串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

意図せず

2009年09月29日 | 宿-北海道

さすが、目のつけどころが違いますね。

何の細工もしてないと思うよ。

絶えず、湯があふれ出てるから、樹質の柔らかい部分が
削れてしまったんじゃないかしら?

光線の加減で、お湯が光ってるようです。

あっ、花咲、イマイチでした。
やっぱり茹でたてでないとね。

 


湯宿だいいち-お風呂

2009年09月29日 | 宿-北海道

湯船がたくさんあるという「湯宿だいいち」のお風呂が楽しみでした。

↑内湯なんですが、暗くて見えないですね。

床も湯船も全て木造りのステキな浴室でした。
湯船は、うたせ湯、寝湯、大きな浴槽とあり、そのどの湯船からも
湯が掛け流しになり木の床へ流れ去ります。

洗い場は、7箇所。
案外少ないなぁ・・・と、思いましたが、満室のこの日でも
待たなければいけない事はありませんでした。

外へ出ると大きな露天風呂。
その他に樽風呂、寝湯、小さな川べりの露天、それに女性用だけ
岩盤浴があり、これは、結構人気があるようでした。

岩盤浴専用のバスタオルと湯浴み着が部屋に用意されて
いましたが、私は岩盤浴、パスしました。

川べりに混浴の露天風呂があります。
左手側が男性入り口です。
男女共、ここに入ってる人は少なかったような・・・。

川べりの小さな湯船で、この左手が混浴の露天風呂。

ちょっと湯がなまり気味でしたが、身を乗り出せばご覧のような渓流が
見えて、私は、この風呂が一番気に入りました。

湯は、成分総計1,637mg/Kg の Na・Ca-Cl・硫酸塩泉ですが、
少し塩分を感じるだけの特徴乏しいものでした。

しかし、モダンじゃない内湯のたたずまいが多いに気に入り
いつまでもゆっくり入っていたいお風呂でした。

 




 

 


初紅葉の旅-1

2009年09月28日 | 旅-北海道

9月21日~24日まで、日本一
早く見られる大雪山の紅葉を
見に北海道へ行って来ました。

5月に集合場所である関空で、
ツアーをドタキャンして以来、
久しぶりの北海道。

あのトラウマが頭をよぎり、
今度は万全の体調で
臨まなければ。

幸か不幸か、飛行機は
13:00発と遅い出発なので
ゆっくりした気分で関空へ。

不採算路線の廃止とかで
地方空港への直行便は、
ぐんと少なくなり、大阪から
北海道へ飛ぶには随分
不便になってしまった。

かろうじて1日1便だけ飛ぶ
全日空で女満別空港へ。

13:00発と遅い出発なのに、到着が遅れた飛行機は、当然出発も遅れてしまう。
女満別空港到着15:05の予定が、15:30頃になってしまった。

車を走り出すと、すぐ「北海道へ来たぞぉ!」と、いう気分に。

お迎え有難う!

今回の行程は、女満別空港でレンタカーを借り、まず泊まりは、
養老牛温泉「湯やどだいいち」。

翌日は、野付半島~春国岱~釧路。
当初、養老牛温泉で2泊を予定していたが、旅館3泊の食事量、
行程の厳しさを考えると、中間で釧路のビジホに泊まる事にした。

釧路のビジホは、おなじみの東横イン。
祝日の泊まりなので30%オフの5600円ほどのルームチャージで泊まれます。
食べなかったけど、夕食にはカレーが無料でふるまわれ
簡単な朝食も料金に含まれています。

釧路から大雪高原へ行き、去年は雨で果たせなかった
高原沼めぐりのリベンジ。
これが、今回の1番目の目的でした。

女満別空港から養老牛温泉へ行くまでにある「裏摩周湖の展望台」へ
やって来ましたが、時刻は17:00前。
すでに陽は傾き、薄ら寒いです。

「裏摩周」の展望台、一度来てみたかった所でしたが、
木々が視界をさえぎり、摩周湖は、あまり見えません。

う~む、これなら第2展望台からの眺めの方がいいなぁ。

本日のお宿、養老牛温泉「湯やどだいいち」に到着。
かねてより一度泊まりたかった人気宿で、
日本秘湯を守る会のお宿でもあります。

さぁ、どんな湯とゴチが待っているのでしょう。

 

 





 


三国峠の人気者

2009年09月26日 | 旅-北海道

今年も会えました。

可愛いでしょ。
三国峠の茶店のウラで餌をゴチになるシマリス。

カゴを覗けば、ヒマワリの種が・・・。

人馴れしているのか、近寄っても逃げません。
三国峠のアイドルです。

 

 




 


返して北方領土

2009年09月25日 | 旅-北海道

根室近くでよくこの看板を見かけました。

野付半島を走っていた時、海の彼方に浮かぶ島は、国後島だと知りました。

海岸線から16キロしか離れていません。
こんなに近いんだ。

そして納沙布岬にやって来て、もっと驚いてしまいました。

わずか3.7キロ離れた所に立っている、昭和12年に建てられた貝殻島の灯台。
背後のなだらかな島は、歯舞群島の貝殻島。

貝殻島、小さい頃よく聞いた島の名前です。
貝殻島沖で漁船がソ連に拿捕された・・・と。

こんなに近かったんだ。
そして、戦後60年以上も不法占拠が続いている。

早く、日章旗が彼方の島に翻りますようにと、「北方館」で署名してきました。

「はよ、返して!」

 


初紅葉

2009年09月24日 | 紅葉

北海道で今年の初紅葉を見てきました。

大雪高原温泉から点在する沼をめぐります。

去年は雨で諦めた沼めぐり。
今年は晴天に恵まれ、きれいな紅葉をめでてきました。
しかし5時間近くの山歩き、しんどかった・・・。


一言主神社の彼岸花

2009年09月20日 | 

我が家のベランダの彼岸花、咲き始めました。

そうだ!彼岸花を見に行こう!


↑、我が家の彼岸花ではありません。

葛城古道にある「一言主神社」へ彼岸花を見に・・・。

神社前の参道に車を停めると、あたりの田んぼのアチコチに彼岸花が。

このあたり満開のようですが、全体的には、まだ蕾も多くあり
しばらくは楽しめると思います。

 前を走る道路は、県道30号線で五條に向かっている。
晴天のこの日、みんなどこへ行くのだろうか?
南下する車は、断続的に渋滞。

5連休も、もっぱら安近短のレジャーか?
年金暮らしの私、本来なら安近短で済ますべきなのに明日から北海道。
なんとまぁ、贅沢な・・・。
バチが当たるぞぉ。

近くの九品寺の萩が咲きかけていました。


菊屋の粟ぜんざい

2009年09月10日 | 食べ物

菊屋の粟ぜんざい、久しぶりに食べました。

若い頃、職場が北浜の三越百貨店の中にありました。
堺筋を挟んで、三越の向かいに「菊屋」の本店があり、
その2階が甘み処になっていました。

三越の社員食堂で昼食を食べた後、菊屋へ行き
この粟ぜんざいを、よく食べました。

懐かしい味。
ピチピチのあの日に戻りたい。


宇宙茶廊 sora

2009年09月07日 | 食べ物

リンクして頂いてる「よりりんさん」のブログで知った「宇宙茶廊sora」。

10月いっぱいでお店を閉められるとか。
そんなに遠くないのだから一度行って来なくちゃ、と・・・。

国道166号線の竹内峠を越え奈良県に入ります。

晴天のこの日、大津皇子の墓がある二上山へ登山する人もいっぱい。

県道30号線を南下し、弁之庄へ。
途中、看板が出ていて簡単に近くまで行けたのだが、
目指すお店が分からない。

狭い道を何度かウロウロし、やっと到着。
なんだ、さっきもこの前を通って、「変わったモニュメントだなぁ、
後で写真撮ろう。」って思っていた家屋でした。

築80年の町屋を改造し2003年に始められたという。

おっと、首タオルはやめて!恥ずかしいよ。

こだわりのほうじ茶か?
ほうじ茶のプリンなどもありました。

焼きなすのポタージュから始まりました。
野菜ばかりの精進料理・・・で、しょうか?

左から、なんきんとペンネのグラタン。
なんきんの甘さをうまく引き出しています。

冷奴ですが、豆腐の嫌いな若い人も喜んで食べられるように、
オリーブオイル&塩&何か分からなかったハーブがトッピング。

ひじきの韓国風白和え。
さつまいものマリネ。

野菜サラダとコンソメスープ。
サフランとジャスミン茶で炊いたご飯。

メインは、何かと思っていたら、こんにゃくのから揚げ風で
甘みの効いたピリ辛ソースで頂きます。

デザートは、ゆず茶ゼリー&コーヒー。

以上、宇宙ランチ¥1,260でした。
男の人には少し物足りないかもしれませんね。

ヘルシーでおいしかったし、夕食の献立に悩む主婦にとっては
家庭でも真似できそうな内容で、「なるほど」と、感心しながら頂きました。

初めて行ったのに10月いっぱいで閉店。

もう一度行かなくちゃ・・・。

次から次へとお客がやって来ていました。
私は当日の10:00頃、電話で予約して11:30~でした。
電話予約必須でしょうね。
0745-69-7624

帰りに発見した看板。

あっ、食事や喫茶だけでなく、ギャラリーがあったり
器や小物、洋服など売っているコーナーがあります。


日吉大社(終わり)

2009年09月05日 | 旅-関西

西本宮から東本宮へ向かう途中に、青白く光る苔が・・・。

紺照り鞍馬苔らしいです。

鞍馬苔、苔と名がついていますが、常緑性のシダです。

 

 

14基ある神輿のうち7基が展示されています。

↓にも書いてあるように、日吉大社の僧兵達は、
この2tもある神輿を担いで京都へ押しかけたという。
はぁ、昔の人は、心身ともに強靭だったんだなぁ・・・・。

 

東本宮の楼門。
秋には手前のモミジがさぞきれいでしょう。

 

日吉三橋の一つ「二宮橋」。

今は通行止め。

雨が本降りになってきました。
苔がきれいな静かな参道を歩き日吉大社を後にします。

近くには「日吉東照宮」といって
日光の東照宮のモデルになったお社があるのですが、今日は、パス。

日吉大社だけでも、じっくりと見るなら半日は充分必要でしょう。
それほど、見ごたえのある神社だと思いました。

幅の広い石段が続いています。

これを上がるとどこへ行くのだろうか?

比叡山延暦寺の横川へと続いていて、歩く事1時間ほど。

「昔の人は、これを上って比叡山へ行ったんでしょうか?」と、尋ねる私。
「いいえ、今でもハイキングがてらに多くの人が上って行きますよ。」
と、受付の方が・・・。

私も行ってみたくなりました。
涼しい時に、紅葉の頃に・・・。

本降りの雨の中、湿度も高くて汗まみれの私は、
比叡山へ上がる「坂本ケーブル」へと急ぎます。


日吉大社の続き

2009年09月03日 | 旅-関西

神猿(まさる)とよばれ、守護神として祭られる猿ですが、頑丈なオリの中で寂しそう。

このあたりから比叡山にかけて、野生の猿や鹿、ウサギ、タヌキがよく見かけられるらしいです。

きっと、このオリの近くにも、野生の猿が来ているのでは?
その自由な姿を羨ましく思ってるのではないか?
なんだか、可哀想に・・・。

もう一つ可哀想が・・・。

夏も終わりですね。

頭が完全になくなっていました。
犯人とおぼしき蜂は、スズメ蜂?
もう1匹近寄って来たので怖くなり、慌ててその場を離れました。

静かな境内です。

1586年に造られたという「西本宮楼門」を望む。

楼門というのは、2階建てになっている門で、2階には屋根がかかり高欄が付いた縁があるものらしい。

同じく1586年に建てられた「拝殿」。
四方が開け放されている。

長い年月、建物は吹きさらし。
傷みも激しいだろう。
なんだか、もったいないような気がする。

おりあげ小組格(ごう)天井もよく見れば、ところどころはずれたりと傷んでいる。

国宝の「西本宮本殿」。
ここ日吉大社だけに見られる「日吉造り」という様式。

さすが、国宝とあって見ごたえ充分。
飾り金具も美しい。

珍しい木製の狛犬が左右に。

元々、狛犬は室内に置かれていたので木製だったが、戸外に置かれるようになってから石製に変わったらしい。

日吉大社は、全国に約2000社ある、日吉・日枝・山王神社の総本宮。

古事記にその名前が見られ、平安京遷都後は、京都の鬼門にあたり、鬼門よけの社として崇敬されてきたという。

国宝2棟、重要文化財17棟を有するが、そのいずれもが信長の焼き討ちによって灰燼に帰した後に再建されたもの。

それでも建築後400年以上経っていて、傷みの目立つ社も多い。

屋根の葺き替えや修復の為の費用を募っておられた。
私も一口だけ参加させてもらう。

写真は撮っても、お参りするのは忘れてしまうほど信仰心のない私。
信仰心がなくても、芸術、文化面から見れば国民の宝だと思う。
修理するにも、1本の木から探さなくてはいけない昨今。
目標金額2億5千万とか・・・。
浄財に頼らなくても、国や滋賀県などの力で
早く修復ならないものかと嘆き節。


日吉三橋

2009年09月01日 | 旅-関西

日吉大社の境内にやってきました。
いきなり私を喜ばせてくれるものがそこに・・・。

日吉三橋のうちの大宮橋。

幅5m、長さ13.9m、1669年架橋の石橋で、今も現役。
と、いう事は、架けられてから340年も経ってるの。

高欄の格座間(こうざま)というデザインもいいです!

桁の継手部は、こうなっているのか。

下を流れるのは大宮川。

こちらは、「走井橋」。
高欄のないシンプルな美しい橋でした。

坂本に向かう電車の中で横に座っていた男性と
ここですれ違いました。

彼は、拝観を終えて日吉大社を後にするところでした。
私、これからなのに、随分早いなぁ・・・。

そして、この後、私は1時間以上日吉大社で過ごしたのですが、
彼のあまりの早さに、「いったい、何を見やはったんやろう?」と驚きました。

山王鳥居が見えてきました。

覆いかぶさるもみじの木。
紅葉の頃は、さぞ美しい事でしょう。
行かなくちゃ・・・。

この参道、少し変わっているのです。

山王鳥居の三角屋根に合わせたデザインでしょうか?

わくわく、感心してしまう意匠があちらこちらに。

紅葉の頃なら多いに賑わうでしょうが、夏の終わりの今、
訪れる人もまばらで、静かに自分だけの世界に浸っていました。