昨日は茨城県での在宅勤務でした。夕方早めに仕事を切り上げ、自宅へ戻る途中にダイヤモンド富士を見るためにえ稲敷市へ向かいました。茨城県でのダイヤモンド富士観察地点は12月下旬から霞ヶ浦をを南下、昨日は南部の天王崎付近に到達しました。この付近は霞ヶ浦の対岸までの距離が短く、しかも対岸のすぐそばに丘陵があって富士山は山頂しか見えません。そのため、霞ヶ浦の西側の丘陵を越えた稲敷市まで近づき、平野部の先に見えるダイヤモンド富士を観察することにします。
稲敷市の観察ポイントは昨年初めて訪れた上根本地区。上の地図の青丸の辺りです。富士山までの距離は150kmです。昨年12月22日に富士山から190km近く離れた鉾田市の子生(オレンジ〇)からは40km、今年1月12日の霞ヶ浦の有河地区からは20kmほど富士山に近づきます。実はこの距離の近さが油断を招きました。稲敷市上根本の観察地点は昨年同日(1月26日)に訪れ、昨年はドンピシャのダイヤモンド富士でした。今年も山頂に沈む太陽を期待します。薄雲が広がり不安でいっぱいだった昨年と比較して天気は申し分ありません。太陽が沈む位置だけが懸念点です。
観察地点から少し東に行くと龍ヶ崎市です
こちらは稲敷市の案内版。この少し先が観察地点です。
広大な畑が広がり、地平線が見渡せます。
日没までもう少し。太陽が眩しく富士山の姿は全く見えません。太陽の左下に東京スカイツリーが見えていました。昨年は気づかなかった。。。
東京スカイツリーをズーム。上半分が見えています。
日没までもう少し。まだ富士山の姿が見えません。
何となく富士山のシルエットが見えてきました。少し左すぎかな・・・
左肩に着地
いい角度で沈むかなと思っていたところ・・・
予想より下に沈んでいきました
まずい! もう少し北だったようです。今からダッシュしても、もう遅い・・・
山頂を太陽が覆いました。かなり小さなダイヤモンド富士となってしまいました。
帰宅後に調べてみたところ、今年のポイントは昨年同日に比べて数百m北(県道に沿って東)だったようです。車を停めた地点よりも更に東の龍ヶ崎市に入ったあたりでした。きちんと調べてくればよかった。南中高度が上がり太陽が沈む角度が大きくなってきたことや、霞ヶ浦周辺に比べて富士山が大きく見えるにことにより、ポイントを外した時のリスクが大きいことを考慮していませんでした。この冬最後のダイヤモンド富士は大失敗。
山頂からわずかに頭を出した太陽はすぐに消えていきます
キャッツアイにもならず山頂に沈んでいきました
日没後には二重富士が現れました
富士山の南には東京スカイツリーが見えています
大きく伸びる富士山の影を見ながら、車を停めた農道まで歩きます
東京スカイツリーをデジタルズーム
しばらくすると東京スカイツリーのゲイン塔が点燈しました(手振れ写真です)
圏央道の稲敷ICへ向かう途中、見晴らしの良さそうな場所に車を停めます。
一日遅れのウルフムーンが昇る北東の空が開けた場所です。残念ながら、地平線の先の太平洋上には雲が出ています。
雲の上から満月を半日過ぎた月が姿を見せました
雲の上から十六夜の月が姿を見せました。地平線近くの月はやや歪んだ形をしてします。
昨日は、日の出、日の入り、月の出を見られたので大満足。帰りは稲敷ICから八王子西ICまで圏央道を利用して自宅へ戻ってきました。
26日は御殿場でパール富士を見てました( ´艸`)
元旦に霞ヶ浦まで行かれたのですね。天気も良くて綺麗に見えたのではないでしょうか。
能登半島地震が発生した時間帯でしたね。
お気に入りのブログにパール富士のレポートが最近アップされていました。
今年からチャレンジしようかと考えているのです。