串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

黄色のカタクリ

2011年05月31日 | 

 但馬高原植物園を後にして車を走らせると、「←ザゼンソウ・水芭蕉群生地」
の標識を発見し、行ってみることに・・・。

そこは、ハチ北高原スキー場の近く。

 可愛いですね。

 茶色の花が終わると葉が広がるのでしょうか?

手前の道沿いには咲いていたもので、葉の茂る奥は、もう花が終わっていました。

続いて、車で10分ほどの水芭蕉の群生地へ。

山の斜面に作られていて、自然発生のものではありません。

水芭蕉も終わりかけでした。

珍しい黄色の水芭蕉があります。

世話されている方に教えてもらって、初めて気づきました。

水芭蕉を背にカメラを構えている人がいて、何を撮っておられるのか?

カタクリなんですって。

へっ、カタクリって紫色で背も低いんじゃないんですか?

黄色のカタクリで、珍しいようです。

私も初めて見ました。

ここにもイカリソウが・・・。


但馬高原植物園(そらママさんへ)

2011年05月30日 | 

そらママさんへのお返事です。

ワンも歩いてましたよ。

 

リードを付け、遊歩道からはずれず歩き、水には入らない、そして排泄物の処理が
責任もって行われるのなら、ワンも入園可能です。

大丈夫ですね。

シラネアオイ、満開でしたが、今はもう遅いでしょうね。

これからだと、クリンソウ、アジサイ、タニウツギ、ササユリなどが見頃になるようです。

6月12日~22日まで「癒しの森のガーデンショー」が開催されます。

私がこの日泊まった七釜温泉の「こう屋」さん、ワン受け入れ拒否ではないです。

部屋で自由に・・・と、いうわけにはいかないかもしれないですが、
人間が泊まるには安くておいしくて、温泉もいい宿です。

 

 


但馬高原植物園

2011年05月29日 | 

5月15日、大町藤公園を後にして、冬の間クローズだった、
村岡にある但馬高原植物園へ。

 

園内に入ってすぐの所の「くろもじ」に小さい花が咲いていました。

ここは標高680mで、平地に咲く植物の上限、高山植物の下限。
そして、南方の植物の北限、北方の植物の南限・・・と、いう好立地。

カニのシーズン中はお休み。
やっと来る事ができました。

 シロバナイカリソウ

 

トキワイカリソウ

イカリソウでも、色が違うと名前も違うのか・・・?

 

残念ながら、ザゼンソウや水芭蕉には少し遅かったようです。

シラネアオイ

この花が見たかった・・・と、いう声が、回りから聞こえました。

そう・・・、そんなに有り難い花なのか・・・。

ニリンソウもよく咲いていました。

 

ヒマラヤユキノシタ

 

天気も良く、気持ちの良い森林浴を楽しみました。

おぃおぃ、そこで寝ていては、もったいないじゃないですか。


山陰一の藤公園

2011年05月27日 | 

竹田城を後にして向かったのは、同じ朝来市にある大町藤公園。 

道路沿いに看板が立ち、かなりの力の入れようです。

 

山から吹き降ろす風を受けて、鯉が整列。

鯉を泳がせている光景は、結構アチコチで見かけるが、ここのは
ほんとに絵になっている。

香りが充満しています。

つくづく、藤の花は下から眺めるものだと思いました。

3日間だけ行われるライトアップ。
その最終日、晴天の日曜日とあって、園内は凄い人出。

平成11年に完成した大町藤公園。

藤棚の総延長は500m。

花ほ本数は120本。

花の房が最長1.45mにもなるようです。

これだけ咲きそろっているのは、見事としか言いようがない。

少し前、春日大社へ藤を見に行ったが、遅かったのか
残っている花は少ししかなかった。

ここの藤は春日大社のお口直し・・・?
あぁ、バチがあたりそう。

 

 

 

食事処でうどんなどが食べられ、模擬店や名産品を売る店も出ていました。

うどんを食べたのですが、お茶どころか水の1杯もありません。
聞くと、「ペットボトルを買って下さい」と、きた。
この人出、水だけ飲みにくる人がいるのかもしれないけど、
せめてうどんを注文した人にだけでも・・・お願いします。

帰ろうとした時、訪れる人がチケット売り場に行列を作っています。

何箇所かある 駐車場(無料)も満杯で、車の渋滞ができていました。

満開の藤を堪能し、今から来る人は気の毒だなぁ・・・と、思いながら
渋滞の様子を撮る私は、ちょっと嫌なヤツだ。


竹田城

2011年05月24日 | 旅-関西

快晴の5月15日、まず向かうは竹田城。

駐車場から城跡まで約700m、勾配の緩い亀さんコースを歩く事に。

しばらくは舗装された道を歩き、上の地図の亀マークあたりから山道に入る。

この山道がかなり険しく、ふ~ふ~言いながら登ると、目の前に石垣が出現。

城への入り口。

大手門跡

天守があった一番高い所に登るには、ハシゴで。

男性ならひょいひょいと登れるハシゴだが、首にデジイチをぶら下げた私にはきつい。

そして、あと一段、手をかけるタラップが欲しい。

すばらしい眺めが広がる。

但馬の国の山名氏と争う播磨の国の赤松氏。

ここ竹田城は、但馬の国の国境を守る拠点として、
1440年頃、山名宗全が家臣太田垣氏に築城を命じた。

曲輪の全てを石垣でとり囲んだ総石垣の城郭。

 城跡からは全体が写せない。

9月から11月頃まで発生する雲海に浮かぶこの城を見てみたいが、
それには条件があり、クリアーするのは難しいなぁ。

 

眼下に 円山川の流れが見え、播但線を行く列車は、特急「はまかぜ2号」か?

お城と桜・・・。
ここも桜の木が多く、桜の頃には駐車場もいっぱいの人出だったらしい。

 

石垣は、滋賀県坂本の穴太衆の手による穴太積み。
すき間が多いが、水はけも良いという。

400年の歳月を経た現在も、修復された石垣全体の1/8を除き、
当時のままの威容を誇っているという。

山藤が咲く。

この旅では、あちらこちらで山藤が咲いているのを見かけた。

 

最後の城主となった赤松広英は、関が原の戦いで西軍に味方するが、
西軍が敗れると東軍に寝返り、鳥取城を攻める。

その際、鳥取城下を焼き討ちした咎を受け、徳川家康から切腹を命じられ、
以後竹田城は廃城となる。

1600年、時に広英38歳。

焼き討ちの責は名目で、家康は生野銀山が欲しかったんだろう。

 平成元年、角川映画「天と地」の撮影がここで行われ、その際3億円の
制作費をかけ、天守閣や大手門のセットが作られたらしい。

国の史跡に指定されているので、もちろん、それらは何も残っていない。

何もないのがいい。

コンクリートの天守閣など、ここには似合わない。


もみじのプロペラ

2011年05月23日 | 大仙公園

アベノのスター猫を見た日、大仙公園の日本庭園へ出かけました。

大仙公園の桜並木が緑に変わり、よく見ると小さなサクランボが・・・。

ヤマザクラの木です。

染井吉野は、人間が作り出した品種で実が生っても、その種で発芽には至らず
接木でしか増えないようですが、ヤマザクラはこの種を蒔けば増やせるのかなぁ・・・?

桜守の藤右衛門さんが、枝垂れもそうして増やした・・・と、言っておられたので
枝垂れ桜にも実が生っているかどうか、見てみたのですが、なかった。

日本庭園内の紫蘭とはこねうつぎ。

紫蘭の根は、七宝焼きの銀線や銅線の接着剤になるらしい。


どうだんつつじはすっかり終わっていたが、さらさどうだんは、まだ少し残っていた。

日本庭園内には、もみじやかえでの木がいっぱいある。

プロペラが種を飛ばす準備をしている。

 

 

 お気に入りのこの日本庭園、今、花は少ない。

つぎはあじさいかな・・・?


雨の京都(東山界隈)

2011年05月22日 | 京都

 

行者橋。 

見つけた!四葉のタクシー。

緑したたる知恩院の三門。 

 食べたかったが・・・。

 

 

一緒に写真を・・・と、交渉する外国からの観光客。

若くて美しいから許せるか・・・。

清水三年坂美術館で本日はおしまい。


雨の京都

2011年05月22日 | 京都

京都東山白川にかかる石泉院橋の東詰。

七宝家並河靖之旧宅が記念館になっている。

手前は植治と呼ばれた七代目小川治兵衛の旧宅だが、住む人もなく荒れ果てている。

 

 

通りを挟み建つ並川医院は3月末で閉院。

並河靖之の養女の婿が始めた並河医院だったという。

隣家に住む植治が手がけた庭。

敷石が素晴らしい。



さりげなく使われている軒瓦の描くカーブが、ほのぼのとした庭園を形作る。

七宝の研磨用に琵琶湖疏水から、初めて民家に水が引き込まれた。

 

回りには茶室もトイレもないが、置かれた蹲が庭を引き締める。

横に井戸がある台所の流し。

下にも蛇口があり雑水はここから・・・。
水を無駄にしない先人の知恵。

展示された七宝作品は撮影不可。

 

 


アベノのスター猫

2011年05月21日 | 大阪

JR天王寺駅の東口、ミオへの入り口に登場。

み~こちゃん、♀です。

ひんやり、御影石の上で気持ち良さそう。

今日の衣装は「京唄子バージョン」。

この子の隣に京唄子さんが住んでおられるとか。

そのうち「ナニコレ珍百景」に出演します。
見てね。


七釜温泉「こう屋旅館」-3

2011年05月20日 | 宿-関西

下の写真だけ見ると、なんだか品数が少なそうですが・・・。

 

 

大きなプレートに盛りだくさんのおふくろの味。

ちょっと甘い目の出し巻き卵はおいしい。

卯の花にきんぴらごぼー、きゅうりの酢の物には、旬のほたるいか。

自家製カレイの一夜干し、じんば草という初めて食べる海草と薄揚げ、ごぼーの煮たもの。
ポテトサラダに、自家製お漬物。

わかめトッピングの新鮮野菜サラダに、磯の香りがぷ~んとするわかめの味噌汁。

そして、そのおいしいご飯で食が進みました。

こう屋旅館、季節を変えて又泊まりに行こうと思っています。
お気に入りの宿になりました。

 

 チェックアウト後見に行った田君川のバイカモです。

花はまだ水中で、チラホラ。

 

 


葛城山のつつじ-2011.5.20

2011年05月20日 | 

近鉄御所駅着7:54。

ロープウェイ乗り場行きのバスは、8:42発。

だいぶ待たなくてはいけないなぁ・・・と、思っていたら臨時バス有り。
8:02出発でロープウェイ乗り場まで行きました。

ロープウェイ乗り場近くの駐車場には、すでに車がたくさん停まっていました。

ロープウェイもすぐに発車したので、葛城山山頂には9:00前に着きました。

たいがい、この前で皆さん記念撮影なんですが、今日はらっき~。

 

 自然つつじ園が見えてきました。

大阪で一番高い山、金剛山を借景に。

コバノミツバツツジは、色よくきれいに咲いている。

一方、ほとんどを占める朱色系のつつじがちょっとおかしい。

↑の写真は、終わりかけですが、まだこれからの蕾が茶色く変色しているのが多く
見かけられます。

去年はこんな事なかった・・・と、毎年来ている人が言います。

今年の開花は1週間ほど遅れた、その影響でしょうか?

 

ヤマツツジを中心に、ミヤコツツジ、モチツツジ、それにコバノミツバツツジが咲く。

ミヤコツツジ、モチツツジ、どの花なのか分かりません。 

歩いて来た道を振り返ると。

 

 

 

 

 

 

 

 

同じような写真ばかりで・・・。

 

 

 

 

白樺食堂でうどん&コーヒーをいただき、ロープウェイで下山。

時刻は11:00過ぎ。
下からはどんどん人が上がって来ます。

上りのロープウェイは、整理券が発行され、乗車案内を待つ人であふれていました。

今日(金曜日)、ロープウェイの始発は6:50だったようです。
そして、明日、あさっては、もっと早くから運転するだろうと、係員さんが・・・。

 

 


七釜温泉「こう屋旅館」-2

2011年05月18日 | 宿-関西

食事は1階の部屋で頂きます。

食事処ってあるのかなぁ・・・?
宿泊客が多ければ、部屋食になるのかなぁ・・・?
聞き忘れました。

お刺身です。

赤バイ貝、アジ、スズキ、さつきエビ、ハゲと盛りだくさん。
バイ貝好きです。
さつきエビは、ぴくぴく動いてました。

あんこうの皮のゆびき。

コリコリ、ポン酢とよく合いおいしかった~。

あん肝です。

いいタコの煮物、浜坂湯葉、うどの胡麻和え。

うどの胡麻和えがいいお味で、もっと食べたかった。

ハタハタのから揚げ。

頭から尻尾まで完食。

年季の入ったサザエの煮たもの。

あんこうのから揚げ。

他にも、蒸し物があったのですが、もうお腹いっぱいで断りました。

お吸い物には、クロクチという貝が・・・。

いい出しが出ているし、小さな貝なのに身がしっかり。

〆のご飯が、甘く感じられおいしいのです。

こう屋さんで栽培されたお米なんです。

今まで泊まった宿のご飯の中でベスト3に入りそう。

もう、お腹いっぱいだったのですが、しっかり食べました。

今回はじゃらんで予約した「海幸+トッピング」@13,500のプランで、
但馬牛のステーキかあわびかどちらか選べます。

私はアワビをお刺身で。

尿酸値の高いダンナは但馬牛のステーキ。

 ステーキに付いてきた薬味です。

はぁ、食べた、食べた、食べました。

ご主人自らが朝仕入れてこられた魚介類。
どれもおいしかった。

朝食が楽しみです。

 

 

 


七釜温泉「こう屋旅館」-1

2011年05月18日 | 宿-関西

右端小さく写っている方がご主人。
まだお若いです。

夕食・朝食共にご主人が運んで来られ、こちらの質問にも気さくに答えて頂き、
お客にはいくらでもおいしいものを食べさせたい・・・と、思っておられる。
そんなふうに見えました。

こう屋さんで唯一トイレが付いている部屋「うめの間」。

アジアン風和室で琉球畳が敷かれた広い部屋です。

丸窓がお洒落です。

洗面所の下には空の冷蔵庫、右手はウォシュレットのトイレ。

2階に5部屋ほどの客室。

共同のトイレは男女同室ですが、ウォシュレットできれいにされています。

七釜温泉の共同浴場「ゆ~らく館」のチケットがいただけます。

ゆ~らく館へは宿から歩いて3分ほど。

日曜日の午後、混まないうちにと、チェックイン後すぐに行きましたが
空いていて拍子抜け。

これじゃ、写真も撮れたのに、デジカメは持って来なかった。

こちらは宿の内風呂。

内風呂だけで露天風呂はありません。

この日、男湯が私たちの貸切風呂になりました。

ライオンの湯口から源泉が掛け流され、もったいないぐらい湯船からあふれ出ていきます。

湯温はやや熱いめで、この温度じゃ入れない人もいるでしょう。
私には丁度よいのですが、夏場はちょっと厳しいかも。

でも、浴後のベタつきはないのでOKかな・・・。

 色は笹にごり、香り無し、味も無し、つるつる感少々・・・と、いう
どちらかといえば控えめな泉質ですが、最近はこういう優しい(熱いので
そう優しくはないのですが・・・)泉質が好きです。

 


七釜温泉へ

2011年05月16日 | 旅-関西

 

自宅を出たのは夜明け前の5:00。

まずは竹田城。

朝の7:00過ぎだというのに、駐車場には10台ほどの車が停まっていました。

凄いです、天空の城。

山陰一の藤公園、和田山にある「大町藤公園」へ。

満開の日曜日、凄い人出でした。

かねてより行きたかった「但馬高原植物園」で森林浴を楽しみました。

七釜温泉「こう屋旅館」の夕食のアワビです。

翌日、チェックアウト後、近くにある「田君川バイカモ公園」へ。

バイカモの花には少し早かったようで、花はチラホラ。

村岡にある「耀子(かかご)の清水」で水汲みです。

近くにある「猿尾の滝」へ。

二段に落ちる豪快な滝に驚きました。

篠山城へ行くが、今日は定休日とあって城スタンプはゲット出来ず。

同じ篠山にある蕎麦処「一会庵」で遅い目の昼食。

「そば切り」の他に「そばがきぜんざい」を頂き、予定は全て終了。

本日15:30帰宅。

詳しくは後日・・・。

 

 

 

 

 

 


つつじ満開の三室戸寺

2011年05月14日 | 

山門の手前あたりから遠望するつつじ山には、誰もが「きれいぃ!」と、声をあげます。

どうやら、まだ満開で見頃の様子。

罰当たりが本堂へは行かず、庭園へと・・・。

しゃくなげも数本花開いていました。

 

珍しい八重のつつじ。

 

 

 

 

本堂裏手の山が禿山になっていて、決めたい構図がイマイチ・・・。

遠目には満開できれい~ですが、近寄ってみると、花が茶色く枯れかかって
いる所もあちこちにあります。

ここ数日天気も良さそう。
もしかしたら、この何日間かが最後の見頃かもしれません。

庭園内の茶店でわらびもちを頂きます。

宇治らしく、抹茶もかかりおいしかったのですが、結構、量が多くて・・・。

 

 名残惜しいですが、目(カメラ)に焼き付けて出口へ。

寺を後にし、三室戸駅へ向かう途中の民家前で・・・。