中禅寺湖畔のアカヤシオ巡りを終えて11時30分に歌ヶ浜に戻ってきました。予想より天気が長持ちしています。午後から南西の風が吹くと日光連山の北東側では雲が切れて青空も期待できそうです。そこで、カタクリが見頃となっている霧降高原へ向かうことにしました。アカヤシオでピンクに染まった山々を見ながら、いろは坂を下り日光市内へ向かいます。
東照宮近くの神橋の横で信号待ち。さっそくカメラを取り出しパチリ。
日光市内は新緑が鮮やかです。霧降高原へ向けて標高が上がるにつれ、鮮やかな新緑から、パステルカラー、そして冬の装いとわずか15分の間に季節が2ヵ月ほど逆戻りします。到着した標高1350mのキスゲ平園地では、木々はまだ芽吹いていません。
さっそく階段を上り小丸山の展望台へ向かいます。草原ではカタクリの花が満開です。
散策路でカタクリを観察。日が陰っていますが気温が高めのため、どの花も半開きでした。
さらに階段を上ります。
階段脇では可憐なカタクリが咲き乱れます。霧降高原のカタクリの花は、八王子周辺で見るカタクリに比べて若干小ぶりのようです。
標高1400m地点のカタクリ
可憐な花をズーム
さらに階段を上り天空回廊を目指します。
標高1450m近くまでカタクリの花が続きます。
満開です。
最後の登り。昇ってきた1445段の階段の上から振り返ります。
標高1580mの最高地点に到着。予想通り雲が切れて青空が広がってきました。
正面には雄大な高原山。八溝山や筑波山の山頂も春霞の中からうっすら姿を見せていました。
日光市内方面を見下ろします。
園地山頂の回転扉から外に出てしばらく歩くと標高1610mの小丸山に到着。正面に赤薙山方面を見渡します。
山頂からの眺望を楽しんでから再び1445段の階段を下ります。
レストハウス情報ではアカヤシオが咲き始めたとのこと。少しトレッキングコースを歩いて探しますが、標高1350m付近ではようやく蕾が膨らんできたところでした。
続いて、早春のキスゲ平園地から500m以上下った霧降の滝観瀑台へ向かいます。