串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

三段峡ホテルの食事

2016年12月29日 | 宿-中国・四国

 食事は朝・夕共に大広間で。

 

手づくり感いっぱいの料理が並ぶ。 

 

アマゴだったかな?甘露煮。 

      

  
                                         鍋は洋風。全体に結構量が多かったので、じゃがいもは持て余す。

でっぷり肥えた子持ち鮎。 

茶わん蒸しも出て。 

舞茸などの天ぷら。 

もう一つの鍋には名物の栃モチ入り。 

 

 朝、窓の外は清々しい。

 

締めくくりにはモーニングコーヒー。

洗練された料理ではないが、ふるまう気持ちが感じられ、全ておいしく頂いた。

部屋などの設備に関して、ないないづくしと書いたが、女将さんをはじめスタッフのもてなす心遣いが感じられる良い宿だった。

女将さんは今日の予定を聞いてくれ、チェックアウト時お勧めのマイナーなコースを道案内して頂いた。

おかげですっかり気に入った北広島、来年の紅葉時期に再訪しようと思う。


三段峡ホテル

2016年12月28日 | 宿-中国・四国

2016.11.14 湯来ロッジで神楽鑑賞を楽しんだ翌日、
国の特別名勝
三段峡の正面口にある三段峡ホテル

ホテルと名は付くが、相当年季の入った老舗宿。

三段峡、50年程前に来ていた。

しかし、こんな宿があったのか?全然覚えていない。

紅葉した山々を背景に駐車場も広くいい感じ。 

           

 三段峡の全容を現した大きな看板が、敷地のすぐ横に立っている程、
この宿は三段峡を散策するのに好都合な場所に建っている。

宿の裏手、この橋を渡って三段峡散策路へ。 

翌朝、霧がかかりベールをかぶったような山々。

つかの間陽がさし、期待したが天気は段々悪くなってきた。 

 眺めの良い1階真ん中の部屋に泊まった。

チェックイン可能時間までには随分時間があった。

荷物だけ置かせてもらい三段峡散策に行くつもりで玄関へ入ったが、
女将さんは部屋の準備が出来ているからチェックインしても良いと、優しいお言葉。

この親切な対応は食事や随所に感じられ、設備は古いが好感の持てる、又泊まりたいと思わせる宿となった。 

廊下ピカピカ。

この階段を下りて風呂場へ行く。 

 

置かれた家具類も年季物だが、気取らない雰囲気が好ましい。 

 

          

 廊下、階段、壁・・・使い込まれ、掃除が行き届いた館内、優しい雰囲気が漂う。

 

 

 部屋は踏み込み+8畳間に広縁。

 

入り口方向を見る。

部屋にトイレはなく、部屋を出たすぐ前に共同トイレがある。

冷蔵庫もなく、ポットも旧式とないないづくし。

すりガラスは銀杏の紅葉で真っ黄色。 

部屋に入ってすぐの所にある洗面台は水しか出ない。 

 部屋やロビーのある1階から地下へ下りて長い廊下を歩き風呂場へ。

浴室へは更に階段を下りる。

ピンボケ。 

 

無色透明、特徴無しの湯だがいちおう温泉で、日帰り入浴も可能。

三段峡散策の後の温泉としては気持ち良いだろう。

風呂は23:00までと朝は6:00~9:30。

大きく見やすい成分分析表がかかっている。

う~む、なんだか気の毒に思えてしまう湯だわ。

やはり広島は温泉貧県なのか?

広島県民に叱られるかな。

              


3度目の神の郷温泉

2016年12月19日 | 宿-九州・沖縄

 宮崎県小林市、大阪からは遠い。

それでも3度目の宿泊。

近ければもっと泊まりに行ってるだろう。

 いきなり夜景の神の郷温泉。

 ジモッチにも人気の入浴施設。

朝の早くから夜遅くまで、広い駐車場に車がたくさん。

いつも露天風呂付きの部屋に泊まるが・・・。

今回の部屋はベランダ付。

おまけに車がすぐ近くに停められる。

この白い壁の向こうに部屋。

この壁に囲まれた部屋は2室しかないみたい。

 

広いベランダ。

もうすぐ12月とあって風が冷たく、ベランダに座る気持ちにはなれなかったが
気候の良い時なら、ここで何しよう・・・か?

だぁ~っと広い15畳の部屋。

布団が左手に積まれている。

頼めば敷いてもらえるが、好きな時にごろっとなれるようセルフで敷いた。

左の扉を開けるとウォシュレットのトイレ。

真ん中押入れ。

右の扉を開けると洗面所から露天風呂へと続く。 

ユニット洗面台も大きくて使いやすい。 

ここで服を脱いで・・・。

洗い場へ。 

広い洗い場なので少々寒い。

右手のドアを開けると・・・。 

露天風呂 

惜しげもなく源泉が注がれ、入るとざぁ~っともったいない程こぼれ出る。 

ブツブツ析出物は触れると痛い。

炭酸と鉄の臭いが混じる湯。

湯量は調節可能。 

      

 宿泊者専用のヒノキ風呂も素晴らしい。

他に立ち寄り客が利用する大浴場も本館にあるが、今回は一度も入らなかった。

それほど、満足できるこの内湯。

 

 

 10000円を切る宿泊料金なのに、足袋までついている。

もっとも、食事処のある本館にはスリッパはないので、足袋は必需品かも。

朝食は前回と変わりないように思ったが、夕食のバイキング、ちょっと質が落ちたような気がした。 

 

 玄関前に飲泉所があり、これをペットボトルに頂いて帰る。

効能を信じて毎日飲んでいるが、飲みにくさはない。

気のせいかトイレへ行く回数が増えたように思う。

出て行ってよ、余分なものは。

温泉、コスパ最高、大好きな宿泊施設で3月には連泊で予約済み。 

1度目はこちら 2度目アップしてない。

その時の風呂はこちら

食事はこちらで。


竹と椿のお宿 花べっぷ-食事

2016年12月18日 | 宿-九州・沖縄

夕食は2階にある食事処胡蝶で。

18:00~用意出来るのだが、昼食をしっかり食べたので、我が家にしては珍しく19:00~とした。 

2組のテーブルが並ぶ個室。

隣のテーブルとも近い。

これだけ近く、話す声も聞こえるぐらいなら、いっそ個室ではないレストランでいいのに。

 おしながきによれば、四季の恵海の恵地の恵里の恵田の恵、果の恵と6つのパートに分かれている。

まずは四季の恵という事で、先附、八寸、造りがワンプレートで出て来た。

白和え、豊後牛の八幡巻き、サワラの若狭焼き、造りはシマアジとヒラメ。

左フグの山芋蒸し、サーモンのバケット。

造りぐらいは別の皿で出てきたらいいのに・・・などと思いながら食べるが、
このワンプレートだけでも30種程の材料が使われている。 

      

 海の恵は海鮮鍋。

左の皿の中の材料を鍋に入れてぐつぐつ。

大きなヒオオギ貝、霜降りの鯛、それに細い中華乾麺・・・おいしい出しと
丁寧に下ごしらえされた材料からもいい出しが出ておいしい。

          

 地の恵はカボス鰤大根。

カボス鰤・・・?

カボスで育てられた鰤でしょう、炊いた大根の上に乗り、味噌あんで頂くが少々しつこい味。

里の恵は宇佐産すもう鶏の利休揚げと別府産冠地鶏の天ぷら。

料理長のこだわりなのだろうか?器は黒いプレート状のものが多用されている。

売店で売られている小石原焼きの器で食べたいなぁ。

このプレートの皿、持ち上げると重い。

そのせいか、サービスは男性スタッフ。

漬物の黄色いのはナンキンの浅漬け。 

デザートも和・洋。 

グラスの中は金時芋プリン。

お品書きには食材と産地まで丁寧に書かれている。 

大分を中心とした九州の食材を厳選して提供されている。

旅に出れば地元の名物、珍しい食べ物を食べたいと思うが、そう地産地消にこだわらない。

地鶏の天ぷらなど、揚げてしまえばどこの鶏でもそう変わらない味になる。

そんな事を言っては、この宿、料理長に失礼だろう。

ここは、宿のこだわりの食事をおいしく食べなきゃいけない。

朝食は1階にある食事処侘助で。 

テーブルの上にはミートボール、厚揚げ、湯葉とごぼうのきんぴらの3種盛り。

左上、四角い箱には海苔が温められている。 

飲み物、漬物、野菜はハーフバイキング。 

青竹の取箸いいなぁ。

これも、この宿のこだわり。 

 

           

           おいしそうな卵だけど、玉子かけご飯は好きじゃない。

         とったものの結局食べずに残してしまった。

          

  

 

    

 

 

 

ご飯は一人分づつ釜で炊かれる。

九重産の無農薬米ひとめぼれ。

おいしいお米だったが、ちょっと芯が残っているような気がした。 

炙られた海苔はロゴマーク入り。

朝食の海苔、炙って食べる宿は初めて。

久しぶりに館内の写真を数多く撮った宿だった。

風呂にやや不満は残るが、前日の神の郷温泉の風呂が抜群だったので、それと比べれば見劣りするのは仕方ない。 


竹と椿のお宿 花べっぷ-風呂

2016年12月16日 | 宿-九州・沖縄

 風呂は1階、ピローコーナーの手前を左に曲がり一旦外へ出る。

丁度出口にエステコーナーがあり、前を通る度にエステのスタッフから「いらっしゃいませ」と、声が掛かるのが煩わしい。

風呂へ行く客がドアを開く度に冷たい風が吹き込み、スタッフには気の毒に思う。

エステの場所はなんとかならないものだろうか?など・・・と、余計なお世話。

 赤い暖簾が女性用の乙姫、正面は家族湯笑顔、男性用の桃太郎は手前をず~っと奥に行った所にあり、男女入れ替わる事はない。

入浴時間は、チェックイン~深夜1時までと、朝は5:00~9:30まで。

ほのぼのとした脱衣所。

その雰囲気を醸し出しているのは、すりガラスの椿のロゴと丸いティッシュペーパーホルダーかも。 

鍵がかかる脱衣箱。 

 

ボディタオルは置かれていた。 

えぇ~、これは牛乳風呂? 

違いました、マイクロバブルバスという高濃度酸素風呂で湯は真っ白に。

両方の湯船を湯が行ったり来たり・・・。 

確かに、白い湯に浸かっていると体中に泡が付く感じ。

泡は見えないが手で肌をなでると結構ヌルヌル。

この湯船の方が人気があるようで、大きな源泉の湯船よりこちらに浸かっている女性は多かった。 

男性用の風呂には、このマイクロバブルバスはない。

他にミストサウナ完備。

 大きな露天風呂はあるが、展望がきく訳でもないし、特に面白味はない。

この源泉は別府八湯の中の別府温泉竹瓦温泉駅前高等温泉などと同じ泉質。

隣と仕切りがある洗い場で、鏡はよく磨かれていた。 

 桶まで椿の花びらだ。

クレンジングと洗顔が全ての洗い場に置かれているのは嬉しい。

源泉名:別府温泉 温度51.5度 PH=8.4
Na=165.2  K=14.7  Mg=22.5  Ca=34.5
Cl=41.3  硫酸イオン=50.5  HCO3=470  CO2=32.5
成分総計:1105mg/Kg  Na-HCO3泉


竹と椿のお宿 花べっぷ-部屋

2016年12月14日 | 宿-九州・沖縄

部屋は2階~5階までで全30室程あり、4階の羽衣というクラス、和洋室の部屋だった。

琉球畳が敷かれた和の部分と・・・。 

もう少しテーブルが大きければいいのになぁ。

ベッドが2つ。 

入り口方面を見ると、左手にライティングコーナー。

その横はクローゼット、ドアの左手にトイレ、奥突き当りはお茶コーナー、その右手に洗面所とバス。 

ライティングコーナーには必要なものが揃っていて、狭いがこのスペースは調べものなどをするのに重宝した。 

          

クローゼットの段数からみると、この部屋には最大5名まで泊まれるのかな?

この宿の可愛いロゴが印刷された不織布の大きなバッグが人数分。

風呂へ行く時などに利用するのだが、こんなバッグは初めてお目にかかる。

デザインもステキなので、持ち帰るが、何に使おうか?

大事にし過ぎて未利用。

男女共にフリーサイズの作務衣は、私には大き過ぎて着心地悪し。 

お茶のコーナーにはコーヒーメーカーがあった。

おいしいコーヒーで、もっと飲みたければ売店で売っている。 

かぼすピールも。 

          

    空の大きな冷蔵庫に冷水とカボスジュース(ちょっと怪しい)。

   ついついつまみたくなるおやつ、各種飲物・・・。

   宿のサイトにも書かれているように、女性目線のサービス。

   女性に人気があるのはよく分かった。

 

    

     洗面所のアメニティ。

 

      

温泉ではない風呂が付いていて、思わず入りたくなるような清潔で愛らしいバスタブ。

早朝、使いました。

テレビはBS、Wi-Fi 共にOK。


椿と竹のお宿 花べっぷ

2016年12月13日 | 宿-九州・沖縄

2016.12.01

武雄温泉、神の郷温泉と泊まり、翌日の別府の宿はどこにしようか?

復興割りクーポン利用で、女性に人気の花べっぷ に泊まる事に。

駐車場から玄関への長いアプローチ。 

道路に面しているが、外を通る人からは見えないような感じでお忍びにはいいかも。

 玄関に到着。

 

左手、フロントでチェックイン。 

竹を多用し、別府湾に上がる太陽と月をイメージした間仕切りが宿のご自慢らしい。

変則的な編み方(勝手編みと言われたかな?)で、私はきちんと揃った網代編みなどの方が好き・・・かな。

 ロビーに座り、館内の説明やら食事時間を決めて部屋に案内される。

ここでは、ウェルカムティは出ない。

ず~っと奥に浴衣・枕の間 花しるべ

 部屋には作務衣が用意されていて、この色浴衣は有料で600円。

枕が各種置いてあり、好みの枕を選べる。

高い枕が苦手な私は、一番低いのを選び、カバーをかけてもらい部屋へ。 

お土産コーナー、ショップ別府椿も華やいだ雰囲気。 

つい目がいく焼き物。

片づけに入ってる歳なので、もう買う訳にはいかない。

 喫煙者は肩身が狭い。 

          

 

          館内スリッパはなく素足(足袋はついている)で歩く。

          畳敷だったり、竹敷きで気持ちは良いが、掃除は大変だろうなぁ。

 

 

 

 

 

 ロビーの一画におまんじゅうコーナーがあり、一口サイズのお饅頭や飲み物が自由に・・・。

          

           豊後高田杵やさん の一口饅頭、白餡の中からカボスがちらほら、おいしい~。

           夕食後は違うお饅頭に変わっていた。

 

 そして朝食後はコーヒーサービス。

いたてりつくせりのお宿です。


武雄温泉 御船山観光ホテル

2016年12月11日 | 宿-九州・沖縄

 御船山楽園の紅葉が見たい~と、再び御船山観光ホテルに投宿。

前回は訳ありプランでオール込@10700円。

安いプランにも関わらず、部屋良し(眺めは悪いが)食事おいしく、浴室も見応えありで気に入った宿だった。

ただ、残念な事にお目当てだった久留米つつじは終わっていた。

今回はそんな安いプランではなく、通常プラン。

部屋は移動が少ない2階を希望。

エレベーターはなく階段利用なので、3階は辛いです。

 眺めがまずまず・・・と、いうだけで訳ありプランと変わらない客室。

客室のアメニティは充実しているが、風呂場にはないので注意。 

湯は循環で悲しいけど、この浴室の床には見惚れる。 

部屋の並びの食事処。 

夕食もこの食事処なので、かなり騒々しい。

佐賀牛陶板ステーキ懐石

牛肉、なくてもいいんだけど、紅葉のシーズン、このプランしか選択肢がなかった。

前菜、お粗末。

なんきんの煮物が前菜?

この時点で、ちょっと前回とは違うなぁ。

 金目の吸い物はいい出しが出ておいしかった。

 う~、前はパイシチューで喜んだのに・・・。

横にパイが添えられていて、これがパリパリでおいしい。

客が多くて、カップにパイ生地をかぶせオーブンで焼くのは無理だったんだろうか、残念。

この料理なら、又、泊まりに行こうとは思わない。

前回泊まった時の食事はこちら

朝食は前と変わりなくおいしく頂いた。 

ハーフバイキングの各種お漬物。 

サラダとがめ煮も好きなだけ・・・。 

さてお目当ての御船山楽園の紅葉は・・・? 

まだ見頃という事だけど、終わってしまった桜など、枝だけの木も目立つ。

以下、昼と夜の紅葉です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

植物の見頃と日程を合わすのは難しい。

日帰りで行ける範囲ではないので、宿は早くから確保しなくちゃいけないが、
自然相手の植物、残念ながら私の都合に合わせてはくれない。


復興遠し

2016年12月08日 | 旅-九州・沖縄

 今回の九州行きにはNEXCO西日本の九州観光周遊ドライブパス を利用した。

12月18日までの設定だから、もう使える期間は少ない。

九州内の高速道路乗り放題という事で、佐賀~宮崎~別府と回る私には好都合。

       

      九州道の北熊本SA

      レストランは補修工事で休業中。

      翌12/1から7ケ月半ぶりに再開するという。

      今まで、震災後の補修工事がかかったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 益城熊本空港IC~松橋ICまでは片側1車線の走行が続く。

国道57号線で熊本から大分方面へ抜けようと思ったが、大津辺りから赤水までは
う回路を通らなければいけない。

ミルクロードと名称はいいが、これが片側1車線の道。

トラックとのすれ違いにも注意しなければいけないような細い道だった。 

 

混雑を抜けやまなみハイウェイに入ったが、土産物屋は廃屋になっていた。

地震の影響なのかどうかは分からないが、前回通った時は営業しておられたように思う。

やまなみハイウェイも通行量は少ない。

まぁ、12月に入った平日、こんなものかもしれないが・・・。

いつも立ち寄る瀬の本高原の八菜家も閉まっていて、地震の影響か?と、
思ったが単に定休日だった。 

大きな被害を受けた熊本城阿蘇神社も見ていないが、復興にはまだまだ時間がかかるだろう。

自分に出来ることは・・・?

しばらくは九州へ通うかな。

そうそう、めかりPAも、壇ノ浦PAもレストラン棟は建て替えの為、閉鎖です。

めかりPA、小さな売店は営業中でしたが。

めかりPA オープンまで3年程かかるような事を従業員さんから聞きました。


ちとせの食事

2016年12月06日 | 宿-甲信越

長い間ほったらかしていた松之山温泉のちとせ。

以前にも泊まっていながらアップしていない。

特に理由はないけど・・・。

 で、食事編。

食事は朝・夕共に食事処で。

松之山郷という個室になった食事処ではなく宴会場を区切った部屋での食事だった。

部屋からは松之山郷の前を通り宴会場の食事処へ行くが、松之山郷からは肉を焼くいい臭いが・・・。

新潟和牛ステーキプランというグレードアップしたプランの人達はこの松之山郷での食事なんだ・・・ろう。

 一番リーズナブルなプランの我々は、この宴会場なんだ・・・と、ひがみモード。

テーブル席なのは有難い。 

 素朴だけど、宿のこだわりを集めた前菜類と小鉢が3種。

人参嫌いな私は、右端の人参を人参ジュースで煮たような菜々煮は嫌だ。

お箸がいい。

手を添える部分がくびれて持ちやすく、焼き物のような質感の花柄もステキ。

売店で売られていたので、正月も近い事だし、家族分を買って帰ろう・・・かな、と、
思ったが一膳1000円近くするので、これは諦めた。 

      

左、出雲崎のもずくの酢の物。造りは魚沼美雪マス、ヒラメにホタテ。

最近、刺身のツマは大根ではなく寒天が使われる所が多い。

この方が好きかな。 

      

 一人鍋は棚田鍋と名付けられた、地豚と大根おろしたっぷりの鍋。

煮えた頃におこげを入れて食べる・・・と、いう凝ったもの。

鍋の中の大根おろしが煮えたらどんな感じだろう?と、不思議だったが豚肉とよくからまりおいしかった。

この地豚 越の紅といい、妻有ポークの中でも特に優れたものらしいが、ほんとにクセがなく口の中でとろけるようにおいしかった。

      

 左 さつま芋と白身魚のすり身の揚げ真薯。右は冬瓜のふくめ煮 鶏とカニの餡かけ。

      

 

わらびとニシン、ちとせ伝統の山海煮

ご飯は松之山産棚田のコシヒカリだが、そうおいしいとは思わなかった。

いろんなデザートの中でもグラスに入った山ぶどうのゼリーがおいしく、もう少し食べたぃ~。 

朝食も同じ会場、同じテーブルで。 

鮭フレークをはじめ、いろんなおかずがまとめられ。 

    

 

やはり前回も感じたが、ちとせの食事は凝ったものが多く、味付けもよくおいしい。

地元の食材を使い、めずらしい食べ方で提供されるので、次は何だろう?と、楽しみながらの食事だった。

  

      

 

 


湯来ロッジで神楽見物

2016年12月04日 | 旅-中国・四国

最近、テレビで取り上げられる事の多い中国山地の神楽。

広島市にある湯来温泉の湯来ロッジ、5月に泊まった時、ロビーに飾られていた神楽のオロチを見、
毎月2回神楽の公演が行われると知り、これは是非見たい・・・と。

神楽鑑賞プランというのがあり、この辺りの紅葉見物と兼ねて、早くから宿泊予約をしていた。

11/13 12:30頃チェックインし、開演は13:00から。

早いチェックインだが、神楽鑑賞プランではそれも可能で、荷物を部屋に置き会場へ急ぐ。

併設された広いホールにはすでに観客がいっぱい。

へぇ~、人気があるんだ・・・と、観客の多さに驚くが、指定された席にもっと驚いた。

舞台から少し後ろ、真ん中に予約席。

えぇ~、ここに座るの。

開始まで後数分とあって、会場は満席に近い。

きっと、この予約席には誰が座るんだろう・・・?と、思っている人は多いだろうに、
そこへモタモタみすぼらしい老夫婦。

テーブルの上にはお茶と弁当。

この弁当、なかなかおいしかったです。

しかし、食べながら神楽を見るのもなんだかマナー違反のような気がして、
お腹は空いていたが、休憩時間まで待って食べた。

弁当と神楽鑑賞で、通常プランに1000円プラスと良心的な料金設定。

神楽が終了し、観客が立ち去ろうとしている時の写真ですが、この晴れがましい席に座りました。

演技は途中の休憩をはさんで2時間程と、思っていたより長時間。

座椅子のこの席は随分楽でした。 

いくつもの神楽団があるようだが、この日は下河内神楽団。

演目は塵倫(じんりん)と悪狐。

悪狐の方は玉藻の前に化けた狐が那須で殺されるというあの話。 

 

玉藻の前の姫様姿から狐への早変わりは、ドライアイスの煙をうまく使い、
人が入れ替わる・・・らしいと、最近テレビで知った。

いやぁ、実に楽しい公演でした。

それにしてもこの観客の多さと熱気、神楽が身近なものとして親しまれている様子に驚いた。


宮島あれこれ

2016年12月03日 | 旅-中国・四国

 宮島、チェックイン時は干潮。

 

 

 

写っているのは1円玉ばかりだが、5円、10円、50円・・・。

誰も拾おうとしない。

あたりまえか。 

脚をばたつかせ、砂から出て来る何かを食べようとしているシロサギ。 

遠くでは潮干狩り・・・か? 

チェックアウト時は満潮。 

回廊すれすれまで海面。

干満どちらの宮島も見れてらっき~。

 

表参道商店街の1本中の道 町屋通りを歩いて桟橋へ。

この道は観光客も少なく、趣のある町家が並ぶ。


遅かった九州紅葉旅

2016年12月03日 | 旅-九州・沖縄

 2016.11.29~ 九州へ紅葉旅。

去年の紅葉は遅かったし、温暖化の影響で今年の紅葉も遅れるだろうと考え、
例年の見頃というのを無視して遅い日にちで宿を予約していた。

ところが、今年は早く色づき、慌てて何度か日にちを変えたが、やはり遅かった。

 御船山楽園の紅葉は、場所によってはまだ青葉の木もあったが、見頃は過ぎていた。

ピカイチはこの温泉。 

宿泊者専用の湯船には大量源泉が掛け流される。

神の郷温泉 部屋付き露天風呂。 

新源泉も出た・・・と、いう事で、2本の源泉がず~っと湯船に注がれる。

もったいないと思ってしまう程だが、この醍醐味は他の温泉地、温泉宿ではなかなか味わえない。

紅葉は期待はずれだったけど、裏切らない神の郷温泉、好きです。