串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

雪の白川郷

2012年03月31日 | 旅-関東・中部

話がアチコチに飛びますが、「きたぐにでの旅」は終了しました。

「新穂高温泉でのお泊り旅」を続けます。

村営せせらぎ公園駐車場で車を降り、荻町の合掌作り集落を写しに。

墨絵の世界、色があるものに思わずレンズを向けてしまう。 

車から降りた人は、「であい橋」という名のつり橋を渡って集落へ。

 下を流れるのは庄川。

ライトアップは2月19日で終わっている。

2年前、平瀬温泉「ふじや」に泊まり、宿のマイクロバスで送迎してもらい
ライトアップを見に来た事がある。

多勢の観客で、写真撮影に適した場所は早くから陣取りされ、写す目的ははずれた。 

雪が強くなってきた。 

日曜日とあって観光客は多い。

外国人も東洋系だけではない。 

さすが世界遺産!

これだけ降られたらカメラどころではない。 

連れは寒い、見たくないと車で待機。

いつも思う事だけど、欲のない人だ。

時間とお金をかけて旅に出るんだから、見なくちゃ損だと思うんだけど・・・。

 


大仙公園日本庭園にて2012.3.30

2012年03月31日 | 大仙公園

お気に入りの大仙公園日本庭園へ。

と、いう事で白い桃がよく咲いていました。

まずはお抹茶を・・・。

桃の花をイメージしているのだろうか?

丸市さんのお饅頭。

椿展もまだ開催中。

木々はまだ茶色。

とさみずき3兄弟。

ボケもひっそりと咲く。

園内に多くある白アセビは満開。

 

う~ん、すりすり。

日本庭園で初めて見た白無垢、角隠しの花嫁さん。

あまりの美しさにお婿さんもパチリ。

 日本庭園の近くにある「杉風舎」では、コーヒーが飲め、枝垂桜を眺めるには絶好の場所。

ここで、お気に入りの漬物を買う。

東吉野村の手作り特産品。

寒緋桜を眺めながら百舌鳥駅へと。 


きたぐにで帰る

2012年03月30日 | 旅-東北

慌しい会津若松散策を終え、16:06発の新津行き列車に乗る。

車では何度も走っている磐越自動車道だが、JRの磐越西線に乗るのは初めて。

福島県では阿賀川、新潟県に入り阿賀野川と名を変える阿賀野川に沿って列車は走る。

磐越自動車道から阿賀野川の流れは、ほとんど見えなくて味気ないので、ある時
平行する国道49号線を通ってみた事がある。

深い緑色した大河がとうとうと流れる様は実に美しく、今度もそれを楽しみにしていた。

イザベラバードも津川からこの阿賀野川を船で下り新潟へ行っている。

 「豪雪地帯を抱える阿賀野川水系は全国屈指の水量をほこり、流域に多大な恩恵と莫大な被害をもたらした。」と、Wikipediaにある。

莫大な被害・・・?

水害のような天災であったり、新潟水俣病のような人災であったり・・・。

高校生が降りてしまうと車内はがらんとした。

ローカル列車は高校生の通学のためにあるようなものかもしれない。

三川だったろうか?上り列車とすれ違うが、もう車内の灯りが写り込んで、車窓から写真を撮るには辛い時間になってきた。

 

 それでもこの美しい灰色の世界を撮りたくて・・・。

雪はやみ間なくふり続ける。

暮雪の中、列車は走る。 

途中で行程を変えたお陰で雪の磐越西線を楽しめた。

只見線にはかなわないが、磐越西線も絶景路線だ。

19:06東新津着。

東新津駅前にある秋葉温泉「花水」で「きたぐに」の発車時間まで時間をつぶす事にした。

花水は以前にも立ち寄った事があり、温泉だけでなく食事も休憩も出来、3時間ほどの時間をつぶすには丁度よかった。

少し遅い目の夕食をレストランで。

広いレストラン、客は私ともう1組だけ。

もう1組は賑やかに談笑。

端っこに座り、一人もくもくと食べる私。

寂しい・・・か?

強がりではなく、寂しくない。

旅も終わりに近い。

慌しく見て回った鶴岡、金山、山形それに会津若松・・・あちらこちらの情景を頭の中で反芻しながら、いい旅だったと心が弾む。

ハンバーグのせオムライスを注文。

結構なカロリー&ボリュウム。 

大浴場に入ると久しぶりに嗅ぐ塩素臭。

加水・加温・循環・殺菌と揃っているが贅沢は言ってられない。

夜行列車に乗る前に夕食もとれ、風呂にも入れるのだから・・・。

「花水」も駅前温泉だなぁ。

露天に出ると雪が舞っている。 

  • 源泉名:秋葉温泉
  • 温度:56.7度 PH=7.9
  • Na=3086 K=45.5 Cl=4064 Br=22 HCO3=1062
  • 成分総計=8694mg/Kg(H14.7)
  • 成分総計=14300mg/Kg  H16.12に分析した数値でオープン時より濃くなっている。

「花水」の閉店間際の22:00近くまでねばり、22:08の列車に乗るため東新津駅へ。

 小さい無人駅の東新津駅。

駅舎の中もきれい。

暗闇の中、メルヘンチックな世界が広がる。

湯冷めしたくはないけど、ホームで列車を待つ。

新潟まで出て「きたぐに」の乗客となった。

新潟発22:58。

臨時列車で走る事はあっても、私はもう「きたぐに」に乗る事はないだろう。

何もかも済ませて日付が変わる頃に乗れば、翌朝には新潟。

便利な列車だった。

ありきたりだが「有難う、きたぐに」と、言わずにおれない。

 


大仙公園桜だより 2012.3.30

2012年03月30日 | 大仙公園

染井吉野の開花も秒読み段階の大阪。

大仙公園の桜はどうだろう・・・?

JR阪和線「百舌鳥」駅のホーム脇に大きな寒桜が植わっている。

早くも満開、散り始めかもしれない。

 

 

こちらは上り(天王寺方面)ホーム脇の桜。

いつ頃植えられたものか?上り線、下り線、両方に1本づつの大木。

大仙公園の桜並木の染井吉野の蕾はふくらんできている。

寒緋桜は満開。

メジロが集団で飛んできて蜜を吸う。

今年初めてカメラにおさめたメジロ。

 

強い春風に柳がそよぐ。

右の枝垂桜は満開。

左の方は紅枝垂だろうか?

蕾はふくらんできて、何輪か開花している。

 

日本庭園近くの枝垂桜も満開に近い。

 

 

 

 

 


ワンダー会津若松

2012年03月29日 | 旅-東北

「きたぐに」での旅に戻ります。

山形発12:06のつばさ140号で郡山へ出て磐越西線に乗り換える。

初めて乗る「つばさ」。

座席は2x2で快適。

米沢を出るとすぐ車窓から「時の宿すみれ」が見えた。

福島に近づくと積雪量は少なくなってきた。

磐越西線に乗り換え、磐梯山が見えてきたが、灰色の雲が覆い全容は見えない。

会津若松の鶴ケ城、まだ見た事がないのでお城へ行こうとバスに乗ったものの
途中の七日町通りの街並みに驚き、お城はやめて七日町でバスを降りてしまう。

 JR只見線の七日町駅、会津鉄道も乗り入れている。

 まず目に飛び込んできた明治時代の海産物問屋の建物。

今は食事処のようで、見学のみお断りの貼紙が・・・。

旅館も併設されているらしい渋川問屋

宿泊は高そうだが食事だけなら・・・。

こちらが宿泊棟だろうか? 

 

 

 

 

 

 

 

野球用品ならなんでも揃うというバンダイスポーツ七日町店。

野球工房の看板がかかる。 

 

 

 

 

 ここは福島県だった。

これは幸せの黄色いハンカチ・・・だろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

七日町通りの両側に次々現れる建物に驚いた。

武生の街並みに「ワンダー」だったが、武生の場合アチコチに散らばっていたが、ここは軒を連ねる街並み博物館。

車の通行量が多い通りを右や左に横断しながら写真を撮った。

戊辰戦争で一帯は焼け野原になったが、その後、明治、大正、昭和に建てられた建物が空襲にも遭わず現存している。

観光客はほとんど見かけない中、熟年カップルを2組見かけた。

仲良さそうに地図を眺めながら街並み散策しておられた。

我が家ではあり得ない。

ちよっと羨ましくもあったが、独りの方が気楽だなぁ・・・と、強がる。

会津若松滞在1時間40分。

又、来よう、今度はゆっくりと・・・。


桃介橋

2012年03月27日 | 旅-関東・中部

新穂高温泉に泊まった翌日、奈川ダムから県道26号、木祖村を通り国道19号へ。

福沢桃介が作った近代化遺産を見るために・・・。

まずは、桃介橋。

 

桃介橋と言われているが、正式名称は「桃之橋」。

木曽川に発電所を7箇所建設した電力王福沢桃介が大正11年に造った橋。

水利権をめぐって、島崎藤村の兄島崎弘介らともめ、桃介が作り近在の住民にも
便利を与えた橋だが、「桃介」の一文字しか認めらず「桃之橋」となった。

↑の写真は、「福沢桃介記念館」に掲示されていたもので、昭和53年頃から老朽化が進み、
廃橋状態が続いたが、平成5年復元され近代化遺産に登録された。

 福沢桃介記念館に、当時の遺構の一部が展示されている。

3箇所の橋脚のうち、この1本だけが河川敷へ降りられるように造られていた。

河川敷には、どんなに木曽川の水量が増しても水没しない「水神様」が祭られている
中州があり(右側松林)、ここに行けるよう階段を造った。

その階段を登って行く。

全長247.7m 、3スパン。

揺れるだろうか?と、思っていたが全然揺れない。

色が違う2本はトロッコのレール跡。

読書発電所建設の資材を運ぶため、南木曽の駅からトロッコのレールが敷かれていた。

この辺り一帯は「天白公園」となっていて、ミツバツツが群生しており
今年も4月14日~22日まで「なぎそミツバツツジ祭り」が開催される。 

 

橋の下は芝生の「マレットゴルフ場」。

貞奴・・・。

日本初の女優「マダム貞奴」、川上貞奴の事。

桃介と貞奴、いかなる関係だったのか?

興味のある方は調べてみて下さい。

私も多いに気になりました。

 


雪・雪・雪・・・

2012年03月27日 | 旅-関東・中部

「きたぐに」での旅が中途半端ですが、話は新穂高温泉への旅に・・・。

もうすぐ4月だというのに、この雪! 

 「これより山岳道路」という標識が出たあたりから雪道に変わる。

そんな中、車3台が関係した事故。

気の毒な・・・。 

今庄トンネルを越えたあたりが一番雪深い。 

尼御前SAで、海を眺めながらお気に入りの「いしるラーメン」 。
ちょっと早い昼食。

最近はまってしまった「能登もずく」を買いに「ハイウェイオアシス徳光PA」へ。

上り線(大阪方面)にしか売ってないので、高速道をまたぐ橋を渡って店に。

この能登輪島産の「岩もずく」、しこしこと歯ごたえ抜群で、私は柔らかい絹もずく
よりも、こっちの方がずっと好き。

柔らかいもずくはどこでも買えるんですが、この「岩もずく」、なかなか手に入りません。

これを買うために北陸道経由にしたのかも・・・。

塩蔵なので日持ちするから、6パック買いました。

 凄い積雪量。

 

 


新穂高温泉へ

2012年03月26日 | 旅-関東・中部

新穂高温泉に泊まってきました。

往路は北陸道経由で白川郷にちょっと寄り道。

東海北陸道の城端を過ぎ、五箇山近くになると凄い雪。

雪が舞う荻町合掌集落。

詳しくは後日アップします。


山形にて

2012年03月24日 | 旅-東北

この日は山形市内の洋館をゆっくりと見て回り、米坂線で新潟へ出て「きたぐに」で大阪へ帰る予定だった。

しかし、米坂線が途中区間で運転休止、代替バスが運行されているという。

急遽、行程変更することにして、緑の窓口で乗車券を作りなおしてもらう。

ベテランではない窓口嬢、先輩に教えてもらいながらの変更で、約30分程時間がかかり、それでなくても少ない時間が余計に少なくなった。

山形から郡山へ出て磐越西線経由で新潟入りに変更した。

結果、山形で過ごせる時間がぐんと少なくなってしまった。

駅前から100円循環バスに乗り、国の重要文化財に指定されている「文翔館」へ。

今は山形県郷土館「文翔館」となっている。

大正5年に造られ、昭和50年まで県庁舎として使われた後
10年の歳月をかけて修復・復元され平成7年に「文翔館」として公開。

明治初期に来日しているイザベラバードが「大通りの正面に堂々と県庁がある・・・。」
と、書いているのはこの建物ではなく初代の県庁だろう。

横に並び建つ「旧山形県会議事堂」。

 

 

内部は写真撮影ok。

まず、目に飛び込んできた「中央階段室」の豪華さに驚き、この先、どんなモノが見れるだろうか・・・と、わくわく。

 

 

 

階段室のステンドグラス。

重要な会議に使われた「正庁」。

さぞかし、会議は踊ったことだろう。

建物の表面とは違い、レンガ造りである事がはっきり分かる裏面。

まだまだ紹介したい部屋がいっぱいあった「文翔館」ですが、今日はここまで。

明日、新穂高温泉に泊まってきます。


山形へ

2012年03月24日 | 旅-東北

新庄へ戻るバスは気の毒なぐらいガラガラだった。

 

 

新庄駅前の通りの照明柱。 

「どんびすかんこねえけど」・・・・意味が分からない。

鉄のプレートには絵や文字が描かれている。

珍しい、初めて目にする。

 ぶんぶく茶釜の話からだろうか?

新庄駅にはつばさが停まっていた。

新庄発18:06の普通列車で山形へ向かうのだが、横長のシートに1時間あまり
乗っているのは辛かった。

山形着19:24。

新潟に着いてから長い1日だった。

今宵の宿は山形駅西口にある東横イン。 

 翌朝撮った写真だが、樹には雪の花が咲く。

ダブルベッドのシングルユースで枕も2つ。

珍しい事に窓際にはテーブルと椅子が置かれている。

東横インの部屋は狭く、たいがいはベッドが窓際にくっついているのだが、
ここはゆとりのある部屋だった。 

無料の朝食はお粗末だった。

味噌汁には白菜しか入っていない。

おかずも既製品。 

東横インも地方によって朝食に差があるが、ここはう~ん・・・だ。


金山にて

2012年03月23日 | 旅-東北

 数年前、金山にある「谷口がっこそば」で食べた「揚げそば」の味が忘れられない。

以来「金山」の地名はずっと頭の片隅にあり、いつか、又食べに行きたいと思っていた。

新庄からバスに揺られる事40分。

金山のランドマーク「金山三峰」 が見えてきた。

金山の街並みもすぐ近くに・・・。 

町役場前でバスを降り、大堰公園へ行く。

この水路に鯉が泳いでいるのだが、今は休暇中。 

 見たかった・・・。

 歩く道は除雪されているが凄い積雪量で、イザベラバード記念碑を探すが分からない。

雪が融ければ出てくるのだろうか?

明治11年、東京から北海道までの旅の途中金山を訪れたイザベラバードは、
金山を「ロマンチックな雰囲気の場所」で気に入り1~2日滞在した。 

昭和13年の大火から逃れた金山で最も古い建築物の「長屋門」。

 かつて林業で栄えた町、立派な家屋敷や蔵が立ち並ぶ。 

「谷口がっこそば」を食べた時は、ただ通りすがりに昼食として蕎麦を食べただけで、
こんなステキな街並みがあるとは知らなかった。

 がっこそばの営業は土・日・祝日のみで、月曜日の今日、蕎麦は食べられない。

ほとんどが日本建築の街中で唯一見かけた洋風建築の旧金山郵便局。

今は「交流サロンぽすと」。 

間口何間あるのだろうか? 

 

横に蔵が建っているが 

住宅と蔵の屋根の樋は一体化している。 

商工会の奥に「歴史館」があり、ここで休憩できる。

商工会の腰壁にはきれいな石が埋め込まれている。 

歴史館の内部。

ちょっとお茶でも飲めればいいのになぁ。 

 

 屋根の棟から何かとび出ている。

「カラス」だと地元の人が言われる。

飾りだろうか、ほとんど全ての家に見られた。

季節になれば色の濃い枝垂桜が咲き、それは美しいらしい。

紅枝垂だろうか?

私の他に観光客の姿は見かけない。

喫茶店・・・?
見当たらない。

↑の和菓子屋さんに「コーヒー」の文字を見つけ入ってみる。 

ほとんど和菓子屋さん。

店の一画のテーブル&椅子に常連さんが談笑中。

熱いコーヒーが出てきた。

こんな店もあるんだ。

金山の家庭料理が味わえるという。
次に来る事があれば味わってみたいが、今日はもう帰る時間。

金山発17:00のバスで新庄へ戻る。

滞在時間は1時間余りと慌しい街並み散策だった。

「又、来てね」と鯉が待っているような気がする。 

金山町の詳しい事はこちら。

 

 

 

 


最上川沿いに

2012年03月23日 | 旅-東北

 鶴岡発13:47の列車で余目まで。

 

きれいな車内だった。 

余目で陸羽西線に乗り換え、新庄を目指す。 

「奥の細道最上川ライン」という愛称の陸羽西線。 

 

狩川駅付近で見かけた風車。 

 

最上川に沿って陸羽西線、それに国道47号線。

道路より線路の方が高い所を走っているので、眺めは良いかもしれない。

古口で列車はすれ違う。

この近くに最上川下りの船の乗船場がある。

40分ほどで新庄駅に到着。

山形新幹線はこの新庄まで伸びているんだ。

芭蕉と曽良の出迎えを受ける。

背の高さは逆じゃないかと思うが・・・。 

「日本奥地紀行」でイザベラバード女史が「みすぼらしい町」と書いた新庄だが、
さすがに新幹線も停まる駅らしく大きくて立派。 

バスに乗り換え「金山」を目指す。

途中、小学生の団体が乗り込んで来て、空いていた車内はたちまちスクールバスとなった。

 


鶴岡にて

2012年03月22日 | 旅-東北

 「きたぐに」での旅からそろそろ2週間が経とうとしているのに、
ブログはいっこうに進まない。

どうしてだろう・・・?

自分の中でもう色あせてしまったのだろうか?

いや、そんな事を言っては鶴岡市に申し訳ない。


 

鶴岡での滞在時間は3時間程。

前もって観光案内所から多種類のパンフを送ってもらっていた。

ネットから申し込んだら、すぐに大きな封筒が届き、鶴岡市の力の
入れようがよく分かった。

鶴岡が故郷の藤沢周平ゆかりの地、「おくりびと」などの映画のロケ地、
出羽三山・・・など、見るべき所はいっぱいあるのに、たった3時間とは。

バスに乗り致道博物館へ。

鶴ケ岡城跡の堀の水は凍っていた。 

 

 

↑は、何年か前の秋に訪れた時の写真。

この時は湯田川温泉に泊まったものの、鶴岡市内の観光は無し。

車窓から眺めた↑のような光景に、是非今度はゆっくりと見て回らなければ・・・と、
思っていたのだが、元来の貧乏性、今回も慌しい訪問となってしまった。

 月曜日とあって博物館的な所は休館が多い。

その中で「致道博物館」だけは是非見たかった。

元々この場所は鶴ケ岡城の三の丸にあたる所。

鶴岡市に点在していた明治に建てられた建物などを移築、博物館として整備された。

明治14年建設の「旧西田川郡役所」。

 

ペンキが剥げ落ち傷みも目立つが、ヘタに補修するよりは、この方が味があって
いいと思うのは私だけか?

平成16年の台風で倒壊したが、出来る限り古材を用いて再建された「赤門」。 

明治17年建設の「旧鶴岡警察署庁舎」。 

大工の棟梁が設計しただけあって、屋根の形は寺院風。

 

旧西田川郡役所も警察署庁舎、どちらも私の好きな「近代化遺産」に選定されている。

 湯殿山の山麓、旧朝日村田麦俣から移築された民家。

2階、3階を養蚕場に利用し、兜造りと呼ばれる珍しい屋根。

雪、あられに加えて風が強くカメラどころではなくなった。

やはり雪の季節はじっとしているものなのか?

車窓から見るたんぼ一面に降り積もる雪を見てそう思った。

雪とは無縁の大阪人、雪国の生活に尻尾を巻いて逃げる・・・感有り。

それでも見たい所が2箇所ある。 

大正天皇の即位を記念して建てられ、長い間図書館として使われていた。 

こちらも致道博物館の洋館と同じく擬洋風建築。

当初から壁は白かったんだろうか?

赤い塔屋根と白亜の殿堂、美しい。

 藩校「致道館」も定休日。

東北地方に現存する唯一の藩校建築。

明治36年建設の「鶴岡カトリック教会天主堂」。

横にある「マリア幼稚園」から賑やかな声が聞こえ、勝手に敷地へ入ってよいのか?
ちょっと迷うが、誰もとがめそうにないので、堂内に入らせてもらう。

黒い聖母マリア像があるらしいが、恐れ多くて写真には撮れない。

まだ見たい所はあったが、バスで鶴岡駅へ戻って来た。 

朝・昼兼用で食事を。

ほーれんそうのジェノベーゼソースとミニトマトがのっかったドリア。

サラダの横はミルクワッフル。

ちょっとおかしな取り合せだと思ったが、おいしくいただく。

看板に「学割開始」とある。

若い女性向けのメニューなんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 


大阪は春

2012年03月21日 | 非分類

つくし発見!

大阪は春です。

山形は今日も雪だろうか?

 


万博公園の梅林

2012年03月18日 | 

万博記念公園内の梅もそろそろ見頃だろうと行ってみた。

土曜日なのに雨模様とあって客はまばら。


梅林の中の細い遊歩道では三脚使用禁止だが、↑のような道では三脚使用可。

千里丘陵のなごりの竹林が梅の花をひきたてる。

桃色の「道知辺(みちしるべ)」は終わりかけだが、遠目にはきれいな色を見せる。

春日野の木は多い。

芳流閣もたくさん植えられている。

見驚(けんきょう)

こちらも見驚

春日野

天気が良かったら、座る場所を見つけるのも難しいぐらいだが、今日は
お好きな場所でどうぞ・・・。

 豊後など遅咲きの品種は、やっと蕾がほころびかけ。

全体的には白の品種が見頃を迎えている。

見頃を迎えた土曜日。

天気が良ければ多くの人で賑わい、写真を撮るにも一苦労しただろうが、
じゃまだなぁ、どいて欲しいなぁ・・・と、思ったのは、↑の一シーンだけ。