ウリパパの日記

自由気ままに・・・

アカヤシオを探しに中禅寺湖へ(2) 歌ヶ浜から八丁出島まで散策 2021.4.28

2021-04-29 14:40:37 | 栃木県

菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜まで往復8kmの散策を終え、再び歌ヶ浜まで戻ってきました。早朝に中禅寺湖スカイラインから見下ろした八丁出島の先端(寺ヶ崎)までここから歩きます。湖畔に沿って片道2kmはありそうです。先日、下野新聞のネットニュースで中禅寺湖畔のアカヤシオが紹介されていました。イタリア大使館別荘記念公園と八丁出島の間で見られるようなので、期待に胸を膨らませて出発です。こちらの遊歩道では、先ほどと違ってカメラをぶら下げた観光客の姿が見られます。もしかしたらニュースを見て訪れたのかもしれません。

 

朝に比べて雲が厚くなってきました。往復で1.5時間程度。何とか天気はもってくれそうです。ここからイタリア大使館別荘記念公園を経て八丁出島へ向かいます。

 

20分ほど歩くと、下野新聞で紹介されていたアカヤシオの群生スポットに到着。さっそく男体山を背景にピンクの花をカメラに収めます。

 

崖を下って男体山をズーム。

 

日光白根山と湖畔のアカヤシオ

 

残雪の日光白根山をズーム

 

目指す八丁出島が近づいてきました。先を急ぎます。

遊歩道は八丁出島の根元を横切るので、そこから先は半島の中央の尾根道を踏み跡を頼りに進みます。

 

出島の両岸にはアカヤシオが点在しています。

 

こちらは西側です。

 

アップダウンを繰り返し、先端まで来ると石段が現れ、湖畔へ降りることができます。

 

八丁出島の先端(寺ヶ崎)から正面に見る男体山。

 

 

出島の東側のアカヤシオが綺麗なので、ゴツゴツした石を歩いて散策します。湖の先の遊歩道を歩いてきました。

 

 

先ほど紹介したアカヤシオの群生地をズーム。

 

中禅寺湖畔に春を告げる紅色の花です。

 

静かな湖畔です。ここまで来る人は他にはいないようです。足場が悪いので注意が必要です。

 

少し雨がぱらついてきたので戻ることにします。先端まで戻るのは時間がかかるので、ここから崖をよじ登り、尾根道へショートカットします。

 

雨は一瞬で止みました。再びアカヤシオを見ながら歌ヶ浜へ戻ります。八丁出島向こうには社山。

 

再び日光白根山。

 

アカヤシオと男体山。

標高1269mの中禅寺湖畔ではアカヤシオがピークを迎えています。G/W後半には標高1500m前後の社山から半月山、茶ノ木平の尾根道でも一斉に咲き始めるのではないでしょうか。

朝のうち青空が広がっていましたがアカヤシオを見る頃にはどんよりした曇り空となってしまいました。赤い花は青空に映えます。できれば晴天のもとで見たかった。晴れればこんな絶景が広がるはずです。

 

(参考)2018年4月28日のアカヤシオ (明智平からの絶景) 

 

OGPイメージ

アカヤシオが満開の奥日光 2018.4.28 - ウリパパの日記

今日からゴールデンウイークに突入しました。昨夜は夜遅くまで仕事だったので、今朝早く友部のアパートを出発。八溝山でイワウチワを見てから奥日光、...

アカヤシオが満開の奥日光 2018.4.28 - ウリパパの日記

 

 

 

 

 

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アカヤシオを探しに中禅寺湖へ(1) 菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜を散策 2021.4.28

2021-04-29 10:12:47 | 栃木県

昨日は休暇を取得して一日早くGWに突入しました。火曜日まで晴天をもたらした移動性高気圧は本州の南東海上に進み高気圧の後面に入ったため、北関東の晴天は朝のうちまで。天気はゆっくり下り坂です。雨が降る心配は無さそうなので、予定通り奥日光へアカヤシオを見に行くことにしました。

5時30分に友部のアパートを出発。宇都宮まで県道を利用し、宇都宮からは時間節約のため日光宇都宮道路でいろは坂へ向かいます。天気は晴れで日光方面の山並みも綺麗に見えています。

 

途中、明智平のロープウエイ乗り場で休憩。正面に男体山がそびえます。

 

振り返るとアカヤシオが山肌をピンク色に染めています。残念ながら4月27日、28日とロープウエイは休業なので、アカヤシオが見頃と思われる明智平展望台へ登ることができません。ロープウエイに沿って登る登山道も閉鎖されているためです。まずは中禅寺湖スカイラインを登り、アカヤシオの開花状況を確認することにしました。

 

その前に歌ヶ浜で休憩して奥日光の山々を展望します。正面には雄大な男体山。残雪はありません。4月25日に開山祭が行われたので、大勢の登山客が山頂を目指しているのではないでしょうか。

 

一方、中禅寺湖の先には日光白根山。

 

男体山とは異なり、残雪が目立ちます。

 

関東最高峰の日光白根山頂をズーム。まだまだ冬山です。

 

中禅寺湖スカイラインを登り、最初の展望台にやってきました。途中、期待したアカヤシオは全く開花していませんでした。3年前の同日に奥日光を訪れた時は、この周辺でもアカヤシオが開花していました。駆け足で春が過ぎ去った下界とは異なり、山では春の訪れがやや遅れているのかもしれません。中禅寺湖畔のサクラもまだ開花していませんでした。

 

八丁出島を見下ろすと、アカヤシオがちょうど見頃のようです。アカヤシオを見るために展望台から山歩きを計画していたのですが急遽予定を変更して、中禅寺湖畔をハイキングすることにしました。まずは中禅寺湖北側の遊歩道へ向かいます。

 

途中、日光二荒山神社中宮祠に立ち寄りお参りします。ここには2年前の秋に訪れているので拝殿だけ訪れるつもりでしたが、、

 

稲荷社の前に黄金のマスの像? " 願いかなえます”  。前に訪れた時には無かったように記憶しています。中禅寺湖のマスにちなんだモニュメントなのでしょうか。。。

 

拝殿にお参りします。

 

境内ではアカヤシオが満開でした。

続いて、菖蒲ヶ浜に車を置き、中禅寺湖の北岸を千手ヶ浜まで往復します。片道4kmほどあります。数年前の6月にクリンソウを見るためにこの遊歩道を歩いたことがあります。事前情報では、赤岩へ向かう途中に湖に突き出た半島がいくつかあり、その付近でアカヤシオを見ることができるようです。

 

しばらく歩くと満開のアカヤシオに出会いました。

 

アカヤシオは春の訪れを告げる花。春一番に咲くツツジで栃木県の県花に指定されています。

 

赤岩の周辺では、アカヤシオの季節が終わると、トウゴクミツバツツジ、ゴヨウツツジ(シロヤシオ)が見られます。一度その時期に歩いてみたいです。

 

 

湖畔の高台の遊歩道から見下ろすアカヤシオ。

 

可憐なピンクの花です。

 

中禅寺湖畔にひっそりと咲きます。

 

人に出会うことはほとんどなく、絶景を独り占めです。

 

赤岩を過ぎると、アカヤシオの姿はほとんど見かけなくなります。しばらく歩いた栃窪の湖畔から振り返ると、崖の中腹にアカヤシオが自生しているのがわかります。

 

アカヤシオは開花しても、足元には花の姿がほとんどありません。これはスミレの葉でしょうか?

 

5月から6月にかけて中禅寺湖畔や湯ノ湖畔ではアズマシャクナゲが咲きますが、この周辺には見あたらないそうです。日陰が少ないことが理由のようです。

 

日当たりの良い南斜面では、可憐なスミレがちらほら開花していました。種類は分かりません。

 

熊窪にやってきました。目指す千手ヶ浜までもう一息です。

 

菖蒲ヶ浜から45分で千手ヶ浜に到着。正面に男体山がそびえます。

 

山頂をズーム。南斜面には残雪は見当たりません。

 

千手ヶ浜を歩いていると緑に染まった一画がありました。何かが群生しているようです。

 

この花は何?どこかで見た記憶があるのですが思い出せません。ハルトラノオではなさそう。雪解けからわずか、すごい生命力です。

この花の名前はフッキソウ(富貴草)と呼ぶそうです。読者のAちゃんに教えて頂きました。ありがとうございました(5月1日追記)。

千手ヶ浜散策はここで終了。同じ遊歩道を引き返しました。高山、竜頭の滝経由で戻ろうか迷いましたが、天気も悪く、中禅寺湖南岸も散策したいので、帰りはサクサク歩いて戻ります。

続いて中禅寺湖南岸のアカヤシオを見学するため、再び車で歌ヶ浜へ向かいます(続く)

コメント (2)
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