先週土曜日の笠間散策の続きとなります。春風萬里荘を見学してから友部のアパートへ戻る途中に訪れた東性寺と鬼渡神社を紹介します。帰路は国道355号ではなく、水戸線に沿って西側の道を戻ります。
南吉原地区から吾国山方面の眺め。水田のひこばえが青々としています。
雑木林の間を抜けて水戸線に沿って南下する途中、東性寺霊園の大きな看板が目に入ってきました。この看板、国道355号線を車で通るときにも目立ちます。せっかくの機会なので訪れてみることにします。
階段を上ると正面に本堂があります。東性寺は真言宗豊山派のお寺。807年(大同2年)、筑波山を開いた徳一大師の創建と伝えられています。本尊の木造十一面観世音像は茨城県指定文化財に指定されています。訪れた時には法事が催されていて、中を見ることはできませんでした。
扁額です。松境山弥勒院と号しています。
本堂前の六地蔵と紅葉。来年は弘法大師御誕生1250年のお目出たい年でもあります。
鐘楼の鐘。見晴らしの良い高台にあるため、鐘の音は手越の集落に響き渡ることでしょう。
次に訪れたのは、東性寺から500mほど離れたところに佇む鬼渡神社。赤い鳥居と注連縄がやけに目立ちます。名前に惹かれました。恐る恐る先へすすみます。
木立に囲まれた中に佇む拝殿。何も案内板はありません。
拝殿にお参りします
扁額です。左下には何と記載されているのでしょう。。。
裏側の本殿。周囲を囲む柵の端から中に入れるみたいです。
鬼渡神社の本殿
ここにも参拝します
近くの高木がご神木のようです
とても質素な神社でした。鳥居と注連縄はリニューアルされたばかりのようです。
笠間市手越地区は陶の里。そこに佇む東性寺と鬼渡神社は地元に親しまれているのでしょうか。笠間市の説明によると、鬼渡神社は元は東性寺脇にありましたが、暴風で壊れ、現在地に移されたそうです。神社の前の通りに道路改修記念碑がありました(おしまい)。
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