今年の紅葉も終わりましたね。
中断していた稚内への旅を続けます。

北海道の日暮れは、早いです。
天気が悪かったせいもあるでしょうが、16:00前なのに、もう、こんな状態。

道の駅「おびら鰊番屋」でトイレ休憩。
15分ほどの間に、トイレ&タバコ&写真と大忙しの私です。

国道232号線(オロロンライン)を横切り海辺に行くと、北海道の名付け親「松浦武四郎」の銅像が立っています。

実物大らしいです。
こういう姿で蝦夷地を探検し、詳細な地図を残し、アイヌ語の地名を元に、国や郡の名を選定したという。
生まれは伊勢の国、松阪。
晩年には、三重と奈良にまたがる大台ケ原の開発、整備に尽力し、遺骨の一部は、西大台に分骨されているという。
松浦武四郎といえば北海道と思うのですが、関西にまで、その足跡を残していたなんて、ブログを書くにあたり、初めて知りました。

オロロンラインをひたすら北上し稚内を目指します。
初めて通るオロロンライン、楽しみにしていたのですが何も見えません。
オロロンラインは、ほんとに海のすぐそばを走ってるのですね。
暮れかかる海を眺めながら、サロベツ原野に花開く頃、きっと来ようと心に誓いました。

19:10に稚内の宿「稚内グランドホテル」に到着。
荷物だけ部屋に置いて、すぐに夕食でした。
格安ツアーなのに、この旅行代理店の宿選びなかなか良いのです。

夕食も品数は少ないものの、ズワイ蟹1匹、タコしゃぶ、ホッケの焼き物、ホタテの刺身・・・と、海のものが並び、
そのどれもがおいしいのです。

ホッケは、フィーレ状になっていて、骨を気にせず丸かじり。

タコしゃぶです。

そして独自源泉の温泉があります。
成分総計24.88mg/Kgという凄い源泉なんですが、残念ながら塩素臭漂う循環使用でした。
源泉温度が35.5度と低いので循環も仕方ないような気がしますが・・・。
宿のアンケートに上記のような事を書いてチェックアウトしました。
なんと、家に帰って来たら、稚内グランドホテルさんから回答のようなメールを頂いており恐縮しました。
食べ物はおいしい、部屋もきれい、循環だけど温泉もある。
この次行く時は、是非、もう一度泊まりたいと思うけど、時期が良い頃は、高いし、旅行代理店が押さえてしまい、
なかなか予約はとれないでしょうね。