串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

リフォーム(キッチン)

2018年07月25日 | 日常

長い間更新してなかった。

北海道も全てアップしたし、家の引っ越しでバタバタしてたが
やっと落ち着き、何かアップしなくちゃ。

と、言っても、北海道から戻ってからはどこへも出かけず
温泉へも行かず、そろそろ湯切れ。

この暑さで楽しみにしていたレンゲショウマも花開いたものの
花は小さく、色も茶色く透明感もない。

それならリフォームした我が家でも・・・。

敷地内にあった借家2軒を1軒にし、母屋の2階からこちらへ引っ越し。

5/15ぐらいから工事が始まり、6月20頃完成。

2階から必要な所帯道具を少しづつ運び出し、7/8から本格的に新居住まい。

結果的にこの暑さを考えると、引っ越し時期としては最終チャンスだったかも。

2軒の台所と廊下の間の壁を壊し、長い台所と廊下。

部屋は6畳+4.5畳が2つ。

台所はタテに長いが使いやすい。

動線は長くなるが、運動不足対策にはいいみたい。

2人なのでテーブルは小さい75x75サイズ。

玄関部分だった所に冷蔵庫が2つ納まった。

流し台やガスコンロは以前のモノを使用。

IHのクッキングヒーターにしたいが、これは今後の課題。

食器棚は新しいモノを買った。

上部がステンレスの天板で可動式。

当初、調理台として使うつもりだったが、上に置くモノも多く
動かす事は考えずに固定してしまった。

組み立て式ではなく、梱包まで開封して配達してくれた。

案外使いやすそうなので、もう一つ注文し、計2つ買った。

同じモノが並びスッキリきれい。

 

引き出しの中に滑り止めシートを敷いて収納。

めったに使わなかった食器も収納し、器を楽しんでいる。

歳とってきて、高い所にある食器類はとりにくいので使う事が少なかった。

これだと一目で分かり、あれこれ迷いながら食器を選ぶ楽しみもある。

何より嬉しいのは、左右の部屋に設置した大きい容量の
クーラーが台所までカバーしてくれ、台所も涼しい。

もっともガスを使うとやや暑くはなるが・・・。

こちらは反対側の廊下。

こちらは次に・・・。


フェリーいしかり

2018年07月15日 | 旅-北海道

5月10日 苫小牧からフェリーで名古屋港へ。 

 苫小牧発19:00 翌々日の10:30名古屋港着。

途中、仙台港で3時間程停泊し39時間30分の船旅。

同乗者は歩いての乗下船となる。

 

いしかりに乗るのはこれで2度目。

前回は通路側の1等船室だったが、今回は海が見える特等船室

通常料金では2等船室しか乗れない我が家だが、
早割Aで発売と同時に予約したので、約半額の料金だった。

 

 

クローゼットに部屋着やタオル類。

この部屋着で船内は歩けない。

スリッパはOK。

2晩船で過ごすのだが、歯ブラシやタオル類の交換はない。

仙台港で停泊中、空き部屋の清掃をしていたスタッフに交換してもらった。

トイレはウォシュレット。

1等船室はシャワーだけだったが、特等船室はバスタブ付。

フェリーの大浴場は、乗船中ほとんどの時間利用できるが、
塩素臭がきつくて入りたくない。

今回の船旅では、大浴場を利用する事はなかった。 

しかし、このバスタブの幅は狭くて太った人には厳しぃ。

リンスインシャンプーなので、自分の使っている
シャンプー類を船内に持ち込む事をお勧めします。

                    

冷蔵庫、しょぼい電気ケトル、粉末のお茶セット。

この湯呑、熱伝導が良過ぎて、熱くて持てない。

2等和室を覗いてみた。

ここで40時間近くを過ごすのはちょっと辛い。 

いよいよ出港。

北海道とはお別れ。

この太平洋フェリーは苫小牧市街に近い苫小牧西港からだが、
同じ苫小牧発着の新日本海フェリー苫小牧東港で、
こちらは市街地から遠い。 

 

 

 翌朝の日の出前。

右上にお月さん。

まだ陽は上がらない。

日の出よりこの夜明け前の焼ける空と海の色が好き。

前回、天候が悪く仙台港まではよく揺れたが、今回揺れは無し。

 

 仙台港到着。

背後の山並みは蔵王連峰・・・かな?

仙台港で下りる人、ここから乗る人。

約3時間の停泊時間。

ここで一時下船するには、前もって申請しておかなければいけない。

前回も今回も下船しなかったが、フェリーの食事が悪かったので
食べ物調達目的で下船すれば良かったと思う。

近くにイオンが見える。

ここまで行くのにはタクシー利用しかないのだろうか?

2度も乗っていながら知らないなんて・・・。

 仙台港停泊中、船内をウロウロしていたら空き缶や瓶を
選別する人達が目に入った。

快適な船旅のウラにはこういう人たちの働きがある。 

40時間、食事は何度食べるのか?

乗船前、苫小牧の回転寿司 旬楽 柳町店で早いめの夕食を食べた。

回転寿司としては結構おいしくて、ここで日持ちがする
鯖の棒寿司を
買い、フェリーで夜食とした。

翌朝は買っておいたパンとコーヒーで朝食。

さて、昼食は・・・。 

 1000円のランチバイキングはひどいモノでした。

食べるモノがない。

お皿がうまらない。

前回のランチはこんなにひどくはなかったのに。

26年間フェリー・オブ・ザ・イァーを受賞している
日本一の
フェリーの食事にしてはお粗末過ぎる。

仙台港で下船して食べ物を仕入れてくるべきだった。

ランチバイキングで懲りたので、2000円もするディナーバイキングも
どうせおいしくはないだろうと、夕食は軽食コーナーヨットクラブ

まかないカレー¥510とサラダ¥100で済ました。

このカレー、熱くないし、辛くもなくイマイチ。

どうしてフェリーの食事はこうもおいしくないんだろう。

 2日目の夜明け、富士山が見えた。

 やっぱり日本一のお山だわ。

 

名古屋港に到着。

この日、いしかりランチバイキングクルーズでもうひと働き。

到着時間も通常より50分早い9:40着。

ランチバイキング・・・まさかあの私が食べた内容ではないでしょうねぇ。 

 

同乗者は一足先に下り、この辺りで下りて来る車を待つ。

40時間、長いけど揺れなければ快適な船旅かもしれない。

しかし、食事には満足出来ない。

でも、又北海道へ行く時には利用すると思う。


東藻琴芝さくら公園

2018年07月11日 | 旅-北海道

 何度か訪れている北海道だが、まだ見てないものがいくつかあった。

流氷、桜、芝ざくら、これらが宿題。

流氷は2月に見たし、桜は今回の旅で見た。

後は芝ざくらだが、滝上の芝ざくらには少し早いし、場所も離れている。

東藻琴の芝ざくらもまだ満開宣言は出てないようだけど
場所的には近い所なので、ここへ行く事に。

 網走から釧網本線沿いに斜里方面へ向かっていると
海の向こうに連なっている知床連山が見えた。

知床五湖めぐりをした日には全く見えなかった知床連山。

今日見せてくれただけでもラッキ~。

 うわっお~、いいじゃないですか。

この右手に広い駐車場があり、そこへ停める。

 入園料金500円を支払い園内へ。

チケットの半券を見せれば、当日なら出入り自由。

 この南向き斜面は7分の咲き具合。

 

 

 ゴーカートのコースがある西向き斜面は5分咲き。

訪れたのは5月9日。

この後5月16日に満開宣言が出たようです。

昨年よりは3日程早い満開宣言。

 

 

 西斜面へは行かず、南斜面だけの散策で帰ります。

階段通路には木材チップが敷かれていて歩きやすいです。

 

 しかし、この階段上り下りが指定されていません。

急いでいた東洋系の外国人、通路が人でいっぱいなので
横の芝ざくらを踏みながら上がって行きます。

やはりこの濃いピンクのが一番強い品種なんだろうか? 

下の斜面の白いのが咲いたらきれいでしょう。

はぁ、見たかった芝ざくら、多いに満足しました。

帰り際、苗を買おうかと思って売店をのぞいたけど
案外高いので、買うのをやめました。


リフォーム

2018年07月10日 | 日常

 北海道から戻ると家のリフォームが始まりました。

 自宅の横にある借家2軒を一つにして、そこへ住み替える事に。

 長い間、貸す事もなく内部は物置になっていました。

戸も汚く、最近新しい家が建つ我が家周辺、
このままではみすぼらし過ぎる。

 右側の戸は無くし、扉は左側に。

約1ケ月後やっと完成しました。

ガスの配管が見苦しいですが。

7/8に隣家から引っ越し。

しかし、Wifiが繋がらない。

ネットが出来ないパソコンなんて・・・。

あれこれ試行錯誤して先ほどやっと繋がりました。

そんな訳で更新もままならずの毎日でした。


監獄博物館

2018年07月03日 | 旅-北海道

GWに行った北海道旅行、いつまでもダラダラ引っ張ってます。  

2018.05.09 知床ウトロから網走へ。

網走で行きたい所があった。

博物館網走監獄

1890年(明治23年)、標茶にあった釧路集治監の分監として網走に誕生。

何もない所から囚人自らが木を伐り出し、レンガを焼いて
造りあげた旧網走監獄の建物が移築、復元されている。

うち8棟が明治時代の木造建築として国の重要文化財に指定され、
6棟が登録有形文化財に登録されている。

広い駐車場に停まってる車はまばら。

ツアーのコースにも入ってないのだろうか?

流氷ツアーで来た時も近くのオホーツク流氷館へは行ったが、
ここは紹介があり前を通っただけ。 

そのオホーツク流氷館で買った文庫本を読んで、是非行ってみたいと思った。

入館料金1080円、ちょっと高いなぁと思ったが、
インターネットの10%の割引有り。

 正門

 反対側(内側)から正門を見る。 

重要文化財の庁舎。

内部は囚徒が切り開いた北海道開拓の歴史と、見どころを
紹介した
展示コーナーがあり、まずはここで軽くお勉強。

そして広い構内へ出発。 

 えっ・・・?と、相方すら驚いた独居房。

 窓がなく光が入らない暗闇の懲罰房

中の人形もリアル。

重い懲罰の時は1週間もこの暗闇の中で過ごしたとか。

 こちらは登録有形文化財のレンガ造り懲罰房

 

入浴時間たった15分の浴場。

 3つのパートに分かれた風呂場。

15人ずつ入浴。

6月~9月までは月に5回の入浴。

それ以外の月はどうだったかなぁ・・・?

 

 1912年(明治45年)に建てられた重要文化財の教誨(きょうかい)堂

外観は和風。

先頭を歩く女性は館内ガイドの方。

約50分の無料ガイドツアーが1日3回開催される。

これに参加したが、総勢3名だけだった。

説明を聞きより深く理解し、これらの施設が囚人達の手に
よって建てられたとの話に感心させられた。

10:00、11:30、14:30 と時間は決まっている。

ここに行かれる方には是非このガイドツアーをお勧めします。

 内部は洋風に作られている。

いよいよ5棟の房が放射状に広がる舎房へ。

その中央に全体を見渡せるように作られた六角形の中央見張り所。 

この舎房と見張り所は重要文化財。

 第一舎から第三舎までは雑居房

 明治45年、収容されていた囚人達の手で造られた
世界最古、最大の五舎房。

昭和59年までの72年間使用された。

 第四舎は独居房

第五舎は模範囚を収容。

 第四舎は天井の造りが雑居房とは違う。

 ここは超有名人の独房。

生々しい昭和の脱獄王白鳥由栄の人形。

ワイヤー入りの天井のガラスを頭突きで破り脱獄。

 自分たちが食べる野菜を自給自足。

こちらは明治29年に建てられた二見ケ岡刑務支所

日本最古の木造刑務所で重要文化財。

建設当時のレンガ。

これらも刑務所内で囚人の手によって焼かれた。 

 

いかつい顔の囚人達。 

二見ケ岡刑務支所は開放的処遇施設なので、囚人達の
日常が垣間見られるような展示になっている。

正月のおせち。

 なかなかの御馳走。

 これは現在の網走刑務所の雑居房。

 

 こちらは独居房。

監獄歴史館では当時の暮らしや作業を紹介している。

この姿で足に重りを付けられ、道路工事に出ていた。

そういう暗い歴史しか知らなかったが、農作業をしたり
戦争中は飛行場建設に大活躍した・・・とか。 

もっとも、施設全体としてはポジティブな展示にしてあるが、しょせんは捕らわれの身。

それに寒い季節はそうとう辛かったでしょう。

 2時間程ここで過ごした。

よく整備された博物館。

近くに行かれる時は、ここの見学も是非予定に組み込む事をお勧めします。