本日、晴天半袖日和。
車で5分の近所ではこの土日、野外音楽フェスの「残波ジャム」が開催されてます。
大好きなUAちゃんも出演するけど、ギターの内橋和久さんは来ないようなので今回はパス。内橋さんとドラムに芳垣安洋さんが来てくれれば最高なのに、なかなか沖縄では東京のようにメンツが集まらず残念。
先月のはなしですが、しばらく使わず固くなってしまった頭とギターをリハビリする為に、その「内橋和久さんの即興音楽ワークショップ」に参加しました。

参加者が講師の周りに輪を書いて向き合って座り、ソロを回したり指差された者同士が演奏したりするやり方でした。いわゆるセッションにならないようにするのがなかなか難しかったです。
セッションのようなかたちを取ると言う事は、コードやリズム等の法則で相手をしばることになってしまう。バラバラなことをやるのではなく、演奏相手の音を良く聞きその気持ちを汲み取り一番出したい自分の音を出す。
解っちゃいるけど、雰囲気的になかなか奇抜なことやスカッとするような面白いことが出来ずじまいで終了しました。参加者は、その日初めて会うメンツばかりだったので、ある程度相手を知ってからやったら、また違ったかもしれません。
そんな流れで、沖縄へ来てからは聞く気も起こらなかったその手の音楽に再び興味が湧きました。
「OUT TO LUNCH」という写真集が出され再び注目の阿部薫。
若い頃には、ランボーやセリーヌからトムバーラインやパティースミスには興味はあったけど、手を出すことのなかった阿部薫。過激なサウンドと生き方で、70年代を駆け抜け、1978年、29歳で夭折した稀代のアルトサックス奏者です。
youtubeは、おそらく、死後色んな音源が出され阿部が最初に再評価された頃の「プレステージ」という番組。これが面白い、なんと言っても出演者の話が皆さんかみ合ってない。
番組は、まるで音楽音痴ぽい蓮方が司会。出演は、佐野元春かと思ったら五木寛之、音楽評論家の相倉久人、血管切れそうな演出家の芥正彦、阿部薫をはじめて聞くというジャズ評論家平岡正明、同世代の三上寛さん、思い入れたっぷりの当時のジャズ喫茶のママ(恐っ)、そしてフリージャズに興味なさげのPANTAに山川健一。
今の時代になって、やっとその生き様だけでなく、その幅広いテクニックを真似て演奏できたり、その凄さを解りやすく説明できる人が出てきましたが、当時は皆さんまだ良くわからないまま論議してた感じでほのぼのですね。
普通なら、チャーリー・パーカーの音色の美しさと、エリック・ドルフィーの斬新なテクニックを受け継いだ、豊饒なサウンドを奏していた絶頂期の「解体的交感」あたりを押すのであろうが、
ワタシのお勧めはこれ
スタジオセッション1976.3.12
音の隙間から、色んなモノが聞こえてきます。
何度も聞ける悲しい名盤。
闘うようなフリージャズが嫌いなヒトでも大丈夫。お部屋で、サティをかけるかのように、、、
車で5分の近所ではこの土日、野外音楽フェスの「残波ジャム」が開催されてます。
大好きなUAちゃんも出演するけど、ギターの内橋和久さんは来ないようなので今回はパス。内橋さんとドラムに芳垣安洋さんが来てくれれば最高なのに、なかなか沖縄では東京のようにメンツが集まらず残念。
先月のはなしですが、しばらく使わず固くなってしまった頭とギターをリハビリする為に、その「内橋和久さんの即興音楽ワークショップ」に参加しました。

参加者が講師の周りに輪を書いて向き合って座り、ソロを回したり指差された者同士が演奏したりするやり方でした。いわゆるセッションにならないようにするのがなかなか難しかったです。
セッションのようなかたちを取ると言う事は、コードやリズム等の法則で相手をしばることになってしまう。バラバラなことをやるのではなく、演奏相手の音を良く聞きその気持ちを汲み取り一番出したい自分の音を出す。
解っちゃいるけど、雰囲気的になかなか奇抜なことやスカッとするような面白いことが出来ずじまいで終了しました。参加者は、その日初めて会うメンツばかりだったので、ある程度相手を知ってからやったら、また違ったかもしれません。
そんな流れで、沖縄へ来てからは聞く気も起こらなかったその手の音楽に再び興味が湧きました。
「OUT TO LUNCH」という写真集が出され再び注目の阿部薫。
若い頃には、ランボーやセリーヌからトムバーラインやパティースミスには興味はあったけど、手を出すことのなかった阿部薫。過激なサウンドと生き方で、70年代を駆け抜け、1978年、29歳で夭折した稀代のアルトサックス奏者です。
youtubeは、おそらく、死後色んな音源が出され阿部が最初に再評価された頃の「プレステージ」という番組。これが面白い、なんと言っても出演者の話が皆さんかみ合ってない。
番組は、まるで音楽音痴ぽい蓮方が司会。出演は、佐野元春かと思ったら五木寛之、音楽評論家の相倉久人、血管切れそうな演出家の芥正彦、阿部薫をはじめて聞くというジャズ評論家平岡正明、同世代の三上寛さん、思い入れたっぷりの当時のジャズ喫茶のママ(恐っ)、そしてフリージャズに興味なさげのPANTAに山川健一。
今の時代になって、やっとその生き様だけでなく、その幅広いテクニックを真似て演奏できたり、その凄さを解りやすく説明できる人が出てきましたが、当時は皆さんまだ良くわからないまま論議してた感じでほのぼのですね。
普通なら、チャーリー・パーカーの音色の美しさと、エリック・ドルフィーの斬新なテクニックを受け継いだ、豊饒なサウンドを奏していた絶頂期の「解体的交感」あたりを押すのであろうが、
ワタシのお勧めはこれ
スタジオセッション1976.3.12
音の隙間から、色んなモノが聞こえてきます。
何度も聞ける悲しい名盤。
闘うようなフリージャズが嫌いなヒトでも大丈夫。お部屋で、サティをかけるかのように、、、