串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

札幌プリンスホテル

2008年10月31日 | 宿-北海道

  今宵の宿は、札幌プリンスホテル
 新館のタワーです。
このツアーは、札幌で連泊。

ノークリーニングという事で
同じ部屋に連泊する場合、
翌日の清掃一式不要と
なれば、1000円の館内で
使える金券がもらえます。

このシステムを利用したのですが、
灰皿を交換するだけで
後はいっさい無し。
お茶のティバッグすら
翌日分はありません。
お茶やコーヒーは、持参して
いるので問題ないのですが。

 

 

 

 
館内5基のシースルー
エレベーターが上り下りします。

全626室もあるホテルですが
5基もあれば充分ですね。

満員で通過される事も
ありません。

ツアー客の利用が多いです。
東洋系の外国人ツアー客も
いっぱい。

 

 

 

 

 

地上107m、一番上の28階は見えません。
ちょっと壮観な眺めでした。

 部屋は、スタンダードツインで21平米と狭いです。
ビジネスホテル並みの広さですねぇ。
バス・トイレは、同じスペースにまとめられ、
喫煙室なので、外気取り入れ口が窓際にありました。

机や洋服タンスも安っぽい感じがします。

空の冷蔵庫・非力な電気ポット・お茶は
「山本山」の煎茶ティバック。
アメニティも普通ですが、必要なモノはフロントに
連絡すれば持って来てくれるようです。

部屋にはバスもあるのですが、このホテルには
温泉の露天風呂があります。

 温泉は2階にあり、宿泊客でも
入浴料金450円が必要です。

そして、ここは、立ち寄りでは
利用できません。

受付で部屋番号と名前を
記入すると、複写になった
紙が渡され、翌朝、その紙
で入浴可能となります。

つまり、泊まると、晩と翌朝の
2回、温泉に浸かれる訳です。

別料金とあって入らない人も
いるので、お風呂は案外
空いています。

 

 

浴室には、小ぶりな内湯と、しきりのある洗い場。

シャンプー類、化粧落としはありますが、石鹸はありません。
カランやシャワーの勢いがよく、使い勝手はいいです。
これでは、部屋のバスを使う気にはなりません。

湯を見て驚きました。
モール泉のような色合いです。
循環なので、飲めないのですが、少しだけ・・・。
強いえぐみに凄く塩辛い湯です。

すぐに慣れたのですが、浸かってしばらくすると目が痛くなりました。
成分のせいでしょうか?

清掃が行き届いた浴室や湯船ですが、
浴槽の縁は、抽出物がこびり付き
知らない人は、汚れと見間違うでしょう。

分析表の掲示がなかったので、受付で聞くと
成分分析表のコピーが・・・・ない。

大急ぎでコピーしたのを部屋まで届けてくれました。
さすが・・・ですね。

それによると
成分総計19200mg/Kg の ナトリウム-塩化物強塩泉。
源泉名 大通温泉 34.8度、湧出量109L/M という
優れた、しかも独自源泉でした。

塩素の臭いは、全然しません。
Ca=1042mg  Br=25.8mg なので、これらが
もっと香っていいのですが、モール臭を強く感じました。

内湯に比べて露天風呂は大きいです。
もちろん、展望は全然ききません。

風呂に行くには、スリッパはOKですが、
洋服で行かないといけません。

これは、やはり面倒で、晩には入ったものの
翌朝、入ろうとは思いませんでした。

札幌市内のホテルには、温泉付きのホテルが結構ありますが、
こんなに良い湯だとは・・・。

さすが、北海道・・・なんでしょうか。

 


晩秋の北海道旅(本物のジンギスカン)

2008年10月29日 | 旅-北海道

千歳空港から今日はJRで札幌に向かいます。

快速エアーポートで46分。
夕方の車の渋滞も避けられ、シャトルバスよりも早く札幌入りが出来ました。

まずは、腹ごしらえ。
ピックアップしていたすすきのの「じゃがいも亭」を探しますが見当たりません。
聞けば、店を閉められたとか。

それではと、ジンギスカンを食べに・・・。

ここは、相互リンクしていただいてるひろまりさんのサイトで知った店「札幌ジンギスカン本店」です。

1階が釣具屋というプレハブの2階にあり、テーブル席のみ15人が座れる小さな店でした。

店の中、もうもうと油煙があがっています。
上等な服では、絶対来れないでしょう。

席に着くと、炭がいこった「かんてき」が置かれ、鍋の上にはタマネギと、牛脂の塊が。

その豪快さというか、荒っぽさに、えぇ~っと、驚きます。
しかし、このタマネギ、甘くておいしいのです。

何も言わなくても、皿に入った肉が人数分置かれます。

季節の野菜が別価格(500円)で注文できます。
舞茸、もやし、ししとう・・・。
私は、アスパラを注文します。

これが、最初に出てくる1人前の肉で、150gぐらいはあるでしょうか。

柔らかくて、臭みなど全然ありません。
「ジンギスカンは、臭いからなぁ・・・。」と、敬遠気味だったダンナも、生ビール片手にパクパク。

追加のお肉を頼んだら、今度は、骨付きも・・・。

仕上げに、私は、カツオぶしが乗った「ネコ飯」、ダンナは「キムチ飯」。

この頃になると、目の前にポットが置かれます。

ポットの中身は、ジャスミン茶。
このジャスミン茶を、残ったタレに注ぐとスープに早変わり。

ふ~、満足、満足。

店の中に順番待ちの人が座っていました。

札幌在住のひろまりさんが言われる「本物ジンギスカン」よ~く分かりました。

37年ぶりの札幌。
幸先の良いスタートでした。

リュックを担いで、今宵の宿「札幌プリンスホテル」に向かいます。



晩秋の北海道旅(神戸空港)

2008年10月29日 | 旅-北海道

旅の始まりは、神戸空港から。

神戸空港が出来たお陰で、大阪には伊丹も
関空もあるのに、神戸まで来なくちゃいけない。

なぁんて、内心思っていました。
神戸の方、ごめんなさい。

三宮駅前の国道2号線を行くお祭りの行列です。
通行量の多い2号線。
はしっこを遠慮しながら歩いておられるようで気の毒。

神戸空港へは、三宮からポートライナーで。
復路の飛行機も神戸空港着なら車で行くのですが、帰りは、関空。

神戸空港、期間限定ですが、飛行機に乗る人の
駐車場料金が安いのです。



ポートライナーは無人運転で動きます。

本来なら運転手席になる最前列に座り、早くもカメラを構えます。

紅葉しかけてる樹もあるなぁ・・・などと、神戸港見物ですね。

空港へ着きます。

千歳からの飛行機が着きました。
今日は、この飛行機で千歳に飛びます。
フライトは、14:55発。遅過ぎますぅ。
千歳に着くのは、16:30頃。
札幌は、もう日が暮れているでしょう。
あ~ぁ、安いツアーは、これだから。

上空は、分厚い雲に覆われ下界は見えません。

青森上空で陸奥湾が見えだし、下北半島がホントに
「まさかり」の形をしているのを確認しました。

札幌は、晴れていました。

紅葉した林が夕陽に照らされて金色に輝き、
くねくね流れる細い小川が縄のように見え、
「あぁ、北海道へ来たんだ。」と、いう思いにさせてくれました。

 

   

 


晩秋の北海道-1

2008年10月27日 | 旅-北海道

晩秋の北海道から帰ってきました。
ネコが帰還報告のトップ写真を飾ります。

一番良く撮れた写真かもしれないし、
それほど、他に見せたい写真が撮れなかった・・・と、
いう事かもしれません。

心配していた天候。
一番晴れて欲しい積丹半島は雨。

曇り空では、紅葉も映えません。

ネコの後姿も寂しそう・・・。

では、ありません。

視線の先には、悠々と泳ぐ鴨が・・・。

今日の札幌、中島公園でした。

 

 

 


初紅葉の北海道旅-21(終わり)

2008年10月23日 | 旅-北海道

女満別空港のそばにも、こんな風景が広がっています。

つまり、北海道、どこにでもミニ美瑛はあるという事でしょうか。

境界(たぶん)に植えられた白樺がきれいです。

さて、レンタカーを女満別空港営業所に返還です。

この営業所も新千歳空港の営業所と同じように
空港から少し離れた場所にあり、空港までは
シャトルバスでの送迎です。

3日間借りて、全走行距離722キロ。
給油は、18.6リッターの1回だけで3050円。
満タン返し不要のお得レンタカーでした。

時間が読めないのでしょうか、早く空港に着いてしまいました。

時間を持て余しぎみ。
並ぶつもりはなかった「花畑生キャラメル」の行列
にも並び、目出度く3箱ゲット。初めてです。

女満別空港の周辺は、のどかな田園風景が広がります。

同時刻に出発のはずなのに、エァードゥは離陸へ向けて
滑走路を進みますが、JALは、今、到着しました。

女満別空港に虹がかかりました。

今回の旅、虹を何回か見かけましたが、それだけ
お天気が不安定だったという事でしょうか?

飛行機の下には、夕陽に照らされたぶ厚い雲が、綿菓子のように。

おかげで、地上は何も見えませんが、
飛行機よりも上空を目指して、何かが飛んで行きます。

何・・・?人工衛星・・・?

 飛行機は、無事に関西空港に到着。

楽しかった旅もこれで終わり。

雨に降られ、第一目的は果たせませんでしたが、
北海道の大地は、大きな手を広げて待っていて
くれたように感じました。

すっかり、北海道病に罹ってしまいました。

25日から、再び、北海道へ向かいます。

たった、3泊4日の旅なのに、1ヶ月近く引っ張ってきました。
最後の方は、自分でも、なんだか、だれてしまいましたが、
我慢強く読んで下さった方々、有難うございました。


初紅葉の北海道旅-20

2008年10月21日 | 旅-北海道

網走に戻り、鮭が遡上するという網走湖畔の
呼人浦キャンプ場へ行ってみました。

この橋の下らしいのですが、残念ながら、影も形も見えません。
時期が早かったのでしょうか?
一度、見てみたかった・・・。

 道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」の反対車線側
にある、メルヘンの丘です。

過去に黒澤明監督の「夢」の撮影場所にも
なったのですが、途中でカットされ
日の目を見なかったという丘。

7本のカラマツは、土地の境界に植えられたものらしいです。

お腹もすいたので、回転寿司の「鮨ダイニング月」で昼食。

回転寿司屋とは思えないお洒落な造りの建物です。

待てない大阪人、手早く食べられる回転寿司は、
旅行中、よく、アチコチで食べます。

お寿司も回転しますが、湯のみも回転していました。

ダンナの好物の鰻。
北海道へ来てまで鰻を食べるか・・・。

さすが北海道、ツブ貝のおいしい事。
大阪の回転寿司屋の、どこのか分からないネタとは違いますねぇ。

大阪のように、一皿105円とはいかないですが、
二人で14皿、3000円弱でした。

 

 


初紅葉の北海道旅-19

2008年10月18日 | 旅-北海道

サンゴ草は、網走一帯で見かけられるが、
ここ、卯原内のサンゴ草群落地は、日本一美しいらしいです。

1枚目の写真と若干色合いが違いますが、
↑の写真の方が、実物に近いかもしれません。

まるで紅色の絨毯のようです。

鳥はカモメです。

なんか、「ちょろ木」に似た感じですね。

サンゴ草は、塩分の多い湿地に生える葉のない1年草。

高さは10~20cmで、9月~10月頃、サンゴのような
紅い色に変色するところから「サンゴ草」と名付けられたらしい。

ここの駐車場は、無料でしたが、協力金という名目で
駐車場料金を徴収されたらよいのに・・・と、思いました。

木道も整備され、外国人ツアー客をはじめ
多くの人が訪れ、この季節だけの彩りを楽しんでいます。

卯原内から車で5分ほど走った「平和」にある
サンゴ草の群生地ですが、
ここは、規模も小さく、そばまで寄って見れるのかどうか不明です。

さぁ、これで主な目的は終了です。
昼ごはんを食べて、女満別空港へ向かう事に・・・。
このシリーズもう、少し続きます。

 


初紅葉の北海道旅-18

2008年10月17日 | 旅-北海道

美幌の町から能取湖へ向かいますが、
網走には出ず四基線という農道のような道を通りました。

道の両側には、農場や牧場が延々と続き、まるで美瑛のようです。

北海道、どこにでも、こういう光景は広がっているのですね。

玉ネギでしょうか?
収穫されたのが整然と保管されていました。

↓の左半分に点が2つ。
どうやらレンズの汚れのようです。

少し、遠回りをしたようですが、ステキな景色が眺められ満足、満足。

よく目立つ看板が立ち、積極的に観光客を
受け入れておられるようです。

能取湖畔、卯原内地区のサンゴ草群生地です。


初紅葉の北海道旅-17

2008年10月16日 | 旅-北海道

美幌峠へやって来ました。

あれっ、こんなに広かっただろうか?

以前は、右端に写っている「美幌峠」の標識までで
行き止まりだったんじゃないかなぁ・・・?

熊笹に覆われた草原が広がっています。

美空ひばりの「美幌峠」の歌碑が立ち、曲が流れました。
うぅぅ~、気分だいなし。

石川さゆりの「津軽海峡冬景色」みたいに
国民的歌謡曲なんだろうか?
知らないよ、私。

ここにも、この看板が・・・。

残念ながら、屈斜路湖方面は、逆光です。
まばゆいぐらい緑の草原だったんですよ。

真ん中に浮かぶ中島は、湖水の島としては日本一大きいとか。

斜里岳、やっぱり雲がかかっています。

37年前、この道路を通った時、私は居眠っていたようです。
「ええ景色やったのに・・・残念やなぁ。」
いつまでも、何度も連れ合いから言われました。
自分だって、レンタカー借りるのに免許証忘れたクセに。
おほ、もう時効ですね。

美幌峠からは、360度の展望が楽しめます。
下に見えるのは、道の駅。
当然、昔はなかった。

感傷にひたるには風が強く寒いです。
すきま風ではありません。

美幌峠を下って行くと、おぉ、凄い集団。
今日は、ツーリング日和でしょう。

続いてチャリンコ集団。
こちらは、レースのようでした。

この後、網走の能取湖へサンゴ草を見に行きます。

 


屈斜路プリンスホテル-3

2008年10月14日 | 宿-北海道

うわぉお~、白鳥の湖です。

庭の池の住人は、白鳥1羽、カモ2羽。
他にもいるカモ・・・。

優雅に泳いでいた白鳥、カメラを構えた私の方へ歩いて来ます。

突然、がばぁっと大きな口を開け、飛び掛ってきそうになりました。

おぉ、怖い!凶暴白鳥。

これ、まさかぁ・・・って思ってたけど、本当でした。

庭から見た、屈斜路プリンスホテルの東館です。

5階の換気口が開いてる部屋が、私の部屋でした。

こちらは、旧舘の西館です。
レストランは、この西館にありますが、
残念ながら、中には入っていません。

見ておくべきだったなぁ。

建物の裏手に屈斜路湖が広がっています。

プライベートビーチ・・・でしょうか。

火山の爆発で出来た日本最大のカルデラ湖である
屈斜路湖は、日本の湖沼では6番目の大きさという。

こちらは、部屋の窓からの眺めです。

部屋は、全て屈斜路湖に面しています。
斜里岳、いつまでも雲がかかっていました。

レンタサイクルも用意されていますが、料金を
聞いて、びっくりです。
聞き間違いかと思わず、聞き返してしまいました。
なんと、800円/1時間 なんです。

日航奈良ホテル、500円/1日だった。

天気は良さそうです。

さすが、プリンスホテル。
敷地内は、水も緑もたっぷりで、とてもきれいです。

今日は、もう帰る日。
そして、想い出の地「美幌峠」で、過ぎ去った
日々を懐かしんで来ようっと。


屈斜路プリンスホテル-2

2008年10月13日 | 宿-北海道

屈斜路湖の夜明けです。
左に線が入ってるのは、ホテルの窓ガラスの汚れです。
中央部分に小さな月が写っています。

左端、雲がかかる斜里岳。

斜里岳をもう少しアップで。

素晴らしい夜明けでした。



朝食は、7:00~となっていたのに6:30には
会場のレストラン「ルーペーニュ」は、オープンしていました。

朝の出発が早いツアー客も多く泊まっているからでしょうか?

品数は、そう多くはありません。
フルーツもオレンジとグレープフルーツの輸入物
だと食べる気がしません。
この内容だったら、1日目に泊まった旭川の
「ロワジールホテル」の方が良かった。

パンは、B1階にあるパン工房で焼いているようで
期待していましたが、デニッシュ系は、イマイチ
おいしくありません。

朝食バイキング、パン派の私は、洋食系の料理を選びますが、
おかずが豊富なのは、断然和食ですね。

体に良さそうなおかず、たっぷり頂きました。


 

 


屈斜路プリンスホテル-1

2008年10月12日 | 宿-北海道

今宵の宿、屈斜路プリンスホテルに到着。

部屋は新館の東館。
35平米ぐらいはあろうか、結構広い。
エキストラベッドにもなるソファー。
バスはなくシャワールームだけ。
トイレは別にあり快適。
全てバリアフリー設計。
窓の外に広がる屈斜路湖。
なかなかいい部屋です。

このホテルには、独自源泉の温泉があります。

3階にある温泉へは専用のエレベータを使って行くなら、
浴衣、スリッパでもOK。

もちろん、館内、浴衣はNGです。

小さめの内湯に、大きな露天風呂。
露天風呂からの展望はききません。

湯船の中                 浴槽の縁

成分総計7500mg/Kg の Na・Ca-硫酸塩・塩化物泉と
いう事だが、加水・加温・循環のために源泉の素性は
分からなくなっている。

おまけに湯口は、内湯も露天も浴槽の中で、味見すら不可。

毎分280リッターも湧出するなら、源泉掛け流しも可能
ではないかと思うが・・・。

話を部屋に戻します。

窓のレースのカーテンの下に換気口がありました。

網戸を開けるとこんな感じです。

建物の外から窓を眺めると、左の部屋の換気口は開いています。
開いてる部屋には、きっと喫煙者がいてるでしょう。

夕食のステーキ丼。

このホテルの回りに飲食店などありません。
必然的に夕食はホテル内で・・・と、いう事になりますが、
ディナーバイキングは、4200円とお高いのです。

西館にレストランがありますが、既に予約でいっぱい。
それじゃ、ラウンジで丼の夕食を食べるしか仕方ありません。

私が食べた海鮮丼。

注文してから待つ事30分あまり。
全然、混んでないんですよ。

やっと出てきたのは、丼にバイキング会場に並んだ
料理を小皿に盛った・・・と、いう感じの小鉢に味噌汁。

なんだか侘しい夕食でした。




初紅葉の北海道旅-13

2008年10月12日 | 旅-北海道

ここは、国道391号線に面した川湯温泉「ホテルパークウェイ」。

男女別内湯+露天の他に混浴の露天風呂があり、
↑の写真は、その混浴露天です。

庭先を抜けると立派な門があり、その奥に大きな石を
くりぬいた湯船が見えてきました。

脱衣所は、男女別にありますが、湯船は一つ。
湯船の真ん中に大きな石がどんと居座り、
この石で男女入り分けをしているようです。

おもしろい給湯方法ですが、熱い源泉をそのまま
湯船に注ぐには、いい方法でしょうか。

いちおう、向かって左側が女性用。

混浴露天は、写真に収めるだけで、館内の内湯に向かいました。

湯がどんどこあふれ出しています。

内湯に浸かりながら、露天風呂への出口の方向を眺めます。

湯船から湯がたっぷりあふれ出る所に座り体を洗うのが大好きです。
顔も頭もカランの湯で洗うよりここで洗いたい。
そんな事が出来るお風呂が一番好きです。

露天風呂は、ぬるくて入ってられません。
それに男湯とのすきまから、女湯が見えるらしいです。

川湯温泉といえば、白濁した硫黄泉という印象を持っていましたが、
ここの湯は、重曹泉。

ふっと薬品臭が漂う薄茶色の湯で体はつるつる。
いいお湯でした。

硫黄山もアジア系の観光客で多賑わい。

ここでも駐車場料金410円が必要で、この半券で
摩周湖第一展望台にも駐車出来るという。

摩周湖は、駐車料金不要の第三展望台で堪能してきたし、
この硫黄山には、広いスペースがあるのに
駐車料金など徴収する必要があるのだろうか?

摩周湖第一展望台の駐車場は、呼び込みしていたよ。

阿寒湖でも、エコミュージアムの広い駐車場は、閉鎖している
のに、車を停めようと思ったら横にある駐車場に
入れるしかない。そこも410円必要だった。

(財)自然公園財団の仕業みたいです。

http://www.bes.or.jp/nature/index.htm

整備、清掃・・・などなどお金がかかる。
そこで、駐車料金と野営料金でその資金を稼ごうという・・・。

環境省の肝いりで作られたんだろうが、
正当にそのお金が使われているのなら文句は言わないけど、
役人の天下り先になり、椅子に座ってる人の高給に化けて
しまうのなら許せないなぁ。

硫黄山は現在、落石の危険性があることから立ち入り禁止
となっているらしいが、ほんとに今にも崩れ落ちそうな岩が
すぐそばで見られた。

硫黄の採掘は1876年から始まり1897年頃には終わったという。
短い期間だなぁ。

標茶にあった刑務所の囚人達も採掘に係ったらしい。
囚人道路といい北海道の近代化には、囚人の存在は
欠かせなかったんだろう。

どこからも、その特徴ある山容が眺められる斜里岳。

硫黄山を後にして、屈斜路湖に向かいます。
湖岸に湧き出る温泉がいっぱいあるのですが、もう夕刻。

37年前に訪れた想い出の地、和琴半島の温泉へ行くのも
目的の一つだったが、諦める事にしました。

今宵の宿、屈斜路プリンスホテルに到着。
部屋の窓からは屈斜路湖が一望できます。

 

 

 

 


初紅葉の北海道旅-12

2008年10月10日 | 旅-北海道

 摩周湖は、こんなきれいだったのか・・・。

旅というのは、年齢によっても、同行者によっても
同じ眺めを見ながらも感じる印象は違うものだと
つくづく認識しました。

第一展望台は、駐車料金が410円かかります。
お金がもったいないというより、こちらでは何回か
見ているので、今度は、少し足を伸ばして第三
展望台へ行ってみる事にしました。

360度の展望が楽しめます。
右を見れば摩周湖。
左は、硫黄山とその向こうに屈斜路湖が広がります。

 

 

あいにく、空はどんよりと曇っていました。

光り輝く摩周湖よりも、藍色に近い摩周湖の方が
たそがれ族の私たち夫婦にはお似合いでしょう。

摩周湖に魅せられ、語る言葉もみつかりません。

うっとり、しっとり・・・そんな感じで眺めていると
何か騒々しい。

外国語で喋るグループが、彼らも感嘆しているのでしょうか?
大きな声で・・・。
鼻をかんだティッシュは、その辺にポイ。

記念写真を撮るのに入れ替わりたち替わり、
ポイント前に立ち、その度カメラをさげる私。

台湾からのツーリングご一行様でした。

川湯温泉に近づくと、硫黄山が目の前に立ちはだかります。

硫黄山も見たいけど、ちょっと川湯温泉で一風呂。

お洒落な感じのホテルですが、独自源泉を持ち
近所にも配湯している湯元でもあります。


初紅葉の北海道旅-11

2008年10月09日 | 旅-北海道

オンネトーから阿寒湖へ向かいました。

阿寒湖で、ちょっと嫌な事があり、どこも見ずに
素通りしてしまいました。
この先も多分、阿寒湖には行かないだろうなぁ。

双湖台からのパンケトー・ペンケトーの眺めですが、
ペンケトーの方が、木立に隠れて少ししか見えません。

左上に少し見えるのが、ペンケトーです。

磐梯山の五色沼でも、木立や葦が茂り、沼が見えにくく
なっていて、地元は、「切りたい」のだが、
「国立公園内の樹木は切れない」と、国と対立しているとか。

ここも、そうかもしれない・・・。

手前のよく見えるパンケトーです。
湖岸に下りて行く道はあるのだろうか?

変な天気でした。
にわかに曇り、ぽつぽつ来たかと思うと、
しばらくしたら青空が広がります。

快適なドライブです。

うぅっ、しんどそう。
ゆるい上りなんですよ。

残念ながら、双岳台は、ロストしてしまいました。
双湖台の近くにあるハズなんですが・・・。

 道の駅「摩周温泉」にやってきました。

ちょっと小腹も空いたし、何か食べようかと思っていたのですが、
いわゆる「道の駅」と違って、こじんまりした建物とトイレがあるだけ。

館内の観光案内所には、パソコンが1台。
誰でも使えるようです。

大きな道の駅も楽しいですが、国立公園の中、そして
後で見る摩周湖のステキな雰囲気にぴったりの道の駅でした。



道の駅の横を流れる釧路川。

屈斜路湖に源を発し、釧路湿原の中を蛇行して流れている
あの川もこのあたりでは、こんな小さい川なんですね。

なんだか、絵画で見る跳ね橋のような感じで良かったですよ。

道の駅を後にして走り出すと、目の前に摩周岳が迫ってきました。

凄い!

以前も見ているだろうに、まるで始めて見るように驚きました。

道は、左にカーブして摩周湖の展望台へと上がって行きます。