東日本に甚大な被害をもたらした台風19号が上陸してから1週間が経過しました。今日の午前中、西八王子のお医者さんに行った帰りに、西八王子から、さつき橋へ向かい、南浅川沿いに古道橋まで歩いてみました。
先週の台風に加え、昨夜から八王子で45.5mmの雨が降った影響が重なり、濁流が勢いよく流れていました。右前方に銀色の建造物が漂着しています。
近づいてみると・・・これは何でしょう? 工事用の仮設歩道が流れてきたのでしょうか。
さらに上流に向かいます。ここにかかっていた橋(睦橋)が流されて無くなっていました。この橋の残骸が先ほど流れ着いていたのでしょう。この周辺は、ゆったりロードまで水位が上がった形跡がなく、橋脚に流木や枯草がひっかかり水圧によって流されたのでしょう。
東横山橋の先でゆったりロードが通行止めとなっていました。護岸が陥没してブルーシートで覆われています。
横山橋です。橋のすぐ下まで水位が上昇したようです。
両東橋の先から南浅川橋方面。濁流はゆったりロードまで上昇した様子。
南浅川橋から上流を眺めます。このあたりは道路まで冠水した形跡がありました。古道橋は無事のようです。
陵南公園が側の護岸が陥没。陵南公園側は立ち入り禁止です。
古道橋の先の濁流。ここでも護岸のコンクリートが損傷しています。
ここから上流の高尾から高尾山口にかけては大規模に冠水して大変な被害があったと報道されています。
甲州街道のイチョウ並木です。残暑が長かった影響か、今年は色づきが遅いようです。
銀杏の実は例年以上に大豊作。
12日から運転を見合わせていたJR中央線の大月―高尾間は昨日運転を再開。高尾―相模湖間では下り線のみを使った単線運転となっているため、7:40~19:40の間、1時間から2時間半の間隔での折り返し運転となっています。特急や快速は運休が続いています。
昨日の中央線に続き、今日は土砂流入のため通行止めが続いていた中央自動車道の八王子JCTと大月ICの上下線が開通しました。台風の影響で寸断されていた東京と山梨の動脈がようやく復旧したことになります。
今日の午後、八王子の上川霊園にお墓参りに出かけたところ、圏央道の八王子西ICの鶴ヶ島方面入口が閉鎖されていました。本線合流地点の手前で大規模な土砂崩れの跡が見えました。復旧までまなり時間を要しそうです。日曜日夜に茨城県へ車で戻るときに利用するICなので気になるところです(今週は電車)。
先ほど八王子市のHPを見ていたところ、今回の台風19号の被災状況についての資料がまとまっていたので冒頭を引用します。
八王子市の気象観測地点の降水量のデータが掲載されていました。24時間雨量ではなく12日の日降水量を比較したもので、AMEDAS観測地点の市役所で392.5mm(24時間最大降水量は409mm)に対し、高尾山口で525.5mm、上恩方で626.5mmを観測しています。自宅の狭間付近でも500mm近い雨が降ったものと予想されます。短時間でこれだけの雨が降ったため、南浅川や北浅川の水かさが一気に増して氾濫。そして浅川、多摩川へと流れ込みました。
スタンプハイク帳に高尾山頂ビジターセンターで捺印後、薬王院寺務所に提示し登山証を戴いてきました。
高尾山情報ありがとうございます。トクトクブックの10月のスタンプは
月初めに押印済なので、次回の高尾山は登山道の復旧が進むと思われる
紅葉シーズンの11月後半にでもと考えています。