串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

片山津温泉 季(とき)がさね

2016年10月29日 | 宿-北陸

 片山津温泉の宿 季(とき)がさね

以前一度泊まった事があり、食事がおいしかったのでもう一度行こう・・・と。

朝日に輝く季がさね。 

さすがにロビーも広々。 

 ウェルカムティは紅茶と五郎島金時イモのチーズケーキ。

 部屋は7階で、このフロアーには4室だけ。

そういえば部屋までの案内はなく、勝手に部屋へ行ったんだ。

まぁ、すぐに分かる部屋だからいいんだが、古名屋ホテルでさえ、部屋の前まで案内してくれたのに。

8畳の和室に・・・。 

琉球畳の6畳間。 

それに源泉掛け流しの露天風呂付き。 

湯はドンドコ注がれ、底の吸い込み口へ吸いこまれあふれる事はない。 

 しかし、この風呂の湯が一番力強かった。

さすが!源泉。

 部屋の窓からは柴山潟が望め、小松空港へ下りる飛行機もよく見えた。

ひときわ大きな爆音をたてて下りて来るのはF15戦闘機かな?

      

 洗面所回りにバスとトイレ。

バス・トイレが一体型でないのは嬉しい。

女性用の使い切り化粧品が置かれている。

       

 

          空の大きな冷蔵庫があり、冷水は用意されていた。

          お茶は煎茶のティバックが人数分。

          最近、ティバックのお茶を置いてある旅館が多くなり梅ケ島温泉のように
          おいしい緑茶を置いてある宿は珍しくなった。

          茶葉の入れ替えに急須を洗ったりする手間はないが、お茶好きには悲しい。

          浴衣は男性用かな?と、思ってしまうほど地味なもので、足袋は付いていない。

          部屋は立派だが、あの至れり尽くせりのふくみつ華山温泉に泊まった翌日だから
          ちょっと貧弱なサービスだと感じてしまう。

          宿泊料金はそう変わらないのに。

          

 

 

 

 


城端にて

2016年10月28日 | 旅-関東・中部

 ふくみつ華山温泉へ泊まる前に城端観光へ。

高岡で城端線に乗り換えるが、切符(乗車券)が間違っていた。

北陸新幹線が金沢まで延びたせいで今までJR北陸線だったのが、金沢~倶利伽羅まではIRいしかわ鉄道線

倶利伽羅~市振までがあいの風とやま鉄道線とJRとは別、第三セクターの経営となっている。

乗車券は目的地の城端まで通しで買えるが、各社分の料金を合算するので、
金沢から新幹線利用で買う方がJRだけの運賃なので
安くなる。

正当な運賃の同じ大阪からの連れより、新幹線経由となっている私の方が400~500円安くなっていた。

こういう間違いは多いのだろう、高岡の駅でまだ発車してない車内で検札が入り、間違いを指摘された。

これは私が悪い訳ではなく、切符を購入した旅行代理店の間違い。

そこまで確認しなかった、いえ知らなかった私も悪いのだろうが、
城端をじょうはたと読んだ旅行代理店の社員も勉強不足だなぁ。

まぁ、乗車券を売るのはマージンが少ないから旅行代理店も力を入れてないのかもしれないが。

新幹線、しんかんせん・・・と、喜んでばかりはいられない。

どうして新幹線が来たら、JRは在来線を切り捨ててしまうのだろうか?

 

ややこしい話の前置きが長くなってしまったが、1両の列車で城端到着。

この城端線に土日のみ観光列車ベルモンタが走っているが、全席指定の上座席数が少なく満席で乗れなかった。

駅の構内には地元ボランティアの人達が育てたキバナコスモスが満開。 

 駅の中に南砺観光協会があり、こちらはすこぶる親切。

荷物はタダで預かってくれるし、お茶のサービスもあり、地元のお菓子などを1個単位で
販売していておやつにぴったり。

南砺プレミアム旅行券で何度もお世話になり、そのチケットを利用してふくみつ華山温泉に安く泊まった。

      

      昼食がいけない。

      お吸い物は付いているが、上の定食で1200円は高い。

            

 

 

 

以前も見た城端曳山会館へ行き、漆塗り、金細工の見事なしつらえの車輪に感嘆。

300年続いている祭りだが、明治までは質素な木製の車輪だったのは、加賀藩が金箔の使用を認めなかったかららしい。

近くの元銭湯桂湯へ。

以前来た時はお休みで内部は見れなかったが、今日はオープンしている。

 布の細工物がずらり並び販売中。

浴槽も床のタイルも当時のままらしい。

随分小ぶりな浴槽に驚く。

 

曳山会館の裏手にある蔵跡。 

 たくさん咲いた秋明菊

もう少し城端観光をしたかったが、雨は降るし、風は強いしで観光中止。

再び城端線で2駅先の福光へ戻り、タクシーでふくみつ華山温泉にチェックイン。


6度目のふくみつ華山温泉

2016年10月27日 | 宿-北陸

 6度目の泊まり、ふくみつ華山温泉。

今回も露天風呂付き60㎡の部屋。

3人なのでコタツをずらして、布団を1セット敷いてもらった。 

          

 露天風呂はず~っと湯が注がれ、入る度にざぁ~っとあふれ出す。

もったいないけど、実に気持ちが良い。

1階には露天風呂付きの部屋が3室あり、これらの部屋が大浴場に一番近い。 

          

 初めてお目にかかるシャンプーバイキング。

日々進化するふくみつ華山温泉。

こちらも初めてかもしれないロビーでのフリードリンク。

20:30~23:00までは、ドリンク類色々。

朝は6:00~10:00までコーヒー、紅茶。

テイクアウト用の紙コップも置かれているので、部屋へ持って行く事も出来る。

私はチェックアウト時に1杯頂いて宿を後にした。

3人前の前菜類。

秋らしい色合いでまとめられている。 

手作り胡麻豆腐はもっちり。 

土瓶蒸しに見えるが、中はゆるい茶わん蒸しで松茸、ハモ入り。

松茸の土瓶蒸しではありきたり。

土瓶の口から注げる程ゆるい卵なので、料理名も「ゆるゆる」。

選べる鍋料理は、牛肉のしゃぶしゃぶ。

柔らかい肉でおいしかった。 

一人分の刺身は、サワラのたたき、スズキ、イカ、鯛、 マグロに甘エビ。

添えられた塩ポンズ、白身の魚によく合う。

 合鴨のローストだが、ナイフで切っても固い。

食べ進んで酔いも適当に回っているので、ここはスライスしたものをお箸で食べたい。

南京ケーキの上にはマロンクリーム、そして巨峰のシャーベット。 

シャーベットはお口直しに丁度良い甘さ。

何度も食べている朝食。

朝から牛肉。

今日も頑張れるぞぉ。

          

 大目玉はこれ!

山海宝石こぼれ箱。

緑はアボガド。

ご飯にかけて海鮮丼。

さすがに6度目となると、写すべき、書くべきネタは数少なく。

それでも前回よりサービスが向上しているのが嬉しい華山温泉。

そうそう、夕食時のソフトドリンクは無料になっていた。

次はどんなサービスが待っているだろうか?


古名屋ホテルの食事

2016年10月26日 | 宿-甲信越

1泊朝食付きで予約していた。

中華の夕食が付いたプランもあったが、コース料理では多いのではないかと思い夕食はフリーで。

しかし夕食は館内の中華レストラン蘭園で、と決めていた。

 

海鮮サラダとエビ、イカの炒め物を注文して二人でシェア。

どちらもおいしい。

大きなエビ、火が通っているのだろうか?と、思う程透明でちょっとこわごわ食べたがお腹はOK。

 メインは二人とも大好きなあんかけ焼きそばを一人前づつ注文。

しかしボリュウムがあり、完食するのに苦労した。

これも一人前を二人で分けるべきだったかな。

期待を裏切らないおいしい夕食でした。

朝食はM2Fにあるベンジャロンで。

壁にベンジャロン焼きが並んでいる。

相方は和食。

焼き魚は赤魚のごろっとした切り身でおいしそう。

私もおかずの豊富な和食にしたいのだが、洋食はどんなんだろう?と、洋食を選んでしまう。

目玉焼きにカリカリベーコン。

ベーコンは揚げないで焼いて欲しい。

パンの味はまぁまぁ・・・かな。

コーヒーとヨーグルト。

コーヒーは私好みの味でおいしかった。

和食でも頼めばコーヒーが出るので、次に泊まるなら和食だわ。

なかなか良いホテルでした。

ホテル派じゃないけど、あの部屋付きの露天風呂、ロビーのしつらえ・・・甲府へ来たならリピート間違い無し。


古名屋ホテル-いろいろ

2016年10月22日 | 宿-甲信越

チェックイン時駐車場側から入ったので、このロビーは朝になって初めて行った。

ロビーも豪華で少し気おくれしてしまう。

左手フロントだが背後の壁面はトランクがずらり埋め込まれている。

渋くて使い込まれたようなトランクが勢ぞろい。

違う所にも同じインテリア。

持ち手をつかもうとしたがつかめない。

 滝が流れるこの光景は大阪のホテルでも見かけたが。

 朝食の後無人のロビーへ下りて行く。

古い写真が壁面を飾っている。

家族写真や古名屋旅館だった頃の写真で、ちょっと違和感を感じた。

以前立ち寄り入浴をした時は古名屋ホテルだったが、その後しばらくしてアーバンヴィラ古名屋ホテルと名前に冠が付いた。

はは~、どこかに身売りしたんだと、勝手に思い込んでいた。

それにしては、古名屋の家族写真が飾ってあるとは・・・???

フロントで聞いてみた。

経営は変わってなく、もっと先をみつめたホテルにしようとアーバンヴィラが付いたらしい。

アーバンヴィラ、直訳すると都会にある上流階級のカントリーハウス。

上流とは無縁の私が泊まってもいいんだろうか?

上流を体感するものがあった。

Cafe & bar のラウンジ The Silk。 

ずらりクッションが並んでいる。 

 

 

 

シルクだぁ。

それも色とりどり。

 

           

 オープン前で誰も客はいない。

誰も座ってないからこのクッションが目に入ったと思う。

写真を撮るのにも好都合だし、一つ一つ見て回るのも楽しい。

タイシルク?これだけ色も柄も違うクッションのオンパレード、見事です。

そしてもう一つ驚いたのは、このベンジャロン焼き。

レストランの名前も The Benjarong。

 海外旅行をする人にはタイのお土産で有名だろうが、国内派の私は知らなかった。

七宝焼きを連想させる美しい磁器だ。

はぁ、シルクのクッションといい、ベンジャロン焼きといい目を見張るものを見せてもらった。

明日から北陸へ出かけてきます。

6度目のふくみつ華山温泉です。


古名屋ホテルの風呂

2016年10月20日 | 宿-甲信越

大浴場へ行ってみる。

以前入っているのだが、全然覚えていない。

ただ、館内をアチコチ歩いてたどり着いた・・・と、いう事だけは覚えていた。 

別棟の大浴場へは宿泊棟の3階からエレベーターで1階へ下りる。

部屋も3階だったので他のフロアーよりも行きやすいのだが・・・。

脱衣所に浴用タオルは山積みになっていた。 

 

かわいい湯船だこと。

うっ、塩素が匂う。

加水・加温無しの源泉掛け流しだが当局の指示に従い塩素消毒はされているようだ。

もったいないけど、安全性を考慮すれば仕方ないのかも。

知り合いの薬剤師さん曰く、塩素臭がする湯ならほっとするらしい。

 全然展望は効かないが露天風呂もある。

 

露天風呂に湯船は2つ。

これは桃をイメージした湯船・・・? 

洗い場は露天に2ケ所、内湯に3ケ所。 

          

  う~ん、この風呂だけなら古名屋ホテルでは泊まらないかもしれない。

         なんと言っても部屋の露天風呂がいぃ~。

         泊まるなら露天風呂付きの部屋に限る。

         もっとも、シティホテルなので温泉はオマケと考え、
         館内の洒落たインテリアは、見応えがあり、
         観光旅行で泊まっても楽しめる宿だと思う。                       

 

誰もいないようなので男性用の風呂を覗いてみた。

おもしろい遊び心いっぱいの湯船だこと。


古名屋ホテル

2016年10月20日 | 宿-甲信越

 甲府市内にあり、温泉もあるというアーバンヴィラ 古名屋ホテル。

併設の中国料理蘭園のランチがおいしいと知り、以前、ランチ&立ち寄り入浴をした事があった。

今回初めて宿泊する。

堂々たる玄関。 

          

竹が茂り、よく見なければ見過ごしてしまう側面にさりげなく巨石が建ち並ぶ。

予約した部屋は源泉掛け流しの露天風呂付き和室。

和室は3階のフロアーに4部屋だけ。

10畳間、広縁はないが広い露天風呂スペースがある。 

椅子とテーブルのセットがあれば言う事ないんだが。 

 

 露天風呂は滞在中ず~っと湯は出ていて、入る度にざぁ~っとこぼれ思わず笑みが。

かすかに硫黄臭がし、浴感はつるつる。

大浴場は部屋のある3階から一旦外へ出てエレベーターを乗り継いで・・・と、遠い。

一度だけ大浴場へ行ったが、この露天風呂で大満足。

滞在中何度入ったか覚えてないぐらい楽しんだ。

=

源泉名:甲府市内温泉旅館組合第一号泉 温度:45.2度 PH=7.4

Na=367.5  Cl=450  SO4=100.3  HCO3=265.2 

 成分総計:1405.4mg/Kg 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

スペースはかなり広くて、洗い場も付いている。 

 しかし、立ち上がると向うのノッポビルから見えるだろう。

窓を開閉する人と目が合ったと相方は言う。

入り口を入って右側にトイレと洗面所。 

アメニティは男性用も揃っている。 

          

中身が空の冷蔵庫。冷凍庫も広くて保冷材も冷やせた。
ポットは電気ポット。
お茶は煎茶のティバックがたくさん。
冷水代わりにペットボトルのミネラルウォーターが人数分置かれていた。
浴衣ではなく作務衣。
大浴場へはこの作務衣でいいが、それ以外の場所では作務衣はNG。

          

それだけでも有難い。清里の清泉寮では風呂場へ行くにも室内着ではNGだった。

          


湯心の宿 旅館いちかわの風呂

2016年10月18日 | 宿-東海

いちかわの風呂は2階。

部屋を出て10歩程歩けば風呂で、これは有難かった。

しかし、夜は22:00まで、朝は6:30~と一晩中入れる訳ではない。

男湯、女湯、入れ替わる事はない。

卓球が出来たり・・・。 

子供向けの遊び場がある。

輪投げしてみたかったが、結局やらずじまい。

左奥に見える扉が今回泊まった部屋で、向かい側にもう1室ある。

脱衣所にクレンジング等のアメニティは揃っている。 

小ぶりの内湯と扉を開けた所に露天風呂。 

湯は加温ながら源泉掛け流し。

もったいないほど湯船からあふれ出る湯。

一晩中入れない理由はよく分かった。

単純硫黄泉なのでほんのり硫黄が香り、PH=9.6 というアルカリ度でかなりぬるぬる。

ぬるぬるのお蔭で床は滑りやすい。

そろそろ気を付けて歩いた。

湯口には緑がかった灰色の析出物がこびりついている。

成分総計248mg/Kg と決して濃い温泉ではないが・・・。

展望のきかない露天風呂。 

こちらも加温の源泉が掛け流しになっている。

源泉温度は38.2度しかないので加温必死だが、出来る事なら源泉風呂に浸かりたい。

近くの旅館 清香 には源泉浴槽があった。

ぬるい源泉湯と加温湯に交互に入り、実に気持ち良かったのを覚えている。

こちらにも源泉浴槽があるのではないかと期待していたが、それはなかった。 

          

シャンプー類は2種で洗顔まで揃っている。

カランは4ケ所で、シャワー・カランの湯の勢いはしょぼい。


湯心の宿 旅館いちかわの食事

2016年10月17日 | 宿-東海

食事は朝・夕共に別室に用意された。

夕食は予約時に時間を伝えておく。 

18:00~とお願いしておいた。

その少し前に部屋にお迎えが・・・。

嬉しい事に足が下ろせるテーブル席。 

最初にセッティングされた品々。 

嬉しい事に野菜料理が並ぶ。 

茶色の器の中はイチジクの甘煮で味噌がかかっている。

味噌で食べる新生姜のスティックは辛い~。

とろろの下には味のついた蕎麦米。 

 静岡産牛の陶板焼き。

肉の下にいろんな野菜が隠れていた。

ワサビをすりおろし、ポン酢と胡麻タレで食べたが、やや固い。

少し前にイチボを食べていたので、なおさら固さを感じる。

他にも熱い料理が次々と出たので、若い人ならこの陶板焼きの付いたプランを選ぶとよいが、
老人には1000円程安い基本コースで充分。

ガツンとくる冷酒。 

          

新鮮野菜のサラダの下には鹿肉が。

鹿肉はタタキにして冷凍したものを薄くスライスしたもので、まるでルイベ。

ジビエ料理は苦手だけど、野菜と一緒に、そして胡麻風味のドレッシングでおいしく頂いた。

こちら、冬には猪鍋も提供するが、この鹿肉も猪も天然のものではなく飼育された肉を使うとの事。

天然の肉はやはりクセがあって・・・と、言われる。

冬瓜の煮物。

生姜、多過ぎ。

揚げそばがき。

これ大好きだが、もうお腹いっぱいになっていて、味わって食べたとは言い難い。 

天ぷらはアマゴの稚魚、原木シイタケ・・・。 

陶板焼きですりおろしたワサビの残りをご飯にのっけてサビ飯。 

はぁ、たっぷりな量だった。

朝食も同じ部屋で。 

 一般的な旅館の朝ごはん。

カマボコに添えられたワサビ漬けで、ここは静岡県だと・・・。

おかずが多くて鮭は残してしまった。

カマボコとワサビ漬け、おいしかった~。

全体的にはちょっと甘い目の味付けかな?

こちらは姉妹で経営にあたっておられる。

この料理も姉妹で作られたものでしょう。

野菜がたっぷり摂れるおいしい料理でした。


梅ケ島温泉 湯心の宿 旅館いちかわ

2016年10月16日 | 宿-東海

2度目の梅ケ島温泉。

今宵の宿は湯心の宿いちかわ

以前、清香旅館に泊まっている。

傾斜地で撮ったので、右側の建物が傾いているように見えるが、その右側の1室が今回泊まった部屋。 

 玄関を入ると一般的なしつらえのフロント。

看板犬と看板ネコ、どちらも♂で高齢らしい。 

全て達観したかのように静かにたたずむおじいちゃんワン。

滞在中、一度も泣き声を聞かなかったし、近くに寄ってもまるで無視。

部屋は新館の2階の10畳+広縁。

横にもう一部屋あり、この2室は新しく建てられたものらしい。

3階には和洋室があるが、エレベーターのないこの宿、3階の上り下りは嫌なので、新館の2階の部屋とした。

しかし、風呂は2階にあるので、3階に泊まっても1階分の上り下りで済む。

道路と安倍川に面し、川の流れはよく聞こえるが、車の騒音はない。

もっとも、この先は行き止まり。

安倍峠へ抜ける道はあるが、現在工事中で安倍峠までは行けなかった。

安倍峠から山梨県側へ10分程歩くと富士山がよく見える所があるらしい。

安倍峠から山梨県側は通行止め。 

          

 広縁に椅子セット、端に冷凍庫のない空の冷蔵庫。

クーラーもあるが、梅ケ島温泉は標高1000mにあり、下界より5度程度は涼しいらしい。

と、いう事は、冬は冷えるだろうなぁ。

          

          この部屋はウォシュレットのトイレ付だが、トイレのない部屋もある。 

         洗面所のアメニティは、化粧落としや洗顔料も備わっていた。

         驚いたのは、歯間ようじが置かれている。

         これは風呂場の洗面所にもあった。

         数々の宿に泊まっているが、歯間ようじまで置かれている宿は初めてだった。

          

浴衣は2枚共Mサイズで、男性には少し短かった。

      

       

                                        さすがにお茶はおいしい。

ポットは電気ポットではないのが残念。

スリッパの中敷が用意され、これなら間違う事もない。

朝食の間に布団は片づけられているので要注意


梅ケ島温泉へ

2016年10月13日 | 旅-関東・中部

西名阪、国道25号線、東名阪、伊勢湾岸道、新東名の新清水インターで下り県道29号線へ。

名古屋港を見ながらの伊勢湾岸道新東名はトンネルは多いものの、通行量も少なく快適な道。

安部川は青みがかった青磁色で美しい。

昼食をとるべくうつろぎへ。

祝日の昼ごはん時とあって、2ケ所ある駐車場も満車。

天ぷら蕎麦を注文したが、かなりの時間待たされた。

さすがはお茶どころ、中身が空っぽの急須へ茶筒から好きなだけ茶葉を入れ、ポットの湯を注ぎ、好きな濃さの緑茶が出来上がる。

お茶好きにはたまらない旅行地です。

二八の蕎麦はのど越し良くおいしい。

つゆも私にはやや辛めながら、まずまず。

川根本町がある大井川沿いほどではないが、この辺りにも茶畑が広がる。

        

赤水の滝公園へ。

紅葉にはまだ早いが、1本だけ染まりかけていた。

お茶の木が1本。

紅葉すれば美しいだろうが、ここはクリスマスローズが500本もあるとか。

それを見てみたい。

梅ケ島温泉までの県道29号線は、所々道幅が狭く運転しにくい道が続き、これで2度目の梅ケ島温泉泊まり、
3度目はないと思っていたが、クリスマスローズの咲く頃にもう一度行きたい。

日本3大崩れの大谷崩れ を目指すが、林道への入り口には工事用道路につき関係者以外進入禁止のような事が書かれた看板があがっている。

かと思えば、大谷崩れまで6キロ という看板もあり、一般車両も自己責任で大谷崩れまで行けるのだろう。

途中別荘地もあるが、道はかなり悪く、舗装はされているものの、アスファルトはボコボコ。

車で行ける終点には15台ほど停められる駐車場があり、数台の車が停まっていた。

工事関係者の車かな?と、思ったが、工事関係にはもう少し上に駐車場があった。

どうやら八紘嶺などの縦走路を歩く登山者の車のようだった。

工事事務所などを横目で見ながら歩き始めた。

すぐに登山口に着いたが、登山届をここで出すようになっているし、横に掲げられた地図を見ると
大谷崩れまでは相当歩かなければいけない様子、それに熊が出た・・・とか。

根性無しの私はや~めた。

悪路を運転して来た相方は、何の為にここまで来たんや!と、言いたげに一人で出発。

私は誰も居ない道を急いで引き返し車へ。

車で待つ事20~30分、相方が下りて来た。

案外近かったようだ。

瓦礫のような石が広がる河原に出たが、曇天だったせいか崩れた崖ははっきり見えなかったらしい。

刈込池の前例がある私。

もうオマエが行きたいという所へは行けへん!と、おかんむり。

 

 


やっと旅へ

2016年10月12日 | 旅-関東・中部

10月10日、やっと旅に出る事ができた。

葬儀でキャンセルした梅ケ島温泉甲府へ。

梅ケ島温泉へ行く目的は梅ケ島しゃじん を見たかったから。

もっと群生しているのかと思っていたが、ひっそり、目をこらして探さなければいけなかった。

身延山久遠寺へ初めて行くが、さすがは日蓮宗の総本山、立派な堂宇に驚く。

甲府は古名屋ホテルに泊まるが、部屋付きの露天風呂に大満足。

静岡・山梨をウロウロしているのに、曇天続きで富士山は見えない。

最終日になってやっとはっきり見る事が出来た。

詳しくは後日。


大阪で家族葬

2016年10月07日 | 日常

94歳の義母が大往生。

現役引退した年金生活の息子達、葬儀はひっそり家族だけでと思っていた。

ネットで調べたり、近くの葬儀屋へ聞いたが、結構料金は高い。

さて、どうしたものか?と、迷っていたら、以前のおばさんの葬儀を思い出し、よくやってくれた・・・と
その葬儀屋にお願いする事に。

光心葬祭

一番ランクの低い葬儀。

祭壇は思っていた以上にきれいに仕上げられた。

花はピンクと白でまとめられ、後で分かったが、これらの花は全て棺に入れられた。

今はどこでもそうしているのかもしれないが、過去の葬儀では全ての花とはならず、
葬儀屋が持ち帰る花もあり、以来、花は使いまわしされるものだと思っていた。

自宅では執り行わずお寺を借りた。

大阪市住吉区、長居駅に近い曹洞宗のお寺月江院

寺の縁起は分からないが、桜の古木が枝を伸ばし、併設の墓地には
大正時代に建立された墓石も見受けられた。

事情があって葬儀は無宗教で執り行った。

お経はいっさい無いので、通夜にしても葬儀にしても焼香だけであっという間に終了してしまう。

長いお経も辛いが、お経がないのは寂しく物足りない。

葬儀の朝、月江院のご住職が祭壇に進まれ、お経を唱え始められた。

有難かった、嬉しかった。

月江院、葬儀会場としては人気があり、亡くなった翌日、会場が使われており通夜や葬儀は1日遅れとなったが、
遺体は安置場IGSで預かってもらえた。

 

すぐ近くには銭湯があり、すし屋もある。

通夜にはダンナと私が残り仏さんのお守りをしたが、交代でこの銭湯へ行きさっぱりした。

このすし屋、以前(6年前)の葬儀の折り、通夜の後食べに行き、お寿司の味もさることながら
サービスで出してもらったアオサの味噌汁が凄くおいしかったのを覚えている。

今回、場所や屋号を忘れてしまっていたので残念ながらパス。

次回、このお寺で葬儀をするような時の参考に掲載。

        

月江院の会場はそう広くないので、家族葬程度の規模なら可能だが、大きな葬儀となれば狭い。

布団を1式レンタルしたが、これが3240円と高い。

そう眠れるものではない通夜、布団は要らなかった。

月江院の賃料は7万円、火葬料金は大阪市民ではないので6万円かかるが大阪市民なら1万円で済む。

なんやかやで、最低ランクの葬儀でも40万円程かかった。

お坊さんへのお布施、戒名代などを含めると、いくら小さなお葬式でも70万円ぐらいは必要だろう。

光心葬祭さん、今度も私たちは好印象。

以上、楽しい話ではないが、自分の備忘録も兼ねて・・・。

 


彼岸花

2016年10月03日 | 

今夏の暑さは体にこたえたが、庭の花達にも過酷だった。

蕾をつけたレンゲショウマも徐々に蕾が茶色く変色して来、とうとう花開かず枯れてしまった。

黄レンゲショウマ、今年は大きな株になり、葉っぱも蕾もたくさんついた。

2輪程花開き楽しみにしていたが、それも徐々に枯れてしまった。

レンゲショウマや黄レンゲショウマは涼しい気候を好むもの。

暑い大阪で花咲かそうと思うのは、花にとっては迷惑な話だろう。

プランターの彼岸花はきれいに咲いてくれた。

誘われて訪問客も・・・。

ようお越し。


蕎麦がき屋

2016年10月02日 | 蕎麦

色々事情があって旅に出かけられない。

9月末の離島行き、10月始めの静岡、いずれもキャンセルした。

この先予約している旅もキャンセルしなくてはいけないかもしれない。

悶々とした日々が続く毎日。

旅あってのブログなので、アップする記事もない。

奈良の甘いものを買いに行った折り、立ち寄った蕎麦屋の話でも・・・。


奈良県桜井市にある蕎麦がき屋

国道169号線を挟んで桜井市保健福祉センター ひだまり の真向かいに店はある。

店の前に2台、右手の駐車場に3~4台停められる駐車場がある。

店内はカウンター、テーブル席が2ケ所、小上がりの席が2~3ケ所ある。


       

天ざるを注文。


蕎麦は10割らしいが、二八かな?と、思ってしまう程のどこし滑らかで、甘味を感じた。

海老2匹、マイタケ、ピーマンの天ぷらで塩が添えられている。

    


注文してから少しするとつゆのセットが運ばれたが、その先蕎麦が出てくるまでは少々時間がかかった。

蕎麦ちょこのつゆと、別の器にもつゆが。

つゆは甘辛丁度良いが、カツオの香りがたっていない。

カツオと昆布だしで育った大阪人、カツオが香らないのは物足りない。

薬味はワサビ、大根おろし、ねぎ。

関西では青ねぎが簡単に手に入るのに、どうして白ねぎなの?

乾のあの繊細な青ねぎは、関西でも珍しいんだ・・・と、ついと比べてしまう。

蕎麦湯はそば粉を溶いたどろっとしたもの。

蕎麦がき大好き!

店名も蕎麦がき屋なので、これは注文しなくちゃ・・・と、揚げ蕎麦がきを一人前注文。

二皿に分けてもらったので、上の写真は、一人前の半分。

大根おろし、ねぎの上に粉かつおが乗っていて、見た目も楽しい。

しかし、蕎麦がきは繊細な味で、まるでお餅を食べている感じがした。

蕎麦もしかり、もう少し荒め、ゴツゴツした田舎蕎麦が好きな私には少し物足りない。