goo blog サービス終了のお知らせ 

ウリパパの日記

自由気ままに・・・

紅葉の三本槍岳登山(3) 三本槍岳から朝日岳と姥ヶ平へ 2022.9.30

2022-10-03 20:43:22 | 山登り

先週金曜日の三本槍岳登山の続きとなります。山頂からの帰りは朝日岳に登り、その後は茶臼岳に登るか、あるいは姥が平へ紅葉の様子を見に行くかの選択枝を考えていました。夕方からアパートで予定があるため、両方訪れるのは時間的にちょっと無理があります。朝日岳に登ってから決めることにしました。

 

前の記事で紹介したように、鏡ヶ沼を見下ろす展望台(山頂から続く尾根の先端の白いエリア)まで下り、再び三本槍岳山頂に戻ってきました。山頂にはさらに多くの登山客が訪れ、眺望を楽しんでいました。最後に紅葉と福島県、山形県の山々を目に焼き付け、朝日岳へ向けて出発します。時間はちょうど9時です。

 

これから目指す朝日岳は1900m峰の先にちょこっとピークが見えています。遠くには八溝山を遠望します。

 

紅葉の中を清水平へ向けて下ります。

 

正面に1900m峰を見上げます。北斜面の紅葉は三本槍岳に負けていません。

 

清水平の木道を渡り、1900m峰へ向けて登ります。

 

振り返ると、三本槍岳と清水平

 

1900m峰から見る朝日岳。かなり近づいてきました。

 

熊見曽根から下る尾根の西側も色づいています。往路では日陰に入っていたため、様子がわかりませんでした。

 

9時50分に標高1896mの朝日岳山頂に到着しました。

 

1900m峰から下ってきた尾根道を見下ろします。山の斜面の紅葉は、太陽を背にするより逆光のほうが映えます。

 

山頂から東側を見下ろします。紅葉が美しいエリアです。見頃までもう少しのようです。あと2~3日で鮮やかさを増してくることでしょう。

 

駐車場のある峠の茶屋方面を見下ろします。

 

こちらは茶臼岳。手前の石の鳥居とお地蔵さんが可愛い。

さて、これからどうするか。。。眺望を十分に楽しんだので茶臼岳に登るのは次回として、遠目に見ても色づき始めたことがわかる姥ヶ平へ向かうことに決めました。

 

剣が峰の南斜面では、あまりの暖かさのためかリンドウの花が開いていました。

 

茶臼岳の西側を牛ヶ首へ向かいます。火山性ガスを噴き出す無限地獄の下を通過します。今回は比較的穏やかな吹き出しでした。

 

牛ヶ首の手前を姥ヶ平へ向けて下ります。予想よりも色づいているようです。

 

ミネカエデが赤く色づいていました。当日一番の赤さです。

 

ここではナナカマドの葉も枯れずに色づいていました。

 

途中で茶臼岳を見上げます。紅葉初期は緑中心の明るい色づきです。

 

11時に姥ヶ平に到着。標高の割には色づきが早いです。あと2~3日もすれば、鮮やかさが増してくるでしょう。

 

木道を歩いてひょうたん池へ向かいます。水面に映る茶臼岳と紅葉。絶景ポイントなので、多くの方が訪れていました。

 

木道から見上げる茶臼岳

 

スマホカメラは全体的に明るく映ります。

 

こちらはコンデジ写真。若干緑色が強めに映ります。

 

姥ヶ平の説明がありました。この周辺は1881年の茶臼岳大噴火で枯れてしまい。わずか140年で美しい紅葉が見られるまでに復活したそうです。自然の回復力には驚きます。

 

姥ヶ平南側の山々も黄金色に輝いています。

 

帰りに茶臼岳西側のガレ場を歩きます。一本のナナカマドが目立っていました。このあたりは噴火時に溶岩が流れたエリアと推定します。140年でここまで復活したのです。

 

朝日岳から1900m峰にかけての稜線を見上げます。

 

駐車場へ戻る途中、朝日岳方面の山を見上げます。朝は朝日を浴びて黄金色に輝いていました。紅葉はこれからで、今週には見頃を迎えるでしょう。

 

暖かさの中でエゾリンドウが花を開いています。

 

12時10分に駐車場に戻ってきました。お疲れ様でした。平日にも関わらず駐車場は満車です。帰りは鹿の湯に立ち寄り汗を流してきました。台風の影響で湯の温度は39~42℃とかなり低めとのこと。44℃に挑戦しようと考えていたのに拍子抜けです。自然相手なので仕方ないですね。

(10/4追記)朝日岳から下る途中、那須岳上空を4~5回小型ジェット機が旋回しました。あまりのスピードに写真撮影はあきらめましたが、肉眼ではっきりとブルーインパルスと認識しました。でも編隊を組まずに一機だけなぜ? 翌日に栃木国体が開催されてブルーインパルスが祝賀飛行しました。その予行演習のための待機、あるいは試験飛行だったのでしょうか・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉の三本槍岳登山(2) 三本槍岳山頂からの眺望と鏡ヶ沼 2022.9.30

2022-10-02 15:34:47 | 山登り

標高1917mの三本槍岳山頂に到着後、周囲の景色や遠望の山々を楽しみました。3年前の10月10日(月山が見えた)、あるいは昨年8月6日(富士山が見えた)に比べると空は霞んでいますが、周囲には雲が無く吹く風は爽やか。そして足元の紅葉とのコラボが美しいです。

 

まずは北側の眺望。太陽高度が上がるとともに陰が短くなり紅葉が鮮やかに輝きます。標高1700m以上では今が紅葉のピークでしょう。遠くには安達太良山から吾妻連山、磐梯山がくっきりと見えています。

 

安達太良山から磐梯山をズーム。

 

右から和尚山、安達太良山のピーク、さらに鉄山、箕輪山と続きます。今年も紅葉の時期に訪れてみたいですね。

 

猪苗代湖の南側には布引高原のウインドファームの風車が見えます。国内最大で高さ100mの風車が33基あるそうです。

 

右から西吾妻山、西大嶺、そして磐梯山

 

北北西に目を移すと雲海が広がります。

 

会津盆地に広がる雲海の先には大日岳と飯豊山。

 

西側には大倉山から三倉山へ尾根が続きます。その先には新潟、福島県境の山々

 

浅草岳と守門岳をズーム。手前には雲海が広がります。

 

三倉山の南には尾瀬や日光方面の山々を遠望

 

三倉山の左には、右から越後駒ケ岳、荒沢岳、中ノ岳を遠望

 

さらに会津駒ケ岳から燧ケ岳の山々

 

燧ケ岳と至仏山をズーム

 

南西方面の全景です。高原山から日光、尾瀬の山々を遠望します。左手前には沼原池。水量が少ないようです。

 

南にはハイマツの先に朝日岳のピークと1900m峰、茶臼岳

 

再び北側の紅葉。ここを少し下り、鏡ヶ沼を見下ろす場所まで北上します。

 

紅葉とクマザサ、ハイマツの中を下ります

 

足元の紅葉と福島県の山々

 

ナナカマドの赤い実と紅葉。北斜面では色づいた葉が残っています。

 

振り返ると紅葉の斜面に彩られた三本槍岳

 

目的の鏡ヶ沼を見下ろす展望地点(標高1826m) まで下ってきました。ここからも飯豊山や磐梯山を遠望。空気が澄んでくれば、正面の旭岳の先に月山が見えるはずです。

 

標高1550mの沼の周囲は色づき始め

 

鏡ヶ沼を見ることができたので、三本槍岳へ戻ります。

 

紅葉に彩られる北斜面。ここまで下ってくるハイキング客は他に1名だけでした。

 

紅葉と緑のコントラストが美しい登山路を山頂へ戻ります。

山頂からは予定通り朝日岳へ向かい、茶臼岳には登らずに姥が平の紅葉を見に行くことにします(続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉の三本槍岳登山(1) 峰の茶屋から山頂へ 2022.9.30

2022-10-01 22:20:03 | 山登り

今週は天気が安定して、朝晩は多少冷え込むようになりました。北関東の山々の紅葉も例年より遅く始まっている様子です。昨日も天気が安定しているので、休暇を取得して那須周辺の山を散策してきました。駐車場渋滞を回避するために朝3時に起床。3時30分に友部のアパートを出発。峠の茶屋の駐車場に5時20分に到着しました。日の出の時刻ですが、東の低い空には雲が立ち込め、日の出は見られそうにありません。

 

5時30分に駐車場を出発して剣が峰へ向かいます。雲の上からの日の出前に光芒が見えました。

 

太陽が出ると、色づき始めた朝日岳方面が黄金色に染まります。

 

こちらは茶臼岳方面。山が輝く美しい時間帯です。

 

足元にはリンドウの花。オヤマリンドウかな?

 

こちらはエゾリンドウ

 

尾根に出ました。剣が峰へ向かいます。太陽が高度を増してきました。ススキは朝日を浴びて輝きます。

 

遠くに朝もやから頭を出す山々は八溝山でしょう。

ここから剣が峰を経由して朝日岳方面へ向かいます。

 

朝日岳から1900m峰に続く尾根道に出ました。日当たりの良い東斜面は紅葉が始まっています。

 

帰りに登る予定の朝日岳を振り返ります。

 

熊見曽根から1900m峰へ向かう途中から朝日岳と茶臼岳を振り返ります。その先には高原山を遠望。朝ならではの透明感ある景色です。足元の紅葉も見頃を迎えています。

 

1900m峰付近からの眺め。紅葉は鮮やかです。

 

ドウダンツツジが鮮やかに色づいています。

 

1900m峰から南西方面の眺望。足元はまだ日陰で暗く、遠く高原山、日光、尾瀬方面の山々を遠望します。

 

日光連山をズーム。左から男体山、女峰山、太郎山、そして右側のピークが日光白根山。やや霞んでいるため鮮明度は今一つです。

 

標高2578mの日光白根山をズーム。関東最高峰です。

 

日光連山の西には燧ケ岳、会津駒ケ岳、越後三山へと続く山並み。昨年8月に登った時のほうがはるかに鮮明に見えました。

 

至仏山と東北最高峰の燧ケ岳(2356m)をズーム。秋にしてはやや霞んでいます。

 

越後三山の中ノ岳と荒沢岳、その右に越後駒ケ岳へと続きます

 

北側にはこれから向かう清水平と三本槍岳。朝日を浴びた紅葉が輝きます。少しくすんだ印象です。その先には磐梯山や吾妻連山を遠望します。北側の眺望は良さそうです。

 

清水平へ向かって下ります。紅葉はまずまず。

 

右手には池があります。周囲の紅葉と遠望の八溝山が綺麗です。

 

清水平の紅葉。くすんだ色が多い印象です。ナナカマドやミネカエデは枯れて既に落葉しています。ここから先は朝晩の冷え込みが強く日中は強風が吹き抜けるため、紅葉のピークが早いのかもしれません。

 

清水平の木道には霜が降りていました。やはり寒いエリアなのですね。以前、10月上旬に訪れた時には氷が張り霜柱が立っていた記憶があります。

 

清水平を過ぎて三本槍岳へ向かう途中で、1900m峰と朝日岳を見上げます。近くで見るより遠くから見たほうが鮮やかです。すぐ近くのナナカマドは既に枯れています。あと1週間早ければ、緑の中に赤い紅葉が見られたのかもしれません。

 

標高を上げます。朝日岳と1900m峰の間に茶臼岳が見えてきました。ハイマツの緑と黄金色の紅葉のコンラストが美しい。

 

これから登る三本槍岳を見上げます。こちらも紅葉に彩られています。

 

最後の登りの中腹にさしかかります。このあたりの紅葉が鮮やかですが、真っ赤に色づくミネカエデは既に散っていました。高山では一気に秋が深まるため、すべての木々が一斉に色づくことはないのでしょう。

 

右手には大日岳と飯豊山を遠望。会津若松の盆地は雲海に包まれています。

 

さらに高度を上げると、猪苗代湖の先に磐梯山、吾妻連山、安達太良山が連なります。

 

振り返ると紅葉の山の先には八溝山を遠望

 

峠の茶屋を出発してちょうど2時間。7時30分に標高1917mの三本槍岳に到着しました。ここで休憩して周囲の紅葉や遠望の山々を楽しみ、鏡ヶ沼が見える地点まで紅葉の中を下ることにしました(続く)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さの中を高尾山霞台まで散策 2022.10.1

2022-10-01 16:24:45 | 高尾山・陣馬山

今朝は北朝鮮からミサイル連続発射というニュースに続き、アントニオ猪木が死去という悲しい知らせが飛び込んできました。難病の全身性アミロイドーシスと闘う姿はテレビでも放映され、日本テレビの24時間テレビにも出演していました。1999年に亡くなったジャイアント馬場と共に、プロセス黄金時代を築いてきました。子供の頃に夢中になった記憶が蘇ります。

さて10月に入ったのに、異常な暑さが続きます。特に北海道の道東ではフェーン現象も重なって各地で30℃を超えました。北海道で10月に真夏日を観測するのは史上初のようです。15時時点での最高気温は常呂31.4℃、湧別30.6℃、斜里30.5℃、女満別と網走30.4℃などAMEDAS 9地点で真夏日を観測。北海道東部を中心に平年より18~19℃も高く異常な高温です。今夜には寒冷前線が南下するため、気温がぐっと下がりそうです。

今週は天気も安定していたので、昨日は休暇を取得して栃木県福島県境の三本槍岳に登ってきました。朝は多少冷え込んだものの、日の出以降は半袖でも十分な陽気で、平年より遅れて始まった紅葉を満喫してきました。膨大な写真を整理する時間が無いため、その様子は後日3回に分けて記事にする予定です(当日YAMAPに投稿済)。リンクを張りましたので、山に興味のある方をこちらをご覧ください。

そして関東地方南部でも今日は夏日となり、最高気温は八王子28℃、青梅28.8℃を観測。空気が乾いているので蒸し暑さは無く、日陰ではしのぎやすい陽気です。10月に突入したので、今日の午前中に高尾霞台までトクトクブックのスタンプを押しに2時間ほど散策に出かけてきました。

9月と同じほぼルートで、裏高尾から蛇滝経由で霞台へ向かい、途中2号路、浄心門、1号路と迂回してケーブル高尾山駅でスタンプ、そして1号路を下るというコースです。蛇滝からの登山路も下りの人が多く、1号路は多くのハイキング客が登ってきました。

 

裏高尾へ向かう途中、高尾駅南口の大光寺に立ち寄ります。暦通り十月桜が咲き始めています。

 

途中、あちらこちらで金木犀の甘い香りを感じました。

 

蛇滝へ向かう途中、濃いピンク色のミゾソバの群生地があります。

 

しばらく登ると、ツルギキョウの花が咲いていました。

 

こちらは実と花。さらに登ったところにもツルギキョウが群生していました。昔ジイソブの花を見かけた記憶があるので探してみましたが、今日は見つかりませんでした。この周辺ではツクツクホーシの大合唱。10月だというのに。。。

 

カシワバハグマ?が1輪開花していました。似たような花がたくさんあるので自信ありません(汗)

 

2号路に分岐してしばらく歩くと、ノササゲの黄色い花を見つけました

 

さらに歩くとカシワバハグマに似た花が咲き始めていました。花のつき方と葉の形から類推するとオクモミジハグマかな?

 

混雑する1号路に合流して浄心門近くの切り株に向かいます。秋祭りのオブジェでした。周りのトンボが可愛い。

 

手前には木の実が並んでいます。

 

十一丁目茶屋の横からの眺めは夏のように霞んでいます。江の島(右端)や三浦半島(正面)はかすかに見える程度です。

 

ケーブル高尾山駅で目的のスタンプ(10月の絵柄は先ほど見たオクモミジハグマ)を押してから北側を眺めます。全く紅葉していません。最低気温が10℃を切らないと色づきません。今年の9月は10℃どころか15℃を下回らない朝が続いています。

 

1号路を下る途中で見かけました。カシワバハグマかな?

 

金毘羅台園地に到着。正面に八王子の街並み、そして右奥には都心のビル群が霞んで見えます。

 

東京スカイツリーと新宿のビル群

 

東京タワーはうっすら(ブログアップすると解像度低下のため認識不可)。その左の工事中?の高層ビルは見る度に高くなっている印象。どこのビルでしょうか。。。

 

1号路でのノササゲを見かけました

 

1号路の清滝近くで見かけたイヌショウマ

 

ツリフネソウの群生地。まだ元気に咲いていました。今日はキツリフネを見かけませんでした。

 

昼前の清滝駅前広場の様子

 

高尾山口駅へ向かう途中、新しいお店がプレオープンしていました。山の家「TMH.(TAKAO MOUNTAIN HOUSE)」です。一般民家をリニューアルして作られたようです。時間が無いので今日は立ち寄りませんでした。

 

コーヒーとクラフトビールコーナーも併設

 

高尾線開業55周年の記念HMが高尾山口駅に掲げられていました。もしかしたらこのデザインのHMを掲出した電車が運用されているかもしれません。今日はHM車探しはせず、狭間駅で来年度の卓上カレンダーを購入して自宅へ戻りました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする