ウリパパの日記

自由気ままに・・・

大光寺の枝垂れ桜と江戸彼岸桜が早くも満開 2020.3.20

2020-03-20 12:52:43 | 自然

今日は春分の日。例年、大光寺の枝垂れ桜が高尾の先陣をきって咲き始める頃ですが、今年は早くも満開を迎えてしまいました。東京靖国神社ではソメイヨシノが3月14日に開花。その後、八王子市役所のソメイヨシノ標準木が3/17に咲き始めました。3月18日には横浜と熊谷で開花、3月19日には前橋で開花と桜前線は北関東まで到達しています。HP情報では、高尾山口清滝駅前のソメイヨシノも既に開花しています。近年、西日本や四国、九州よりも関東地方で桜の開花が早まっている傾向があります。関東地方では冬に適度に冷え込み休眠打破が進みやすいためかもしれません。

昨日から今朝にかけて日本付近を通過した低気圧が北海道付近で猛烈に発達して、風が強くなっています。例年だと冬型の気圧配置となって気温が下がるところですが、関東地方は暖かい西風が吹き荒れ、今日も気温が20℃近くまで上がりそうです。昨日の八王子の最高気温は22.4℃。季節外れの暖かさが続き、大光寺の枝垂れ桜と江戸彼岸桜は満開を迎えていました。

 

手前から江戸彼岸桜、枝垂れ桜、そして数年前に植栽された枝垂れ桜が揃い咲きです。

 

一番手前の枝垂れ桜は、数年前に苗木が植えられたもので、かなり立派に成長しました。

 

推定樹齢400年の枝垂れ桜。満開です。北側から見ると均整のとれた姿です。

 

少し西側から。横に伸びた枝が立派。

 

本堂から見下ろします。この方角から見ると上下方向に厚みが増し、男性的な姿で貫禄あります。

 

下から見上げます。強風に枝が揺れて、早くも花びらが散り始めていました。

 

本堂前の江戸彼岸桜も満開。

 

本堂前から見上げます。推定樹齢200年。こちらも枝ぶりが良く貫禄です。

 

墓地から振り返ります。正面は京王線の高尾駅。冒頭の写真は停車中の京王線の車内から撮影しました。

 

本堂と江戸彼岸桜。

 

山門横のソメイヨシノが数輪咲いていました。例年より10日以上も早い開花です。

 

(おまけ)

ダイヤ改正のヘッドマークを掲出した8000系が高尾駅に入線します。

(続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高尾山霞台から冠雪の燧ケ岳遠望 2020.3.15

2020-03-15 22:14:48 | 高尾山・陣馬山

蛇滝から高尾山霞台園地へ上る途中、標高が上がるにつれて北側の眺望が開けてきます。日光連山は雲の中でしたが、赤城山の東側には青空が広がり、冠雪の山々が姿を見せていました。11時を過ぎたにもかかわらず、一瞬雲ではないかと勘違いするほど鮮明に見えていました。

 

まずは霞台園地(十一丁目茶屋前)で休憩。正面には江ノ島、相模湾を一望します。微かに房総半島まで見えています。

ケーブル山頂駅でトクトクブックスタンプを押してから展望塔へ上ります。

 

展望塔から北側の眺望。東京都上空は雲に覆われ、群馬県方面は快晴のようです。その東側の日光連山は雲の中です。

 

青空の中に輝く白銀の山々をズーム。双峰の燧ケ岳がはっきりと見えています。その右手前は三ヶ峰。左には荷鞍山。さらに尾瀬湿原の南側の1900m前後の山々が連なります。

 

三ヶ峰(2032m) から燧ケ岳(2356m)、荷鞍山(2024m)をズーム。

 

赤城山の裾野の先に見えている白銀の山は西山(1898m)でしょうか。

 

尾瀬方面は昨日の寒気の影響もなく、天気が安定していたようです。午前12時の尾瀬沼ビジターセンタのライブカメラ画像です。ほぼこの方角の燧ケ岳が高尾山から見えていることになります。

 

今日は高尾山頂まで行けなかったので、ライブカメラ(絶景くん)からの富士山を紹介しておきます。朝6時40分の画像を引用します。山中湖周辺は昨日の雪が積もり銀世界となっていました。

 

高尾山からの下りはリフトを利用。乗り始めてすぐにヘリコプターの音が聞こえたので探したところ、多摩丘陵上空に一機飛んでいました。高度が低そうで、リフトからは見下ろす高さになります。コンデジでズームしてパチリ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春本番の高尾山散策 2020.3.15

2020-03-15 17:56:00 | 高尾山・陣馬山

昨日の寒気が残り、今日はすっきりしない天気でした。八王子市内は午前中を中心に青空が広がりましたが、高尾付近は雲が取り切れず肌寒い1日です。上空に寒気を伴った低気圧が日本海を東に進んでいるため、午後から南風が入り、肌寒さも幾分和らいできました。今日の八王子の最高気温はほぼ平年並みの11.5℃でしたが、日中の気温は雪が降った昨日より10℃近く高くなりました。

高尾の大光寺で枝垂れ桜と江戸彼岸桜を見た後、小仏川沿いに蛇滝方面へ向かいます。散策のゴールはトクトクブックの3月号のスタンプですが、蛇滝近くに咲くハナネコノメを見るのがもう一つの目的です。

 

遊歩道梅林の梅はほとんど散ってしまいました。途中、白梅に一輪ピンクの花が咲いていたので写真におさめておきました。

 

昨年の台風19号の豪雨で小仏川は氾濫し、大きな傷跡を残しています。そんな中でも春の草花が咲き始めていました。

 

キバナノアマナが咲いていました。全滅したのではないかと危惧していたのですが、すごい生命力です。

 

奇跡的に多くの花が残っていてくれました。大木の傍に咲いているので、木の根が守ってくれたのかもしれません。

 

スギの木が伐採された遊歩道は明るくなりました。以前にも紹介した「きらぼしの森」と呼ばれる花粉発生源対策活動です。

 

明るくなった影響でしょうか、アオイスミレがたくさん咲いていました。

 

蛇滝方面へ向かうと、ヨゴレネコノメが咲いています。

 

そして、目的のハナネコノメです。

 

このあたりの群生地は高尾で一番かもしれません。数多くの花が咲いていました。

 

蛇滝のハナネコノメは日影沢よりも遅く例年3月下旬に開花するので、今年は相当早い印象です。

 

蛇滝では昨日の雪がまだ残っていました。

 

ケーブル高尾山駅前でトクトクブックに3月のスタンプを押して1年分完成です。3月の絵柄は先ほど見てきたハナネコノメでした。本来であればピンバッチと交換できるはずですが、、、

 

この通り延期となってしまいました。

この後、展望塔に登り燧ケ岳の眺望を楽しんでから下山します。眺望については次の記事で紹介予定です。

リフト山頂駅の近くではミツマタの花が咲いていました。リフト乗り場の目の前だったので、時間節約のため、そのままリフトに乗って下ってしまいました(笑)。

 

高尾山口駅前に咲く桜です。今まで河津桜だと勝手に思い込んでいたのですが、葉が見えていないのでちょっと違うようです。寒桜の一種でしょうか。

 

案内川にかかる橋の上から、大勢の方が写真を撮ってました。

 

最後に清滝駅前のソメイヨシノ。蕾がピンク色に膨らんで花芽が伸びてきました。開花秒読みです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大光寺の枝垂れ桜と江戸彼岸桜が早くも見頃です 2020.3.15

2020-03-15 17:10:21 | 自然

昨日は南岸低気圧の影響で寒気が一時的に流入したため昼前から気温が急降下。南関東でも久しぶりに降雪となりました。八王子では最低気温が1.2℃まで下がり、高尾ではうっすらと雪化粧しています。昨日は娘のアパートの片づけのため藤沢まで出かけましたが、湘南地方でも大きな牡丹雪が激しく降りました。その寒さの中、昨日は東京靖国神社でソメイヨシノの開花が宣言されました。一昨日に2~3輪開花したものの開花宣言の基準となる5輪には満たなく宣言は見送り。気温が下がらかった夜の間に開花が進み、日本のトップをきって昨日の開花宣言となりました。平年値の3月26日より12日も早く、これまで最も早かった都心の開花は2002年の3月16日なので、都心の開花としても早期開花の記録を更新しています。

今朝の八王子は雲が多く、最低気温は0.6℃と氷点下には下がりませんでした。それでも、昨日の雪が残った高尾の山々は雪化粧していました。

小仏峠から景信山の稜線にかけては標高500~700m。木々が雪化粧しています。

 

こちらは高尾山霞台。日が差して30分ほどで消えてしまう春の淡雪でした。

 

関東西部は低い雲がなかなかとりきれませんが北関東は快晴。日の出山から御岳山方面は曇り空ですが、東京、埼玉県境の山々は日が当たり白く輝いています。

3月6日に親が緊急入院しました。新型コロナウイルスの影響で面会は禁止されていて電話連絡も不可。先生から説明を聞いた3月8日以降、病院側から何も連絡がないので金曜日にナースセンターに連絡をとったところ、順調にリハビリが進んでいる様子でホットしました。本来であれば病院に張り付きたいところですが、今は院内感染や老人ホームでの集団感染を絶対に避けなければなりません。国の種々のコントロールがうまく機能して、爆発的な感染を抑制し、医療崩壊もせずに何とか食い留めている状況。病院の苦労は大変なものと察しますが、日本の医療制度の素晴らしさを改めて実感しました。それにしても大変な時期に入院したものです。

一方、娘のほうは自己採点の結果、国家試験は楽々クリアしそう。4月の入社に備えて、藤沢のアパートを引き払い、今度は千葉へ向かいます。その荷物を長沼の実家に一時保管するため、週末はドタバタしています。

そんな中、今日は病院から連絡もないため、午前中に高尾山へ行ってトクトクブックの3月号にスタンプを押してきました。その途中、高尾駅南口の大光寺に立ち寄ったところ、既に枝垂れ桜が見頃となっていて、これまたビックリです。先週の暖かさで一気に開花したようです。

 

推定樹齢400年の枝垂れ桜。今年も咲いてくれました。

 

例年は開花から満開まで楽しめるのですが、今年は一気に見頃を迎えてしまいました。

 

本堂の階段を上って眺めます。このアングルが一番の貫禄。

 

ほぼ満開に近いですね。

 

今週末にはライトアップを見に行く予定です。今週前半は寒の戻りがあるので、まだ散らないとは思います。

 

こちらは本堂前の江戸彼岸桜。推定樹齢200年です。

 

本堂をバックにズーム。

 

本堂前から見上げます。

 

本堂の東側から見上げます。

 

全体的には5~7分咲の印象。枝の先はほぼ満開です。

 

高尾山から帰りに京王線のホームから見下ろします。今週末には満開の姿を楽しめそうです。

 

ついでに高楽寺にも寄ってみました。こちらは開花前で、今週末に見頃となりそうです。

 

よく見ると、既に数輪開花していました。

例年より1週間~10日ほど早く季節が歩んでいます。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひたちなか海浜鉄道 中根駅の大漁桜が満開 2020.3.13

2020-03-13 23:47:30 | 茨城県

ひたちなか海浜鉄道のHPに社長自らが鉄道日誌を連載しています。昨日の夜にのぞいてみると「中根駅で桜満開」の記事が出ていました。もう桜?河津桜?今日はFlex退社の予定であったので、会社を15時に出て時間節約のために勝田駅からタクシーで中根駅へ向かいました。

 

15時25分に中根駅に到着。満開の桜が迎えてくれました。

 

単線のホームの両側に数本の桜が植栽されています。

 

駅前の様子です。

 

駅の周囲には畑地が広がり、何もありません。

 

 

大漁桜と説明が書かれていました。

帰ってからHPで調べてみたところ、この「大漁桜」は、2011年の東日本大震災からの復興を祈念して、「おらが湊鐵道応援団」の協力により、中根駅のホームや土手に植えられたもので、ライトアップは満開の時期に合わせて行われるそうです。

 

勝田駅の上りがやってきました。

 

乗降客は一人もいません。すぐに発車していきました。

 

次の上り列車がやってくるまで20分余り。周囲を散策します。鉄道に沿って小さな川が流れています。周囲には一軒も住宅がありません。東日本大震災の時にはこのあたりまで津波が襲ってきたのでしょうか。

 

東側から見た中根駅です。満開の大漁桜が並んで咲いています。駅の西側の高台の上に住宅街が広がっています。

 

那珂港方面から次の上り列車がやってきました。

 

中根駅に到着。

 

ピンクの桜にカラフルな車両が映えます。

 

早くアパートに戻りたいので、この列車に飛び乗り勝田駅へ向けて出発です。車両後方から見た中根駅の桜。

 

以下はおまけです。

会社の広大な敷地内でも彼岸桜?が満開になっています。

 

ソメイヨシノの蕾も膨らんできました。来週末あたりには咲き始めそうです。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3/14に常磐線全線運転再開 2020.3.12

2020-03-12 20:48:16 | 電車

いよいよ明後日3月14日に常磐線が全線運転再開となります。福島県の富岡駅と浪岡駅の間 20.8kmの営業が約9年ぶりに再開され、東京から仙台まで常磐線がつながります。コロナウイルス騒動で記念イベントは全て中止となってしまいましたが、茨城県内では密かに盛り上がっているようです。

 

水戸駅で見つけたプラレール。

 

こちらは勝田駅。

 

よく見ると、駅のあちらこちらに「つながる常磐線」の案内旗。

 

こちらは友部駅の掲示。

 

3月14日には常磐線が全線運転再開するだけでなく、山手線の新駅(高輪ゲートウエイ)も開業します。さらにJR東日本の新型特急「サフィール踊り子」(E261系)もデビューします。

 

常磐線全線運転再開の記念グッズです。New Daysでオリジナルグッズが第1弾~第3弾まで販売されたので、1弾と2弾ではA4クリアファイル、3弾ではA4下敷きを購入しました。

 

また駅ではつながる常磐線を特集した新聞が配られていました。

 

常磐線全線運転再開により、品川~仙台間で特急ひたちが1日3往復 (1本は上野から)。富岡駅~浪江駅では普通列車が11往復運転されます。またマイナーな話題ですが「佐貫駅」が「龍ヶ崎駅」に駅名を変更します。

機会があったら、特急ひたちで仙台まで行ってみたいですね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

片倉城跡公園のカタクリ開花 2020.3.7

2020-03-07 20:51:11 | 自然

昨夜関東地方の南海上に発生した低気圧の影響で今日は雲が多い一日でした。昼前から夕方までは晴れ間が広がり、洗濯物は何とか乾きました。八王子では最低気温4.4℃、最高気温11.4℃と、日中はほぼ平年並みの気温となっています。

今日は午後から長沼の実家へ行く用事があり、晴れ間が広がってきたのでちょっと片倉城跡公園に寄ってみました。片倉沢では、早くもカタクリの花が1輪開花していました。

 

木漏れ日の差す片倉沢。キツネノカミソリの芽が伸び始めています。

 

先週も紹介した散策路沿いのカタクリは今日も蕾でした。気温が低く日当たり悪いので今日はお休みのようです。気温が15℃を越えると一気に開花するでしょう。

 

他にも蕾が成長している株がいくつかありました。

 

奥の沢の様子です。日当たりが良いため、片倉沢よりもキツネノカミソリの芽吹きが早いようです。

 

先週に比べてカタクリの葉が目立つようになりました。来週にはチラホラ開花しそうです。

 

片倉城跡公園のはす沼の南側に隣接する農家の庭先は南東斜面となっていて、公園よりも早くカタクリの花が開花します。今年も既に数輪開花していました。

 

来週半ばに気温が20℃まで近く上昇する予想なので、1週間後にはかなり花数が増えそうです。

 

はす沼近くでは、カイコバイモが開花していました。

 

片倉沢の散策路では、立ち止まって花を探す人たちがたくさんいました。その先にはカイコバイモの蕾がありました。

 

こちらにも。。。

 

反対側の斜面には先週も紹介した6輪の花。全て開きました。

 

手前の2輪をズーム。

 

彫刻広場近くではリュウキンカが咲き始めていました。

もう春本番です。まだ3月7日なのに。。。

例年より10日ほど早い印象です。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和2年の冬は記録的大暖冬  2020.3.3

2020-03-03 20:28:29 | 自然

昨日気象庁から、今冬の天候に関する報道発表がありました。発表資料の中で記録的暖冬と少雪の状況が数字で示されています。東・西日本で度々顕著な高温となり12月から2月の冬の平均気温の平年差がそれぞれ+2.2℃、+2.0℃と、冬として最も高い記録を更新(統計開始:1946/1947年の冬)、全国の気象台等153 地点のうち111 地点で最も高い記録を更新(タイを含む)、また降雪量も全国的にかなり少なく、北・東日本日本海側では平年比がそれぞれ44%、7%と最も少ない記録を更新です(統計開始:1961/1962 年の冬)。

 

北海道と南西諸島を除き平年より1.5℃以上高い様子がわかります。単月ではなく3カ月通しての偏差が1.5℃以上も上回るのは極めて異例です。

 


12月以降の気温の時系列推移です。東日本と西日本では12月上旬と2月上旬に一時的に寒くなった以外は、ずっと春の陽気が続いたことがわかります。

 

最深積雪の平年比は、日本海側で軒並み60%以下となっています。異常さが伝わらないので、以下に数字の比較表を引用します。

 

降雪量の平年差に注目すると、北日本日本海側で44%、東日本日本海側では僅か7%となっています。雪不足は深刻で、新潟県の標高の低いスキー場では実質的な営業をせずにシーズンを終えたところもあり、北陸では経営が打撃をうけて倒産に至った会社もありました。

 

15時のAMEDASデータを調べてみたところ、新潟県で積雪を観測しているのは津南町の31cmのみ。湯沢町や守門町では積雪ゼロとなっています。例年は1m~2m年によっては3mを超える積雪がある時期ですが、今年の異常さが伝わってきます。

 

関東地方の高温記録を調べてみると
観測史上1位: 宇都宮、前橋、熊谷、水戸、甲府、河口湖、秩父、館野(つくば)、銚子、三島、横浜、網代、館山、勝浦、大島、三宅島、千葉、日光、父島
観測史上3位: 東京、八丈島

ほぼ全ての観測地点で観測史上1位の高温を観測していますが、東京は3位の8.0℃となっています(1位は2007年の8.6℃)。これはヒートアイランド現象が顕著な大手町から、緑地に囲まれた北の丸公園に観測地点が移転した影響が現れており、もし大手町で観測を続けたとすれば、並行観測に基づく新旧地点の気温差0.8℃(12月 0.9℃、1月0.9℃、2月0.6℃)を加味すると8.8℃となり、2007年を抜いて史上1位となっていたところです。
 
3月は寒の戻りも一時的で、来週以降は雨が多く暖かさが継続する予報となっています。2月上旬の一時的な寒さで休眠打破が進んでいるとすれば、3月中旬には全国各地で一斉にソメイヨシノが開花しそうな勢いです。但し、先週末に確認した段階ではソメイヨシノの蕾はまだ固く、開花の時期は今後の天候に左右されそうです。

昨年の台風被害に続いて今回の記録的大暖冬、そして世間を騒がせているコロナウイルスの追い打ちなど、消費税10%の影響が吹っ飛ぶほどの日本経済への大打撃が続いています。今年の夏も昨年同様の巨大台風の直撃や猛暑が予想され、そして忘れてはならないのが、いつかは必ずやってくる首都圏直下型や南海トラフ大地震。コロナウイルスが収束に向かっても、東京オリンピック開催へ向けて自然災害に対する一層のリスク対策が求められます。大会組織委員会が指針案を纏めているという報道もあるので、有事に備えてしっかり対応してほしいところです。今回のCOVID-19への安倍政権の対応を見ていると、危機管理能力や国を束ねる力が予想外に欠落しているように見えてしまうので(我々に開示されない情報に翻弄されている可能性も否定できませんが)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕方にハロとアーク出現 2020.3.1

2020-03-01 17:28:21 | 自然

庭仕事を終わり、洗濯物を取り入れながら、ふと西の空を見上げると、ハロとアークが出現していました。慌ててスマホを持ちだしパチリ。会員となっているウエザーニュースに報告。そしてデジカメでも撮影。

 

ハロは昨日昼にも見えました(昨日ブログでも紹介)。しかし今日はアークも見えています。正確には上部タンジェントアークです。

 

ハロとアークについてウエザーニュースの説明から引用します。ハロの上部に接しているので、タンジェントアークです。

 

ハロの中を飛行機が西へ向かって飛んでいきました(見えるかな?)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

片倉城跡公園のカイコバイモとカタクリの蕾 2020.3.1

2020-03-01 16:56:23 | 自然

今年は強い寒の戻りもなく大暖冬のまま春に突入しました。八王子の気温の2月の平均値は、最高気温12.5℃、最低気温0.9℃、平均気温6.5℃と観測史上1位の高温を記録しています。3月最初の今日は穏やかに晴れて、最低気温4.1℃、最高気温17.7℃と桜の花が咲く頃の陽気。このような暖かさが1週間も続けば、ソメイヨシノが一気に開花しそうな気配です。

今日は午前中に車の定期点検と買い出し、昼過ぎに1日の歩数を見たら4500歩と目標の10000歩には程遠い状況。過度に恐れる必要はありませんが、既に広範囲に蔓延していると思われる新型肺炎ウイルスから身を守るために免疫力UPが欠かせません。昼食後に今日のノルマである庭の草むしりと芝生のエアレーションを急いで終わらせ、昨日に続き片倉城跡公園に散策に出かけてきました。もしかしたら、この暖かさで、カタクリの花が咲き始めているのではないかと思い、双眼鏡持参です。

園内をくまなく探し回りましたが、まだ開花は確認できませんでした。遊歩道近くで見かけた株が2つ蕾をつけていました。ここは毎年一番早く開花を確認する場所です。

カタクリの写真はこの1枚で終わりです。続いて園内の様子を紹介しておきます。

 

片倉沢ではキツネノカミソリやカタクリの葉が目立ってきました。

 

フクジュソウがまだ開花しています。崖の上に咲いていました。ここで見かけたのは始めてです。

 

奥の沢へ向かう途中、崖下でアズマイチゲがちらほら咲いていました。

 

10mほど先の陽だまりでは群生して咲いています。

 

数年前に誰かが種を蒔いて以来、勢いを増すミスミソウ。年々花数が増えています。セツブンソウのようにここに定着しそうです。

 

奥の沢ではキツネノカミソリの葉が伸びて青々としてきました。

 

片倉沢に戻る途中、アオイスミレが咲いていました。

 

カイコバイモの群生地で双眼鏡を使って花を探すと、昨日と違った場所にも咲いていました。ここには6輪の花が群生しています。

 

開花している2輪をズーム。

 

蕾が4輪。

 

更に別な場所でも1輪開花。

どの花も肉眼で認識できますが、双眼鏡で確認してからでないと、見つけるのは至難の業です。カタクリもカイコバイモも例年より2週間近く前倒しで生育中です。この暖かさが3月も続くようであれば、3月中旬にはカタクリの花が一斉に咲き始め、お彼岸にはソメイヨシノが満開。4月初めには葉桜となりそうです。

片倉城跡公園の散策から戻ると、今日一日の歩数は12000歩弱。目標達成。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする