つばき荘の食事は朝・夕共にレストランいろは島で、夕食は18:00から30分刻みで19:30まで。
朝食は7:00から同じく30分刻みで8:30まで。
小上がり席も足が下におろせるようになっていた。
お品書きはなく、運ばれた料理の説明もない。
聞いてもすぐに答えは返らない。
新人さんだったんだろうか?
前菜も何を食べているのか?自分の経験から推しはかる。
先附の右端はいったい何やら?
聞いた!
かつらむきの大根の中に、細く切った鯨の皮。
不思議な食感は、皮鯨だったんだ。
昔はよくササガキごぼうと一緒に味噌汁にして食べた皮鯨、懐かしい。
皮くじらもお洒落な一品になっていて、もう少し食べたかった
しゃぶしゃぶの肉はかたいぃ。
さすがに刺身はどれもよく活きている。
この辺り、車エビの養殖が盛んで、その車エビの塩焼き。
新鮮なエビは甘くておいしい。
おしのぎに茶蕎麦。
河豚の唐揚げ。
〆は筍ご飯。
味付けも丁度良く、おいしかった~。
しかし、別注文で予約していた車エビの天ぷらが出てこない。
どうやら忘れられていたようで、一番最後になった。
大きな車エビが2尾、甘くておいしい。
どうって事のないフルーツだが、どれも甘い。
朝食に筍のたいたんがどっさり出て、筍大好きな私は嬉しい。
漬物がいただけない。
干物のアジはみりん干し。
一人鍋で目玉焼き。
料理は総じて味付けも丁度良くおいしかった。
魚、そう好きではないので、魚のオンパレードでは持て余すが、煮魚を食べたいものだ。
なかなか煮魚は出ない。
海のそばの宿だから、煮魚にするような新鮮な魚はいっぱいあると思うのに・・・。
まぁ、若い人には敬遠されるかもしれないが。
建物もきれい、湯もなかなかのもの、料理もそこそこおいしい。
細かい要望はあるが、これで宿泊料金はオール込で@10500とリーズナブル。
なかなか良い宿でした。