串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

白雲荘の風呂

2014年01月27日 | 宿-東海

白雲荘の風呂は、1階に露天風呂x2 内湯x2 2階に内湯x1 計5つ有り
いづれも貸切対応。 

まずは露天風呂「多季の湯」へ。

雪見の露天風呂を期待したが、展望が開けず雪を愛でるところまではいかない。


なんだか気持ち悪い陶製の置物が鎮座している。

前回は暗い時間に入ったのか?気付かなかったんだが・・・。

これにも驚く。

「多季の湯」・・・滝の湯のアテ字だったんだ。

アテ字、多用してるなぁ・・・。

ここからは蒲田温泉が流れ込む。

あいにく源泉供給地で何かトラブルがあったようで、この日は冷たい水だけがちょろちょろ。

しかし、浴槽内の大部分の湯は栃尾温泉で、こちらはどばどば掛け流され、湯船の温度はやや高い目。

まるで唐三彩の焼き物みたいに色づけされていて美しい。

蒲田温泉は2ケ所の露天風呂だけに使われている。

内湯は全て栃尾温泉。

蒲田温泉2号泉 源泉温度92度 PH=8.3 成分総計1338mg/Kg の炭酸水素塩泉(?)。

蒲田温泉だけの湯に浸かってみたい。

1階にある内湯「露の湯」は、中サイズの湯船。

湯上りのアメニティ、男性用には養毛料も。

 

   

露天風呂「歌瀬の湯」の横にお洒落なドアがあり、中を覗いてみたら喫煙所だった。

狭い、完全にお一人様用。

那須の芽瑠鼓の喫煙所は「一人静」だったが、中は広かった。

白雲荘の喫煙所こそ「一人静」だ。

風呂上りに飲み物のサービスがあり、以前はビン入りの牛乳とコーヒー牛乳だったが
今回は↓のようなものに変わっていた。


白雲荘の食事

2014年01月25日 | 宿-東海

夕食は18:00から1階の和(なごみ)ダイニング ciel bleu (シェルブルー)で。

隣の声は聞こえるが、足が下ろせる個室。

 

熱々の洋風茶碗蒸しが皿に盛られた。

冷えた野菜を味噌味のソースで頂く。

シンプルゆえに野菜の持つ味が分かりおいしいが、もう少し量があっても・・・。

ズワイ蟹とイカの燻製、野菜のサラダ仕立て。

黒い皿に模様があるのかと思ったが、カニの内子と塩で飾られていて、この内子塩を付けていただく。

 食べ進むうちにブロッコリー、ミニトマト、カリフラワーなどが現れ、これらの野菜もおいしい。

焼きたてパンがおいしい。

リーズナブルプランで皿の数が少なかったせいもあり、パンは3回お替りした。

これにはシェフも驚いたようだ。

上撰神代は「湯菜の宿」のポイントカードで無料サービス。

見えない顔はほころんでいます。

厨房から聞こえたシャカシャカは、スープの泡立てだった。

蕪のポタージュスープ ホイップ仕立て。

ほんのり甘いあっさり味で、お口すっきり。

4種類のメインディッシュから選んだ料理は「寒ブリのステーキ 柚子ソース掛け」。

付け合せの野菜がおいしい。
小松菜がフレンチとこんなに合うとは

相方は「飛騨牛のステーキ 赤ワインソース」。

昼にも肉を食べたのに、又、肉。

他のものを食べてみようという好奇心ゼロ。

イワナの燻製を仕込んだ小さなおにぎりでお茶漬け。

そしてデザート&コーヒー。

なんだかちょっと物足りない。

まぁ、宿泊料金9800円の「カジュアルフレンチディナー」プランだから仕方ないわ。

前回もお得プランで宿泊したのだが、前の料理の方がずっと良かった。

う~ん、ちょっとケチり過ぎたかな?


 

朝食も同じ場所で、7:30~。

牛乳、リンゴジュース、オレンジジュース、お替り自由。 

自家製ピクルスで胃を目覚めさせ。

 

山の中、そして野菜の少ない季節なのに、新鮮な野菜に驚く。

パンは夕食のパンの方がいいなぁ。

 

私がチョイスしたオムレツ。

卵は有精卵。

少しだけの野菜もおいしい。

これだけの量だから余計においしく感じるんだろう。

相方は目玉焼き。

前回も同じだった。

デザートは柚子のゼリー、そしてコーヒー。

朝食はどのプランでも変わらないのだろうか?

夕食は少し物足りなかったが、朝食には満足。 

フレンチ、めったに食べないので比較は出来ないが、ここのシェフ(=支配人)の仕事は繊細で、
素材の持ち味を生かしたほんとにおいしい料理だと思う。


白雲荘

2014年01月23日 | 宿-東海

 奥飛騨温泉郷、新穂高温泉白雲荘に到着。

いつも静かな温泉街。 

 

 

玄関を入り、右手が食事処。

左奥に露天風呂が2ケ所。

部屋は全て階段を上がった2階。

前回は洋室だったが、ベッドのマットレスが柔らかくて寝苦しかったので、今回は和室。

8畳間の和室で、奥から入口方向を見ると。

広縁の椅子には座布団が欲しい。

 道路に面した部屋からの眺め(翌朝撮った写真)。

駐車場脇には温泉水の出るホースがあり、チェックアウト時、地元の人が車に掛けてくれていた。

ふとんは自分で敷く。

これは気楽で良い。

食事は食事処で頂くが、夕食を食べている時にふとんが敷かれるのが一般的で、
食事処へ行く前には、スタッフが部屋に入るからちょっと片付けておこうとと思うがそんな気遣い不要。

好きな時にふとんを敷いて、湯上りにごろんとなれるのは温泉旅行の醍醐味でもある。

広縁の端に空の冷蔵庫やお茶セット。

ちょっと狭い。

湯わかしポットに冷水が用意されている。

部屋の入口左手に洗面所とユニットバスの風呂。

風呂は非温泉。

  

 洗面所回りのアメニティはこれだけ。

                    洗面所と反対側にトイレ。

 
 
            

 

 

 

 サイズ別に浴衣が用意され、足袋も付いている。女性用には色浴衣の貸し出し(無料)もある。

 

 

 

 

  

お迎え菓子は手作りのマドレーヌ。

 

色浴衣の他に枕、DVD、アロマ・・・等の貸し出し有り。

浴衣の横に「浴衣の着方」の説明書が何枚かあり、浴衣と共に部屋へ持って行ける。

これを見ながら浴衣を着るのはとても面倒・・・と、私は思うのだが、
浴衣の着方を知らない若い人もいるのは事実。

何度か「あれあれ、宿の誰かが着せてあげれば良いのに・・・」と、思うような場面に遭遇した事がある。

ガーゼ地だろうか?どっしり温かそうな浴衣と低い枕を借りてきた。

貸切予約ボードには、すでに1組の予約が入っていた。

1番にチェックインしたと思っていたが、2番目だった。 

まずは明るいうちに来年の年賀状用に雪見露天の入浴写真を撮ろうと露天風呂を予約。

露天風呂は左2ケ所。

すでに1組が予約済み。


新穂高温泉へ

2014年01月20日 | 旅-関東・中部

いきなり・・・ですが、名神の標識が雪を被り見えません。

「竜王インターまで2キロ」の地点ですが、吹雪でした。

彦根インターの手前

本来、真正面に見える伊吹山、影も形も見えません。

米原JTでは北陸へ向かう車が、いつになく多い。

我々は名古屋に向けて。

 

葉を落とした木々に白い雪の花が咲く。

関が原辺りで、新幹線は動いているんだろうか?

と、心配していたら上り列車がやって来ました。

なんとタイムリーな。

走る車内から撮ったものですが、案外よく撮れていたようで。

東海北陸自動車道では除雪車に多く出会った。

「作業中追い越し禁止」、良かった、待機してて。

 

高山は素通りして平湯峠へ向けて走っていると、戸外は零下6度。

 

零下6度で驚いていたが、まだ上があり零下11度。

新穂高の湯も休業中。

冷たそう・・・。


芽瑠鼓(めるこ)-風呂

2014年01月18日 | 宿-関東

 風呂は地下1階に2ケ所有り、どちらも内湯に露天風呂付き。

チェックインから17:50までと、22:30~翌朝9:30までは、男女別の風呂となるが、
それ以外の時間帯、18:00~22:30までは貸切風呂として使える。

貸切風呂は要予約。

↑ のようなボードがあり、部屋名が書かれた札を希望時間に吊るすようになっている。

18:00~を選んでいた。

そして、夕食後もう一度時間を選ぼうと思ったら、夕食後の時間はびっしりうまっていた。
22:30~の男女別になるまで入れないという事だ。

旅行中は早く寝るから22:30~なんて夢の中。

2番目にチェックインしていたので、就寝前の時間を選べたのに・・・。

同じ湯菜の宿グループの白雲荘には5ケ所の風呂があったので、何度も入れたがここの風呂は2ケ所しかない。

温泉宿に泊まり、入りたい時に入れない・・・と、いうのは初めての経験かもしれない。

考えが甘かったが、1回45分の時間を30分に縮めて枠を増やして欲しい。

       

最初、何と読むのか分からなかったが、「まえの湯」と「おくの湯」。

貸切で使うには広過ぎるが・・・。 

男女別の時間帯、チェックイン時女性用だった「舞枝(まえ)の湯」。

右手に内湯、左手は2ケ所の洗い場、左上の戸を開けて露天風呂へ。

さむぃぃ~。

高純度のゲルマニウムとラジウム鉱石を練りこみ、焼き上げた信楽焼の湯舟。

ゲルマニウムの発汗作用、微量ラジウムを吸い込む事によっておこるホルミシス効果や保温効果も期待できるという。

美しいコバルトブルーの浴槽だった。

貸切で予約していたのは「邑久(おく)の湯」 。

構造は、舞枝の湯と同じ。

 内湯から露天風呂を見ると・・・。

こちらも信楽焼きの湯船。

雪景色を期待したが、林は茶色。

      • 源泉名:奥の沢噴気泉 NO.1~5 の混合泉
      • 泉質:単純泉 58.1度 PH=3.99
      • 成分総計:314mg/Kg

源泉名に噴気泉とあるので、噴気からの合成泉かと思ったが、大丸温泉系の湯らしい。

特徴はほとんどなく、温泉としては物足りない。

カランは2ケ所。

アメニティは色々揃っている。 

 メイク落としもシェービングフォームも・・・。

タオルやバスタオルは部屋から持って行かなければいけない。

そしてシャンプーバー。

何度もシャンプーしてしまった。

右端のアルガーブレッドクレイが気に入った・・・かな。 

脱衣所のアメニティ。

湯菜の宿グループの宿へ泊ったのは、これで2度目。

設備やアメニティ、料理・・・手頃な料金で客をもてなしてくれる。

ここは首都圏に近いせいか、シーズンオフと思える今の季節でもよく混んでいるようだ。

大阪からは一番近い新穂高温泉の「白雲荘」に、今、安いプランがあるので、
明日は白雲荘に泊まっておいしい料理を食べてこよう。


芽瑠鼓(めるこ)-食事

2014年01月15日 | 宿-関東

食事は朝・夕共に1階のレストランでいただく。

18:00~、18:30~のどちらかが選べるが、18:00に貸切風呂を予約していたので
夕食は18:30からでお願いした。
この18:00からの貸切風呂の予約は失敗だった。

↑ は お風呂編で。

レストランには個室x3とテーブル席x4。

私たちには個室が用意されていた。

お正月らしい前菜が盛られた「めでたき食材いろいろ」から始まる。

どれも味付け良くて、この先に出てくる料理を期待させる。 

ゴボーの煮えるいい香りが漂っていたのはこの鍋だったんだ。

しかし、出汁が私には塩辛くて口に合わない。

メルコグループの宿、正式名称は「湯菜の宿」グループ。

以前、そのグループの宿、新穂高温泉「白雲荘」に宿泊した際、「湯菜の宿倶楽部」の会員になっていた。

会員特典に夕食時にウエルカムドリンクのサービスがある。

ソフトドリンクの中から選ぶのだろうと思っていたが、「アルコールメニューの中から
お好きなものを2つ」・・・と、言われて、驚いたり喜んだり。

では遠慮なく冷酒を2つ、小山の「鳳凰美田」と大田原の「天鷹」をお願いした。

宮崎の「かっぽ酒」よろしく竹に入れられて提供されたが、かっぽ、かっぽとは鳴らなかった。

那須メープルサーモンと湯葉の刺身。

サーモンは脂がのっている。

サーモン苦手なので、これはちょっといただけない。

「那須黒毛和牛の炙り」だが、皿とはミスマッチのような気がする。

肉の小ささが目立ってしまう。

残念ながら脂っぽくて固くて噛み切れない。

中皿は「料理長こだわりの手打ち蕎麦」。

十割蕎麦は繊細でコシがあり、これはおいしかった。

きれいな皿が見たかったので、つゆまで完食。

ネコか?

じゃがいもの餡かけ。

何か入っていたが、器に見とれて何だったっけ?

料理によくマッチした器。

デザートはバニラアイスと白玉ぜんざい。

このぜんざい、もう少し甘味が欲しい。


 

朝のレストラン。

窓の外、青葉や紅葉の頃は美しいだろうが、今は茶色の世界。

私たちは昨夜と同じ右側の個室。 

 飲み物はフリードリンク。

リンゴジュースとカシスジュースも用意され。

 もちろん、食後にコーヒーも。

このコーヒー、おいしかった。

 プレートには大根なます、大豆の煮豆、煮物、ヨーグルト・・・。

焼き魚はサバ。

 手作り自家製豆腐の湯豆腐。

とろろ汁にこだわり生卵。

 夕食より朝食の方が食は進み、おひつの中のご飯はからっぽ。


芽瑠鼓(めるこ)-いろいろ

2014年01月14日 | 宿-関東

 芽瑠鼓の客室は全て2階で全7室。

2階にある休憩コーナー。

 

女性用の色浴衣が自由に選べ、無料。

 

アメニティ、部屋にも揃っているが、足りなければここから。

化粧用の小さな鏡まで用意されているのには感心した。

 

セルフバーには各種飲み物がコンビニ料金で置かれていて、自己申告制。

ドリップコーヒー、紅茶、おつまみ、お菓子まで置かれている。

風呂場へ向かう途中、ドアにかかる「一人静」
の看板がかかる部屋があった。

ドアを開け覗いてみると、そこは愛煙家には
嬉しい落ち着ける空間があった。

完全に隔離された喫煙所。

肩身の狭くなった喫煙者も、ここで誰にも気兼
ねなく紫煙をくゆらせる・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、夜明け前。

車が雪に埋もれてないか心配だったが、雪は降らなかったようだ。

木立の向こう、東の空が燃えていた。

秋の旅とは大違い、今回は大雪にもならずお天気に恵まれた旅だった。


芽瑠鼓(めるこ)-部屋

2014年01月12日 | 宿-関東

那須の泊まりは、メルコグループの芽瑠鼓。

凄い当て字だ。

藤城清治美術館の近く、別荘地らしき所に建っていた。

元は企業の保養所だったんだろうか? 

10疊の和室で広縁にはマッサージチェァが置かれている。

マッサージチェァ大好きなので、これは嬉しくて、何度もここへ座った。

ふとんはセルフ。

就寝時間にならなくても、風呂上り、ちょっと休みたい時にはふとんを敷けばいい。

部屋への案内もなく、もちろんお茶も淹れてはもらえないけど、この気楽さ好きだなぁ。

食事は朝・夕共に食事処で頂くから、スタッフとはロビーや食事処で顔を合わすだけ。

洗面所にウォシュレットのトイレ。
トイレ、狭かったなぁ。

床の間に冷蔵庫やお茶のセットが置かれていたが、これは使いにくい。

まとめて置くスペースがないようなので、我慢。

空の冷蔵庫、加湿器、電話の下にはグラス。

時計まであったんだ。 

ポットはT-FAL製ですぐに湧く。

冷水も用意されて。

緑茶はプレミアムティーバックとあるが、何がプレミアムなのか?

楽しみにして飲んでみたが、味は普通。

どうやら2人分の茶葉が入っているという事らしい。

お着き菓子は、洒落ている。

部屋には浴衣ではなく作務衣が用意されているが、女性には色浴衣の貸し出しも有り。

アメニティや部屋の備品など充分満足出きる。

ただ、部屋は2階、風呂は地下1階・・・。

風呂へ行くには3階から1階へ移動するようなもので、疲れるなぁ。


正月旅-栃木へ

2014年01月11日 | 旅-関東・中部

 富岡インターから上信越道に乗り藤岡PAにある ららん藤岡 へ。

 パーキングエリアに併設された道の駅だが、とても広い施設だ。

野菜の直売所の他に花の販売棟、肉の販売棟、群馬のお土産館・・・。

 上州もち豚や牛肉、欲しかった~。

これから帰宅するならたくさん買っただろうが、まだ旅は始まったばかり。

昼食代わりにメンチカツとコロッケを1つづつ。
メンチカツは、ジューシーを通り越して、脂ポトポト。

簡単な昼食にしておこうと思ったのに、ボリュウムたっぷりで少々持て余しぎみ。


 

 今宵の宿は那須。

泊まる宿の源泉は、鹿の湯源泉ではなく大丸温泉系なので、鹿の湯へ立ち寄り。

鹿の湯の上流、温泉を管理する人は正月でも休みなし。

正月3日とあって鹿の湯は混んでいたが、芋の子洗い状態ではなく充分楽しめた。

女湯の湯船は、かぶり湯、41度、42度、42.5度、44度、46度と6つの浴槽があるが、
男湯には48度の浴槽もあるという。

女湯、さすがに46度に入っている人は少ないが、私は平気で入れる。

しかし、しばらく入っていると足がヤケドしたように熱くなってきて湯から出て、
しばらくして又浸かる・・・何度か繰り返した。

鹿の湯には結構広い駐車場があるが、私は殺生河原のPへ。

天気が良くて雪がまぶしい。

今宵の宿のすぐ近くにある「藤城清治美術館」へ。 

林の中、ネコプレートが道案内。

 途中、チャペルもある。

ここで結婚式できるんだろうか?

 

ステンドグラスも藤城清治さんのデザインだろう。 

 ↑、展示室。

展示室には見学順路の案内はない。

自由に好きな作品を何度でも見れる・・・そんな構造になっているように感じた。

出口を探したが結局元来た順路で戻るしかなかった。

 こちらが美術館の入口でここから先は写真撮影禁止。

入館料金は1500円。

私は知っていたが、後列の人が4人分6000円と言われて、いっとき絶句。

栃木県民なら1200円になる。

地元還元は理解するが、はるばるやって来た遠来の客も安くして欲しい。

交通費かかってるんだからね。

しかし、巡回展では見られない大作や、3.11の被災地作品もあり、実に見ごたえがあった。

御歳89歳の藤城清治さん、少しでも長く、多くの作品を残して欲しい。


正月旅-富岡製糸場

2014年01月09日 | 旅-関東・中部

1月2日の泊まりは佐久平駅前のビジホ。

佐久平駅周辺の車の多さ、賑やかさに

駅前広場はライトアップ中。

東横インのブルーのネオンとよくマッチして

 

 

そういえば、去年のお正月は小倉のライトアップを見たんだった。


 

翌日の1月3日、世界遺産登録を目指す富岡製糸場へ。

ここには駐車場がなく、車は少し離れた有料Pに停めて5~10分程歩かなければいけない。

公営Pで30分無料、以後30分毎に100円。

2時間近く居たのでP代は300円かかった。

柱・梁は木、壁はフランス積みのレンガ造りで「木骨レンガ造り」という。

レンガは近くで焼かれたもので、目地には漆喰が使われている。

建設当時日本にはガラスを作る技術がなかったので、ガラスは輸入物だとか。

ゆらゆら揺れて見えるあのガラス。

施設全体が見れる訳ではないので、ちょっと物足りないが、↑の繰糸工場を見て驚いた。

奥行き140m、幅12.3mもある工場だが中央部分には柱は1本もなく、
木組みトラスで屋根を支えている。

操業当時は↑のフランス式操糸器が300機設置された世界最大規模の工場だった。

日本人の身長に合わせて作られたらしいが、全て銅(アカ)製だ。

今、昭和40年以降に設置された自動繰糸機が残されている。

この機械を製造したのは、日産自動車やプリンス自動車と聞いてこれにも驚く。

そういえば、トヨタは紡織機の製造から始まったんだった。

いったい全部で何台残されているのか?

もう使い物にはならないらしい。

これを処分するにはどれだけ費用がかかるのだろう?

処分せずこのまま展示を続ける為にも世界遺産にならなくちゃいけないのだろう・・・か?

いや、この機械がなければただ広いだけの講堂になってしまう。

やはり、富岡製糸場の規模が一目で分かる、これらはそのまま展示すべきだろう。

そうそう、売店で買った「せっけん」、柔らかい泡がこするほどに増えてくる不思議な良品。


正月旅-霊泉寺温泉

2014年01月08日 | 旅-関東・中部

1月2日 今年の一番は霊泉寺温泉の共同浴場。

霊泉寺の広い駐車場へ車を停める。

共同浴場へはここから歩いても5分とかからない。

温泉地の共同浴場では駐車場の狭い所が多くて、車を停める場所探しに
苦労する時があるが、ここは全然問題無し。

大きなケヤキの切り株に驚く。

正月だというのに、し~ん、がら~んとした温泉街。

 

朝の7:00~21:00 まで、料金200円の共同浴場。

脱衣所はきれいに清掃され、新しそうなセイフティBoxも完備。

おっほ~貸切だ。

かつて、床のタイルがはがれて、湯がぽこぽこ噴出していた場所は、
全然違う色のタイルで補修されていた。

湯に浸かりながら、あの「ぽこぽこ」を見てるのが楽しいかったんだが・・・。

浴槽のタイルの色でブルーに見える湯だが、無色透明、無味無臭のアルカリ単純泉。

源泉温度は43.8度なので、何の加工もなく湯船に掛け流されている。

特徴は乏しい湯だが、惜しげもなく湯船からあふれ出る温泉は何よりのご馳走。

シャワーのないカランが4箇所あるだけの簡素な浴室だが、その簡素さが私のお気に入り。


生地の魚の駅

2014年01月07日 | おいしい旅

旅の復路は北陸道経由で帰りたかった理由は↓。

生地(いくじ)にある黒部漁協直営の「とれたて館」で、買い物をして帰りたかったから。

ショーケースの中に多種の魚が並び、注文すれば捌いてくれる。

魚、そう好きではないので、お刺身コーナーで「白えび」の刺身と「ほうぼう&バイ貝」の
刺身を買う。

白エビ、甘くておいしかった~。

あれだけの量、手でむくのは大変だろう。

食べてしまって写真は無し。

タグは付いていないが、地元であがったズワイ蟹が手頃な値段で売られている。

欲しかった~。

しかし、どれも生きていて、口からぶくぶく泡ふいてる。

これを捌くのは嫌だ。

頼めば捌いてもらえたんだろうか?

カニ味噌出てしまうだろうなぁ・・・。

茹であがった紅ずわいを買う事に。

値段は、ズワイの1/3ほど。

重そうなのを選んでもらい、氷詰めのトロ箱へ。

この包装も実に丁寧で、ここを選ぶ理由の一つ。

氷見の寒ブリが売られていた。

値段は40000円台。

「半身でも売るよ」と、言われるけど、眺めるだけ。

生地は黒部川の伏流水が湧き出す所で、街中いたる所に水が湧き出している。

前回に引き続き、ここで水を汲んで帰るのだが、他に汲む人を見かけない。

車もすぐそばに停められ、水量も多くて実に汲みやすい所なのだが・・・。

相方、少々不安になって「ほんまにそのまま飲めるんやろうか?」。

魚売り場に戻って店員さんに確認。

「はぁ、飲めるよ!」と、太鼓判。

いただきました!

アオリイカ、刺身2皿、紅ずわい2匹、虎杖浜のタラコ、アジの干物、アオリイカの一夜干し、
身欠ニシン・・・どっさり買って帰途につく。

旅の終わりに絶対訪れたいところです。


雪少なく

2014年01月06日 | 旅-関東・中部

1月2日から日光方面へ出かけ、先ほど帰宅。

心配していた「いろは坂」も乾いた路面で、問題なく通過。

新潟でも「今年は雪が少なくて助かっている。」と、いう声を聞いた。

日光方面から新潟へ向かう途中甲子温泉の「大黒屋」に立ち寄り入浴。

この辺りの積雪が、今回の旅では一番の雪道だった。

大黒屋へと下りて行く道で、除雪車とすれ違う。

除雪車の背後から車が付いて上がって来た・・・と、思っていたが、
なんと除雪車に牽引されていたのだった。

自力ではあの坂道を上がれなかったんだ。

うちらも心配だ。

帰り際、宿のご主人が「上がれるかな?ダメだったら引っ張りますから・・・。」と、言われる。

4WDでもないのに相方は自信満々。

その自信はどこからくるのだろう・・・?と、心配したが、難なく上がれた。

新品のスタッドレスのお陰だろう。

詳しくは後日。


新年を迎えて

2014年01月01日 | 日常

新年明けましておめでとうございます。

はぁ、また一つ歳をとるのか・・・。

今年、初めて自分も食べる「お節」を買った。

今まで老親の一人用お節は何度か買った事はあるが、完全に依存するのは初めて。

sonyのライトアップの通販で買った六段重ねのお節。

年末に冷凍で届けられていた。

紙の美しい重箱。

一つの重箱の中に4つのパック詰めの料理が入っている。

ブルーのシールが貼られたものは電子レンジ不可。

それ以外は全て温められる。

紅白の饅頭かと思いきやお餅だった。

白にはこしあん、紅は白あん。

「酒肴の重」は、結構豪華な食材が詰まっていた。

お品書きも添えられ、何を食べているのか分からない・・・と、いうような事はない。

1パックづつフタをはずして電子レンジでチンするのが結構面倒だったけど、
温かいお節を食べれるのは嬉しい。

全24種、どれからいただこうか?

一同多いに迷い、新年早々迷い箸。

「まずくてほとんど捨てた」という話をよく聞くお節のセット。

食べてみるまで不安だったが、これなら目も楽しめ、味もそこそこで合格点がつけられる。

来年も頼もうかなぁ。


昨年末はバタバタと忙しくて年賀状をほとんど書いていない。

「来てないぞぉ」と思われる方々、この場をお借りして新年のご挨拶とお詫びを申し上げます。


 

明日からちょっとお出かけ。

関東の冷蔵庫と、かよりんさんに言わしめた日光湯元の紫雲荘へも再訪。

しばらく、休みます。

皆さんも楽しく、おいしいお正月をお過ごし下さい。