今日は春分の日。例年、大光寺の枝垂れ桜が高尾の先陣をきって咲き始める頃ですが、今年は早くも満開を迎えてしまいました。東京靖国神社ではソメイヨシノが3月14日に開花。その後、八王子市役所のソメイヨシノ標準木が3/17に咲き始めました。3月18日には横浜と熊谷で開花、3月19日には前橋で開花と桜前線は北関東まで到達しています。HP情報では、高尾山口清滝駅前のソメイヨシノも既に開花しています。近年、西日本や四国、九州よりも関東地方で桜の開花が早まっている傾向があります。関東地方では冬に適度に冷え込み休眠打破が進みやすいためかもしれません。
昨日から今朝にかけて日本付近を通過した低気圧が北海道付近で猛烈に発達して、風が強くなっています。例年だと冬型の気圧配置となって気温が下がるところですが、関東地方は暖かい西風が吹き荒れ、今日も気温が20℃近くまで上がりそうです。昨日の八王子の最高気温は22.4℃。季節外れの暖かさが続き、大光寺の枝垂れ桜と江戸彼岸桜は満開を迎えていました。
手前から江戸彼岸桜、枝垂れ桜、そして数年前に植栽された枝垂れ桜が揃い咲きです。
一番手前の枝垂れ桜は、数年前に苗木が植えられたもので、かなり立派に成長しました。
推定樹齢400年の枝垂れ桜。満開です。北側から見ると均整のとれた姿です。
少し西側から。横に伸びた枝が立派。
本堂から見下ろします。この方角から見ると上下方向に厚みが増し、男性的な姿で貫禄あります。
下から見上げます。強風に枝が揺れて、早くも花びらが散り始めていました。
本堂前の江戸彼岸桜も満開。
本堂前から見上げます。推定樹齢200年。こちらも枝ぶりが良く貫禄です。
墓地から振り返ります。正面は京王線の高尾駅。冒頭の写真は停車中の京王線の車内から撮影しました。
本堂と江戸彼岸桜。
山門横のソメイヨシノが数輪咲いていました。例年より10日以上も早い開花です。
(おまけ)
ダイヤ改正のヘッドマークを掲出した8000系が高尾駅に入線します。
(続く)