1月3日22:30自宅を出発し、しまなみ海道からの四国入りでした。
四国へ渡るには3つの経路があり、どの橋経由にしようか迷いましたが、
3日の高速代金1000円を有効に使うには、しまなみ海道経由がいいんじゃないかと。
夜のしまなみ海道、怖いです。
明石海峡大橋や大鳴門橋は3車線あるかな?
瀬戸大橋は、片側2車線はあると思うのですが、
しまなみ海道は、ほとんどが片側1車線。
昼間なら瀬戸内海に点在する島々を眺めながらの快適なドライブでしょうが、
夜は真っ暗な海に落っこちてしまうのでは・・・?と、少々不気味。
おまけに雨が降ってきました。
天気予報では曇り。
雨が降るなんて予報は出ていなかった。
最近の天気予報、いい加減なものです。
これだけ科学が進歩しているのに、直前の予報すらはずす。
朝一番に湯之谷温泉へ行こうと決めていた。
到着するがまだ閉まっている。
8:30開店だったのに、6:30~だと思い込んでいた私。
仕方なく、新居浜へ向かい、マイントピア別子を目指します。
まだ夜もあけない暗い中をウロウロ・・・、はぁ、出足不調だわ。

こちらは9:00~の開店。
車で1時間ほど寝て、オープンを待ちました。
施設の中に入ったものの、坑道見学は10:00~。

朝食がまだだったので、スナックコーナーでうどんを食べ、高いコーヒーを飲む。
鹿児島の菱刈鉱山で採掘された鉱石や、ビデオを見ながら10:00を待つ。
この鉱石には、金6.1キロ、銀2.3キロが詰まっているらしくて時価1000万円。
ここまで、なんだか随分無駄な時間を使ってしまったような・・・。
高速代休日1000円にこだわり過ぎたお陰で。
去年は、1月5日ぐらいまでが1000円の対象だったのに、
今年はお正月の3が日だけとケチだなぁ・・・。

冬さくらが控えめに咲く。
鉱山鉄道に乗り坑道へ。

可愛い花です。


素心ロウバイも咲いていました。

こちらは三椏(みつまた)

端出場(はでば)坑道という観光用に作られた坑道へ。

坑道の中には人形で当時の様子を紹介してある。
↑は、坑内に溜まった水を汲み出す様子。
深い坑内なら、こういう人達がタテに延々と続くんだろう。

鉱石を砕く作業で、主に女性が従事。
ジオラマがあったり、地下1000mへ降りるエレベーター(実際には降りない)が
あり、子供が楽しめるような坑道になっている。
まぁ、今までも結構アチコチの坑道跡を見て来ているから、
特に目新しいものもなくこんなものでしょう。

1912年(明治45年)に作られた端出場水力発電所が
そのままの姿でたたずんでいる。

別子銅山は江戸時代の元禄3年(1690)に露等が発見され、翌4年開坑。
以来283年間、終始住友1社により営々と掘り続けられ、昭和48年に閉山。
時代を追うに従って坑道は山を下って来た。
上にあげた施設がある「端出場(はでば)」地区は、昭和5年から閉山まで
採鉱本部があった。
それ以前の大正5年から昭和5年まで採鉱本部が置かれていた「東平(とうなる)」
地区へも行く予定だった。
東洋のマチュピチュと呼ばれる「東平(とうなる)地区」。
楽しみにしていたが、そこへの道は冬季通行止めで行けないらしい。
そんな事、マイントピアのサイトには書いてなかった・・・のに。
東平があるあたりの山々は白く冠雪していた。