串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

沖縄の桜

2013年01月31日 | 

28日から沖縄へ行って来ました。

日本で一番早く桜が見れる沖縄。

まず、日本のさくら100選にも選ばれている「名護城公園の桜」を見に行きました。

残念ながら一番良く咲いている木でもこの程度。

今年は何度かやって来た台風のお陰で桜はダメとか。

この後、八重岳、今帰仁城跡と見て回りましたが、どこでも同じ言葉を聞きました。

私にとっては、初めての沖縄でした。

利用したのはJALパックの沖縄を遊ぼう

2泊3日、レンタカーを借りて、夕・朝食付き、美ら海水族館入場料金も含めても
一人30000円ほどと格安料金で沖縄を楽しんで来ました。

詳しくは後日。


九州初詣旅-今市宿

2013年01月27日 | 旅-九州・沖縄

豊後街道の一部、今市宿の石畳を見に。

熊本から大分県の鶴崎まで整備された豊後街道。 

熊本から内牧、久住、野津原を通り鶴崎まで続く豊後街道。

参勤交代が通り、勝海舟が坂本竜馬と連れ立って長崎往還したという。

その今市の宿場町に石畳の道が残されている。

何故か車が1台、石畳の真ん中に駐車。

石畳を傷めないよう徐行運転するようにと注意書きがあったが、本当は通って欲しくはないんだろうか?

 

石畳が始まる所に丸山神社があった。

加藤清正が参勤交代の長旅の安全を祈願して天満社を創立したのが、丸山神社の始まりとか。

苔むした石段を上がって行く。 

大分県には数少ないといわれる重厚な楼門をくぐる。 

見事な彫刻が楼門のあちらこちらに。

本堂の屋根は絵付の格天井。

吹きさらしの本堂、絵の傷みも激しい。

お参りする目に飛び込んできた ↑。

社務所らしき建物はあったが神社は無人。

今日は1月5日、私達の他には参詣に訪れる人はみかけなかったが、嬉しい心遣いに心が和む。

地方の神社ではこういう情景が見られるのかもしれないが、私の住む大阪では考えられない。

ありがたく一杯頂戴する。 

 その横にはお札、お守りが。

お札を一つ頂き、この先の旅の安全を願って車に乗せた。

今回の旅は、赤間神宮を皮切りに、阿蘇神社、宇佐八幡宮と巡る初詣旅だったが、
この丸山神社が一番有り難く感じた。

 全長660mの石畳は、途中で鉤形に折れている。

城郭建築によく見られるが、延焼を防ぐ防火の意味合いもあるようだ。

正直、走りづらい。

片側のタイヤは石畳の上で車体はガタガタ。

通りの家屋は整然と並び立ち、手入れされた庭には枝垂桜の木も見えた。

春、桜の頃にも美しいだろう。 

誰が来たのか?、とばかりに柴に見つめられる。

無駄泣きはしない賢そうなワンだった。


九州初詣旅-若宮井路

2013年01月26日 | 旅-九州・沖縄

ちょっとバタバタしてアップもままならない毎日です。

又、途中でほったらかしにしそうなので、簡単に写真を並べます。

黄牛の滝を見た後、竹田を通り越し、国道57号線沿いの水路橋を見に。

 竹田市狭田地区に2つの石造水路橋が架かっています。

こちらは鏡石拱(せっきょう)橋。

石拱橋とは石造のアーチ型の橋をさすらしい。

道路と川をまたいで架かっているが、アーチの幅は川側は広く、道路側は狭い。

アーチ中心の要石部分に明治42年4月竣工とありました。

100年以上経っているのですね。

 石が取れていたりしてかなり痛んでいるような感じを受けましたが、崩れたりしないのだろうか?

こちらは笹無田石拱橋(せっきょうきょう)。

先の鏡石拱橋と共に、稲葉川から取水した水を朝地地区に送る延長20キロにも及ぶ若宮井路の一部。

高さが60mもある笹無田川の谷に架かり、若宮井路の中では最大の難所だったという。

ほんとに随分高い所に架かっている。

 豊肥本線と平行しています。

 国道59号線の笹無田トンネルを出た所に車を停め、豊肥本線の線路脇から眺めると
直交しているように見えたのだが・・・。

 橋の奥の方で線路をまたいでいるのだろう。

国の登録有形文化財に指定されている。

大正5年に石橋が完成したが、わずか5日で崩壊したという。

どうして崩壊したのだろうか?

労力と大金をかけて造っただろうに・・・。

その時は大騒ぎだっただろう。責任者は・・・?

当時の様子を知りたいものだ。

そして、翌年の大正6年に現在の橋が完成し、今も現役で水を通している。

 こちらに建設時の珍しい写真があります。

ここに列車が来てくれれば、絵になるのだが・・・と、思いつつその場を離れ車に戻った時、列車が通過。

後10分、いや5分その場に居れば列車とツーショットの写真が撮れた。

連れの「もう、ええやろ、行くで・・・。」が、なんとも恨めしい。

 

水は変わりなく流れ、畑を潤す。 


九州初詣旅-黄牛の滝

2013年01月23日 | 旅-九州・沖縄

2013.01.05 「奥阿蘇の宿やまなみ」をチェックアウトし、やまなみハイウェイへ。

今日の泊まりは別府だが、そこへ行くまでどう過ごすか予定が決まっていない。

とりあえず、しょぼい冬タイヤなので、凍っているだろう牧ノ戸峠越えは避けて竹田方面へ向かう。

 国道442号線を走っていると「黄牛(あめうし)の滝」2キロ、という標識発見。

黄牛の滝は行きたかった所。

迷わず右折し、あめうしの滝を目指す。

黄牛で「あめうし」とは、知らなければ絶対読めない。

田園風景の中を走って行くが、標識はなく「ほんとにこの道でいいの?」と、思ったが、
「宮城温泉であいの湯」の看板を頼りに走ると、駐車場が現れ、とうちゃこ~。

トイレ完備の広い駐車場に車を停め歩き始める。

「黄牛の滝」の黄の板以外の3枚は下に落ちていた。

滝までは324m。 

民家の横をすり抜けると急勾配の階段。 

下りて行くと水音が聞こえて来た。 

流れる水量は多い。 

 落ち葉の積もる遊歩道を歩いて行くと。

遊歩道の先に滝が見え始めた。 

 落差20m。一気に落ちてくる水量は凄い。

滝まで少し急な階段はあるが、歩く距離は短く簡単にたどりつける。

駐車場や遊歩道は、この上流に作られた「稲葉ダム」の周辺整備の一環として整備された。

それまでは地元の人もなかなか見れない幻の滝だったらしい。

公共事業のバラマキ・・・と、思っていたが、私もそのお陰をこうむっている。

 

ずぼらして、三脚は持参しないで、手持ちで撮った水の流れ。

連続撮影で3枚ほど撮り、その中で手ぶれの少ない写真を載せています。

黄牛の滝の上部からも見る事が出来る・・・家に戻ってから知りました。

そういえば、滝口の方に道路が見えたような・・・。


九州初詣旅-3度目のやまなみ

2013年01月19日 | 宿-九州・沖縄

2013.01.04 今宵の宿は、奥阿蘇の宿「やまなみ」さん。

えらく気に入ってしまって、これで3度目の宿泊です。

陽も暮れてきました。そろそろ夕食の時間。

夕食は18:00~20:00。大広間でいただきます。

囲炉裏料理プランの人達は、囲炉裏がきられた別の食事処で・・・。

ワンプレートに山の幸が盛りだくさん。

板前料理のような華やかさはありませんが、どれもおいしく味付けされた料理がズラリ。

刺身、あまり好きではない私、刺身は断りその代わり、おからを椎茸でくるんだコロッケを
もう一つ・・・と、注文しました。

一番手前、2つ並んでいるのがそれで、私はこれが大好き!

産山村の赤牛・・・かな?

山芋の茶碗蒸しも毎回楽しみにしている料理です。

やまなみ名物のお漬物もズラリ。

8:00~の朝食も同じ席でいただきます。

卵の横は牛乳で、これが濃くておいしい。

お餅が入った鍋も・・・。

食事はいつも大満足。

全部で6箇所の風呂があるやまなみさんですが、いつも一番先に、そして何回も入るのが
屋外にある貸切風呂「田舎の湯」です。

浸かると左手前の切り欠きから豪快に湯があふれ、もったいなぃ~。

屋内にある貸切風呂の「つばきの湯」は、桶風呂。

浅く見えますが、案外深い浴槽です。

男性用の大浴場「かぼちゃの湯」は夕食後女性用に。

女性用の時間帯が短いので要注意。

私はこの風呂も大好き。

女性用の大浴場は、やまなみさんでは唯一の露天風呂。

夕食後の短い時間だけ男性用になるので、露天風呂好きな男性にはちょっとお気の毒。

全部の風呂が源泉掛け流し。

屋内の3箇所の貸切湯は24時間入浴可能。

おいしい料理に快適な部屋、そして気持ちが良い風呂、暖かいスタッフの対応・・・。

これで@12000ですから、何度も泊まってみようと思ってしまいます。


仁多米よりカニ

2013年01月18日 | 食べ物

島根のおいしいお米「仁多米」を毎月購入しています。

月に5キロ取り寄せるのですが、たった5キロでも余ってしまう時が多々あります。

毎年1月に「福袋」が企画され、今年は出雲和牛500gと境港であがった松葉カニ。

肉は先週届き、すき焼きにしておいしく頂きました。

今日は中サイズのカニが2杯届きました。

えぇ~、まだ生きている。

こちらをにらみ、口からぶくぶく泡を・・・。

可哀想!

生きているのを調理するのは苦手。

少々鮮度が落ちても、命がなくなってしまっている方がいい。

ごめんね!足をもぎってもまだビクビク。

甲羅部分は茹でて、足はカニすき用にさばきました。

頂きました。

おいしい!甘くて、身ばなれもよく大満足。

やはり鮮度がいいからでしょう。

ごちそうさま。


九州初詣旅-産山村へ

2013年01月17日 | 旅-九州・沖縄

 今宵の宿のある産山村へやって来ました。

そして、是非入ってみたかった産山村に2箇所ある温泉施設の一つ「花の温泉館」へ。

「やまなみ」さんの湯とは違う、と、いう事なので楽しみにしていました。

営業してるのかなぁ・・・?と、思ってしまうほど広い敷地内にあります。

館内、コンクリートの打ちっ放し仕上げなので、広い脱衣所は寒々としている。

この通路を通って風呂へ。寒い、寒い・・・。

浴室もタテに長く、カランの前に座っても寒い。

湯船は一番奥に。

ふ~、岩風呂に黒に近い緑色の熱い湯がみたされています。

内湯からも露天風呂へ出られるのですが、施錠してあり、この時期露天風呂は使われていない。

露天風呂が使えなくても入浴料金は変わらず400円。

岩にこびりついた抽出物は小さな突起状のもので、触れると痛い。

へたに座ったものなら、おおいたた・・・。

今は山の上に源泉があり、そこから引っ張って来ているので、少し加温が必要。

熱交換機で加温して源泉掛け流しです。

敷地内900m掘って、新源泉を得たとかで、3月頃から新源泉に変わる予定。

久住連山が夕陽の輝きます。

「水」の草文字が見えますか?

こんな文字が書かれているの、私も今回初めて知りました。

池山水源の水、もちろん汲んで帰りました。

「奥阿蘇の宿 やまなみ」さん、去年の10月に続いての宿泊です。

連れが風邪ぎみなので、布団を敷いておいて欲しい・・・と、途中で電話しておきました。

これ、ちょっとやみつきになりそう。

一風呂浴びては布団にもぐりこんで、すっかり湯治気分。

私は忙しいですが・・・。

今回の部屋は「ヒゴタイ」の向かいの「さくらそう」。

入った所にトイレがあり、洗面所は部屋の奥。

ちょっと使いにくいかなぁ・・・。


九州初詣旅-阿蘇神社

2013年01月16日 | 旅-九州・沖縄

一宮門前商店街を神社の方に戻ります。

神社への参拝を後回しにし、水基やコロッケに夢中になってたとは・・・。

バチが当りそう。

手洗水も豊富に湧き出る水基。

この神社は珍しい横参道らしい。

この手洗水の向こうに見える道は、その参道。

鹿島神宮、筥崎宮と並んで日本三大楼門の一つといわれる楼門の高さは18m。

筥崎宮とよく似た感じだなぁ。

創建は紀元前282年といわれるたいそう由緒ある神社で肥後国の一宮。

阿蘇国造りの神々を祀っていて、かつて阿蘇の火口に上社があり、こちらは下社だった
らしいが、今、その上社はない。

軽く(どういう意味?)参拝を済ませます。

阿蘇神社を過ぎるとやまなみハイウェイもすいすい。

かつて、この辺りでいねむり運転をし、路側へ突っ込んだ事がありました。

眠りを誘うのどかな道ですねぇ。

久住連山が見えてきました。

草紅葉の丘の連続、い~ぃ眺めです。


九州初詣旅-阿蘇一宮門前商店街

2013年01月14日 | 旅-九州・沖縄

 国道57号線宮地駅から県道11号線(やまなみハイウェイ)に入った途端道路が渋滞。

以前、お正月に通った時もえらく渋滞していたが、今日は4日、少しはましだろうと
思っていたが、甘かった。

阿蘇神社への初詣客の車がず~っと続く。

私もその一人なので文句は言えないが、地元の人や通過するだけの人にはえらい迷惑な話だ。

駐車場は入れ替わりが早いのだろう、案外スムーズに停められ、神社への参拝は
後回しにして、隣接した阿蘇一宮門前商店街へ。

阿蘇の豊富な湧き水が200mほどの商店街に14箇所も湧き出している。

地元では水基(みずき)というらしい。

商店街の奥にある「猿太彦の泉」。

「菓恋水」

びっしりと生えたコケが素晴らしい。

 

「金脈の泉」と、それぞれに名称が付いている。 

商店街を歩いていると、手に手に紙袋を持ち、何か食べている。

客が出て来たのは阿蘇「とり宮」という精肉店。

肉の前に客はいない。

入口に近い所でコロッケやミンチカツを注文する。

名前を聞かれ、店内でしばし待つと、名前が呼ばれてアツアツ揚げたてのコロッケが。

よく間違わないで品物が渡せるなぁ・・・と、感心した。

店内にもそして店の横にも食べる席が設けてある。

アツアツを頂きます。

一番のウリは「馬ロッケ」らしいが、馬は食べられない私は「かぼちゃと栗のコロッケ」と
「ミンチカツ」。

お味は・・・??? 


九州初詣旅-冬の阿蘇

2013年01月13日 | 旅-九州・沖縄

2013.01.04 小倉から九州自動車道に乗り熊本を目指す。

目的は阿蘇神社。

経路は色々あるが、時間的に一番早いだろう高速道路で熊本インターから
国道57号線に入る事にしたが、57号線がちんたらちんたらで進まない。
やはり57号線は避けるべきだったかもしれない。

天気がいい。

これは行かなくちゃ・・・と、予定してなかった阿蘇山上へ向かう事に。

道の真正面にどんと構えるのは杵島岳・・・か?

 

 草千里展望台からの眺めは素晴らしい。

夏の青葉、秋の草紅葉、そして今は雪化粧。

草千里は凍っているらしい。

 

中岳に向けて走る。

道は乾いていてノーマルタイヤでも全然問題ない。

この日は、ロープウェイの阿蘇山西駅から有料の公園道路で火口まで上がれた。

5月に訪れた時は、車で上がる事も出来ず、もちろんだがロープウェイも運転休止だった。

しかし、火口のそばまでは行けない。 

展望所に上がり見渡すが、火口は見えない。

あたり一面硫黄臭が漂い、せきをしている人もいた。

やはり火口を見るのは無理か、もう下りよう・・・と、車に乗りかけた時、ゲートが開き
人が火口の方へ歩いて行くのが見えた。

風向きが変わらないうちに早く見に行かなくちゃ・・・と、急ぎ足。

90%以上が水蒸気という火山ガスが凄い勢いで噴出し火口の中まで見えない。

風向きによって立入禁止になったり解除されたりするらしいが、展望所辺りに火山ガスが
向かって来ているような・・・。

阿蘇山の活動が活発化しているのだろう。

数年前には、ぐるりと遊歩道を歩けたのだが、今は立入禁止。

 

外輪山の連なりを眺めながら阿蘇駅の方へ下りて行く。 

道路のすぐ近くで馬が草を食む。

何度も見ている阿蘇山だが、この雄大な自然は見飽きる事はない。

 

パノラマ画像を2枚


九州初詣旅-小倉にて

2013年01月12日 | 旅-九州・沖縄

小倉、初めての訪問でした。

11月2日から始まっていた小倉イルミネーションを見に。 

小倉駅新幹線口には子供が喜びそうなメルヘンチックな飾りに灯りがともります。

 

 

駅の構内を抜けて小倉城口には豪華なイルミネーション。

「ようこそ小倉へ」と、パープルに輝くウェルカムゲート。

嬉しいなぁ・・・。

 LEDの開発・普及のお陰で、こんな豪華なイルミネーションが楽しめるようになったんですね。

賑やかな小倉の通り、駅前商店街や魚町銀天街を歩き、小倉井筒屋クロスロードへ。

そして紫川リバーファンタジア。

紫川にかかる「鴎外橋」は灯りのトンネル。

 

11月から始まっているので、見物人は分散されているのだろう、1月3日のお正月と
いえども混雑は無く、案外好きなスポットで写真が写せました。

クリスマス時分には混んだんだろうか?

川辺に続くイルミネーション。
紫川だから灯りの色はパープルなんだ!と、少々鈍い私。

 

 

 

小倉イルミネーションは1月10日で終わっています。

どうせなら成人の日まで開催すればいいのにと思いますが・・・。

初めての小倉、賑やかで優しい街だと感じました。

エスカレーターやエレベーターが結構完備されていて、駅中では階段を使う事もなく、
道路脇の歩道にさえエスカレーターがありました。 


九州初詣旅-門司港にて

2013年01月10日 | 旅-九州・沖縄

 門司港レトロときたら、まずはJR門司港駅。

しかし、フェンスが張り巡らされて表玄関から入れない。

築100年を迎えた駅舎は国の重要文化財に指定されているが、老朽化が進んでいるので
補修工事が行われている。

工事が終わるのは平成30年3月末の予定。

駅そのものは営業中なので中に入ってみる。

 

ペンキもかなり剥げ落ちているなぁ。

歴史を感じていいのだが、補修後はきれいに塗り替えられるのだろう。

ちょっと寒々しいが、観光客も多い。

門司へ来たならこれを食べなくちゃ!

と、いう訳で焼きカレーを。

いつも高速道路のサービスエリアで食べるのだが、おいしいと思った事はない。

今日は違う。

自家製カレーにはコロコロの肉。

生卵を乗せ、チーズをふりかけ香ばしく焼きあがっていて、とてもおいしい。

このお店で食べました。

さぁ食べようと思った時に携帯が鳴り、連れの用事が済んだという。

急いで食べ終わり、門司港駅から列車で小倉に向かう。

もう少し門司港でゆっくりしたかったんだけど、結局焼きカレーを食べただけ。

今宵の宿は小倉。

小倉駅から北へ歩くと海と工場が広がっていた。   


九州初詣旅-門司へ

2013年01月10日 | 旅-中国・四国

 唐戸地区に由緒ある建物がいくつか残っていて、それを見に。

美しいレンガ造りの旧下関英国領事館は補修工事中で、外観を眺めるだけ。

明治39年建設の建物は昭和16年まで使用され、現在は国の重要文化財に登録されている。

当時の駐日英国大使アーネスト・サトウが本国に申し入れしてこの地に建てられた。

レンガは英国から輸入されたもので、もちろんイギリス積み。

 通りを挟んで右が旧秋田商会ビル、左が下関南部町郵便局

大正4年建設の旧秋田商会ビルは、西日本初の鉄筋コンクリート造の建物で屋上には日本庭園や茶室があるという。

あいにく1月3日までは正月休みで内部を見る事が出来なかった。

明治33年に建設された下関南部町郵便局は、国内最古の現役郵便局。

こちらもお休み。 

唐戸桟橋から巌流島へ行く遊覧船も出ているが・・・。

水陸両用バス・・・?

私が乗るのはこちらの渡し舟。

下関~門司港を6分で結ぶ、定員71名の連絡船。

揺れるなぁ・・・と、感じるのもほんの少しの間、あっという間に門司港に到着。

片道370円、乗船時間の割りには高いと思ったが、どの交通機関よりも早いだろう。

下関と門司港、両方を観光するにはもってこいかもしれない。

この日は、乗船客のほとんど全員が観光客のように見受けられた。

お正月の下関、赤間神宮で参拝を終えた初詣客が唐戸市場近くのカモンワーフに集結しているようで、たいそう賑わっていた。 


九州初詣旅-日清講和記念館

2013年01月08日 | 旅-中国・四国

 赤間神宮の隣にふぐ料理の老舗「春帆楼」が建つ。

その敷地内に「日清講和記念館」が建っていて、年中無休、無料で観れる。

明治27年開戦の日清戦争、その講和会議がここ下関で開催され、締結された講和条約は下関条約ともいう。

さしずめ今なら東京だろうが下関が講和会議の地に選ばれたのは、日本の軍事力を
誇示できる最適な場所であったからで、日本の軍船が大陸に向かい狭い海峡を通過
する光景は、清国使節団に脅威を与え、その後の交渉は日本のペースで展開した。

緑字はパネルからの引用

会議は春帆楼の2階会議室で行われたが、当時の建物は昭和20年の戦災で焼失。

ガラスケースの中に講和会議場が再現されている。

椅子、ランプ、ストーブ等の調度品は、会議終了後、有志に下賜され、貴重な歴史的遺産として保管されてきた。

毎年調印記念日の4月17日には春帆楼で公開されていたが、その後下関市に寄贈され、講和記念館建設のきっかけになった。

浜離宮より下賜されたという椅子を見て驚いた。

背もたれ、足、蒔絵が施されている。

 左は全権大使「伊藤博文」が、その右は外務大臣「陸奥宗光」の席。

伊藤博文の対面には清国の全権大使「李鴻章」が座った。

歴史の一こまが垣間見られて、ちょっとわくわくした。

「李鴻章道」と名づけられた小道が続く。 

清国使節団を乗せた汽船が関門海峡の沖合いに停泊したのは、明治28年3月19日。

翌日から会議が始まったが、途中、李鴻章が暴漢に襲われケガをする。

この事件で清国は海外からの同情をかい、日本側は交渉しにくくなり、会議は繰り返されて、ようやく4月17日に講和条約が調印された。

襲撃事件以来、宿舎になっていた「引接寺」から会議場へ向かうには、この小道を歩いたらしい。 

さすがにフグの街、いたる所でフグのモニュメントにお目にかかった。

 

唐戸市場はお休み。

大きなフグがお留守番。


九州初詣旅-赤間神宮

2013年01月07日 | 旅-中国・四国

1/3 5:30に自宅を出て、山陽道・中国道で下関へ。

この日、連れとは別行動で、赤間神宮まで送ってもらう。

九州へ行く時は必ず通る下関だがいつも通過点でしかなく、じっくり街を見た事がなかった。

赤間神宮は多くの初詣客で賑わっていた。

巫女さんも忙しそうに駆け足で・・・。

一画に平家一門の墓がある。

目の前の壇ノ浦で入水した面々を祀っている。

二位の尼・・・清盛の妻時子の墓が後ろの方に見えた。

墓所の横に芳一堂が建っていて、中には耳なし芳一の木造が。

 白壁の向こうが平家一門の墓で、その手前に芳一堂。

平家の亡霊の前で琵琶をかき鳴らしながら平家物語を語ったという
物語の舞台が出来上がっている。

出番前の食事中のお猿君。

お姉さんにもらったサツマイモの皮を上手に剥いて食べていた。

道路を隔ててすぐに関門海峡が広がる。

確かに流れる潮は速い。

じっと眺めていると、平家の面々に呼ばれているような気がしてすぐにその場を離れた。

下関から関門橋を見るのは初めてだった。