食事は朝・夕共に本館の食事処で頂いた。
広い~、築150年、養蚕農家の館主の住まいを移築したものらしいが、いったい何畳あるのか?
部屋の中に柱は見当たらなかった・・・ような。
雪深い所なのに、随分頑丈に作られているんだろう。
座ってみればよかったかな。
遠赤外線の囲炉裏風テーブルで、足は下ろせるが、下にホットカーペットがある訳ではなく冷たい。
女将さんが各テーブルへ挨拶に来られた。
えっ、この方、部屋に案内してくれた女性だ。
どこかの口コミで温かみのない女将さん・・・と、読んだが、そんな感じはしない、感じの良い控えめな女将さん。
丁寧に作られているが、華やかさはない。
なつめの甘露煮、えごま豆腐、人参カステラ等の前菜。
こごみの胡麻和えと、鯉、マス、ナマズと川魚3種のお造り、苦手だぁ。
酢の物は、焼きホタテの梅酢掛け。
鶏の治部煮、エビ芋、こも豆腐などの煮物。 鯛のかぶら蒸しだが、味は・・・?
遠赤外線で温められた岩魚の塩焼き。
飛騨牛の温泉しゃぶしゃぶだが、おいしそう・・・と、思うような肉ではない。
え胡麻味噌の五平餅だが、五平餅は好きではない。 揚げ物は長芋コロッケやアマゴの稚魚を春巻きの皮で巻いたもの。
大阪人、小さい時からタコ焼き、お好み焼きで育っているので、五平餅やおやきには馴染みが薄く、食べたいとは思わない。
五平餅を食べたので、もうご飯は食べられない。
味噌汁とデザートは頂いた。
朝食は盛りだくさん。
源泉で炊いたお粥が出たが、もう少し塩が効いていたら・・・。
温泉のお粥が出る度に、湯原温泉の湯快感 花やしきのお粥が食べたくなる。
遠赤外線で鮭を温め、棒葉味噌も。
食後にコーヒーが出る事はない。
う~ん、食事はちょっと残念だったかな。
品数はたっぷり過ぎるぐらい出るが、特においしいと思うものはなかった。
〇〇でない、なかった・・・と、否定ばかりが多くて申し訳ないが、最近、食事を最優先で宿を選ぶようになった。