坪山の標高は1102.7m。決して高い山ではありませんが、麓から標高差540mを一気に登るために結構ハードです。昨日は登山者が多く、花の撮影スポットで渋滞が発生していたため、スローペースな山登りでした。到着した狭い山頂は北側の比較的見晴らしがよく、奥多摩の山々を間近に眺めることができます。
山頂の周囲でもヒカゲツツジが開花していました。正面は三頭山です。
三等三角点をリュックサックが取り囲んでいました。三角点を上からパチリ。
南側には樹間から富士山が見えています。
富士山をズーム。
北西の眺望。雲取山から三ツ山、飛龍山、前飛龍と東西に連なり、その西には奥秩父方面の山並みを遠望します。
雲取山をズーム。東京の最高峰です。残雪は無さそうです。
前飛龍の西に唐松尾山、笠取山、雁坂嶺、水晶山、破風山。
奥秩父をズーム。右から雁坂嶺、水晶山、破風山。
東側には笹尾根から続く丸山、連行峰、陣馬山方面を遠望。
陣馬山をズーム。山頂の茶屋が光って見えています。陣馬山の右奥は小仏城山?
山頂で10分ほど休憩してから下山します。往路と同じ西ルートを戻る予定でした。しかし次々やってくる登山客とすれ違うのは厳しそうなので、東ルートにチャレンジするか、びりゅう館方面の尾根道を下るかの選択です。東ルートには登山者の気配が無くかなり危険そうなので、後者に決めました。
山頂南側のミツバツツジ。ここからびりゅう館へ下ります。
明るい尾根道はミツバツツジに彩られています。
満開のミツバツツジ。
尾根道の南斜面にはヤマザクラが咲いているようです。
標高900~1000mの尾根道を下ります。途中5つのピークを越え、その手前は登り坂となります。
びりゅう館への尾根道でヒカゲツツジの姿を見たのはこの1箇所のみ。イワウチワの姿は全くありません。
1kmほど東へ尾根道を下ってから北側へ向きを変え、ひたすら下ります。
ようやく、びりゅう館へ下ってきました。
桜やミツバツツジが満開です。
びりゅう館の枝垂れ桜
車を停めた飯尾の登山口まで1.3kmを歩きます。
一宮神社の前を直進。
飯尾の登山口に戻ってきました。往復約3時間。歩数は12500歩と予想外に少なく、ちょうど目標達成でした。