串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

元湯 孫九郎の食事

2016年01月31日 | 宿-東海

食事は朝・夕共に本館の食事処で頂いた。 

広い~、築150年、養蚕農家の館主の住まいを移築したものらしいが、いったい何畳あるのか?

部屋の中に柱は見当たらなかった・・・ような。

雪深い所なのに、随分頑丈に作られているんだろう。

座ってみればよかったかな。 

 遠赤外線の囲炉裏風テーブルで、足は下ろせるが、下にホットカーペットがある訳ではなく冷たい。

女将さんが各テーブルへ挨拶に来られた。

えっ、この方、部屋に案内してくれた女性だ。

どこかの口コミで温かみのない女将さん・・・と、読んだが、そんな感じはしない、感じの良い控えめな女将さん。

 丁寧に作られているが、華やかさはない。

なつめの甘露煮、えごま豆腐、人参カステラ等の前菜。

     

こごみの胡麻和えと、鯉、マス、ナマズと川魚3種のお造り、苦手だぁ。       
酢の物は、焼きホタテの梅酢掛け。

     

   鶏の治部煮、エビ芋、こも豆腐などの煮物。         鯛のかぶら蒸しだが、味は・・・?

 遠赤外線で温められた岩魚の塩焼き。

     

飛騨牛の温泉しゃぶしゃぶだが、おいしそう・・・と、思うような肉ではない。 

     
    え胡麻味噌の五平餅だが、五平餅は好きではない。     揚げ物は長芋コロッケやアマゴの稚魚を春巻きの皮で巻いたもの。

大阪人、小さい時からタコ焼き、お好み焼きで育っているので、五平餅やおやきには馴染みが薄く、食べたいとは思わない。

五平餅を食べたので、もうご飯は食べられない。

味噌汁とデザートは頂いた。


 朝食は盛りだくさん。

源泉で炊いたお粥が出たが、もう少し塩が効いていたら・・・。

温泉のお粥が出る度に、湯原温泉の湯快感 花やしきのお粥が食べたくなる。

 遠赤外線で鮭を温め、棒葉味噌も。

     

食後にコーヒーが出る事はない。

う~ん、食事はちょっと残念だったかな。

品数はたっぷり過ぎるぐらい出るが、特においしいと思うものはなかった。

〇〇でない、なかった・・・と、否定ばかりが多くて申し訳ないが、最近、食事を最優先で宿を選ぶようになった。


元湯 孫九郎の部屋

2016年01月29日 | 宿-東海

 予約したのは2015年にリニューアルされた角部屋の和洋室

部屋に入るといい香りがする。

茶香炉が置かれていた。

10増の和室にベッドルーム、それにマッサージチェアが置かれた小部屋。 

 

座椅子のデザインが素晴らしい。

そして座布団も座椅子に合わせて背の部分はR付き。 

 マッサージチェアにはブランケットも用意され、あれこれコースを選び何度か楽しんだ。

 

 全ての窓は2重窓でブラインド付き。

一夜明けると昨日とはうって変り、一面の雪景色。 

     

 

   

   女性用アメニティはよく揃っていて、試供品のようなセットが2つ。

   頂いて帰った。

   

浴衣ではなく作務衣だが、男女同じ柄。

う~ん、しっかりした生地だがちょっと地味過ぎて。

せめて女性用だけでも、もう少し明るい色目がいいなぁ。

足袋はどこの宿の足袋よりもしっかりしたもので、普段使い出来そう。

 広い部屋なので暖房機も2ケ所にすえられ、今の季節は温泉暖房とか。

熱交換器で得られた温熱を利用しての暖房で、なんとなく加湿もされているような気がしたが、設定を弱にしても暑かった。

     

洋室部分用に簡易スリッパも用意されていた。

タオル掛けも大小2つあり、バスタオルを掛ける場所に困らなかった。

部屋はオートロックなのに鍵は一つしかなくて少々不便。

冷凍部分はない冷蔵庫があり、中に瓶ビールとウーロン茶が入っていた。

ベッドだから部屋には入って来られないだろうと、食事処へ行ったが、部屋に戻ると冷水のポットと
ゲンコツ(あめ)が置かれていた。

それならもう少し片づけておくのに・・・。

部屋に関しては、鍵がもう1本あれば・・・という以外、文句のつけようがないぐらい満足。


元湯 孫九郎へ

2016年01月29日 | 旅-関東・中部

2016.01.17 Jのふるさと割りクーポンを利用して、福地温泉の孫九郎へ。

その行き帰り

名神関ヶ原インター手前から冠雪の伊吹山。

残念ながら新幹線とは遭遇せず。

高山からR158で平湯峠を目指すが、途中にある銚子の滝へ寄り道。

いつも横目で見ながらも行った事はなかった。

ふかふかの雪道を歩くのは楽しい・・・とは、もう言えない。

転ばないか気をつけて歩かなければいけない歳になってしまった。

           

R158の看板が出ている所から脇道に入り、途中雪道に変わるので10分ほど走ると小さな駐車場がある。

そこから少し歩くと滝が見え、近くまで行く事ができる。

滝は凍ってはいなかった。

平湯峠辺りでも雪は少ないように思う。

福地温泉の冬のイベント青たるも育成中。

孫九郎に到着。大きいぃ。

宿の駐車場の片隅に飲泉可能な温泉と湧き水が出ている。

析出物で唐三彩のようになった壺。

翌朝、ペットボトルに汲もうとしたが、塩ビのパイプが下過ぎて汲めない。


宿の詳細は後日。

夜の間に雪はかなり降った様子で翌日、平湯峠から高山へ向かうR158は、慎重に運転しなくちゃいけなかった。

どの車も車間距離はかなり空けてのろのろ。

後ろから追われるのが嫌で、脇に避ける車も数台。

 

雪道から解放されたが、今度は霧。

東海北陸自動車道の大和インター辺り。

名古屋高速から知多道路経由し、THE BEACH KUROTAKE を目指すが、雪や霧とは無縁のR247。

狭い日本なのにここはもう早春。


二度目のTHE BEACH KUROTAKE

2016年01月27日 | 宿-東海

前回泊まってから1ケ月程しか経ってないのに、再び THE BEACH KUROTAKEへ。 

部屋は2階で、間取りなどは前回宿泊と同じ。

しかし、荒天のこの日、波の音が凄く耳につき、なかなか眠られなかった。

前回は、部屋、温泉、食事・・・と全てにおいて満足したので、姉妹を誘っての宿泊だったが、果たして・・・?

                

 板さんがテーブル上で炙る酢〆アジ。

新鮮なアジで酢の加減もよく、これは変わらずおいしい。

八寸は 二皿で、手前はフグ昆布〆。

4人分がのった大皿が運ばれた時は、うわぁと歓声が上がったが、前回2人でも1匹だった皮ハギが、4人なのにこの一匹だけ。 

もっとも、1匹に4人分をのせているだけかもしれないが。

 

 彩サラダも二度目なので、さほど驚かない。

                 

 左、重湯がかかった茶わん蒸し。                                                      

デザートは白玉ぜんざい。白玉、まずい。

他にコラーゲン入りの鯛鍋があったが、前回のキノコたっぷり鍋の方がおいしい。

釜で炊かれたご飯で雑炊となるのだが、なんだかあっけない気分で食事を終えた。

料理のコースは色々あるが、一番安い海縁コース。

天ぷらがメニューから消えている。 

4人のうち3人は天ぷら大好き。

天ぷらがあれば評価は変わったかもしれないが、誘われた二人は、「いいよって、こんなもんか・・・。」と、思っているでしょう。

「食事もおいしいよ~」と、誘った私は隅っこで小さくなった。

4人とも60代以上なので、これでもお腹はふくれたが、若い男性なら足らないでしょう。


 

 

     朝食は変わらずおいしかった。

   どうも前回は誉め過ぎたような気がする。

  一度泊まって良かったからと、次にも宿泊するが
  二度目は「あれっ?」と、思う事が多い。

  ここもその類いかもしれない。

  三度目は多分ないと思う。

  半田、常滑・・・観光地の多い知多半島で、良い
  宿をみつけたと思っていたのが少々残念な結果と
  なった。

          前回はこちら


サリーガーデンの宿 柳屋の風呂

2016年01月26日 | 宿-九州・沖縄

柳屋の風呂は一晩中入れる。

男性用は1階に、女性用は2階にあり、風呂は設備も女性上位です。

まずは女性用から。

以前と変わっていない内湯。

しかし、↑ の写真の左手に露天風呂が出来ていた。

以前はなかった・・・と、思う。

そして蒸し風呂のようなサウナもあった。

残念ながら男性用は内湯のみ。

男性用の内湯。

 

硫黄の香り少々、鉄輪の字の如く、やや鉄分を含んだ上質な湯が掛け流される。

柳屋の独自源泉で敷地内に湧出口があった。


翌朝、近辺を歩いてみた。

      

柳屋から一番近い共同浴場すじ湯11月末で閉鎖になっていた。

新しくなったむし湯を見るのは初めて。

ネコ団子を楽しみにしていたが、かたまってはいない。

そして、人に慣れてない様子で、近づくとすぐに逃げ出す。

ぶれてない写真は ↑ ぐらい。

可愛いキジトラの子供で、連れて帰りたかった。


サリーガーデンの宿 柳屋の食事

2016年01月24日 | 旅-九州・沖縄

夕食は館内にあるレストラン オット・エ・セッテ 大分でイタリアンを頂く。 

 

18:00~を選んだので、まだこの時間では客は我々一組だけ。 

イタリアン・・・、パスタでさえもめったに食べないのになぁ。 

いつも冷酒だが、イタリアンとなれば何を呑もうか?悩んでいます。

        

        まずは、生ハムを巻いたポッキ~。

   サーバーのお姉さんはポッキ~とは言わなかったが・・・。

   試験管の中は、え~っと何だったかな?

   試験管・・・

   早くも、この先何が出てくるのかちょっと心配になった。




続いて最中・・・か?

割ってみるとフグの白子とチーズの和え物。

う~ん、おいしい、ひとくちで食べるのはもったいないなぁ。

収穫 と名付けられた野菜のプレート。

バーニャカウダのソースにチョコぱらぱら。

臼杵のキラスマメシ風

サバ、マグロや野菜にカボスで味付けしたおからがトッピング。

はぁ、こんな斬新な盛り付けもあるんだ。

亀山人参のスープ。

          

焼きたてのパンが凄くおいしい。

相方、あつかましくお替り注文。

黄金はサフランのリゾット。

芯があるのだが、本場のリゾットはこんなものなのか?

再び、種類の違うパン。

塩麹に漬けた佐賀関の鯛の蒸し物。

ソースは塩トマトがベース。

お口直しにシャーベット。

夢吊り橋の近くにある山下牧場で育った黒毛和牛のステーキ。

緑は人参の葉っぱの素揚げ。

デザートもたっぷり。

甘さを抑えた甘麹で味付けした地獄蒸しプリン。

柚子風味のジェラート、亀山農園のイチゴ・・・こだわりたっぷり。

こだわり・・・好きです。

仕上げはサリーガーデンのシフォンケーキとコーヒー。

はぁ、色鮮やかで目にも楽しく、大分産の食材をふんだんに使ったおいしい夕食でした。

お箸も添えられ、心配したアルコールもシェフが厳選した日本酒の品揃えがよくて、結局、冷酒を4合程頂いた。

何よりサーバーのF嬢、話上手、勧め上手、そして手際も良くて、彼女のお蔭でよりいっそうおいしいディナーになった。

 


うって変って寂しい朝食。

チェックイン時、2種類の朝食のどちらにするか聞かれる。

おこわちらし寿司

二人とも ちらし寿司にした。

朝8:00、ケーキショップへ自分で取りに行く。

地獄釜で蒸しあがったちらし寿司と味噌汁。

部屋に持って行き、地獄釜で蒸したサザエと茹で卵も一緒に。

朝からサザエ。

醤油は自炊台所から調達。

はぁ、簡単でいいからOtto e Sette Oita でモーニングが食べられたらいいのになぁ。


サリーガーデンの宿 柳屋の部屋

2016年01月24日 | 宿-九州・沖縄

 予約したのは、和室10畳+広縁(A)ベッド付 という部屋で、部屋名は はぎ

          

この扉を開けると1階に2部屋、2階に2部屋、計4室ある旅館部の棟。 中に入り、1階突き当りが今宵の部屋がはぎ     

    館内はスリッパで移動可能。

 2階に上がるとあさがお ふじばかま の部屋。

いずれの部屋も各部屋毎に意匠が違う。

           

        床のタイル、黒光りする階段・・・重厚感の中に使い込まれた美しさがあり、
      
今様の建材に囲まれた宿とは違う落ち着きを感じて好ましい。

   

 

 

タイル絵は、望月通陽氏の作品で、館内の染色、ブロンズ像などは、全てこの方の作品。

       

   

セミダブル とシングルベッドが場所をとっていて、10畳間といえども狭い感じはぬぐえない。

 

 広縁には座りやすい椅子が置かれ、窓の外は地獄釜の広場。

向かいにある旅館部春の棟の2階から部屋の中は見られるので、すだれがあった。

暖房は温泉暖房なので、強弱の調節は出来ず、暑ければ窓を開ける。

風呂上がりなど暑くて、窓を開ける時があった。

     

広縁の端に冷蔵庫があり、中にはミネラルウォーターが人数分入っていた。夜、冷水の用意はない。                            
部屋に入ってすぐ右手に洗面所、トイレ、バス。

 洗面所の横にユニットバスがあるが、これは温泉ではない。

アメニティはほとんどなく、固形石鹸が一つ置かれていた。

女性は色浴衣を選べる。

カラーの足袋も選ぶ。

いろんな色の足袋は珍しく、いいなぁ・・・と、思ったが、これが小さくて使えない。


サリーガーデンの宿 鉄輪 柳屋

2016年01月22日 | 宿-九州・沖縄

別府鉄輪温泉にあったサカエ家が閉められ、新たにサリーガーデンの宿 鉄輪 柳屋となった。

サカエ家には以前湯治部に泊まった事があり、その時でも女将はかなりのご高齢だった。

宿を閉め新たな経営者に引き継ぐまでの話は、こちらに詳しい。

数有る別府の宿の中でここ!と思うような宿は見つかっていない。

サカエ家、結構良かったので、もう一度泊まろうかな・・・と、思い、検索したがヒットしない。

ヒットしないはず、経営が変わり、屋号も変わっていたのだ。

       

      双葉荘、陽光荘などが軒を並べる鉄輪銀座通りの奥に柳屋はある。

 

 

暖簾は変わっているが、たたずまいは当時のまま。

宿の前に柳の木が1本。

屋号と関係あるのかな?

 新しい経営者は大分のケーキ屋さんで、建物の左手でシフォンケーキなどを販売しておられる。

 

 玄関を入る。

そうそうこんな雰囲気だった・・・なぁと。

 確か、このロビー辺りに大きな食器棚があり、その中には重厚な器が収まっていたが、今は見当たらない。

 ここでチェックインし、宿泊料金は前払い。

領収書ではなく、スーパーでもらうような簡単なレシートを渡されちょっと戸惑う。

夕食時の飲み物は、レストランで支払う。

 

レストランの駐車場からは建物の裏口になり、真ん中の建物1階に今宵泊まる部屋があった。 

部屋から眺めで、中央に地獄蒸しの釜、右手はレストランOtto e Sette Oita。 

 地獄蒸し釜の前の広場は喫煙所でもあり、釜で蒸しあがるのを待ち、食べる場でもある。

          

釜の手前を左に曲がると新館旅館部 全4室の秋の棟がある。

館内わりと複雑で、慣れるまで少し時間がかかった。

地獄釜は10個口。手前2つにはいつも熱い湯が沸かされ自由に使える。 

 

蒸し時間の目安が書かれ、そばにはタイマーもある。

朝、地獄釜を使い、まずは茹で卵。 

 そして前日山口県の道の駅豊北(ほうほく)で買っておいたサザエを蒸す。

 ついでにサツマイモも。

 談話室には見覚えのある八角形のテーブルがあった。

かつて湯治部屋に泊まった時、地獄蒸しのいい香りとこのテーブルが目に入り、いつかは旅館部に泊まり、夕食も食べようと思っていた。 

 

 談話室には麦茶と水は用意されているが、別注文のコーヒーは¥540と高い。

湯治部屋を覗いてみた。

かつて泊まったのは、鉄輪銀座通りに面した2階の部屋だった。

自炊用台所には調理器具や調味料までよく揃っていたが、ガスコンロは見当たらなかった。

地獄で蒸し、湯はいつでも沸いている。

電気鍋やホットプレートはあったので、10円投入して使うガスコンロは必要ないのだろう。 

 


大丸別荘の食事

2016年01月20日 | 旅-九州・沖縄

 楽しみにしていた食事にはがっかりさせられた。

年末・正月三が日の忙しい日が過ぎ、私が泊まった前日は休館日。

大浴場の次田の湯は、前日の休館日に清掃に入られたようで、湯はとびきり新鮮だった。

しかし、食材が揃わないのか、前回宿泊時に比べると、使われている素材は少ないし、手間もかかってないように
感じられ、おもわず料理長は代わられた?と、聞いたほどだった。

 

八寸 

味気ない刺身。

小鉢の中はイカの塩辛。

塩辛なら私でも出来る保存食。

        

              ウナギ一切れがのったふろふき大根。

                さわら、えびが入った蕪蒸しは、味が薄過ぎる~。

   

  以前は肉か魚か選べ、二人とも肉にしたが、今回、そういうお尋ねはなくいきなりブリの焼き物が出てきた。
これも自宅の惣菜だぁ。

  金柑の甘煮だけつまんで、後は下げてもらった。
  部屋中焼き魚の臭いが充満。デザートも味気ない。

 はぁ、楽しみにしていた夕食なのに、とても残念。

これじゃぁ、もう一度・・・と、いう気にはならない。


 

 朝食もなんだかなぁ・・・。

子芋の煮っころがしが一つ皿に乗っている。

出しの張られた出し巻き卵はおいしいけど。 

   

 サラダには驚かされた。

 はっぱばっかり。

 中からハムか何か出てくるのかと食べ始めるが、どこまでいってもはっぱばかり。

 それを酢味噌で食べる。

 鶏じゃないのに・・・。

前回泊まった時の食事


大丸別荘の家族湯

2016年01月13日 | 宿-九州・沖縄

見取り図では部屋から近いと思っていた家族湯だが、館内は広くて結構歩く。

家族湯は2ケ所あり、空いていれば中から施錠して入る。 

この日、大正亭の宿泊客は3組だけなので、いつ行っても空いていた。

大浴場の次田の湯はAM2:00までだが、この家族湯は一晩中入れる。

相方は夜中に入ったらしいが、私はこの広い館内を独りで歩く勇気はない。

 手前の風呂が芦の湯、奥が水心の湯で、どちらも入り口に浴用タオルが置かれている。 

 まずは芦の湯から。

 広い~。 

片隅に置かれた彫刻作品は、4代目ご当主の作品だろうか?

ロビーにも彫刻作品がずらり並んでいて、それらは4代目の手によるものらしい。

ちなみに現在は5代目当主。

 こちらは水心の湯で、広さは人物から分かっていただけるでしょう。

 湯が注ぎこまれる浴槽はやや熱いめ。

真ん中で区切られた左側の浴槽はぬるい。 

区切り部分の縁は石だが、タイル貼り浴槽の縁は木製。

微妙なRは熟練職人さんが手がけたものだろう。

 床のタイルも珍しい幾何学模様。

洗い場は2ケ所。

椅子の前、オケを置く場所のタイルは、やや場違いな感じがする。

残念ながら脱衣所は両方共狭くて、二人着替えするのがやっとで、洗面所もない。

 相方は湯船が一つだけの芦の湯がいいと言うが、私はこの温冷交互入浴が楽しめる水心の湯の方が好き。

物音ひとつしない静寂の中、この広い風呂に浸かっていると、なにもかも忘れてしまい、まるで天国か竜宮城にでもいるような気分だった。

 湯玉の湯口からは無色透明、無味無臭の源泉が注がれ、横には飲泉用に柄杓が置かれていた。

         

これだけの風呂、今では造る事は出来ないだろう・・・と、思った。

本当に贅沢な風呂だった。

この風呂に入るために宿泊料金も高い大正亭に泊まるか?

それとも温泉の部屋風呂が付いている平安亭にするか?

迷ってしまう。
 

湯上りコーナー。


大丸別荘の大正亭

2016年01月12日 | 宿-九州・沖縄

 

 福岡、二日市温泉の老舗大丸別荘

以前、平安亭に泊まり、部屋の広さと食事のおいしさにさすが老舗と感動し、次は大正亭宿泊者しか利用出来ない家族風呂がある大正亭に泊まりたいと思っていた。

うまい具合に福岡よかとこ宿泊を手に入れ、最大一人20,000円まで使えるこの旅行券で宿泊。

大正亭はネットでは予約出来ず、電話で申し込んだ。

宿のサイトの館内見取り図を見て、どの部屋がいいかなぁ・・・。
と、いう事で紫雲にした。

部屋は空いていればこちらの希望をきいてくれる。

    

    チェックイン後、ロビーでウェルカムドリンクのサービスがあり、コーヒーを頂く。

  早く部屋に案内して欲しいのだが、ここで結構待たされた。

      フロントは2階なので、エレベーターで1階に下り次田の湯を見ながら奥へと案内される。

3部屋続きの上段の間は10畳の和室で、ここで朝・夕共に食事をとる。 

扁額の下の戸から仲居さんが食事を運ぶ。 

普段は施錠しておいたが、食事時間になると開錠しとかなくちゃ。

コタツが置かれた6畳間。 

 そしてベッドルーム。

館内の見取り図を見ていると、ベッドがあるのはこの部屋だけのようです。

寝ながらも見れるようにテレビが置かれている。 

 広~い縁側。

ここから庭へ出て行ける。

 縁側の奥に洗面所と風呂。

 

 アメニティは髭剃りフォームだけで、平安亭と同じように化粧品関係などは無し。

残念ながら部屋の風呂は温泉ではない。

結局一度も湯を張らなかった。

平安亭の部屋付きの内風呂は源泉だが、大正亭と昭和亭の内風呂は温泉ではない。

 

 トイレは入り口に近い所にある。

 広い手洗い。

無駄に広い・・・と、思うが、そこに貼られたタイルは美しい。

          

 

                              

 

 

 

 

 

洗面所の上面と側面もタイル貼り。

平安亭ではクローゼットを開けると照明が付いたが、ここではそんな設備はない。

バスタオルは一人2枚用意され、浴用タオルは風呂場にたっぷりある。


下松SA

2016年01月07日 | 旅-中国・四国

2016.01.03 山陽自動車道で山口県へ。

岡山辺りまで霧。

山陽道でこの霧なら中国道はもっと凄い霧かもしれない・・・と、思いながら走る。

お気に入りのSA、下り線の下松SAへ。

木彫りは新しく金太郎が仲間入り。

干支の引継ぎだぁ。

可愛い女の子を乗せて、ひつじさんも嬉しそう。

これも新入り・・・か?

スナックコーナーで以前食べておいしかった海鮮ちゃんぽんを探すがメニューにない。

なんとレストランメニューに昇格していた。

そして値段も上がっている。

わりと汚い商売をするじゃない、がっかり。

でも二人して食べた。

おいしかった~。

以前の記事はこちら

 

 


また一つ歳とって

2016年01月06日 | 非分類

 

新年めでたいか?

又、一つ歳とるのがめでたいか?

いろんなモノを引きずり年を越したので、あらためまして・・・とも言えない。

でも予定した正月旅には出かける。

山口県の角島(つのしま)大橋

この日、山口県西部から大分県へと移動したが、PM2.5のお蔭で薄茶色の世界。

やまなみハイウェイはいつ来ても美しい。

世界文化遺産に推薦され盛り上がる宗像大社に初詣。