる様子で初転法輪と呼ばれるそうです。その奥は「涅槃」。お亡くなりになって諸々のもの達が嘆き悲しむ様子です。
観音堂の反対側には仁王像が公開されていました。
再び枝垂れ桜と山門。枝垂れ桜の上には金星が輝いています。
枝垂れ桜と金星をズーム。
安国寺と同じくこの時期のライトアップを楽しみにしていた水戸偕楽園の左近の桜は、昨年の台風15号の強風で倒れ、病気にも冒されていたことも重なって再生不可能となり伐採されてしまいました。とても残念です。