2016.05.27 群馬県六合村にあるチャツボミ苔公園へ。
かねてから行きたかった所へやっと来れた・・・と、喜んだが、もう一つ大きなオマケが。
レンゲツツジがまさに見頃。
枯れた花はほとんどなく絶好調。
予期してなかったレンゲツツジ。
硫黄の香りがしてきた。
近辺から20度程の温泉が湧いて川となっている。
酸性の水でも生息するチャツボミ苔。
まだ茶色い苔も多いが、梅雨の季節には緑が増し、秋も美しいらしい。
紅葉と苔狙い・・・かな。
2016.05.27 群馬県六合村にあるチャツボミ苔公園へ。
かねてから行きたかった所へやっと来れた・・・と、喜んだが、もう一つ大きなオマケが。
レンゲツツジがまさに見頃。
枯れた花はほとんどなく絶好調。
予期してなかったレンゲツツジ。
硫黄の香りがしてきた。
近辺から20度程の温泉が湧いて川となっている。
酸性の水でも生息するチャツボミ苔。
まだ茶色い苔も多いが、梅雨の季節には緑が増し、秋も美しいらしい。
紅葉と苔狙い・・・かな。
2016.05.28 奥日光のズミとクリンソウ
小田代原のズミは場所によっては満開。
まだ咲いてない木もある。
クリンソウはまだ早いかな?と、思っていたが、アストリアホテルの中庭のクリンソウ、咲き出していました。
枯れたような花はなく、又、これからの蕾も多く、丁度良い時に見れたようです。
赤沼の駐車場から低公害バスに乗り、小田代原で降りて散策し、復路は歩いて赤沼の駐車場まで戻ったのですが、
小田代原でバスを降りたのは私達だけ。
全ての人は終点まで行き、千手ケ浜のクリンソウを見に行くのでしょう・・・か?
千手ケ浜のクリンソウは以前見ているし、まだ早いだろうと思っていたのですが、アストリアホテルの咲き具合を見ていると
案外咲いているかもしれません。確認未です。
旅行中、昼食は軽食程度で済まし、宿の夕食に備えるので、夕食開始はたいがい18:00~を希望する。
昼食もしっかり食べれば、夕食は食べきれない。
完食を美徳とする古い人間だわ。
食事はもう一方の10畳間で用意された。
造りは、カンパチ、アジ、甘エビ、甲イカ。
カンパチ、ぷりぷりアジ、ふにゃふにゃ。
簡単な前菜と、小鉢はイカの塩辛、モズク酢。
ガザ海老のパスタ。
ガザ海老の甘味・旨味がスパゲティによくからまり、実においしかった。
幻のガザ海老付き海鮮プランで予約していた。
ガザ海老は足が早いので、なかなか地元以外には出回らない海老。
これを食べられるという事で楽しみだった。
塩焼きが出てきたが、塩辛い~。
塩味だけが突出して、海老の甘さ、旨味が感じられない。
もったいない。
頭から尻尾まで全部食べられる・・・と、言われて、その通り食べたが、案外いけるものでした。
本日のサービスという事でお品書きにはないワカメのしゃぶしゃぶ。
結構な量があり、これだけでもお腹がふくれる。
やっと魚の煮つけが食べられる。
海辺の宿に泊まっても魚の煮つけだ出ない事が多い。
若い人は敬遠するからだろうか?
鯛の切り身とガザ海老の煮物だが、味付けが薄いのに驚く。
醤油と味醂少々で味付けされ、エビからもいい出しが出ておい しい。
新鮮な素材だから、こういう味付けで素材の旨味が引き出せるのだろう。
私んちではこんな新鮮な魚は手に入らないから、こってり甘めに煮てしまう。
少々、衣厚めのガザ海老のフライも丸ごと食べる。
味噌汁はアラ汁。
たくわんに生姜が乗っている。
糠漬けの古漬けキュウリでは、塩出しして、生姜で食べるが、それと同じで古漬けのたくわんらしい。
はぁ、満腹、おいしかった~。
隣の部屋に戻ると床が延べられていた。
枕、固くて高いが、掛け布団は合い物。
夕方は涼しい風が入っていたが、ぴたりとやんだようで、少々寝苦しかった。
翌朝、朝食を食べている間に布団は片づけられていた。
ズラリおかずが並んだ朝食。
ガザ海老の刺身。
朝、あがったのかな?
夕食までは鮮度が落ちてしまい、夕食の刺身には使えないのだろう。
ハタハタの干物もなかなかお目にかかれない大物。
これも中骨まで全部食べるのだろう、頭は落としてある。
今シーズン初物のナスビ。
きれいに仕上がった焼きナスはみずみずしくておいしかった。
竹田の谷口屋の油アゲ が出た。
4月に枝垂れ桜を見た竹田の里の谷口屋。
買って帰ったが、我が家ではもっと身が詰まった厚揚げの方が好きで、これは不人気だった。
軽く焼かれたアゲに特製つゆをかけ、大根おろしで食べてみれば、これぐらいの量なら案外いける。
海藻たっぷりの味噌汁とビニールの小袋にはこの辺りの名産もみわかめが入っている。
もみわかめはふりかけのようにご飯にかけて食べる。
そして、ご飯は2合炊きぐらいの電気炊飯器がそのまま登場。
昨夜もそうだった。
フタからしずくがご飯に落ちないようにラップがかぶせてある。
昨夜は、二人して1/4も食べられなかったが、今朝は半分は食べたかな。
ご飯、2合も要りません・・・と、次回泊まる時は言わなくちゃ。
そして、たっぷりのモーニングコーヒー。
新鮮な魚をたくさん食べられて嬉しかった。
風情はない風呂だが、ちゃんと温泉だし、トイレも完備、部屋も広々。
少し歩けば景色の良い雄島で朝の散歩も楽しめる。
北陸新幹線で混みコミの金沢止まりにしないで、少し足を延ばして是非訪れてみてはいかが。
カニのシーズンになれば満室の日が多いけど、カニ食べに行こうかな。
お人に関して何も書いていなかった。
漁師のご主人、海に潜られる女将さん、それにお嬢さんのご家族で切り盛りしておられる様子。
女将さん、はにかみ屋かな?
ご主人、塩焼きの塩、控えめにお願いします。
配膳、布団敷き(多分)など、客の世話はお嬢さんの担当みたい。
お世話になりました。又、季節を変えて泊まらせて頂きます。
福井県の東尋坊近くにある1日2組限定の民宿 明治に泊まってきました。
漁村の中にある明治、道は狭くて普通車は通れません。
バスが走る道路沿いに明治の駐車場があり、そこから50m程歩き宿に到着。
玄関前に咲き乱れる紫蘭やカキツバタ。
玄関を入り、呼び鈴を鳴らすと女将さんが現れた。
狭い1階からすぐに2階の部屋に案内される。
2階に上がると、中央の風呂場を挟んで、左右に部屋が一つづつ並んでいる。
右はおしまという部屋で、私は左側のくるしまへ。
どうやらおしまの方が海が眺められ、窓からの景色は良いみたい。
部屋のドアを開けると、右手に男女別のトイレ。
女性用トイレはウォシュレット。
このトイレは、この部屋専用のトイレ。
10畳の部屋が2つ並んでいて、奥の部屋は食事処として使われる。
窓からは涼しい風が入る。
ポットは電気ポットだが、冷水は用意されなかった。
広縁や椅子はない。
こちらは食事用の部屋。
部屋の突き当りに飲み物が入った冷蔵庫が置いてあり、 勝手に開けて飲めるようになっていた。
もちろん自己申告で有料。
おいしそうに冷えている。
夕食を待たずに冷酒へ手が伸びた。
残念ながら水はなかった。
トイレの向かい側に洗面所。
アメニティ各種置かれている。
浴衣は2枚共Lサイズで、私には大きく、相方には少し小さい。
風呂は貸切対応なので、風呂場のドアに札を掛けておく。
長押にハンガー。タオル掛けは大きなもので重宝した。
風呂は 22:00まで、朝は7:00~と、朝の早い老人には辛い。
大きなユニットバスというふうな感じ。
湯はれっきとした温泉。
はるばる三国温泉を引いてきている。
どれぐらいの距離があるのだろうか?
源泉温度は高いが、ここまで来ると加温しなくてはいけない温度に下がり、加温、そして循環となっている。
ふっと塩素臭を感じたが、塩素消毒はされていないらしい。
源泉掛け流しと聞いていたが・・・。
洗い場は2ケ所あるが、両方に座ると窮屈だし、気を付けないとシャワーの湯が湯船に入る。
脱衣所に初めてお目にかかるおもしろい仕掛けがあった。
脱衣棚の真ん中にセンサーがあり、その穴をふさぐと、湯船へ湯が注がれる。
湯船には贅沢なぐらい湯が入るので、カランは使わず湯船の湯で体を洗った。
源泉名:三国温泉4号井 温度:62.8度 泉質:Na・Ca-Cl泉
Na=2235 Ca=1149 Cl=4537 硫酸イオン=1017 成分総計:9000mg/Kg を超える濃い温泉だが、
無色透明で塩分を感じる以外、大きな特徴はなかった。
見学は平日は1日に3回、予約は不要で開始時間までに受付を済ます。
自由に見て回る事は出来ず集団行動。
途中でやめて帰る事は不可。
写真は教育参考館の内部と隊員をまじかに撮る以外は自由に撮ってよい。
明治21年、それまで東京の築地にあった海軍兵学校をこの江田島に移転。
終戦後、連合軍に接収されていたが、昭和31年返還され、同時に横須賀から海上自衛隊術科学校が移転。
同年、海上自衛隊幹部候補生学校を独立開校。
昭和32年第1術科学校へ名称変更し、現在に至る。
第1術科学校は、甲板から上の作業を学ぶ学校で、与えられた仕事以外、他の部署の仕事はしない。
司馬遼太郎著坂の上の雲のロケに使われた大講堂。
大正6年に瀬戸内海の島々で産出した御影石で造られ、平成10年に磨き美しい姿に・・・。
2000名が収容できる。
上の写真は皇貴門と呼ばれる正門だが、この正門を通れるのは、皇族と自衛隊の幹部のみで、一般は裏の入り口、平民門から出入りする。
で、平民門はこちら。
こちらは現在、幹部候補生に1挺与えられるライフル銃の保管庫になっているが、かつてはここで学ばれた高松宮殿下のトイレだったそうな。
通称赤レンガと呼ばれる幹部候補生学校庁舎。
明治26年に建ち、当時は日本瓦の屋根だったが、明治38年の芸予地震で被害を受け、その際スレート瓦の屋根になった。
正面上部には桜にイカリの紋章。
坂の上の雲の撮影で、秋山真之を演じた本木雅弘が走り抜けた廊下で、モックンロードとも言う。
ここに使われているレンガは、明治21年にレンガ1枚づつを油紙に包み、イギリスから輸入されたもの。
800度と通常の倍の温度で焼かれたレンガは、表面が溶けたようで、触るとつるつる。
このレンガ、今の価格に直すと1枚20,000円程するものらしい。
かつて戦艦陸奥の4番主砲として搭載されていた40センチ砲で、教材用として置かれている。
見学通路からはるか離れた所に江田島湾が見える。
この側までは行けなかったが、正面に見える所に表桟橋と呼ばれる浮桟橋があり、自衛隊の幹部や賓客は、船で対岸からやって来る。
ここが表玄関らしい。
海上の方が、警備はしやすいのだろうか?
私が入って来た門は、さしずめ通用門・・・?
ギリシャ神殿風の建物は昭和11年建築された教育参考館。
先輩の偉業を偲び、生徒の自己修養に資するよう、特攻隊員の遺書などが展示されている。
戦前は約40,000点の歴史的資料を保存していたが、終戦時、進駐軍による没収を恐れ焼却処分し、現在返還された資料約16,000点を保存。
又、終戦時、一部の貴重な資料は厳島神社、大山祗神社等に奉納されたらしい。
今、1,000点程の資料が展示され、中でも特攻隊員の遺書の類は多数あり、ジーンと胸に迫りくるものがあった。
又、東郷平八郎元帥の遺髪が別室に厳重保管されていて、その部屋には入れない。
内部は撮影禁止だったが、特攻隊員の遺書が展示されたコーナーなど、余計なものが写るような気がした。
展示品は本物。
一通り見学を終えたが、大講堂の内部はまだ見ていない。
入学式をまじかに控え、内部は見れるかどうか分からない・・・と、ガイドの最初から言われていた。
幸い、ほんの数分なら・・・と、いう事で中に入れた。
もちろん、裏口(平民門)から。
平成21年6月のテレビロケでは、学生、職員の応募総数93名から21名を選抜してエキストラとして出演したらしい。
約1時間30分の構内ガイド。
案内、説明して下さった方は何度も同じ事を言い慣れておられるのだろう、時折ユーモアを交えながら簡潔かつ丁寧に案内された。
有意義な時間を過ごせた。
江田島に宿をとったのは、海上自衛隊 第1術科学校 の見学という目的があったから。
宇品から江田島へは2社のフェリーが出ているが、選んだのは第1術科学校に近い切串までの上村汽船。
切符売り場はなく、船内で料金を支払う。
同乗者1名で航送料金は2,550円。
30分程の船旅を楽しむ。
こちらは江田島の三高までの江田島汽船。
能美海上ロッジには三高の方が近いが、先に第1術科学校見学の為、切串へ上陸。
江田島に近づくと、カキの筏がたくさん。
切串から車で15分程、海上自衛隊に到着。
ここには、幹部候補生学校、第1術科学校などの施設がある。
右手に広い駐車場があり、そこに停める。
この写真の左手で、住所、氏名などを記入し、見学者のバッジをもらい、江田島クラブという見学者の控室で、決められた時間まで待つ。
見学の手順などは、こちらを参考に。
桜は満開とまではいかないが、5~7分咲きぐらいになっていた。
次の日曜日には構内が一般開放が予定されていた。
見学開始まで時間があるので、江田島クラブ2階にある海上自衛隊歴史ゾーンを見る。
艦船を操縦している気分で・・・。
ヒモの結び方いろいろ。
本物です。
江田島クラブには、隊員も使用する売店があり、隊員が必要とする物や、お土産まで各種揃っている。
能美海上ロッジの食事、夕食は18:00~20:00、朝食は7:30~8:30までで、共に海が見えるレストランで。
朝食時に撮った写真で、右手奥にセルフの飲み物、サラダ、お漬物類が並んでいる。
夕食時のセッティング。
お品書きはないし、説明もない。
前菜の左端はイカの塩辛、右端はクラゲの和え物だと分かったが真ん中は何やら分からない。
聞けば教えてもらえるだろうが、何か分からず食べるのでは、作った方も作り甲斐がないだろう・・・に。
名産の貝柱の王様タイラギ貝が付くプランにしたが、歯ごたえがなくちょっとがっかり。
この海辺のそばの宿で、マグロや甘エビは要らないなぁ。焼き物はタケノコと大きなエビで、これはおいしかった。
う~ん、何だろう?酢の物だが・・・。
天婦羅はカニ脚ともう一方のは何だったっけ?
デザートにコーヒーのサービスがあり、案外おいしかった。
朝食は半バイキング。
オムレツの上のケチャップは可愛らし過ぎる。
定番の湯豆腐に江田島ゆかりの海軍カレーも用意されていた。
食事の味付けは悪くないし量も適量。濃い温泉も掛け流しで良い。宿泊料金からみれば決して文句は言えないが、そろそろ建て替え時ではないでしょうか。
風呂は1階にあり、チェックインから23:00まで、朝は6:00~9:00まで。
久しぶりに見る簡素な脱衣所。
共同浴場の脱衣所を思い起こす。
洗面台も簡素・・・過ぎる。
浴室の戸を開けると、湯船からあふれ出る内湯、これはいい。
内湯のみで露天風呂はない。
湯はやや緑がかった黄土色。
久しぶりに強力な温泉に浸かった。
泉温は34.3度と低いので、やや熱い目に加温している。
成分総計:28,360mg/Kg 濃い~。
宿泊者には、すぐ近くにある温泉施設シーサイド温泉のうみ の入浴券が1枚/一人もらえる。
雨降りの中行ってみたが、ここは循環・濾過で同じ源泉なのに無色・透明。
夜だったので、はっきり分からなかったが、露天風呂はかすかに色が付いていたような・・・。
湯の違いが分かる常連さんは、ロッジの風呂に入りに来ている様子だった。
加温なのに源泉掛け流しはご立派。
リンスインシャンプーとボディソープのみ。
椅子と桶が置かれた所のカランに人が座っていると、椅子など取り難い。
特に桶が取り難い。
どうしてこんな場所に置くんだろう?習慣・・・?
設備はさておき、温泉は極上。
湧出量:240L/M PH=7.3 Na=5,776 Mg=739 Ca=2,410 Cl=14,070 Br=53.3 硫酸イオン=1,921 HCO3=62.8
2016.03.30 湯田温泉 松田屋ホテルに泊まった翌日は、広島県江田島にある能美海上ロッジに泊まりました。
国民宿舎ですが、そろそろ建て替えも必要じゃないかな・・・と、湯来ロッジなど新しくリニューアルした国民宿舎に比べてそう感じます。
海中に建ち、客室は海に面しています。
入り口の扉はきれいでしたが、扉を開けて、ちょっとがっかり。
部屋は6畳間で、トイレは共同です。
部屋は狭く、布団を2枚敷くと足の踏み場もないぐらい。
布団敷はセルフで、翌朝の床上げは不要。
広縁には一脚の椅子とテーブル、それに洗面台。
ベランダに出る事が出来ますが、窓に網戸はありません。
部屋に冷蔵庫はなく、お土産コーナー辺りに共同の冷蔵庫があります。これを利用しましたが、冷凍庫は満杯状態。
部屋に冷水は用意されてなく、レストラン前に冷水器有り。
1階に6部屋、2階に20部屋程あるようですが、共同のトイレは各フロアーに1ケ所づつしかなく、風呂場にもなかった。
4月25日 伊万里市にある竹古場公園のつつじです。
まだ満開ではない平日、訪れる人も少なく、静かに園内を散策。
駐車場料金も入場料金も不要。
つつじの穴場かもしれない・・・と、旅行者は思うけど、地元では案外有名かもしれない。
しかし、前もってサイトで調べてもヒットしなかったが、福島温泉辺りで手に入れたパンフで知ったので、やはり知る人ぞ知る穴場なのかな?
まだ、満開ではありませんでした。
GWには見頃になった事でしょう。
こちらは今回つつじ見物のメインだった長串山公園。
例年より1週間程早かった久留米つつじは終わってたが、平戸つつじは見頃。
駐車場は無料、園内は入場料金必要。
はるばる西まで来たなぁ。
長串山公園を後にして県道18号線を南下していると、日本本土最西端の地と書かれた道案内がアチコチに立っている。
これは行かなくちゃ。
県道18号線から海の方へ走って、漁港近くにそれはあった。
平成元年、国土地理院の人工衛星による測量で、本土最西端と認定されたらしい。
よく整備されているのに驚いた。
芝生広場もあり、子供なら転がって遊ぶだろうなぁ。
私達の他には1組の熟年カップルだけ。
鳥の鳴き声だけが聞こえる静かで爽やかな公園。
本土最南端は鹿児島の佐多岬、行ったぞぉ。
本土最東端は根室の納沙布岬、最北端は宗谷岬。
バンザイ、全部行ってる~。
海の向こうに五島列島や平戸が望める。
ちなみに、神崎鼻はこうざきばなと読む。
復路は海沿いの遊歩道を歩いて駐車場へ戻る。
いやぁ、なかなかいい観光スポットでした。
近くの方、旅行者の方、お金かけて整備されたこの美しい公園へ是非足を運んでみて下さい。
湯来ロッジの食事は、朝・夕共に1階にあるレストランで。
夕食、一番早い時間は17:30~。
たいていは18:00~という所が多いのに、17:30から夕食が食べられるのは珍しい。
と、思ったが、ここは昼食も食べられる日帰りプランも各種あるので、17:30からでも提供できるんだ。
一人3000円程安い夕食バイキングプランもあるが、今日は料理長おまかせ会席 プラン。
よもぎ豆腐、ヤマメ塩焼き、筍の木の芽和えなどが並ぶ前菜。
和牛のすき焼きは、衛生上の問題で生卵ではなく温泉玉子で頂く。
刺身は、名産のチョウザメ薄造り、サーモン、それにチョウザメの皮の煮凝り。
初めて食べるチョウザメ、身は弾力があり、淡泊でクセはないが、鯉の洗いを食べているような感じがした。
お吸い物はいい味がし、お凌ぎはメバチマグロのにぎりずし。
右側のゴボー饅頭玄米揚げ、ゴボーの香り・風味がしっかり味わえ、おいしかった。
レストランに入ると、カキフライなどが並ぶバイキングコーナーがあり、それらも自由に食べてよいのかな?と、思ったが、それはダメ。
一瞬、バイキングにした方が良かったかな?と、思ったが、風呂場で会ったそそっかしい女性はバイキングプラン。
彼女に聞くと、料理の品数が少なくて不満だったらしい。クチコミ通りだ。
翌朝はバイキング。
料理の品数は多くはないが、一般的なモノは並んでいる。
お粥は好きではないが、この玄米粥を少し食べてみた。
おいしい!
味が付いていて、粥ではなく雑炊だ。
ご飯は食べず、この玄米粥をお替りした。
そうそう、牛乳がおいしかったんだ。
グループの酪農家から集めた新鮮な生乳を、85度で20分殺菌するパスチャライズ殺菌で作られている。
ロッジの前にある農産物販売所で買って帰るつもりだったのに、忘れた。
食事は味も良く、ちょっと変わったものも食べられ満足できた。
この内容でオール込@10,950。
部屋もきれい、気持ちの良い温泉、料金的にはお得感たっぷり。
紅葉の頃、又、泊まりに行こうかな。
湯来ロッジの風呂は2階。
部屋も2階だったので、平行移動だけで風呂場へgo。
風呂は23:00まで、朝は6:00~9:00まで。
立ち寄りは20:30まで、朝は10:00からだろうか?早朝からの時間だけは宿泊者専用になり、静かに入ってられる。
立ち寄りにも積極的に対応した施設で、立ち寄り客は奥の入り口から入って来るようになっている。
湯上りの待合も広くとられている。
館内1ケ所だけの喫煙コーナーは、奥の左手にある。
立ち寄りの入り口とは反対面に宿泊棟への出入口がある。
我々はこの扉を開け浴室へと。
脱衣所も広いが、アメニティは売店で売られているものが置かれている。
衣服のロッカーは、何故か100円リターン式と100円不要なものが混在している。
広いぃ~大理石風呂。
左手に掛け湯コーナー、写ってないが右手にはサウナも。
大浴槽の横から露天風呂に出て行く。
洗い場も20ケ所はあるだろうか?広いスペースがとられている。
ただ、カランやシャワーの湯は節水型で、桶いっぱいにするには2度カランを押さなくてはいけない。
シャワーもすぐに止まる。
大浴槽の右手は座り湯。
低温湯は28度の源泉槽だが、隣の座り湯から温かい湯が流れ込み、30度以上になっている。 洗顔せっけんも完備。
この低温湯が手を加えていない源泉槽で気に入り、ほとんどこの浴槽に浸かり、寒さを感じたら隣の座り湯へ移動。
横にサウナがあるので、水風呂代わりにもなり、男湯ではサウナの後によく使われていたらしいが、女湯では見かけなかった。
私のように源泉風呂を楽しむ者もいるのだから、サウナ後、汗まみれでいきなりざぶんはやめて欲しい。
一幅の絵画のような露天風呂の光景。
窓枠に合わせたようなスッキリした湯船は好印象。
翌日は男女で風呂が入れ替わるが、その旨の表示がどこにもなかった・・・ような気がする。
部屋に置かれた案内にも。
そして間違いは起こった。
翌朝、連れが男湯と暖簾が変わった昨夜女性用だった風呂に入ると女性が入っていて、機嫌よく「おはようございます。」と。
「えっ、間違えたのかな?」と、もう一度暖簾を確かめに行ったが、間違ってはいなかった。
間違えたのは、先に入ってた女性だった。
女湯に入って来た明るいその女性から事の顛末を聞き、部屋に戻って連れからも聞き、あぁおかしい。
で、入れ替わった風呂は桧風呂という事で、湯船の縁は全て桧製。
ちょっと落ち着かない寝湯。
左低温湯、右座り湯。
もう少し両方の湯船の間が狭ければ、またいで温冷交互入浴が楽しめるのだが、ちょっと幅広い。
低温湯はサウナの水風呂代わりに設計されたもので、私のように温冷交互入浴は意図されていないのだろう。
湯は毎日入れ替えられているのだろうか?露天風呂は湯を入れている途中だった。
男性用の風呂の湯船も、まだ湯船いっぱいになっている浴槽は少なかったという。
どの浴槽の湯も透明できれい。
成分総計:110mg/Kg 源泉温度:28.3度 PH=9.0 ラドン:13マッヘ単位/Kg
頼りない泉質だが、PH=9.0なのでつるつる感有り。
温度も低いのでもちろん加温だが、全ての浴槽は源泉掛け流しだと言われる。
えぇ~、そんなもったいない、本当だろうか?
まぁ、どっちでもいいや、これだけ気持ちの良い風呂、そうお目にかかれない。
中国道吉和インターで下り、中国道に沿って国道186号線を走り、県道41号線へ。
つつがライフル射撃場を横目で見ながら、くねくね山道を走り湯来温泉へ。
湯来温泉と近くにある湯の山温泉は古くからある広島県の数少ない温泉地。
放射能泉と地味な泉質のため、今まで行くのをためらっていたが、九州からの帰り道1泊するのに丁度よい地点にあり、今回泊まる事にした。
さすがに広島市の施設だけあって大きくきれい。
施設は広島市、運営はグリーンホスピタリティマネージメントという民間に委託されている国民宿舎。
ロビーに神楽の衣装が飾られている。
湯来ロッジでは、毎月第2、第4日曜日に神楽公演が開催される。→コチラ
若い頃、高千穂で高千穂神楽を見た事があり、その時の感動が忘れられないでいる私、湯来ロッジの神楽も見てみたい。
広々したロビーの奥に男性・・・?
清泉寮のポール・ラッシュさんのようなこの施設に曰くある人かな?と思い、近寄ってみたが、ただの木彫りの男性像だった。
ロビーからエレベーターの方へ歩いた所、1階に4部屋程ある客室は、バリアフリー客室なんだろうか?
エレベーターで2階に上がり、ツインの洋室へ。
最近和室の方がくつろげるので、洋室より和室を選ぶ事が多いが、宿のサイトなどで和室の写真を見る限り、広縁に椅子が見当たらない。
椅子が欲しい。
洋室の写真では椅子とテーブルのセットが写っていたので、今日は洋室。
部屋も広々、チェストも広い。
全然使わない引き出しもズラリ。
全館禁煙で2階の大浴場近くに喫煙スペースがある。
加湿器も備えられ、部屋は十分過ぎる程の設備、さすが広島市。
電気ケトル、冷水も用意され、お茶はティバック。
お着き菓子のこんにゃくういろうは、ちょっと頂けない。
こんにゃくはこの辺りの名産品だが。
部屋に入って右手にあるトイレブースも広くてきれい。
洗面台も広くて、使いやすい。
浴衣はS~LLまで置かれている。
さすがに足袋まではない。
オートロックではないのに、鍵は2本。
九州での前泊2軒は、オートロックなのに鍵は1本しかなかった。
窓からは水内(みのち)川 が眺められ、遊歩道には花散った桜の木が並ぶ。
桜の頃はさぞ美しかっただろう。
良心的な価格設定だわ。
九州を後に、今宵の宿がある湯来温泉へ向かって中国道を走る。
山の木々は緑の濃淡で美しい。
滋賀県警の警察部隊が熊本での災害派遣を終え、帰途につく一団に追いつくが追い越せない。
追い越し車線を走る車は、パトカーに付かず離れずそろそろ走っている。
背後からスピーカーで「そこの〇〇 〇 〇〇〇〇、もっと車間距離を開けて!」と、二度繰り返される。
ウチの車にだ。
途中のSAでも自衛隊の部隊が帰途につく途中。
愛車のフロントガラスに走るクラック。
我が家を出て5キロも走らないうちに、前を走っていたトラックが何かを跳ね飛ばし、後続のウチにバシッ!
みるみるうちに当たった所からビ~ンとクラックが伸びて行く。
ディラーに電話して聞くが、応急処置など出来ないし、ガラスが蜘蛛の巣状になる事はないという。
目的地まで往復1400キロ、たった5キロ走った所でのアクシデント。
このまま旅をするしかない。
我が家の運転手、気持ちだけは若くて、私からみれば無謀な運転をする。
もっと車間距離を開けていれば、こんな災難に遭わなかっただろうに。
この車でフロントガラスにキズがつくのはこれで3回目。
今までの2回はひびわれまで起こしてない。
それでも1度目は2~3万の修理代を支払った。
2度目のは放置。
今回はフロントガラスを入れ替えなくてはいけない。
以前、ディラーに聞いた金額は20万円程だった。
高い!
知り合いの自動車ガラス専門店で交換してもらい11万円程で済んだが、痛い出費。
2016.04.25 今年の九州のつつじはどこも1週間程早かった様子。
自然任せの花、地元民なら可能だが、宿泊を伴う遠来の客は見頃に合わせて旅をするのは難しい。
ひと風呂浴びた後、チェックイン時にもらったフリーパスの入場券で坂道を下り御船山楽園へ。
この坂道が急傾斜。
復路、うんうん言いながら宿へたどり着いた。
夕食後、ライトアップを見に行く気力、体力はなかった。
見たかったのに・・・残念!
順路に従って歩くと、池の向うに藤棚。
背後にそびえる御船山は標高210m。
遠目にはほとんど満開に見えた、樹齢170年の大藤。
カキツバタ・・・?
今年植えた久留米つつじがあちこちに。
久留米つつじのイメージとは違い、ひょろひょろ、背が高い。
これでも、そのうち丸くなってくるらしい。
一番のスポットにやって来たが、う~ん残念、手前の久留米つつじは終わっていた。
遠目には奥の平戸つつじは満開に見える。
開花時期がずれるので、両方が見頃というのは難しいかもしれないが、できる事なら久留米つつじの満開を見たかった。
御船山楽園は、江戸時代後期の1845年、第28代武雄の領主鍋島茂義公が創設。
東京ドーム10個分という15万坪の敷地に、京都から狩野派の絵師を招き設計図を描かせ、3年の歳月をかけて造ったもの。
平成22年に、造られてから170年もの時代をまたいで発展を重ねた事が造園史上意義深いと評価され、佐賀県初の国登録記念物に登録。
手入れも大変だろうが、佐賀に御船山楽園有り、武雄に泊まろう。
モミジの木も多く、秋には紅葉の名所。
ライトアップも見たかった・・・です。