岩惣の夕食は部屋で。
前回、夕食も食事処でいい・・・と思ったが、食事処もみじは隣とのテーブルが近く落ち着かない雰囲気で、
やはり夕食は部屋でゆっくり食べた方がいい・・・と、今回はそう感じた。
器も秋仕様。
蟹身を挟んだ厚焼き、鮭で作ったころ柿、袋茸の白和え・・・と、色とりどりの八寸で見た目も味も楽しめた。
ぷりぷりのカンパチと鯛の刺身は藻塩で頂く。
舞茸、もって菊などのトッピング。
あなご寿司も一切れ。もう少し食べたぃ~。
刺身、あまりすきではないのでこれぐらいが適量。
前回、サワラの刺身が皿いっぱいで、かなり持て余した。
焼カキに瀬戸内産のレモンを絞って。
表参道の商店街はカキを焼く臭いが充満していた。
おいしそうな臭いだが、カキは好きではないので、これもいやいや食べた。
左の写真は八寸の蟹身入り厚焼き玉子と栗の渋皮煮など。
右は先附のなんきん豆腐、揚げたクルミや汲み湯葉トッピング。
お品書きには鱧とあったが、出てきたのは鯛の一人鍋。
これが実にいい味の出しが出ていて、ほんとにおいしかった。
広島牛の陶板焼き。
肉の下にはエビイモ、上にはリンゴ味噌、その上はガダイフ。
ガダイフ・・・?小麦粉と水で練った生地を極細の麺状にしたもので、トルコではスィーツに使われるらしい。
〆は鮭とイクラの親子ご飯。
デザート、撮り忘れ。
凝った料理で、味も良く、ほんとに満足した。
前回よりも満足度は高い。
まぁ、宿泊料金も紅葉シーズンとあって前回よりも高かったんだが。
夕食後、5分程歩いて厳島神社の方へ。
神社は拝観終了だが、大鳥居や神社はライトアップされている。
丁度、鳥居の下を遊覧船がくぐっていた。
朝食も前回とは変わり、凄く良くなっていて驚く。
配膳された和食の他にハム、ベーコン、生野菜、フルーツ、パン、飲み物などのビュッフェが用意されていた。
この和食だけでも十分なおかずなのに、その上にまだ食べられるなんて。
パン、食べてみた。
う~ん、おいしいじゃないですか。
前回の朝食、外人さんだけ和・洋が選べたが、今回は同じ和食が配膳され、洋食がいいのならビュッフェのものを・・・。
と、いうようなスタイルだった。
この半ビュッフェスタイルがこれからもず~っと続くのかは未確認。
前回、食事に関してはイマイチ感が残ったが、今回のような夕・朝食なら文句はない。
荷物だけ桟橋まで送ってもらうようにしてチェックアウト。
モーニングコーヒーは本館向かいにあるお休み処で頂く。
老舗という暖簾にあぐらをかかない、細かいところまでサービス が行き届いたいい宿だった。
今年2度岩惣さんに泊まった。
宮島へは何度も来ている。
もうおそらく宮島へ来る事はないだろうと思うが、
岩惣さんには又泊まってみたい。
岩惣さんに泊まりたいから宮島へ行こう!・・・かな。
一度目の岩惣さんの食事はこちら。