ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

アートで島おこしの行方

2012-08-24 18:06:40 | 877プロジェクト
瀬戸内海に浮かぶ静かで美しい島が、経済成長期以降に公害や廃棄物問題によって沈みかけていました。それらの島が、「アートの島」で復活し、今や世界中の旅行者や、カップル、ユーミン、おばはん軍団まで訪ねる名所となってます。

昨年、短期大阪市民だった時に小豆島から、その直島、豊島を巡り大いに楽しみました。
そこはまるで、アートの万国博覧会のようでした。世界的名画が置かれている安藤忠雄の美術館から、あじのある島の集落に点在するアートプロジェクトまで盛りだくさん。
高級リーゾート雑誌に魅せられて来る欧米人が、瀬戸内海の小島の路地裏を歩いたり、銭湯に入るなんて、なんとも素敵な日本旅行じゃありませんか~

お子様教育とらじろうで有名な民間企業がパトロンになってることもありますが、何十年もかけて地元とアートが共生共存できるようになったようです。


さて、沖縄の橋で繋がった離島、うるま市に属している伊計島でも規模は小さいですが「イチハナリアートプロジェクト」というのが始まったので遊びに行きました。


うるま市の学校統廃合で廃校となった小中学校と寂れた集落が会場。
米軍基地だらけで、人口密度の異常に高い沖縄本島。しかし、仕事や買い物で便利な都心部や大阪東京へ人口が流出し続け、不便な離島ややんばるの山奥は過疎化が危惧されています。

ここらは、四つの島が長い海中道路と橋で結ばれていて、海がきれいな沖縄観光ドライブコース。
伊計島はその最終地点に位置する美しい小島。きれいなビーチがあるけど、どこも有料、しかも素朴な島で客引き合戦まで見せられては興ざめです。
せっかくここまで来たら、何かないと。金網の先の海を見て、Uターンするだけじゃつまらない。
そこでこのアートプロジェクト、今後長く続けて定着していって欲しいです。


いつか、この神出鬼没のおばぁが人気者になってるかも、、、