昨日まとまった雨をもたらした低気圧は本州東海上に離れ、大陸から移動性の高気圧が張り出してきました。関東地方南岸には秋雨前線が停滞し、関東地方南部は北東からの湿った風の影響で低い雲に覆われています。この北高型の気圧配置は10月から11月、あるいは2月に多くみられます。上空の日差しが遮ぎられ、関東北部に青空が広がり、上空は乾いた空気に覆われているため、このようなときは遠望が期待できます。今朝も例外でははく、マンションの外階段から日光連山を遠望することができました。皇海山、日光白根山、男体山がはっきりと姿を現していました(オートフォーカスの焦点合わず、写真ボケボケです)。
中央に男体山、左に太郎山、右に大真名子山、女峰山。
関東の最高峰、白根山。
マンションからは赤城山(黒檜山)のピークがちょこっと見えます。マンションの標高は190m、外階段の高さは200m。もう少し標高が高ければ地蔵岳やその左奥に武尊山、日光連山の東に高原山が見えるはずです。
筑波山も男体山と女体山のピークが見える程度。今日は北側に加波山のピークがうっすらと見えてました。
こちらはめじろ台マンションの先に見える東京スカイツリー。
今日はすっきりと晴れないこともあって、昼頃まで遠くの山々やビルが見えていました。
買い出しついでに午前中に訪れた大光寺では十月桜が咲き始めていました。
本州の南海上では昨日台風21号が発生し、台風20号と合わせて今後の動きから目が離せません。台風20号は衰弱しながら22日頃には温帯低気圧に変わる見込みですが、秋雨前線を刺激して本州付近では雨が強まる可能性があります。一方台風21号は海水温の高い領域を北上するため大型で強い勢力に発達する見込みです。今のところ東海上にそれる予想となっていますが、太平洋高気圧が強まったりすると関東地方に近づく可能性も残っていそうです。今後二つの台風の動きに要注意です。
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