おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ヘムスロイド村祭り~

2010-05-23 23:34:43 | 湖国日記
連日、かなりの距離を移動してます・・・
今日は仕事で京都まで。帰宅は9時前・・・へとへとですわ・・・

昨日は、午後いちに、琵琶湖博物館で開催されたシンポジウムのオープニング演奏。
なので、準備やらリハやらで、朝から詰めていました。

終了後、烏丸半島から駆け足で湖東町まで。

そう、恒例の「アートギャラリーヘムスロイド」があるんですね~



あわただしくて、中途半端な写真しか撮ってないねんけど、
なんせ、到着したのが4時前やったからね。
初日の村祭りのピークはすんでたみたい~。

ヘムスロイドというのはスウェーデン語で手工芸を意味する言葉です。
旧湖東町の工業団地の中にあるヘムスロイド村には、陶芸、彫刻、彫金・・など、
様々な素材をモチーフとしたナチュラルアートの工房やアトリエがあるんですよ。

年に一度、5月の第4土・日曜日に、「アートギャラリーヘムスロイド」が開催されて、
県内外から100名以上の工芸作家が参加し、各ブースで様々な作品が展示、販売されます。
他にも、コンサートがあったり、地元の人たちの模擬店などもあって、かなり盛り上がりますよ。

取材もさせてもらったこともあるし、知人の作家さんが工房を持ってたこともあって、
何度もここへ来てるんやけど、そういや、ここ2年ほどは忙しくて行けてなかったな~

で、ここへ来たら、必ず訪れるのがこちらのブースです~



お友だちでもあり笛吹仲間でもある、木の笛の製作者SHIGEさんのブースです~!
ほぼ毎年こちらに出店してはるんやけど、こんな笛を作ってはります~



かき、さくら、けやき、いちょう・・いろんな木でできた笛です。
もともとは、ヨーロッパのハンガリーにあった民俗楽器ですが、
ハンガリーでは「木でできたオカリナ」という、ハンガリー語の呼び名があるようです。

日本にこれを紹介した方がいて、日本産の木の笛に、「コカリナ」という名前を付けました。
日本で最初に作られたのは京都の美山らしいです。

長野オリンピックの時に、コースを造るのに伐採された木を使ってこの笛が作られ、
長野の子どもたちがその笛を使って、閉会式に「ふるさと」を演奏したとか。
それが物語になって、小学生の課題図書にもなったらしいです。
そんないきさつがあって、木の笛「コカリナ」は、全国に愛好者がいるんですよ。

私が笛吹を始めたのも、実は、こっちの笛の方が早いんですね。
たまたま、フリマの記事を書こうと思って自らフリマに参加したら、そこでこれを演奏してる方に出会ってね~
陶器のオカリナなら落として割りそうやけど、木の笛なら私にも吹けるかも~って思ったんですよ(笑)
相方?を誘ってこの笛の公民館講座に参加して・・・、翌年、今度はヨシの笛に出会い・・・今日に至るというか。

どちらにしろ、この木の笛が縁で、師匠ともあおぐ?「ほっとらいん」さんとも知り合い、
SHIGEさんにも出会い、笛吹きの日々が始まったんでした~

ヘムスロイドでは、私が製作してる某社の季刊紙の表紙でお世話になってる、
紙のものつくり作家、NAOさんのブースもあって、ついつい、また買ってしまいました~
ダンナの焼酎用の陶器のカップと、いつものようにネコの色紙~(笑)

NAOさんの作品は、こちらから~

それにしても、多忙な一日。
疲れ果てて、日記を書く元気もなかった次第・・・