元は町営の国民宿舎だったらしいが、今は民間経営に変わっている国賀荘。
同じ写真だわ。
この玄関やフロントは2階にあたる。
部屋は3階の6畳間で広縁はない。
狭い感じはいなめないが、大きな窓の下に物を置けるスペースがあり使いやすい。
窓からは海が見えるが、反対側の部屋からの眺めの方がよいかもしれない。
空の冷蔵庫、電気ポット、テレビ・・・狭い部屋だけど、コンパクトにまとめられ使いやすい。
部屋の入り口を入った所にユニットバス&ウォシュレットのトイレ。
古い建物でエレベーターはなく、階段使用が多いのは辛い。
風呂は1階なので、部屋からは2階分上り下りしなくちゃいけない。
しかし、この風呂、温泉ではないが、何か凄く気に入ってしまって、何度か階段上り下りして風呂へ行った。
湯の浴感は、真水を沸かしたものと何か違い柔らかい感じがする。
聞けば麦飯石を入れていると言われた。
湯船から湯があふれ出し、循環してないように思えた。
カランは5ケ所有り、リンスインシャンプー、ボディシャンプー、それに真新しい石鹸が置かれていた。
風呂は23:00まで、朝は5:30~。
久しぶりな宴会スタイルの夕食。
盛りだくさんの料理が所狭しと並んでいた。
ほとんど一気出しで、お吸い物とお餅のみ熱々が運ばれた。
料理長からの差し入れで鯛の刺身がふるまわれた。
この量でも持て余す刺身なのに、この上に鯛の刺身が・・・。
岩ガキも出て、好きな人にはたまらないだろうが、苦手な私は食べられない。
朝食はいたってシンプル。
アラメの煮物、金時豆の煮もの、これはおいしいと思った。
食事は精一杯のもてなしをしてもらっていると思うが、そう魚好きではない私、おいしい!と思うものは少なかった。
夜の冷水はなく、自販機でお茶を買うが普通160円ぐらいで売られているのが200円と割高。
土産物コーナーに赤ハゲ山の土で染めたスカーフが売られていて、薄いべんがら色でとても良かった。
買おうか迷ったが5000円近いので、これは諦めたが、今思えば買って帰れば良かった。
素朴な感じの経営者、スタッフ・・・ほのぼのとした気持ちにさせてくれる宿で、隠岐に来る事があれば、もう一度泊まってみたい宿だった。