菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜まで往復8kmの散策を終え、再び歌ヶ浜まで戻ってきました。早朝に中禅寺湖スカイラインから見下ろした八丁出島の先端(寺ヶ崎)までここから歩きます。湖畔に沿って片道2kmはありそうです。先日、下野新聞のネットニュースで中禅寺湖畔のアカヤシオが紹介されていました。イタリア大使館別荘記念公園と八丁出島の間で見られるようなので、期待に胸を膨らませて出発です。こちらの遊歩道では、先ほどと違ってカメラをぶら下げた観光客の姿が見られます。もしかしたらニュースを見て訪れたのかもしれません。
朝に比べて雲が厚くなってきました。往復で1.5時間程度。何とか天気はもってくれそうです。ここからイタリア大使館別荘記念公園を経て八丁出島へ向かいます。
20分ほど歩くと、下野新聞で紹介されていたアカヤシオの群生スポットに到着。さっそく男体山を背景にピンクの花をカメラに収めます。
崖を下って男体山をズーム。
日光白根山と湖畔のアカヤシオ
残雪の日光白根山をズーム
目指す八丁出島が近づいてきました。先を急ぎます。
遊歩道は八丁出島の根元を横切るので、そこから先は半島の中央の尾根道を踏み跡を頼りに進みます。
出島の両岸にはアカヤシオが点在しています。
こちらは西側です。
アップダウンを繰り返し、先端まで来ると石段が現れ、湖畔へ降りることができます。
八丁出島の先端(寺ヶ崎)から正面に見る男体山。
出島の東側のアカヤシオが綺麗なので、ゴツゴツした石を歩いて散策します。湖の先の遊歩道を歩いてきました。
先ほど紹介したアカヤシオの群生地をズーム。
中禅寺湖畔に春を告げる紅色の花です。
静かな湖畔です。ここまで来る人は他にはいないようです。足場が悪いので注意が必要です。
少し雨がぱらついてきたので戻ることにします。先端まで戻るのは時間がかかるので、ここから崖をよじ登り、尾根道へショートカットします。
雨は一瞬で止みました。再びアカヤシオを見ながら歌ヶ浜へ戻ります。八丁出島向こうには社山。
再び日光白根山。
アカヤシオと男体山。
標高1269mの中禅寺湖畔ではアカヤシオがピークを迎えています。G/W後半には標高1500m前後の社山から半月山、茶ノ木平の尾根道でも一斉に咲き始めるのではないでしょうか。
朝のうち青空が広がっていましたがアカヤシオを見る頃にはどんよりした曇り空となってしまいました。赤い花は青空に映えます。できれば晴天のもとで見たかった。晴れればこんな絶景が広がるはずです。
(参考)2018年4月28日のアカヤシオ (明智平からの絶景)