串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

北海道初紅葉旅-5(銀泉台にて)

2010年09月29日 | 紅葉

第一花園から眺める紅葉は素晴らしい。

これで満足して、帰る人もたくさんいます。

ツアーで来た人達も時間の制限があり、ここから引き返すようです。

私達は行ける所まで行こうと・・・。
先を歩く人の姿が見えます。
今度は下りのようです。

尖った山は「屏風岳」、奥に連なるのは武利岳、武華山・・・かな?

終わりかけのミヤマサワアザミの蜜を必死で吸う蝶。

「エゾシロチョウ」もしくは「エゾスジグロシロチョウ」・・・だろうか?

ここなんか歩き安い道ですが、こんな楽な道ばかりではありません。

真っ赤に燃えるウラジロナナカマド。

登って来た方向を見ると、右手にバスが走る林道が見えます。

こんな歩きにくい道が随所に。

おっとっと、へっぴり腰ですねぇ。
ストックが杖代わりに・・・。

 

第ニ花園に到着。

途中で昼食をとったので、ここまでは40分ほど。
風が強いです。

綿毛になったちんぐるまがいっぱい。

 ちんぐるまの綿毛と、小さい紫色はミヤマリンドウ。

歩いて来た方向を振り返ります。


北海道初紅葉旅-4(銀泉台へ)

2010年09月28日 | 旅-北海道

道の駅「白滝」へ寄ります。

旭川紋別自動車道のPA・SAは、この道の駅「白滝」だけのようです。

丁度、「秋の大収穫祭り」開催中。

野菜やキノコ類が売られていますが、旅は始まったばかり、買う事は出来ません。

珍しい、大阪では手に入らない名前も知らないキノコが並んでいます。

かぼちゃ、買って帰りたい。

おやっ、こんなものまで・・・。

一つ買いました。

中から大きなイチジクが出てきて、その甘さとパンがよくマッチしておいしかった。

層雲峡へ入って来ました。

10月中旬頃でしょうか?この岩の木々も赤く色づきます。

ここらあたり大雪山国立公園で、コンビニは「ホテル層雲」前に1軒あるだけ。

このコンビニで昼食のおにぎりを買うつもりでした。
しかし、コンビニのおにぎりの棚はからっぽ。

はぁ、去年は、反対側の三国峠からアクセスし、コンビニがなかったので
おにぎりを買えませんでした。

今年は、このコンビニで・・・と、思っていたのに、誰が思うのも同じ、
もっと早く銀泉台方面へ向かう人達が昼食用に買って行ったんでしょう。

こんな事なら、先ほど寄った道の駅「白滝」で買って来れば良かった。
おいしそうなおにぎり、並んでいたのに。
コンビニさん、もっとたくさん仕入れておいて下さいよ。

大雪湖ダムサイトの駐車場へやって来ました。
すでに多くの車が停まり、私達は随分奥へ駐車する事に。

駐車場の協力金200円が必要です。

ここから銀泉台行きのシャトルバスに乗ります。
10:30発のバスでした。

当初の予定では、一般車の通行止めは23日までだったんですが、
紅葉が遅れているため、26日まで延期になりました。

11:05銀泉台到着。

去年よりはるかに少ない山肌の赤・黄色。

まずトイレに駆け込みます。
トイレ2箇所しかないので女性用は長い行列が出来ます。

しかし、今年は工事現場用のトイレが3台並んでいて、少し行列も緩和。

登山届けを出して11:13入山開始。

12:03第一花園に到着。
えぇ~50分もかかってる。

平均的なコースタイムは30分なのに、これじゃ先が思いやられます。

 


北海道初紅葉旅-3(マウレ山荘の朝食&風呂)

2010年09月27日 | 宿-北海道

しこたま呑み、たらふく食べた後、風呂へと。

丸瀬布温泉は、PH8.6、成分総計790mg/Kgのアルカリ単純泉。
温度45.2度、湧出量250L/M。

この温泉は有史以前から湧いていたのを、アイヌの人達が傷の治療や衣料繊維の製造に利用していたが、
大正6年に温泉旅館が建ち、以来網走管内では、温根湯に継ぐ古い温泉旅館だったらしい。

昭和32年、丸瀬布町が国民宿舎「翠明荘」を建設し、43年間営業を続けるが、老朽化もあり平成12年に休業。

そして平成13年4月、現在のマウレ山荘として営業を開始し、現在に至ります。

北海道の数ある温泉でもあまり知られていない(知らなかったのは私だけかも)丸瀬布温泉だが、歴史は古いようです。

ず~っと、泉温が27度と低かったのですが、現在の源泉は、昭和57年に1300m掘削して得た45度のものです。

男女別に内湯と露天。

時間で男女が入れ替わる事はありません。

広い内湯。
塩素臭が漂います。

マウレ山荘には、一般の客室の他に4部屋ほど温泉付きの部屋があり、この部屋の源泉と、温泉付きコテージの温泉は、源泉掛け流しです。

そんな殺生な。
多勢が入る大浴場が循環だなんて・・・。

温泉付きの特別室、結構、いい値段です。

貧乏人は循環で我慢しなくちゃいけない。

奥に長い露天風呂。

右手の色が変わっている所は、一段高くなっていて半身浴が出来ます。

すぐそばを川が流れていますが、眺めは、そんなによくありません。

PH8.6もある上に循環を繰り返しているからでしょう、浴感はヌルヌルです。

ぬるぬる好きな方にはいいでしょう。

立ち寄り入浴客の休憩所は広いです。

朝食は、昨夜とは違うレストラン「パシパ」でバイキング。
朝からパスタ・・・。

デザートまでしっかり皿にとっています。

大好物の松前漬けをたっぷりと・・・。

パン派の私、パンを探しましたが、あったのはこのサンドイッチだけ。

具だくさんの苦手なサンドでした。

品揃えや味も満足する内容でした。

焼きたてパンが並べば文句ないのですが・・・。

昨日は暗くてよく分からなかったマウレ山荘。

なかなか、いい感じです。

今回のレンタカーはヴィッツ。
3日間15000円也。

秋の交通安全期間中という事で、レーダー探知機を持参しましたが、全く必要無しでお荷物になりました。

今日は天気が良さそう。

銀泉台を目指して早い目のチェックアウト。

部屋、食事、応対、文句ありません。

ただ、温泉が源泉掛け流しなら、是非、又泊まりに来たい所ですが、ぬるぬるの循環湯なら、もういいや。

旭川紋別自動車道を、層雲峡に向けて走ります。

無料区間ですぅ。

比布JCTから紋別まで通じる予定の「旭川紋別自動車道」ですが、今年の3月に上川天幕~浮島IC間が開通し、丸瀬布まで快適なドライブです。


北海道初紅葉旅-2(マウレ山荘の食事)

2010年09月27日 | 宿-北海道

一風呂浴びる間もなく、夕食は18:30からにしました。

浴衣に着替え、夕食会場のレストラン「レイラ」へ。

テーブルに並べられたナイフ&フォーク、最後まで使いませんでした。

先附の長芋豆腐。

ふんわり、それでいて長芋のしゃきしゃき感もあり、なかなかおいしい。

こちらも先附の愛別産なめこの牡蠣ソース炒め。

大きななめこでした。

牡蠣ソースとの相性は悪くはないのですが、ここは大根おろしで食べたかった。

前菜のトマトとモッツァレラチーズ、茄子の生ハム包み、器には魚介のマリネ。

お酒がすすみます。

↑の写真、ウイルスソフトが働き、私には見えないのですが・・・。

厨房の表、客からもよく見える場所で蕎麦打ちが始まりました。

各地の「冷おろし」がそろえられていて、時期的にも「冷おろし」だ!と、あれこれ注文し呑んでみました。

個人的には山形の「山法師」というお酒が一番おいしいと感じました。

しかし、この「冷おろし」いずれも1合¥1050です。

う~ん、ちょっと高いなぁ、半値の¥525なら納得できるんだけど・・・。

お酒だけでは物足りないぐらいのご馳走が出て、ついにビールまで注文。

オニオングラタンスープですが、パンが大き過ぎるぅ。

大根のカバーがかかったお刺身登場。

旬の盛り合わせという事で、サンマ、真ツブ貝、マグロ、水タコ、マツカワカレイ、ウニ、それに赤い身はミンククジラという豪華版。

ソイとエビのポワレ。
これさえも、お箸で頂いた。

ウエィター、お勧め上手なんです。

日本酒を好む客だとみてとり、「もう、日本酒はいいか」と、思っているところに「米沢の凄くウマイお酒がありますが、いかがですか」と・・・。

「じゃぁ、それも・・・」と、注文すると、肴セットもどうか・・・?と、きた。

で、それも・・・。

上の写真が、その「肴セット」でした。

ししゃも(北海道産だと思いたい)、ハタハタ、ニシン・・・。

なかなかおいしいものばかり。

ビーフシチュー

釧路産タラバ蟹浜茹で

味、普通・・・かな?

ごはんは、山菜かに飯。

キンキのあら汁がおいしかった。

そして、蕎麦が登場。

昨日とどいた幌加内産の新蕎麦粉で打ったものです。
香り、分からない私。

挽きたて、打ちたて、ゆがきたての極上品。

ここまでの食事で、もうお腹いっぱいだったけど、この蕎麦、もう少し食べたかった。

デザートのブルーベリータルト。

これだけ食べてお腹いっぱいになった後にタルトは少々辛いかなぁ。

食後のコーヒーもおいしいコーヒーでした。
お替り欲しかった。

「マウレ山荘」には3種類の食事コースがあり、もちろん料金に反映します。

今回、中間の「マウレコース」にしました。

もう少し軽い内容でもいいかな・・・?と、思うほど充実した夕食でした。

この宿の人気の秘密は、この食事に有り・・・で、しょうか?


一言主神社の彼岸花

2010年09月26日 | 

道の駅「かなん」へ買い物に行ったついでに「一言主神社」の
彼岸花を見に行ってきました。

満開の場所もありますが、まだ、蕾の所も多く、
来週あたりまで楽しめるのではないかと思います。

最近、ダンナにもコンデジを持ってもらう事にしました。

持ちたくない、写したくもないようですが、私が写真撮影に夢中になっている間、
手持ち無沙汰のようで「まだか?帰ろう!」って、いつも言われるのです。

で、上と下の写真が、ダンナが写したものです。


葛城古道を歩いて九品寺の方へ行こうかなぁ・・・と思いましたが、
今日は時間がなく、あきらめました。

そして、昼食は「乾」の蕎麦で・・・。

今日は一番乗りで11:10着。

ダンナは車中、私は玄関手前の椅子に座り待ちます。

待つ事15分ほどで席に着きました。

「乾」では、温かい蕎麦は、「鴨せいろ」のみです。

で、今日は「鴨せいろ」にしました。

こんぺいちゃんとのやりとりで、熱い汁が出てくるかどうか?
確かめたかった。

ぶ厚い器でした。
そして、熱くて器を持つ事が出来ません。

冷たい蕎麦をさっとくぐらせば、なまぬるくて中途半端。
しばらくし浸せば熱くなりますが、やはり私は冷たい蕎麦がいい。

 

 


マウレ山荘

2010年09月25日 | 宿-北海道

関空から旭川へ飛びます。

大阪からの直行便は、関空発13:30の1便だけで、旭川着は15:35。

レンタカーを借りて、いざ出発は16:00になってしまいました。

はぁ、これなら新千歳に飛べばよかった。

新千歳なら大阪から何便も飛んでいる。

しかし、新千歳~旭川は高速で2時間かかる・・・。

どこにも寄らず直行したのだが、宿に着いたのは18:00前で、すでに陽は暮れていた。

今宵の宿は、丸瀬布(まるせっぷ)温泉の一軒宿「マウレ山荘」。

この宿を選んだ理由は、去年、北海道へ行った時(女満別空港に降りたのだが)、この機内になんと近所の
整形外科医院の一族が乗っておられて、「どちらへ?」と尋ねると「丸瀬布温泉へ」と、言われた。

知らなかった「丸瀬布温泉」、ネットで調べてもすこぶる評判が良い。

その時から来年は「丸瀬布」に泊まろう・・・と、決めていたのです。

ロビーの暖炉に火が入るのもまもなくでしょう。

辺鄙な場所にあるリゾートホテル。

きっと第三セクターでの営業だと思っていたが、れっきとした民間の経営。

以前、町が関係する「翠明荘」という名の国民宿舎があったが老朽化し、平成12年に現在の「マウレ山荘」に変わったようです。

ロビーで頂くウェルカムティはハーブティ。

少し酸味が効いたお茶だった。

部屋は洋室。

シティホテルの部屋と同じような感じ。

バス・ウォシュレットのトイレ・洗面所付き。

シャンプー類は、ポーラの製品。

空の冷蔵庫・冷水が入ったポット・それに電気ポット。

レディスプランなるものがあり、2000円高くなるが、私一人だけレディスプランで申し込んでおいた。

「生活の木」製品のハーブティやポーチに入ったトラベルセット等が部屋に用意されていた。

今、ネットで調べても、このプランはない。

トラベルセットだけでも売店で2500円で売られていたので、これだけのアメニティが付いて+2000円はお得感有り。

マウレ山荘、今年で丁度10周年。

「その記念にタオルをお持ち帰り下さい」と・・・。

普通サイズより長目で中心部分は、ワッフル織り。

両側は普通のパイル織りと工夫されているもので、初めてお目にかかる。

レディスセットのアメニティ、タオルと荷物が増えてしまうが、有難く頂いて帰る。


2010銀泉台の紅葉

2010年09月23日 | 紅葉

北海道から帰って来ました。

銀泉台の紅葉です。

緋たすき・・・ですね。

赤岳斜面の紅葉。

又、ゆっくりアップします。

 

 


順番は・・・?

2010年09月17日 | 蕎麦

何度かこのブログでも書いている近所の蕎麦屋「乾」での話しです。

開店は11:30。
平日でも、開店前から行列とまではいかないけど、待つ人が並びます。

先日、開店前に行き列に並びました。
2番目です。

いえ、2番目だと思っていたのですが、車はすでに4台停まっていて
その順番でいけば5番目でした。

店が開き、店内に入ろうとすると、どこからともなく現れた男性2人連れが
先にテーブルに着きます。
車の中で待っていたのです。

「あれっ???じゃぁ3番目か。」と、思っていると、私の背後から
「もっと後でしょ!」という声が、私に向かって・・・。

へぇ~、そんなルール初めて!

暑い中、並んで待った順番じゃなくて、到着した順番なの?

でも、一番目の人は、到着も一番の様子で、一番に並んでいたよ。

変なの!と思いながら席を立とうとすると、次ぎの順番と思しき客が
「いいよ、いいよ、私らそんなにお腹空いてないから・・・。」と、
言ってくれたので、そのまま3番目で食する事になった。

店内は大きなテーブルが3つだけで、3組座れば後の客は待たなければいけない。

ご夫婦2人でやっておられる蕎麦屋。
一度に多くの注文はこなせないでしょう。

厨房の手が止まらないような間隔で、相席でも・・・と、席に案内されます。

私もしばらく行ってなかったのですが、到着した順番に・・・というルールが
出来ていたのでしょうか?

何度も行ってるけど、こんな事初めて。

いつも注文する「えびおろし」1200円也。

なんだか居心地悪く、早く食べて席を変わらなきゃ・・・と、いう気持ちで
食べたので、せっかくのおいしい蕎麦なのに味わうひまもなくかきこみました。

一度、店のひまそうな時に、この話をご主人にぶつけてみたいと
思っていますが、いつ行っても忙しいそうなあるじ。

しかし、蕎麦はウマイです。

自家製粉ではないので値段はおさえめ。
でも10割蕎麦。

あの蕎麦粉からこんな繊細な食べ物が出来るのか?と、
いつも驚きながらいただきます。

日曜日から北海道の大雪高原へ行って来ます。

日本で一番早い紅葉目当てですが、今年の暑さで紅葉は遅れ気味。
おまけに、天気も悪そうで・・・。


 

 


冷おろし

2010年09月15日 | 食べ物

今しか呑めない「ひやおろし」がやっと届いた。
到着予定を大幅に過ぎて・・・。

先に送られた酒をヤマトが、途中で割ってしまったのだった。

酒専用の箱に入れ、発砲スチロールも巻いていたというのに。

当然、ヤマト負担で同じモノが届けられたのだが、「ひやおろし」は
数量が限られた限定品。

同じモノが手に入らなければ、どうしただろうか?

配送時、何のお詫びも聞けなかった。

責任は受け手側のデポにあるらしく、そこからはお詫びの電話があったが、
事故品だという説明など内部では連絡がないのだろうか?

素直でごねる客ではない私だが、配送時、一言お詫びの言葉が聞ければ、
印象を悪くせず、この先もヤマトを使い続けるだろうが、ちょっと考え直してしまう。

ねぶたで青森へ行った時、清酒3本と土産物を買い、同梱で送って欲しいと
言うと、店で断られた。

お酒は割れやすいので、別にするよう言われていると・・・。

仕方なく高くつくが、別包装で送ってもらったが、それも郵パックだった。

ヤマトさん、がんばって!
郵パックに負けてしまうよ。

一方、こちらは先日届いた商品。
郵パックだった。

利尻からの送料は1500円とすこぶる高い。

配送業者の郵パックを誉める訳ではなく、この商品「わかめスープ」が好き。

5月末に利尻・礼文へ行き、仙法志にある利尻漁協の店舗で自宅用に買って
帰った、「カットわかめ」と「わかめスープ」。

カットわかめは、柔らかくておいしく、わかめスープも簡単で味が良くて重宝する。

電話で注文したところ、カットわかめは品切れ。
で、わかめスープだけ送ってもらった。

大さじ1杯ほどをお椀に入れ熱湯を注ぐと出来上がり。

小さい頃、母親が「とろろ昆布」にカツオ節をのせ、醤油をたらしたモノに
熱湯を注ぎ、インスタントすまし汁を作ってくれたのを思い出す。

それよりも、もっと手抜きだが・・・。

こういうもの、市販品でも色々あるだろうが、既製品をあまり使わない私は、
利尻で採れた原料だけで作られているという安全性(確かめた訳ではないが)と、
わかめだけでなく、芽カブもガゴメこんぶも入ったバラエティの豊かさに惚れ込んでいる。

それに加えて、利尻漁協 仙法志御崎直売店の丁寧な対応に感心させられた。

商品に添えられた礼状に「今後共、利尻の海の幸をよろしくお願いします。」と
ある。

もちろんですよ!

送料は高くつくけど、この対応をみるだけで、扱う商品に間違いはないと
単細胞な私は信じてしまう。

本当は利尻まで出かけて買いに行きたいんだけど・・・。
行きたいなぁ・・・。

 


夏終わり旅-5(ふじやの食事)

2010年09月10日 | 宿-東海

本館宿泊者は、朝食・夕食共に大広間で食べます。

藤助の宿の食事とどう違うのか?
楽しみでした。

前菜のようなものは、藤助の宿と同じものが出ていると思うが、盛り付け方はいたってシンプル、ありきたり。

同じ料理でも、盛り付け方次第でおいしく感じるものだと痛感する。

「たらの芽の胡麻和え」

少々甘い味付けで、ゴマは「えごま」だろうか?これはおしかった!

茶碗蒸しも丁度良い上品な味でおいしかった。

煮物のぜんまいは、太くて味がよくしみておいしい。

他にまぐろと甘エビの刺身や岩魚の塩焼きなどが並ぶ。

前回、藤助の宿に泊まった時、肉は出なかった。

飛騨牛・・・食べてみたい。
と、いう事でワンランク上の¥13800の宿泊料金となった。

ステーキだが薄い。
柔らかくておいしいが、これだけで3000円アップするのか?

せこい主婦、3000円x2 で、どれぐらい肉が買えるのか?頭で勘定。

もう一つ、この宿での私の楽しみは、↑のにごり酒。

どぶろく風にごり酒、大白川の恵「ぶな」。
平瀬温泉の旅館・民宿でしか飲むことのできない「まぼろしの酒」。

甘口でこくがあり私は大好き。

2合で1800円と少々高いが、3本、自宅用に買って帰る。
それも、後、残り1本。
大事に呑まなくちゃ。

朝食は8:00と8:30から。

宿泊料金に見合う簡素な朝食です。
右端の固豆腐、おいしくてもう少し食べたかった。

朴葉焼き味噌2人分。

飛騨の名物だろうが、私には塩辛い。

「藤助の宿」と本館の「ふじや旅館」、料金には5000円以上の開きがある。

どちらを選ぶか?と、なると、私は「藤助の宿」だろう。

食事、部屋、共同のトイレ・・・これらは本館でかまわないが、あの階段を上り下りして風呂場に向かうのが一番辛い。

少々、コスパの悪い宿だが、あの野菜料理とにごり酒を味わいたくて、きっと又泊まりに行くだろう。

天気は快晴。

国道156号線を南下し、御母衣湖を眺めながら、ひるがの高原の前を通り高鷲(たかす)インターから東海北陸自動車道に乗る。

夏休み最後の日曜日とあって、高速道路に渋滞予想が出ている。

巻き込まれたくないので、今日は、どこにも寄らず帰宅する事に。

案の定、高鷲インターの手前で下り線は渋滞していた。

渋滞、嫌ですねぇ。

夏終わり旅は、これで終了。
しばらくネタがないなぁ・・・。 


夏終わり旅-4(ふじや旅館)

2010年09月07日 | 宿-東海

白川郷、平瀬温泉「ふじや」に泊まります。

日本秘湯を守る会のWスタンプキャンペーン開催中。

宿泊料金の安い本館でもスタンプは2つとあって、今回は、本館で予約。

25年程前、玄関上の2階の部屋に泊まっていますが、今、2階の部屋は使われていないようで、
奥まった所に1階、2階、それぞれ4部屋がある本館。

新館の「藤助の宿」の方は分かりませんが、本館の8部屋のうち5部屋は客が入っていて、そのうち2組は一人客。

4.5畳程の踏み込みと8畳の部屋。

小さなテレビ、もちろん、トイレと洗面所は共同。

3月頃だったか?風呂の改修工事がされていて、新しくなった風呂が楽しみでした。

露天風呂、変わっていません。

本館宿泊客は入れない、貸切風呂を覗いてみましたが、こちらも、そう変わった感じはしません。

結局、内湯だけが以前とは変わって明るい風呂になっていましたが、私は以前の感じの方が好きだなぁ。

石張りの湯船に、ややぬるめの優しい湯が注がれています。

茶や黒の湯ノ花が底に沈んでいます。

リンスinシャンプーとボディソープ以外のアメニティは何もありません。

洗面台にあるのは、ドライヤーだけ。

藤助の宿に泊まると、巾着袋に色々入っているのかもしれないが、本館は、タオルとハブラシだけ(バスタオル有り)。

安い宿泊料金の本館の宿泊者も同じ風呂を使うからでしょうか?

相変わらず、コスパは良くないです。

本館に泊まって何が一番困ったかというと、この階段です。

道路をまたいで本館と新館。

浴室は共同なので、本館からは階段を昇り下りして浴室へたどり着きます。

階段の蹴上が高くて、下りは危険です。

お年寄りにはキツイだろうなぁ。

無料のマッサージ機があり、好きな私は何度も使用。

こちらは、新館の「藤助の宿」の風呂場入り口。

部屋名が書かれたゲタ箱にぞうりをしまいます。

本館の宿泊者は、本館の階段の手前でスリッパを脱いで来ないといけません。

新館を覗きに行きたい、ウロウロしてみたいと思っても履物がありません。
うまく作られています。
新館の貸切風呂を覗くのに、私はスリッパを持って風呂場へやって来ました。

風呂上りには、この水だけ。

冷たいのかと思いきや、ぬるい。

う~ん、霧立の水はうんと冷たかったのに・・・。

なんか、文句ばかり書いていますね。

あまり快適に過ごせない本館に泊まった理由の一つは安いから。

10000円ポッキリ(税込み10650円)で泊まれ、スタンプも押してもらえます。

もう一つは、やはり、新館との違いをこの目で見たかったから・・・です。

新館に泊まった時の食事は、ほんとにおいしかった。

本館でも、あの食事が食べられるんだろうか?

食事編は後日アップします。


夏終わり旅-3(蕎麦のやまこし)

2010年09月03日 | 旅-関東・中部

どこかで軽く昼食を・・・と、白川郷へ向かって国道156号線を走っている時
偶然目にした「蕎麦屋」の看板に導かれわき道に入る。

 

知らなかったが、「やまこし」という案外有名な蕎麦屋らしい。

どっしりとした合掌造りを思わせる店。

宿泊も出来るんだ。
後で調べてみたら、案外、いいお値段。

玄関で靴を脱ぎ、障子を開けて中に入ると、結構広い。

テーブル席に座敷、それにカウンター席と・・・。

水蕎麦を注文。

水蕎麦・・・?どんなんだろう?

なんてことはない。
盛り蕎麦が水に浸かっているだけ。
コンブが敷かれているように思ったが、器の模様だった。

つゆは、カツオがぷ~んと香るおいしいものだった。

蕎麦・・・?
どうだろう?
10割蕎麦で悪くはない。

これなら、近所の「乾」の方がおいしいかな。

暑くて合掌造りを撮る気にもならない。

14:00過ぎ、宿泊する「ふじや」の前を通り過ぎ、例の場所へと。

庄川を向こう岸へ渡り左折(しかできない)すると、水汲み場がある。

前回、ふじやに泊まった時に教えてもらっていた湧水「霧立ちの水」。

ダンナはここの水は、あまり冷たくないと、言うが、なんのなんの凄く冷たい。

もっとも、前回汲んだのは2月。
8月の今、水はとても冷たく甘い。

左右2箇所から流れ出ている。

いつも車に乗せている2Lのペットボトル5箱、いただいて宿へと向かう。


夏終わり旅-2(弥陀ヶ原湿原にて)

2010年09月01日 | 旅-関東・中部

台形の山は、奥大日岳。

弥陀ヶ原ホテルの左横から遊歩道へ入る。

あれほどいた乗客は、いったいどこへ消えたんだろう・・・?
それほど弥陀ヶ原を歩く人は少ない。

さぞかし、室堂は人であふれている事だろう。

ガキの田と呼ばれる地塘が点在する。

木道がずっと敷かれているが、これが結構歩きにくい。

景色に気をとられて、下を見ないで歩いていると、1枚板を削った部分に何度もつま先をひっかけた。

標高1900mぐらいの弥陀ヶ原だが、暑い。

1時間ほどで歩ける「内回りコース」と、2時間ほどの「外回りコース」があり、
途中、コンビニで買って来たおにぎりを食べながら「外回りコース」を歩く。

ちんぐるまの種が風にそよぐ。

「コヒョウモン」という蝶。

ベニヒカゲという天然記念物の蝶。

標高1700mぐらいからよく現れる蝶らしいが、弥陀ヶ原ではたくさん飛んでいた。

コヒョウモン、ベニヒカゲ、それに写真には撮れなかったが、「ミヤマモンキ蝶」と
いうのが、弥陀ヶ原に生息する三大名蝶らしい。

う~ん、何だろう?
カラフル、頑丈そうな体。

外回りコースを歩く人は少ないのだろうか?
ちょっとしたブッシュになっている。

しかし、高山植物は、このあたり一帯の方がよく咲いていた。

高く伸びたミヤマシシウドに蜂が群がっていた。

立山うつぼぐさ

ヨツバヒヨドリ・・・か?

立山あざみ

ワレモコウとアキノキリンソウ(黄色)のコラボ。

ワレモコウ、弥陀ヶ原では一番よく見かけた花。

ワレモコウとシモツケソウ。

当初、4時間後のバスを予約していたが、途中でおにぎりを食べ休憩しても
「外回りコース」は、2時間ほどで歩けた。

急遽、バスの予約を早めてもらい弥陀ヶ原発9:35のバスで下山。

このバス、満席なら乗れないのだが、こんな早い時間に降りて来る人は少ない。
まだまだ、室堂へ向かうバスは満車で続いているぐらいだから。

ゼッケンを付け室堂に向けて歩く人達。

海抜0mの富山湾から3003mの雄山を目指す「立山登山マラニック」らしい。

朝4時スタートし65キロの道のりを走り、歩き15時までにゴール。
はぁ、過酷なレース。

10時前に立山の駅に到着。

立山の駅前は観光バスが並び、多くのツアー客や一般客があふれていた。

立山をイメージしているのか、山のレリーフが付いた照明柱。

富山インターから北陸道へ入るが、立山インターの方が近かった。