串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

飫肥にて

2019年03月31日 | 旅-九州・沖縄

飫肥、厚焼き玉子を買う目的だけで10年以上前に訪れた事があった。

その時は飫肥の何も見ていない。

霧島ホテルをチェックアウトし、神の郷温泉へ投宿するまでに寄ってみた。 

 

酒谷川の蛇行する箇所に町が開けているんだ。 

まずは飫肥城へ。

右手の石垣に切り込みが見える所が小村記念館。 

 小村記念館。

小村寿太郎の生い立ちから業績までを展示している。

洒落た石段に苔むした石垣。 

明治の初めに取り壊され、昭和53年に再建された大手門

再建にあたって、飫肥営林署から樹齢100年の杉4本の提供を受けたらしい。

そうだ!飫肥といえば、すぐに思いつくのは飫肥杉だった。 

 空堀に覆いかぶさる青モミジが美しい。

工事中に発見された礎石が大手門の内側に置かれていて、
そこには総奉行や棟梁の名前が刻まれている。
 

  

 

石垣にびっしり張り付いたの苔を見ると、取り壊される前のものかな? 

 

 石垣の色がくっきり違う。

黒いのは昔からの石垣で、その上は新しいものか?

資料館に行けば、そのあたりの説明も聞けるのだが、
相方は車で待っているから、そうゆっくりしてられない。

夫婦仲良く散策しておられるのを羨ましい気持ちで見る。

趣味の違いで、相方は街並み散策など大嫌い。

「俺は車で待ってる」と、いつも一人で行動する。

まぁ、待っててくれるだけマシかもしれないが。

 

 趣のある塀の支え。 

 

飫肥城大手門から左へ武家屋敷通りが続く。 

いいなぁ。 

昭和52年に国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている。

重伝建、大好き。

 

その通りの中に、明治を代表する外交官小村寿太郎の生家がある。 

 

 

 一人、二人、観光客を見かけただけの静かな通り。

昼食を摂ろうかと思っていた服部亭はお休みの模様。 

 石垣のカタツムリはカップルかな?

お目当ての飫肥厚焼き玉子は、間瀬田厚焼本舗で買おうと思っていたが、こちらも休み。

それではその向かい側にあるおび茶屋へ。 

卵20個を使った一番大きいサイズのものは2500円。

卵を溶き、7~8時間寝かし、炭火で1時間かけて焼かれる
手間がかかった卵焼き。 

 その半分サイズの1300円のを買い、スライスしてもらう。

これは、今晩の神の郷温泉の夕食にこっそりと頂いた。

 甘い!

甘いのが好きでない人は一切れ食べたら充分でしょうが、
私は酒の肴に3切れぐらい食べた。

食感は固めのプリン。

すり身でも入っているのかと感じる食感だが卵だけらしい。

う~ん、ちょっとクセになってしまう。

又、この辺りへ行く事があれば買おう。

帰りの宮崎空港の売店でも売ってたが・・・。

 東京からの連れと日程を合わせたため、桜にはまだ早かった。

まだ茶色い桜の木を眺めながら、後10日遅かったら満開なのに。

道中、かろうじて山桜の満開に心和ませた。

背後は有名な飫肥杉の林。


霧島ホテルの食事

2019年03月27日 | 宿-九州・沖縄

霧島ホテルの食事は5階にある杉パレスで18:00~。 

 奥のホールアゼリアに案内され、入り口に近いテーブルで、
なんだか落ち着かない。

前菜にはタケノコの木の芽和え。

タケノコは我が家では初物。

手ナガ海老の唐揚げ、そら豆で挟んだ黄身・・・味は良い。

お凌ぎは酒寿司。

キビナゴ、もう少し食べたい。 

先附は桜エビ真薯蒸し。

結構手の込んだ、そして味付けも薄味でおいしい。 

大型ホテルなので食事は期待してなかったが嬉しい誤算。

桜島小みかんのチューハイを飲む。

甘口で呑みやすく、量もたっぷり。 

お刺身少量。

4切れはちょっとおかしいかもしれないが、
マグロ一切れ、カンパチ一切れで単価が変わってくるのでしょう。

まぁ、刺身苦手な私には適量でした。

カンパチ、活きが良かった。 

こちらは豚しゃぶ、二人分の大鍋。

だいぶ食べ進んだ画像ですが、野菜も肉もたっぷりで
これで満腹になってしまった。

回りのテーブルを見渡すが、大鍋があるテーブルは私達だけで、
見渡した全てのテーブルは一人鍋が用意されていた。

そういえば、JALで予約したプラン、大鍋となってたわ。 

宮崎や鹿児島の名物あくまき

こちらではあくまきにアラレを付けて揚げたものが
煮物風になっていて、珍しい食べ方で結構おいしかった。 

 真鯛の焼き物。

名荷の大きさから、鯛がどれぐらい小さいか分かります。

一口サイズだけど、老人にはこれぐらいで丁度よい。

牛肉もあったが、もうお腹いっぱい。

食事の終わりがけに食べる牛肉は重い。 

 普通ならご飯はパスするけど、山菜炊き込みご飯らしいので
ほんの軽く頂く。

しかし、これがいい味付けでおいしくて、もう少し食べたかった。

吸物にはハマグリと白魚。

イチゴティラミスのデザート。 

 はぁ、おいしかった~と部屋に戻ると、
布団が敷かれテーブルには折り鶴が。

朝食はホールアゼリアで7:30~。

7:00~だったかな?

まぁまぁの品揃えのバイキング。

黒豚シュウマイ、ころころの肉がたっぷり。

期待してなかった食事がよい味付けでおいしく頂いた。 


霧島神宮の温泉

2019年03月25日 | 旅-九州・沖縄

霧島ホテルへチェックインするまでに霧島神宮へ。

旅の安全祈願の他にも目的があった。 

二の鳥居・・・かな? 

                    

 両側に並ぶ石灯篭には、歴史上の人物の名前が彫られている。

寄進者だろうか?

一つづづ読みながら石段を上る。

本殿に到着。 

手水舎の石を覆う見事な苔。 

 行列!

参拝するのに行列に並ぶんか。

お正月なら行列もありかもしれないけど。

一組が参拝し終わるまで、次の人は待たなければいけないの?

賽銭箱は横に長い。

一組だけでなく、何組も同時に参拝してはいけないのだろうか?

そうすれば、こんな行列は出来ないだろうに。

はぁ、これが今時の作法なの?

理解できない。

 参拝を終え、もう一つの目的に向かう。

門前にある霧島民芸館

ここに温泉施設があり、誰でも無料で入れたが、今もあるのだろうか?

それを確かめるのが、もう一つの目的だった。

あやふやな記憶で、ここだったかな?

ちょっとウロウロしたが、この喫茶室に見覚えがあり、
建物の
裏手に行ってみた。 

 あった~。

しかし、だいぶ傷んでいる。

湯船は・・・?

廃墟と化していた。

私は一度、相方は二度も入浴した懐かしい風呂だった。

湯が枯れた訳ではないだろう。

現に足湯が出来ているぐらいだから。 

その足湯。

20年程前の温泉ブームに沸いた時、きっと私のような
温泉ファンは多く入っているだろう。

残念だけど、もう、ないよ~。

時の流れを感じ、寂しい想いで霧島神宮を後にした。


霧島ホテル

2019年03月24日 | 宿-九州・沖縄

2019.03.17 南九州への2泊3日旅。

目的は、1年ぶりの神の郷温泉

2泊3日の九州となれば、車では無理で飛行機利用。

いいのをみつけた。

JALダイナミックパッケージという往復の飛行機に
宿泊をセットするプラン。

いくつかある宿泊施設の中から1ケ所選び、後の宿泊は勝手に予約。

おまけにこの時はレンタカーも2泊3日¥3,000で借りれた。

フライトの時間も選べるが、いい時間帯を予約しようとなると
ツアー料金も高くなる。

最安値のフライト往復と霧島ホテルの泊まりで一人¥25,000程と安いぃ。

もう1泊は神の郷温泉を予約して、2泊3日の旅となった。

伊丹空港ではお気に入りの空弁を。 

今回借りたレンタカーはミラージュ

ETCカードが認識されないで困った。

貸し出し店へ電話し、カードを裏向けて挿入すると認識された。

借りる時に言ってよ~。  

霧島神宮に旅の無事を願ってお参りし、霧島ホテルにチェックイン。

広い駐車場に数名のスタッフが車の誘導をしておられる。 

部屋数も95室と多い宿だが、風呂が又大きい。

以前、立ち寄りで入浴しているが、今日は泊まりでゆっくり入ろう。

 部屋は東館の7階、8畳間。

 

 エレベーターからは一番遠い部屋で、嫌だなぁ・・・と、思いながら
部屋に入ると、なんと二方向に窓がある角部屋だった。

広縁のある窓からは駐車場がある庭園が見え・・・。 

もう一方の窓を開けると、そこに広がる百年杉の森。 

バス・トイレ・洗面が一室に。 

 

 アメニティは一般的。

 浴衣はS~Lサイズまで用意されていた。

足袋も付いている。

                     

 冷水が用意され、お茶は煎茶とほうじ茶のティバック。

部屋や備品には満足。

 これが有名な混浴の風呂だが、カメラの持ち込み禁止

宿に置かれた案内の写真です。

湯はこんなきれいなブルーではなく、やや白濁という感じ。

バスタオル巻きで入浴可能。

風呂の入口で、バスタオルを借りられる。

この大きな湯船以外に男女合わせれば20以上の湯船があり、
いずれの浴槽も掛け流し

5種類の泉質、豊富な湯量、多彩な風呂・・・温泉好きにはたまらない。

 しかし、長湯の苦手な私、いくつかの湯船に入るうち湯あたりしてしまった。

翌朝、百年杉庭園へ。

硫黄谷温泉の創始者堀切武右衛門が、今から百四十年前の頃
より治山の為に植林を始め、3代目館主が斧を入れないと決め
代々大切に育成されて来たもの。

樹齢100年以上という約3万本もの霧島メアサ杉が林立。

このメアサ杉は杉花粉が少ない品種らしい。

ミツマタが多く植えられ、今、まさに開花中。


八丈島 浦見の滝

2019年03月16日 | 旅-関東・中部

八丈島の裏見ケ滝です。 

水量、多くないので、滝のウラ側を歩いても濡れなかった。 

                    

 

陽が差し、きれいな虹が・・・。 

途中にある為朝神社石宮への階段は、急坂でおまけに玉石。 

上がる事は出来ても、こりゃ下りられない。

当然パス。

八丈島も全部アップしてないのに、明日から九州へ出かけて来ます。

往復共JALの宮崎便、レンタカー利用の2泊3日旅。

宿泊はお気に入りの神の郷温泉霧島ホテル

神の郷温泉も久しぶり、霧島ホテルの大きな露天風呂が楽しみです。


八丈島 人捨て穴

2019年03月13日 | 旅-関東・中部

見にくい標識だけど、何度か通っているうちに気付いた。

防衛道路・・・ってなんだぁ? 

 防衛道路でくぐってみると恐ろしいものが出て来た。

こちら

 防衛道路に入り、少し走るとこの看板が・・・。

車も数台停められるスペース有り。

ツワブキが咲く小道を歩き。 

 すぐにそれはあった。

 仏様が祀られている。

閉所恐怖症の私はもちろん、相方も気持ち悪がって穴の中へは入れない。

外から見るだけでは狭いように感じる。

ホントにここは姥捨て穴だったんだろうか?

 黒砂砂丘へ行きたかった。

八丈一周道路沿いの看板に沿って脇道へ。

しかし、この先私有地で車は立ち入り禁止、行くなら徒歩で・・・。

と、いう看板が立っていた。

少し手前に何台か停められるスペースはあったが、歩く距離が
長そうなので、黒砂砂丘を見るのは諦めた。

 黒砂砂丘ってこの事だろうか?

黒砂砂丘の事はこちらが詳しいです。

 


八丈島 ふれあい牧場 

2019年03月03日 | 旅-関東・中部

 八丈島、アップする記事はあるけど、気が乗らず。

お天気屋です。

アロエ園からぐるっと八丈一周道路を回り八丈富士登山口へ。

八丈富士、登りたかったが体力に自信なく諦め、八丈富士の周囲道路を一周。

アロエ園からの道が一周道路に合流する辺りで牛が放牧されていた。

放牧されている牛はみんな寂しそうな顔に見える。 

ふれあい牧場へやって来た。

広々として気持ちはいいが、風は強い。

背後の山が八丈富士。

1時間程で火口まで行けるのに、すっかり軟弱者になってしまった。 

 

 下に飛行場。

 

 八丈小島も見え、眺めはすこぶる良い。

 

 何を考えてるの、仔牛ちゃん?