久しぶりに勝浦温泉へ。
勝浦まで足を延ばすのは何年ぶりだろうか?
まずは腹ごしらえ。
田辺にある「銀ちろ」本店で「さざなみ弁当」1800円也をいただく。
二段重ねの下段のお重には、しらすたっぷりのしらすご飯。
上のお重に煮物や刺身のおかずが盛られてる。
刺身も活きていておいしい。イカは松笠にしてあり手が込んでいる。
これこれ!これが食べたかったんです。
単なるお吸い物ですが、わかめのように見えるのは「ひろめ」。
わかめより身は分厚くて弾力がありとてもおいしい。
どこかで買える所はないか?聞いてみた。
残念ながらひろめの旬は2~3月で、その頃なら魚屋で買えるが今はもう売っていないらしい。
冷凍しておき必要な量だけもどして湯通しして食べるとの事。
2~3月といえば梅の頃、梅見を兼ねて買いに行かなくちゃ・・・と、思った。
相変わらずくねくね、アップダウンの多い国道42号線。
南海、東南海地震が来れば、津波で42号線はズタズタになってしまうのではないか?そんな事を考えながらも快適な海沿いをドライブ。
橋杭岩辺りちょうど干潮のようでした。
橋杭岩のそばにあった「弘法の湯」は今でもあるのだろうか?
ちゃんとありました。しかも建物がきれいになっている。
勝浦に到着。
桟橋から浦島、中の島、越の湯などの宿に向かう連絡船や「紀の松島めぐり」の遊覧船がひっきりなしに乗客を運ぶ。
今宵の宿は桟橋の前、浦島チェーンの「万清楼」。
浮き球をアクセントにした塀の奥に7台ほど停められる駐車場がある。
万清楼、玄関は和風の構えだが横に6階建てのビルを備えた全30室程の中規模旅館。
宿の紹介は後で・・・。
魚市場近くに2軒の足湯がある。
上は手湯も備えた「海の湯」で、貼られている成分分析表を見て
なんと成分総計8055mg/Kg のナトリウム・カルシウム-塩化物泉。温度が38.6度と低目だが成分総計の多さに驚いた。
こちらは「鮪の湯」。分析表は掲示されているが見にくい場所だったので確認していないが、ふわ~っと硫黄が香る湯だった。
足湯にしておくのがもったいないぐらいの湯量。
月曜日の朝、どちらの足湯もお掃除中でした。
真ん中の建物をはさみ、右手は「鮪の湯」の貯湯槽、左手は「海の湯」の貯湯槽。
「海の湯」の方はわからないが、「鮪の湯」は、以前ここに旅館があり、そこで使われていた源泉らしい。
泊まった「万清楼」も独自源泉、恐るべし勝浦温泉。