今日の昼休み、長めの休憩を頂いて吾国山まで出かけてきました。低気圧が持ち込んだ暖気のため笠間の最低気温は13.1℃、最高気温は23.6℃と5月の初夏並の陽気となりました。海沿いの水戸でも22.8℃まで上がっています。在宅勤務中は半袖Tシャツ1枚で過ごし、昼休みもそのままで出かけます。
道祖神峠から少し林道を登ったところにある駐車場に車を停め、山頂までの急坂を登ります。
東側斜面は杉の木が伐採されていて、展望が開けています。
汗だくになりながら駆け上がり約20分で標高518mの吾国山山頂に到着。山頂から筑波山方面の眺めです。その東には霞ヶ浦まで遠望できました。
山頂からは北側にも眺望が開けています。栃木県方面です。日光連山や高原山、那須方面は春霞や雲の中でした。
山頂からブナ林のある北へ少し下るとカタクリの群生地が広がっています。予想通り満開のお花畑となっていました。
少し大きめの積雲が通過中で日が陰ってきました。満開のカタクリの中、群生地の脇道を下り、スタート地点へ向かいます。
今年はエンレイソウの開花が早く、早くも満開となっていました。
ミヤマカタバミも開花。
カタクリ群生地の碑のところまで下ってきました。再び太陽が姿を現しました。ここから群生地の遊歩道を登ります。
斜面一帯にカタクリが咲いています。一昨日の雨と昨日の暖かさで満開になりました。
遊歩道の両側に咲き乱れています。
周囲にカタクリのお花畑が広がります。
可憐な花をズーム。
ここへ来るのは2年ぶりです。2年前の4月3日に訪れた時は気温が低く、うつむき加減に咲いていました。今日は初夏の陽気でどの花も全開です。
満開の日に訪れたのは何年ぶりでしょうか。。。
尾根道に到着。ここにはブナ林が広がっています。笠間市の指定文化財となっています。吾国山の山頂に近い 標高400~500m付近の北側斜面となります。笠間市のHPによると、ブナの木は目通り幹囲3m以上のものが10本あり、3m以下のものも多数生育しています。吾国山におけるブナ林はブナの純林ではなく、ブナ・イヌシデ・オオモミジ・コナラ等の落葉広葉樹林となっているそうです。
ブナの大木。その下にもカタクリの群生が広がります。
茨城県内では八溝山や筑波山に大きなブナ林があり、吾国山のブナ林も貴重な林として保護されています。
ブナ林の下に広がるカタクリの群生。
このような白い花も見かけました。遠くからズーム。何の花でしょうか・・・
カタクリの群生地を後にして、山頂経由で駐車場へ下ります。
山頂直下で見かけたこの花はツクバキンモンソウ? 時期的に早すぎですね・・・
昼食休憩にもう2か所寄りたい場所があるので、急いで駐車場へ戻ります。山頂から駆け下り僅か10分で到着。笠間の町へ向かいます。
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