串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

秋の東北旅の帰途に

2013年11月30日 | 旅-関東・中部

10月24日

赤倉温泉「ふるや」をチェックアウトし、すぐ近くにある「妙高山麓直売センター トマト」へ。

う~ん、前回訪問時は台風18号で、雨風強かったけど、この日も雨。

野菜、果物、加工品・・・結構な品揃えで、ここで買い物するのは楽しみ。

竹元さんだったっけな?この方のリンゴもおいしいです。

長野~塩尻から国道19号線へ。

道の駅「木曾くらしの工芸館」で、数多く並べられた木曾漆器を見る。

いいなぁ~、でも高い。

ティスプーンを2本だけ購入。

すぐ近くにある蕎麦屋「ていしゃば」で昼食。

蕎麦は開田高原など地元産の二八そば。

つゆもカツオの香りがたち、甘くも辛くもなく丁度良い味で、なかなかおいしい。

私は「エビ天おろしそば」を注文。

山菜も乗っかり・・・。

 そして、デザートには、干し柿の中に柚子の皮を巻き込んだ「初霜」が三きれ。

木曾のお漬物「すんき」ってどんな味だろう・・・?

食べてみたくて注文する。

酸っぱい~。

「すぐき」のようだが、塩を全然使ってないので、すっぱさだけを感じてしまい、
う~ん、私は食べなれた「すぐき」の方がいいなぁ。

玄関には白の「いわしゃじん」が満開。

我が家では「いわしゃじん」は育たない。

3鉢あるのだが、どれも花咲かさず枯れてしまったようだ。

来年、芽吹いてくれるだろうか?

福沢桃介ゆかりの桃山発電所。

はぁ、雨にたたられた秋の東北旅。

台風接近で予定を切り上げ、半分ほどの日程で帰って来た。

同時期の去年の紅葉は素晴らしかった。

自然相手なんだから仕方ないけど、やはり異常気象なんだろうか?

雨だったが、奥日光の素晴らしさが光る旅でした。 


大谷石

2013年11月30日 | 旅-関東・中部

秋の東北旅での話です。

10月20日 朝から

今日は、金精峠越えで奥日光へ入り、戦場ヶ原散策の予定だったが、
1日中雨の予報では予定を変えざるを得ない。

紅葉時期の日光、いろは坂や中禅寺湖畔では車が渋滞するというので、裏から日光入りす
るつもりだったが、この雨では日光へ出かける人も少ないだろうと、表からアクセスする。

東照宮は見ているし、大阪人、そこへは行きたくない。

そうだ!大谷石。

大谷石の集落「徳次郎」を見てみたかったが、雨の中ウロウロするのも辛い。

それなら大谷寺へと・・・。

すごぃぃ、圧倒される。

九州の羅漢寺も岩を背景にお堂が建っていたのを思い出した。

堂内に大きな磨崖仏が3x3体彫られているが、こちらは撮影禁止。

何もかも大谷石で造られている。

ベンチも焼却炉も・・・。

宝物館には縄文最古(11000年前)の人骨が展示されている。

本物で撮影禁止。

20歳前後、身長154センチの男性で、昭和40年防災工事中に、お堂下150センチの
所からこの世に現れた。

手足を折り曲げた屈葬姿で、歯がきれいに残っていて驚くと同時に羨ましかった。

大谷寺のすぐ前にある大谷公園へ。

昭和23年から6年の歳月をかけて造られた26.93mの平和観音がそびえる。

はぁ~凄い!と、何を見ても

車に戻ろうとした時、大谷寺への参拝ツアー客がやって来た。

続いて近くにある大谷石の地下砕石場跡がある大谷資料館へ。

入館料金600円を支払い、長い階段を地下30mへと下りて行く。

空気はひんやり。

この階段、手掘り時代には80キロもある石材を背負って運び出したという。

おぉ、すごぃぃ。

一般人の目に触れる事なく「未知なる空間」と呼ばれた地下砕石場跡は、
後楽園球場が一つすっぽり入ってしまうだけの大きさ・・・と、パンフに。

本格的な採掘は江戸時代中頃から始まり、機械化される昭和34年頃までの
手掘りのツルハシ跡が残る。

表面にタテの線が残っている部分は機械化されてからのもの。

プロモーションビデオの撮影が行われていた。

音響効果、いいだろうなぁ。

平均気温は8度前後で、戦時中は地下倉庫や軍事工場として、戦後は政府米の
貯蔵庫だった、大きな天然冷蔵庫。

かねてより一度見てみたいと思っていたが、雨が降らなかったら来てはいなかった。

にっくき雨続きの旅だったが、いい事もあった・・・かな?

 これだけ雨が降ればさぞかし水量も多いだろうと、華厳の滝へ。

エレベーターの中も観瀑台でも外国語が飛び交う。


吾妻屋の風呂

2013年11月29日 | 宿-東北

10月に泊まった高湯温泉 吾妻屋さんの風呂を・・・。

カラフルな傘をさし、戸外に2ケ所ある露天風呂へ。

  
途中にあるお休み処もいい雰囲気だけど、この雨ではねぇ・・・。

露天風呂「風楽」は、男女別と家族風呂があり、夜明けから22:00頃まで入浴可能。

まずは家族風呂で年賀状用の写真撮影。

湯船は小さくて2~3人が入れる広さ。

家族風呂は入口にサンダルが置いてあれば使用中。

予約も必要なく空いていれば自由に使える。

木がうまく使われていて、山の中の秘湯という雰囲気が漂う。

こちらは女性用。

白い湯と湯船回りの黒い板が好対照をなし、雰囲気抜群。

右手の手摺も自然木がうまく使われている。

冷たい雨の中を80m程登り、外風呂「山翠」へ。

冬の雪の中を歩いて行くのは、ちょっと辛いだろうなぁ。 

 

 「山翠」は男女別の露天風呂で、夜明けから日没まで入浴可能。

こちらは男性用で「風楽」と違い、石が多用されている。

湯船は大きい。

ちょっと「鶴の湯」の露天風呂に雰囲気が似ているような気がした。

男女別と家族風呂がある内湯は24時間入浴可能。

浴室への戸を開けると木張りの床が広がり、その奥に湯船が二つ。

ふと、青森の嶽温泉にもこんな風呂があったなぁ・・・と、思った。

源泉が注ぐ浴槽は少々熱めと、二つの浴槽に温度差有り。

露天風呂のように白濁していない。

あの白い湯は劣化によるものだと思う。

外気にふれる露天風呂は、内湯より劣化が速いのだろう。

露天風呂より湯は新鮮なこの内湯が気に入り、何度か入った。

露天風呂も内湯も山の宿らしく、自然材料でうまく造られ、凄く雰囲気は良い。

 

物置の窓に見えた湯ノ花。

湯の管理は大変なんだろうなぁ。

露天風呂への出入口近くに、着替えの浴衣とバスタオルが置かれていて自由に使える。

この横に大きな冷蔵庫が置いてあり、各部屋には冷蔵庫がないので、これを共同ながら自由に使える。

    • 源泉名:湯花沢3番
    • 泉質:含硫黄-Ca・Al・Na-硫酸塩泉(硫黄泉)
    • PH=2.8  50度
    • 成分総計:1643mg/Kg
    • 特筆する成分:硫酸イオン 620.4  遊離二酸化炭素429

 


太陽に向かって

2013年11月27日 | 非分類

ズボラッチさん、3枚貼り付けておきます。

売れる代物じゃありませんが。

 

 


航空自衛隊岐阜基地祭

2013年11月26日 | 旅-関東・中部

私にしては珍しい晴天のこの日。 

 太陽に向かって。

逆光でも案外おもしろい写真・・・かも。 

 

真っ逆さまに。

後ろで見ていた若い女性「すてきー、惚れ惚れしてしまう・・・」と。

 

おもちゃのように見えるブルーインパルスだが・・・。 

 

 

ぐ~んと垂直に上がり。

今度は横飛び。

そしてUターン。

うん?五輪マークか?

バスの駐車場になっていた所は一面に芝生が生えていた。

自衛隊のグラウンドだろうか?

14:30のブルーインパレスが帰えるのを見届け、ここに停まっているバスに戻って来る
予定だったが、私たちは13:00過ぎにはバスに戻り、この場所で展示飛行を見た。

以下の写真は、駐車場で見た訓練・展示飛行。

 

戦闘機F15,F2 輸送機C1 など5機種9機の異機種大編隊飛行。

横から見ると。

当初、オスプレイの展示も検討されたが、フィリピンの台風被災地支援で調整がつかず、とりやめになったとか。

この後、ブルーインパレスは小松基地に向け飛び去って行きました。

小松まで何分で行くんだろう?

ゴー、バリバリバリと爆音、轟音・・・音が凄い。

非力なカメラと私の腕ではこれが精一杯。

ビデオは相方に撮ってもらったんだが、余計なところも写っていて修正しなくてはいけない。


岐阜基地航空祭ツアー

2013年11月25日 | 旅-関東・中部

 2013年11月24日 

岐阜県各務原市にある航空自衛隊岐阜基地で開催される、航空祭の日帰りバスツアーに参加。

実に過酷なツアーだった。

集合は6:30なので、始発電車で難波へ。

難波からはバスが7台、梅田からは13台、他、大阪周辺からは合計40台の観光バスが目的地に向かう。

バスは定員に近い40名。

40台x40名=1600名あまりの人が参加。

早くも名神草津SAでトイレの大行列。

女性用だけではなく、男性用にも行列。

もっとも草津SAのトイレは改修工事中で仮設トイレだったが、個室の数は多い。

東海北陸道の岐阜各務原インターで下りる車の大渋滞。

基地には車の駐車場はないので、路駐と思われる車がアチコチに。

コンビニも違法駐車されないよう、駐車場の入口に警備員配置。

駐車場を探す車や観光バスで基地前の道路も大渋滞。

このままじゃ10:40~のブルーインパルス飛行が見れないと、途中で観光バスから全員降りて徒歩で基地に向かう。

いちおうボディチェックはあるが、なんせ大勢が押し寄せるので簡単なチェックで入場。

桜が紅葉しているが、飛行が見れる場所へ急ぐのでゆっくり撮る時間もない。

各種飛行機も展示され、その前で記念写真を撮る人や、お弁当を広げる人達もいて、天気にも恵まれ、すっかり行楽モード。

しかし、トイレの行列はここでも。

バスの車中でも添乗員さんが、さかんにトイレの話しをした。

メイン会場ではない「南会場」には仮設トイレが2ケ所で、個室は10もないだろう。

メイン会場の「北会場」には、たくさんのトイレがあるらしいが、そこまで行くには30分ほど歩くか、シャトルバスに乗らなくてはいけない。

結局私は北会場へは行かなかった。

↑は、正門そばの仮設トイレで個室は4。

この日の人出は2004年と同じ15万人と多数。

同じバスツアーの1600人のうち半数は女性としたら800人。

なんと少ないトイレなんだろう。

しかし、これは自衛隊側の責任ではない。

入場無料、そして観光バスの駐車料金も徴収してなかったと思うが、広い観光バス専用の駐車場が用意され、
誘導している人達は、キチンと制服を着た中間幹部職と思われる人達。

広く国民に航空自衛隊の活動を示す場としての航空際。

来る者は拒まぬ・・・なのだろう。

ゴミも大量に出るが、全て元をただせば税金でまかなわれている。

そんなイベントに無理も承知でバス40台分の集客をするツアー会社の儲け主義に、トイレの長蛇の列に並びながら腹が立った。

はぁ、これじゃ京都の紅葉でも見に行った方が良かったなぁ。

15:00にバスに戻り帰途に着くが、これまた一時になり道もSAのトイレも大渋滞。

高速道路もず~っと渋滞気味で、難波に到着したのは21:00前。

長い1日だった。

文句ばかり書いたが、ツアーで用意されたこの簡素な弁当が結構おいしくて。

若い人や男性なら物足りないだろうが、私のような年寄りにはこれで丁度良い。

足りなければ、会場内のたくさん出ている屋台で何か食べれば済む事だし。

そうそう、その屋台でビールを探したのだが、どこも売っていなかった。

アルコール禁止?

ショーの模様は後日。

まずは文句たらたら。


高湯温泉 吾妻屋

2013年11月24日 | 宿-東北

高湯温泉 吾妻屋旅館 日本秘湯を守る会の宿でもある人気旅館だ。

るるぶトラベルで予約が出来、10月22日に宿泊。

雨の中、硫黄臭漂う高湯温泉へ。 

宿の前に駐車場があるのだが、車を停め玄関へ着くまでにもひどく雨に濡れた。

先日宿泊した金太郎温泉は、傘を2本持って車まで出迎えてくれたのだが・・・。

宿へ着くまでに荷物の整理が出来ていない時が多く、車を停めるなり出迎えられる
のはあまり好きではなく、ほおっておいて欲しいのだが、金太郎のこの出迎えは嬉しかった。

建物の中に入ると左右に箱階段のような下駄箱があり、当日の宿泊者の氏名が書かれた
紙が貼ってあり、靴はその中へ自分で収納する。

フロントの奥から可愛い声の女将が現れ、A3サイズの用紙に館内の見取り図や、
入浴時間などが書かれた紙を渡され説明を受ける。

下駄箱といい、この案内書といい、女将かどなたの発想か、なかなかのアイデアマン。

エレベーターに乗り、長い廊下を歩き部屋に案内される。

ロビーにはコーヒーが用意されていたが、すっかり忘れてしまい、コーヒー好きの私が
一杯も飲まなかったとは・・・。

雨も降っているので、宿の周辺をうろうろする気にもならず、結局、ロビーへ行ったのは
チェックアウトする時だけだった。

通された部屋は露天風呂の入口に近い8畳間。

部屋に入った時、ぷ~んと湿気臭い匂いがしたので、持参している消臭剤をまくが、
これは部屋にも用意されていた。

奥に3畳ほどの広縁があるが、椅子ではなく座布団が敷かれていた。

ここには椅子とテーブルが欲しい。

ウォシュレットのトイレと広い洗面台。

立派な洗面台にはコップが2つと小さな固形石鹸のみという簡素過ぎるアメニティ。

この広縁の手前にトイレと洗面。

テーブルの上には冷水ポット。

灰皿は要らないから携帯や時計を入れておく小物入れが欲しい。

この小物入れを置いてくれている宿は案外少ない。

お金かからない備品なので、是非用意して欲しいものだが・・・。

鍵は2つで片方には金庫の鍵がセット。

 

朝・夕共に食事は部屋でいただく。

会津の郷土料理「ニシンの山椒漬」、う~ん左は何だったっけ?

 

 

 エビの下にはカモの燻製が隠れている。

 

 刺身こんにゃく。

一人鍋は牛しゃぶ。

大きな肉が2枚と食材にはお金がかかっている。

今回の旅で泊まった宿の中では一番豪華な食事だった。 

こちらは朝食。 

夕方、少しの時間停電になった。

ブレーカーが落ちたのだろうが、宿で停電に遭うのは初めての経験。

各部屋でドライヤーをいっせいに使われたらブレーカーが落ちてしまう事があると、
どこかの宿で聞いたのを思い出した。

そういう宿では電気ポットは置かれていない。

車に電気ポットを積んで旅してる私。

電気ポットではない宿で使おうという算段だが、これを使ってもよいかどうか?
宿の人に聞いてから使う事にしているのは、一時的な停電を引き起こさないか?
と、心配するから。

結構、年季が入った建物で満室だったこの日、全ての部屋の電気ポットが
いっせいに使われたせいかもしれないなぁ・・・。


金太郎の行き帰り(北陸食堂)

2013年11月19日 | 旅-関東・中部

 11月12日 この日も

最近は雨の日を選んで旅行しているみたいで嫌になる。

那谷寺へ行く前に昼食。

国道8号線、分校町にある北陸食堂

外観からして明らかにチェーン店展開をしている「まいどおおきに食堂」ではない。

国道8号線から少し脇道に入ると、広い駐車場。

 

11:00オープン。開くのを待って一番乗りの客だった。

店内はファミレスのように明るく広い。

お刺身定食を注文。

味噌汁を豚汁に変えられるというので、豚汁にしてもらう。

具たっぷりのおいしい豚汁だった。

お刺身は、イカ、ヒラメ、ブリ(?)、ツブ貝、甘エビの5種盛り。

ヒラメのエンガワも入り、どれも活きていておいしい。

小鉢は「鯛の子のたいたん」ときゅうりの酢の物。

こちらは相方が注文したランチのエビフライ。

大きなエビにたっぷりのタルタルソース。

帰り際、お金を払う時に気付いた「おかず棚」。

単品のイカ刺、ツブ刺し・・・。

あぁ、これを注文すれば良かった。

食べ終わる11:30頃から客がどんどん入店して来た。

きっと地元でも人気店なのだろう。

11月13日 金太郎温泉をチェックアウトし、かねてより行きたかった生地(いくじ)の町へ。

富山県の指定遺跡の「生地台場」が復元されいぇいる。

1851年、外国船来航に伴い、海防上の必要から加賀藩が造ったもので、現在の台場は、原型の台場の上に当時の設計図を元に復元したものという事。

延長63m 幅8m 台場の上には船で運ばれた5丁の大砲が据えられた。

台場の上に登ると寒々とした日本海が眺められた。

 生地の魚の駅で魚でも買って帰ろうか・・・と。

「とれたて館」の片隅に吊るされていた大きな天然ぶり。

ここは「くろべ漁協」が運営していて、食事ができる「できたて館」と、鮮魚・干物・特産物を販売する「とれたて館」の建物が並んでいる。

鮮魚コーナーで「あおりイカ」を買い、皮剥きまでしてもらい、その日自宅で食べたが甘味があり凄くおいしかった。

ツブ貝も大小さまざま売られていて、大きなものはその場で刺身にしてくれる。

干物コーナーも充実していて、珍しい「あおりイカの一夜干し」を買って帰った。

大きな発泡スチロールのトロ箱いっぱいに鮮魚等を買って帰る観光客も見受けられ、知る人ぞ知る魚屋さんなんだ。

北陸道を通る時、ちょっと寄り道して買い物して帰ろうと思った。

生地は黒部川の伏流水がアチコチで湧き出る所。

ここ魚の駅の駐車場の一画にも水が湧いていて、自由に汲める。

もちろん、頂きました。

武生インターで下りて、越前そばを食べ、水ようかんを買いに。

今日は御清水庵(おしょうずあん)で、蕎麦を頂く。

 新蕎麦らしいが、私には香りも味も違いが分からない。

福井の珍しい習慣「コタツで水ようかんを食べる」。

だから福井の水ようかんは冬場だけしか作られない。

「えがわ」の水ようかんを買って帰り、甘さ控え目の味を楽しんだ。


金太郎温泉の風呂

2013年11月19日 | 宿-北陸

チェックインして部屋に通された時、仲居さんから「今なら空いています。もう少しすれば150名程の団体が
チェックイン予定なので、
お風呂に行くなら早い方がいいですよ。」と、言われた。

それではと、大急ぎで浴衣に着替え、エレベーターで1階へ下り、宿泊者専用の大浴場へ。

さすが!多くの入浴客を迎える脱衣所、広くてきれい。 

文化勲章受賞 二代目 浅蔵五十吉氏の手による九谷焼の陶板で描かれた壁画が壁一面に。

女性用は海辺にカモメが舞う「海辺飛翔」。

男性用は「四季ノ花園」らしいが、風呂は男女入れ替えではない。

この壁画大浴場はチェックインからアウトまで一晩中入浴可能。
しかし、この広い大浴場で夜中に一人入浴は怖い!

浴槽は手前に梅の形をしたジャグジーの風呂、その横に大きな湯船が2つ、
一番奥の窓辺に金太郎風呂と4つある。 

メインの浴槽は、やや白濁し、湯もぬるめ。

 その横のこちらも大きい浴槽。

湯ノ花で真っ白にコーティングされた湯口。

手ではらうと、塊になって湯の中へ。

この湯船の湯が一番熱くて透明度も高い。

きっと源泉投入量が多いのか、源泉槽なのか?

ずらり並ぶカランも21ケ所。

硫黄による腐蝕防止か、カランは塗装(コーティング)されている。

シャンプー類のメーカーは・・・?

固形石鹸や売店で販売されているアメニティが多種置かれていた。

これだけのアメニティを引っ越すのが大変なので、男女入れ替えはしないのだろうか?

一番奥に金太郎が座る六角形の湯船はジャグジーに。

ちょっと怖い金太郎。

他に入浴客がいない時、誰か居るのか?と、どきっとしたが、なぁんだ金太郎だった。

壷の中から源泉が出ていて、コップが置かれていた。

飲むと塩辛く、えぐみもかなりある湯だった。

 

こちらは立ち寄り客用「カルナの館」の宿泊者専用の脱衣所。

日帰り客用の脱衣所は別にある。

宿泊者は朝の5:00から入浴可能で夜は23:00まで。

日帰り客は9:00~なので、この差の4時間はゆっくり入れる泊まった者の特典だ。

ここにだけタオルが置かれていた。

以前、立ち寄りで入浴した時にも驚いたが、やはりこの銘石の乱立に驚かされる。

メインの浴槽から湯があふれ出す。

 

健康道場と名づけられた各種変わり風呂があり、どの浴槽にも温泉が使われている。 

全身用ジャグジーはエステバスと名づけられ、一番人気があるようで、
「使用はお一人様5分で・・・」と、貼紙がしてあった。

しかし、端っこには不気味な泡がたっぷり溜まっていた。

源泉掛け流し・・・?、この泡を見る限りそれは???。

この長方形の浴槽は、源泉浴槽だと常連さんが言う。

確かに湯は透明に近く、湯温も高い。

2つ浴槽がある露天風呂にもふんだんに銘石。

軒屋根しかないので、夏の日焼けや雨が降る時は辛い。

 

右奥の方から源泉が注がれているようで、石が抽出物でコーティングされている。 

はぁ、ここは気持ち良い。

宿泊者専用の風呂場近くに、銘石を陳列したコーナーがある。

ははぁ、今は取れないと聞いていた佐渡の赤玉石ってこれかぁ・・・。

部分的にコケに覆われた庭石。

石、私も結構好きなので見入ってしまったが、この宿、こんなに石にこだわるのは何故?


 

源泉は金太郎温泉1号、2号、3号井の混合泉。

昭和40年、地下1000mより湧き出した、73.5度の含硫黄-Na・Ca-塩化物泉。

Na=4580  K=292  Ca=1303  Cl=9610  Br=39.7  HCO3=107 

成分総計16,170mg/Kg  という凄く濃い温泉。

久しぶりに嗅ぐコゲ硫黄臭は嬉しかったが、源泉の使用方法についての掲示はない。

あれだけの浴槽を源泉で満たすには相当な湧出量が必要だろう。

湧出量の表示も見当たらなかった。

まぁ、いいか、あれだけ温泉を楽しめたんだから。  


金太郎温泉

2013年11月16日 | 宿-北陸

以前、立ち寄りで入浴し、いい湯だと知っていたし、宿泊者専用の大浴場に入りたくて
いつかは泊まろうと思っていた金太郎温泉。

平日限定のリーズナブルなプランに飛びついた。

駐車場に車を停めると、男性スタッフが車まで傘を持ってお出迎え。

少しロビーで待たされ・・・。

案内された部屋は12疊の広い部屋。

6畳ほどの広縁に空の冷蔵庫が置かれ、持込自由との事。

窓の外に目をやると、すっかり葉を落とした桜の向こうに田園が広がる。

 

洗面所には男性用化粧品。

トイレはウォシュレット、それに電気ポット。

夕食は部屋で。

味付けは良いが、やはり冷めている。

お品書きもなく、仲居さんが簡単に説明してくれるが、中に何が入っているのか
食べても分からない料理が数点。

レバーかと思ったが牛肉だった。

冷めてはいたが、カレー味のコロコロじゃがいもがおいしかったハマグリのグラタン風。

 

キノコ鍋にはつみれが2つ。

別注のツブ貝の煮物。

献立の中にも少しは出たが、ツブは好きなので頼んでおいた。

しかし、砂をかんでて、じゃりっとくるものが多く、結局食べ残してしまった。

 湯葉でくるんだ蒸し物だが、中身は何だろう?

別注した「しろエビのかき揚げ」。

しろエビよりサクラエビの方が味があっておいしいかな。

別注の料理以外10品以上出て、味付けもよくておいしいのだが、90室もある団体向けの宿、
そして一番安いプラン、これ以上望むのは無理だろう。

朝食は6:30~と早くからスタートするバイキング。

出発の早いツアー客に応じているのだろうか?

どれといっておいしいと思うモノはなかった。

同じような大規模の湯瀬ホテルの朝のバイキングで出されたミズやぜんまいの煮付け、
実においしかったのを思い出した。

その時の様子はこちら。


雨の神通峡

2013年11月15日 | 紅葉

11月13日 金太郎温泉をチェックアウトし、が見頃を迎えている神通峡へ。

富山と高山を結ぶ国道41号線を走り、国の登録文化財に指定されている「笹津橋」に到着。

昭和16年に架橋された4代目となる笹津橋。
鉄骨・鉄筋コンクリート製で、今は歩道橋としてのみ使われている。

橋長85m 大きなアーチが美しい。

越中と飛騨を結ぶ交通の要衝だったこの辺りに初めて架けられたのは明治19年。
しかし、1年で破損してしまったらしい。

笹津橋からJR高山線の鉄橋を望む。

が来てくれれば絵になるのだが・・・。

高山本線は沿線の眺めが良い。

ずっと南の岐阜県七宗辺りも今は紅葉がきれいだろう。

ゴトゴト鈍行に揺られての列車旅も捨てがたいものがある。

平行して鉄骨造の5代目新笹津橋。

神通川に架かる吉野橋から神通川第一ダムを眺める。

雨で紅葉も冴えない。

背後の山は冠雪。

前日から寒くなり、この日、東海北陸自動車道では冬タイヤ規制だった。

 

猪谷駅を出た特急「ひだ」が山肌に沿って上って行く。

この後、トンネルへ吸い込まれて行った。

のどかな田園風景が広がる神通川東岸。

時々はやむが、ほとんど1日中雨だった。

北陸道を走っていると、小松空港へ降りるが・・・。

今回の旅では、NEXCO中日本の速旅「北陸・岐阜ドライブプラン」を利用した。

北陸道では米原~朝日までが2日間乗り放題で¥3500

周遊ゾーンまでの料金は必要だが、それを加えても半額ぐらいの高速料金だった。 


那谷寺の紅葉

2013年11月13日 | 紅葉

11月12日 富山県の金太郎温泉へ泊まりに。

往路立ち寄ったマキノ町のメタセコイヤ並木はまだ青葉。

北へ行くと、少し色づいてきているように思いました。

那谷寺の紅葉は、まさに見頃を迎えていました。

 

 

寒い雨の降る日だったので、観光客もまばら。

詳しくは後日。


ふるやさんの食事

2013年11月11日 | 宿-甲信越

 食事は朝・夕共に1階の食事処で頂く。

堀コタツ調の足がおろせるテーブル。

一番リーズナブルな「おためしプラン」の食事。

柿なますが柿に盛られ。

なますたいらげ、柿もかじるいやしい私。

めだいの薄造りにかんずりが添えられた刺身。

そばがき鍋

 あったまるし、お腹も結構ふくれる。

ちょっとはりこんで「雪中梅」を。

妙高ののっぺは、野菜も大きく切られ、寒い所なのでよく温まるようにとあんかけ風。

こっちの「のっぺ」の方が好き。 

蒸し物は「そば蒸し」。

添えられた生姜がよく効いていておいしいのだが、ボリュウムたっぷりでちょっと持て余す。


 

田舎の朝ごはんと銘打った朝食。

地元の豆腐屋さんのおぼろ豆腐、国産大豆の天心納豆・・・。

具たっぷりのお味噌汁はたっぷり6人前ぐらいはあった。

海苔は珍しくないが、ふりかけが出る宿、他にあったかなぁ?

厨房と食事処はすぐそばで、温かいものが頃合をみて提供された。

この後、ロビーでコーヒーを頂いた。

リーズナブルな宿泊料金なのに、料金以上のサービスが受けられ、又泊まりたい宿の1軒となった。    


ふるやさんの風呂

2013年11月08日 | 宿-甲信越

 部屋は2階、風呂は3階にあり、エレベーター完備。

24時間入浴可能だが、男女入れ替え作業のため19:30~20:00までは入浴不可。

風呂場入口の前に冷水が用意され、奥にはエステーコーナー。

チェックインした時女性用だった「石の湯」の脱衣所。

広くてきれい、清掃行き届いているようで気持ちが良い。

床は青石。

その床に湯船の四方から湯があふれ出て実に気持ちが良い。

湯船は一つだが3つのブロックに分かれている。

源泉が注ぎ込む小さめの所と広い部分、それに浅い寝湯。 

 

アメニティはポーラ製。

化粧落としや洗顔石鹸などはない。

こちらは20:00以降チェックアウトまで女性用になる「畳の湯」の脱衣所。

洗い場以外の3方に畳が敷かれている。

湯船からあふれる湯は、洗い場の青石の床へ流れ出る。

こちらも湯船は「石の湯」と同じような造りで、左手前には寝湯の枕が見える。

この日、女性客は少なかったようで、いつ風呂へ行っても貸切状態。

驚いたのは、どの鏡もピカピカ。

こんなにきれいに磨きあげられている風呂場の鏡、今まで見た事があるだろうか? 

大女将筆の額がかかる。

露天風呂は小ぶり。

身を乗り出すようにすれば、右方向に妙高山が望める。

湯は妙高山北地獄谷に湧く源泉を引いてきている。

源泉掛け流しで金甚さんと同じ湯のはずだが、金甚さんの方が良かった。

こちらの風呂が大きいからだろうか?

9月に訪れたホテル金甚


赤倉温泉 ふるや

2013年11月05日 | 宿-甲信越

10月24日 本来の予定では、この先も北上し青森を目指すつもりだったが、
台風26号が関西に向かってきそうな気配。

大阪も数日前よりず~っと雨が降り続いているらしい。
留守宅が心配になり、この先の宿をキャンセルし大阪へ戻る事にした。

キャンセルした宿は5軒、そのうち1軒は「台風なのでキャンセル料は頂かない。」と、嬉しいお言葉。

2軒はしっかりキャンセル料金を支払う事になった。

栗駒から1日で大阪まで帰るのはちと辛い。

幸い台風接近は少し後のようなので、急遽、赤倉温泉に宿を求めた。

鳥海山の見送りを受け国道13号線を南下。

最上川の白糸の滝辺り、凄い風が吹いていた。

赤倉温泉の宿は「ふるや」さん。

金甚さんに泊まり、すっかり赤倉の湯が気に入ってしまい、東北からの帰途に1泊するには地理的に丁度良い。

 部屋は10疊、非温泉のバス、ウォシュレットのトイレ付き。

10疊間の横に3疊ほどの広縁があり、冷蔵庫やお茶セットが置かれている。

大きな冷蔵庫には冷水だけ。

ポットは電気ポット。

お着き菓子も2種類。

浴衣はS、M、Lサイズが置かれていた。

洗面所のアメニティ。

館内の見取り図だが、館内の全ての文字はこの書体で書かれている。

これらの文字は大女将が書かれたものらしい。

こんなの私でも書けるわ・・・なぁんて思ったら大間違い。

しっかり書道の下地があっての文字だと思う。

滞在中お目にかからなかったが、どんな女性なんだろう? 

ご尊顔を拝したい・・・と、アチコチに書かれた文字を読む度に思った。

インテリアも洒落ている。

さりげなく置かれているが、一つひとう覗いてみたくなる。

 

 

楽しそうな鉢だこと。 

 

 

朝食後はロビーにコーヒーが用意されている。

広いロビーで頂きました。