ブログのネタもすっかり使い果たしました。
佐渡へ行こうかなぁ。
佐渡おけさ、どこかで聞けるかなぁ・・・?
と、思って検索していたら、相川音頭というのを発見。
佐渡おけさよりも人気があるという。
格調高い踊りだわ。
合いの手の「はい~はい」もいい。
金山奉行の前で踊ったらしい。
ブログのネタもすっかり使い果たしました。
佐渡へ行こうかなぁ。
佐渡おけさ、どこかで聞けるかなぁ・・・?
と、思って検索していたら、相川音頭というのを発見。
佐渡おけさよりも人気があるという。
格調高い踊りだわ。
合いの手の「はい~はい」もいい。
金山奉行の前で踊ったらしい。
貴船の鳥居茶屋「真々庵」で、床料理の昼席を予約しておきました。
平日の昼なら貴船口までの送迎があります。
この日は平日だというのに、えらく賑わっていて、貴船川沿いに床を眺めながら歩く人もいっぱい。
夏の終わりを涼しい貴船で・・・と、思って来ている人達でしょうか。
私も同じですが・・・。
まずは先附。
トルコブルーのお皿が美しい。
カゴをとると、鶏で巻いた八幡巻、甘く煮た川エビ、緑はぎんなん、そしてあんこにくるまれたものは・・・?
タコの柔らか煮でした。
意外な取り合わせに驚くが、あんこも甘くはなくおいしい。
刺身は京都や大阪の夏の定番ハモの湯びき、マグロ、鯛も湯びきで・・・。
えびしんじょのお吸い物。
関東の人なら薄いと感じる味付けだが、私にはぴったり。
小さな鮎の塩焼き。
ふた口ほどで終了。
豚の角煮は、前回も出たなぁ・・・。
二段重ねの紙フタを取ると・・・。
グラスの中は素麺瓜を軽く泡立てたとろろが包み、じゅんさい添え。
小鉢の中はゴチが盛りたくさん。
甘く煮たタコの卵がおいしい。
タラだろうか?白身の魚のゼリー寄せ。
上にかかるのは、蕪をすりおろして甘く味付けしてあるもので、少し酸味が効いて、これが、又、おいしい。
そしてお口直しのメロン。
今回のメロンは、熟し方が足りなくて、前の方がおいしかった。
冷やし素麺につゆをかけていただく。
素麺の上の山椒も、きつ過ぎないぴりり加減で口の中がさっぱり。
温泉卵を溶いて素麺にからめて食べてもおいしいだろうが、私としては、それはしたくない。
湯葉の佃煮でお茶漬け。
お茶漬け嫌いな私は、そのままいただく。
海苔がじゃまだなぁ。
相変わらずおいしかった。
前回来た時から1ヶ月ほどしか経っていないが、料理は変わっているのが多かった。
それに、いろんな食材がおいしい味付けで食べられ、多いに満足。
床はまもなく終わるだろうが、季節を変えて、又食べに行きたいものです。
貴船の床で昼食予定。
その前に時間があったのと、鞍馬・貴船1dayチケットを買っていたので、
乗り放題の叡山電車で鞍馬まで足を延ばすことに。
ちらほら咲きの百日紅が迎えてくれる叡山電鉄鞍馬駅。
近畿の駅100選にも選ばれている鞍馬駅。
天狗とカラスがお出迎え。
構内を出ると巨大天狗が目を光らす。
やっぱり、天狗は横から見るべき。
辻井や渡辺という木の芽煮などを売る店の前を歩き山門へ。
山門前、こちらの狛犬は怖くはないが・・・。
こちらは牙をむき、今にも吠えかかりそうで怖い。
もう少し涼しいかと思っていたが湿度が高く蒸し暑い。
時間もないので、今日はケーブルカーで上がる。
標高差150m程を3分足らずで繋ぐケーブルの経営は鞍馬寺。
お坊さんが切符を売っておられる。
片道100円と良心的。
下は「山門駅」、こちらは「多宝塔駅」。
多宝塔を横目で見ながら・・・。
新参道の石畳と右側の 岩盤に生える植物がいい雰囲気をかもし出す。
岩盤の説明文。
この石畳もステキだったが、石は↓だろうか?
新参道をぶらぶら歩き、ここで引き返して、渡辺できゃらぶきを買って駅に向かう。
貴船口まで一駅だが、電車はパノラマカーだった。
らっき~。
秋、市原~二の瀬駅間の紅葉は素晴らしく、このパノラマカーは
紅葉をめでる人で満員になる。
室生方面へ行った時、榛原駅周辺で昼食を・・・と、車を走らせていると、
「韃靼蕎麦、そば粉100%」と、書いた看板が目に入り、その店へ行く事にした。
この標識の辺りにログハウスの蕎麦屋があった。
表からでは店の名前が分からなかったが、どうやら会津屋本店というらしい。
店内は雑然としている。
右奥の書棚に並ぶ本を見て驚いた。
古代日本史関係の書物がずらり。
「邪馬台国はなかった」とか、近ければ借りて帰りたいような本ばかり。
蕎麦の量が違っても値段は同じ。
大丈夫?食べられる?という、私の心配をよそに相方は3番を注文する。
本日、そばがきをサービスで出しているが召し上がりますか?と。
もちろん!そばがき好きです。
だし醤油がかけてあるので、やや黒く見えます。
もちもち、おいしい!
ワサビが欲しかった。
注文を聞いてからそば粉を練り始めるという。
仕上がって出てくるまで20分はかかるので、お急ぎの方には向きません。
そういう貼紙が店内にあった。
他に客がいなかったので最速の20分程で出てきた。
十割蕎麦だが、ぼそぼそ感はなくもっちり。
いつも食べている「乾」の繊細な蕎麦と違って、荒削りで素朴な味。
太さも一定ではなく、切れてない蕎麦もあり、ずずず~とはいかない。
しかし、蕎麦本来の味が感じられるようで、おいしい蕎麦だと思った。
私はおろし蕎麦を注文。
別皿に入っている大根おろしを蕎麦にのせてつゆをかける。
私の蕎麦も大盛りなんだろうか?
食べても食べても減らない。
なんとか残さず食べれたけど、ちょっと蕎麦の量が多い。
蕎麦湯が黄色い。
聞けば、韃靼そば粉を溶いておられるとか。
店内にこんな貼紙が・・・。
どうやら、一人しかおられない店の方は、この顔写真の男性のようだ。
近くへ行くような事があれば、又、寄ってみたい、
そして、古代日本の話を聞いてみたい。
昼竿燈を見て汗だくに。
お堀沿いにホテルドーミーインがあり、ここの温泉で一風呂浴びたかった。
しかし、竿燈期間中は立ち寄りはやってないと断られる。
そうでしょう、それに今はチェックインの時間だからなぁ。
それにしては、五所川原のホテルサンルートは、よく入れてくれたなぁ。
掛け流しと循環の違いもあるのかもしれない・・・。
歩いてもそう距離のない秋田市民市場へタクシーで向かう。
ここでブルーベリージュースジュースを飲む。
男鹿半島産のブルーベリーをたっぷり使ったジュースで、これがおいしかった~。
持っていたマイカップにもういっぱい詰めてもらい、大阪までお供。
もう帰るだけなので市民市場で買い物をしてもよいのだが、
荷物が増えるのが嫌で、いろいろ見て回ったが、何も買わなかった。
じゅんさい、だだちゃやいろんな枝豆・・・。
食欲より疲れが勝っていたんだろう。
大阪へは飛行機で。
早割りのキャンセル待ちで予約できた。
飛行機のキャンセル待ち、案外使える。
ネットで簡単に出来て、空きが出ればメールが来る。
空港の背後の山並みは、太平山という山。
なだらかな稜線を描いているが、登るには結構キツイらしい。
飛行機の到着が20分程遅れ、したがって離陸も遅れる。
陽が沈もうとしている。
なんとタラップで機内へ。
ボンバルディアの小さな飛行機だったが、大阪まで直行便があるだけましか。
残念だったのは、座席の位置。
大阪に向かって右側の席に座りたかった。
右側の席なら沈む太陽に染まる夕焼け空が凄くきれいに見えた。
左側は陸の上を飛ぶ。
不安定な天候で、積乱雲の中が光る。
あれは、雷だろう。
見難いですが動画があります。
伊丹空港でこのタラップを降りる時、一瞬有名人になったような気分。
着陸間近、淀川から上がる花火がきれいに見え、楽しませてもらったが、
この花火大会のお陰で、阪神高速が大渋滞。
25分ほどで着くターミナルまで1時間かかってしまい、
予定より1時間半も遅い帰宅となってしまった。
車中1泊の3泊4日の一人旅。
勝手気ままに行動し、喋りたくなれば近くの人に話しかけ、
ぼぉ~っと車窓を眺めて、孤独を楽しむ・・・。
ねぶたもしっかり見れて充実した旅となりました。
長い間、引っ張ってきましたが、これで「ねぶた&津軽三味線三昧」の旅は終了です。
読んで、見て、コメント頂いた方々、有難うございました。
「竿燈」最終日の6日には技を競う「妙技会」の本選が行われる。
今日はその最終日の6日。
昨日まで予選が行われて105チームから16チームに絞られ、今日は決勝。
会場になる千秋公園中土橋には多くの見物客であふれていた。
46個の提灯で50キロの重さになるという。
スキーのジャンプと同じで、風に左右されやすいだろうなぁ。
「額」に乗せ、両手を広げるのは 「平手」という技・・・?
こちらは「腰」
以前、夜の竿燈を見た事がある。
薄暮の中、いっせいに竿が上がるのは壮観だったが、どうもあの掛け声が好きじゃない。
チームの女性達はお囃子を担当するようだ。
士気が上がるようにと、一生懸命太鼓のバチをふるう勇ましい姿。
暑かった~。
米代川を渡り、そろそろ五能線ともお別れ。
東能代駅で能代観光PR嬢が列車に乗ってきた。
そして、ホームでお見送り。
往路、日本海から眺めた八郎潟を再び・・・。
秋田に到着。
4時間あまりだが、長いとは感じない、いい列車旅だった。
秋田は快晴でとても暑い。
竿燈の最中、秋田駅の観光案内所は充実していて、観光客には有難い話だが、
駅のコインロッカーは、ほとんど使用中。
竿燈妙技会が行われている久保田城を目指す。
お堀には蓮がきれいに咲いている。
すでに始まっている妙技会。
出番を待つ竿燈と演者達。
ホテルの部屋から眺めた弘前のねぶた。
22:00近くまで続いていて、弘前もねぶたの台数が多いのだろう。
弘前のねぶたは、扇ねぶたと呼ばれる小型のもので、お囃子、掛け声
いずれも城下町らしく上品で、私には向いていない。
弘前の東横インの朝食。
東横インでも少しづつ違いがあるようで、弘前ではリンゴジュース、納豆、生野菜など
青森の東横インではなかった食べ物も並んだ。
最終日は秋田を経由して大阪へ空路で帰ります。
弘前発9:06リゾートしらかみ2号くまげら仕様に三度目の乗車。
秋田まで4時間余り五能線を走る。
五所川原から鰺ヶ沢までの間、先頭車両のラウンジで津軽三味線の演奏があり、
最後尾の車両(4両目)の私は、急ぎ先頭車両へ。
マイクで車内に流れるから、ここへ見に来る人は少ない。
車両を渡り歩くのが、ちょっと恥ずかしかった。
鰺ヶ沢駅を出ると五能線は海沿いを走る。
この日の座席はA席。
A席が海側の窓側で、最初、この窓側は満席だったが、
しつこく「えきネット」をチェックし、とうとう窓側席の指定券をゲット。
千畳敷で列車は徐行運転するが、写真には収めにくい。
それと、窓ガラス越しに撮れば、ガラスの反射か赤い模様が写り込む。
海岸線すれすれに走る列車。
五能線一の景勝地「行合崎海岸」。
深浦駅で下り列車のリゾートしらかみ1号とすれ違う。
リゾートしらかみ1号は「青池」編成でハイブリッド車。
今回の旅で4回リゾートしらかみに乗ったが、この「青池」には乗れなかった。
線路と海に挟まれた狭い所にも田が。
五能線沿いの国道101号線は何度も走っているが、車より列車の方が
高い所を走るので、見える景色が違い、列車からの眺めの方がいいと思った。
しかし、列車は好きな所で降りれる訳じゃないし、降りれば次の列車までは
2時間ほどある五能線、たっぷり時間がある旅でないと満喫できないなぁ。
だだんで夕食を済まし外へ出ると、賑やかなねぶた囃が聴こえています。
もう、すでに、いつでも行けるぞぉ~と、スタンバイOKの様子。
国際色豊かだなぁ。
右の彼、笛を吹いていました。
決まってますねぇ。
凱旋太鼓も2階建て。
始まりました。
賑やかな様子を動画で・・・。
このお囃子が好きです。
デジブック 『五所川原たちねぶた』
流れているBGMの前半は、青森のねぶた囃子、後半が五所川原のお囃子です。
たちねぶたの館から大型ねぶたが引き出されてきました。
私が見ている場所では1時間程で一回りしたようで、そろそろ帰る事に。
去年、五所川原の駅では改札を待つ長い行列。
そして改札が始まって、今度はホームで行列して列車を待った。
割り込もうとする人の服をつかみ、ズルをさせなかった私。
嫌な思い出があります。
今年は臨時列車も出るようですが、少し早い目に五所川原の駅へ向かう。
まだ続いているねぶたを横目で見ながら、今年も見れた!と、大きな満足感に浸る。
改札に並んでいる人は一組だけ。
私は二番目。
列車はすぐに空で入って来た。
誰もまだ乗っていないガラガラの車内、好きな席に座れる。
嬉しい!去年の混雑は、まるでウソのよう。
しかし、発車時にはかなりの人が立っていた。
ねぶたが終わったようで、駅前の格納庫へねぶたが帰って来たのを見届け、
20:34発の臨時列車で終点の弘前へ向かう。
弘前駅着21:20。
駅に着くとねぶた囃子が聞こえ、思わず早足で駅前広場へ急ぐ。
なんと、弘前のねぶたは まだ続いていた。
「だだん」はすでに多くの人で賑わっていた。
50~60人の客が居ただろうか。
ねぶたの時は、17:00~と20:30~の2回入れ替え制で、
食事も追加料理は注文できるが、メインは3500円と4500円のセットのみ。
私は3500円で我慢。
大きなホタテのバター焼きから始まり。
刺身はかつおのたたきカルパッチョ風。
野菜もたっぷり食べられ、味は良いのだが、
青森へ来てまでかつおのたたきを食べるとは・・・信じられない。
青森の人にとって、かつおのたたきは珍しいものなんだろうか?
豚の角煮に続き、じゅんさいのとろろ掛け。
じゅんさいもたっぷり入っていておいしかった。
「津軽フリーパス」提示で日本酒1杯のサービスを受ける。
料理がおいしいので、グラス1杯のお酒じゃ物足りない。
「亀吉」をグラスで頂く。
亀吉は、黒石のもう一方の醸造元「中村亀吉酒造店」のものだが、
ここへは寄らなかった。
この後、料理に間が空き、時間を持て余す。
隣に座った客も女性一人旅のようだが、なんだかとっつきにくくて話が弾まない。
知らない者同士、旅の話題などで盛り上がれば、
お酒はもう一杯必要だったかもしれないが・・・。
長い空白時間の後、運ばれてきた丼。
ウニもいくらもたくさんのっているが、あまり好きじゃない。
しじみのおつゆが出たが、これが塩辛くて・・・。
しじみも小さいなぁ。
4年程前のねぶたで初めて「だだん」へ来た時、
大きな十三湖のしじみのバター焼きが出て、凄く感動した。
その時、料理ももう少し品数が多くて、刺身も珍しい食べ方で
多いに満足したのだったが、今回は、あれっ、もう終わり・・・?と、物足りない。
ごはんが出る頃になって、やっと津軽三味線の演奏が始まった。
オーナーと店長のデュエット。
お二人共、店を切り盛りしながらの演奏でお疲れ気味なのか、
3曲だったかなぁ、案外、あっけなく演奏は終わってしまう。
勘定を済ませ、外に出ると賑やかなねぶた囃が聞こえ、
ねぶたの開始を待つ人々の熱気が伝わってきた。
黒石では慌しいが充実した時を過ごし、弘南鉄道で弘前へ戻る。
駅に預けていた荷物を受け取り、バタバタと改札を通り電車に乗るが誰も乗っていない。
写真を撮ったりして発車を待つが、誰も乗って来ない。
そのうち、どやどやと人が乗ってきた。
改札の時間があるのだ。
電車が来てるからといって、勝手に乗ってはいけないのだ。
恥ずかしかった。
田園風景が続き、途中には「新屋」の駅があり、
一瞬、降りて「新屋温泉」へ行こうか、と思ったが、予定外の行動は諦めた。
弘前駅も戻ると津軽三味線が聞こえてきた。
駅中ライブが始まっていた。
それも、今回初めての合奏。
駅中を通る人達、聞きなれて珍しくないのか立ち止まる人は少ない。
ただで聴けるのにもったいない話。
今宵の宿、弘前の東横インにチェックインし、しばし休憩の後再び弘前駅へ。
今夜は五所川原のたちねぶた見物。
五所川原へ向かう列車は、弘前発16:12のリゾートしらかみ6号。
グリーンで統一された橅(ぶな)だった。
先頭と後尾車両にあるラウンジは、誰でも利用可能。
洗面所も青く見えるがグリーン系。
陸奥鶴田あたりを走る車窓からはぶどう畑が見えた。
名産はスチューベン。
私の好きなぶどうだが、収穫は10月頃で今は食べられない。
五所川原では聴き酒屋「だだん」を予約しておいた。
以前に2度訪れているが、街の様子がすっかり変わり
店が分からなくなっていて、確かこの辺りだったのに・・・。
人に聞いて通り越して来ているのが分かった。
「たちねぶたの館」の前は、アーケードのある通りで、館の真向かいぐらいの
2階に以前の店はあったのだが、今はそのアーケードの通りがなくなり
一帯が更地になっている。
その更地の中にポツンと一軒建っているのが、探していた「だだん」だった。
ズボラッチさんのブログで拝見していた本薬師寺跡のホテイアオイを見てきました。
道の駅「室生寺宇陀」に用事があり、ついでにちょっと寄り道。
この田にホテイアオイを植える事業は、12年程前から始まったらしい。
6軒の農家の田を利用して、ホテイアオイとれんげを植えておられる。
ホテイアオイはピークを迎えている。
右中心に畝傍山が望まれ、背の高い木が植わっている所は、本薬師寺の塔の跡。
塔の礎石が残っている。
見事な咲きっぷり。
あぜ道を歩くと、カエルが飛び出し慌ててホテイアオイの中に逃げ込む。
ちょっと艶かしさを感じる花だ。
手入れされてるんだ・・・と、近くに寄ってみると、草を引いておられる。
ホテイアオイを植えた1年目、草がはびこってしまい、ホテイアオイは散々だったらしい。
以来、ホテイアオイに影響の少ない除草剤を使用し、なおかつ
草も手で引いておられる。
ホテイアオイは10月末には枯れてしまうので、勢いの良い株だけを
別の場所で来年用に保存し、それ以外は捨てて田起こしをし、れんげの種を蒔く。
れんげの花が終われば、田起こしをし、水を張って、保存じておいた
ホテイアオイの株をたんぼに蒔く。
田植えのように土に差していくのか、と、思っていたが
ポンと田んぼに捨てるようにするだけで根つき、1ヶ月もすると
たんぼ一面にホテイアオイが広がる・・・と、いう事です。
以上、草引きをされていた方に聞いた話です。
ホテイアオイの向こうに蓮の花が咲く。
今年蓮の開花が遅れたので、今も花が見れるらしい。
元々はホテイアオイの田だったらしいが、蓮の方が強いのか、
ホテイアオイは蓮の根元で小さく なっていた。
ここにもあった!ジャンボタニシの卵。
どんよりと曇った天気だったが、いきなり大粒の雨が降って来た。
タクシーで来ている観光客もいる。
明日香観光のついでに立ち寄られたらしい。
花で町おこし。
京都の神社仏閣でも、花で人を呼び込もうとして盛んに植樹している所がある。
近くの藤原京跡といい、ここといい、橿原市、なかなかやりますね。
いいもの見せてもらいました。
あの立派で大きく古い建物は、地酒「菊乃井」の醸造元「鳴海醸造店」だった。
こちらが玄関。
日本酒をお土産に買って帰ろうか・・・。
もちろん送ってもらうのだが。
と、店内を見ていると、当主と思しき男性が「上がって庭をご覧いただけます」と。
さすが大きな旧家の1階、庭を眺める部屋はひんやり。
夏真っ盛りの庭だが、左手の廊下を見て、あぁ、ここは雪国なんだ・・・と。
この庭園もお屋敷も黒石市の有形文化財になっている。
日本の道100選にも選ばれているこみせ(小見世)通り。
伝統的建造物とアーケードが、ほぼ藩政当時のまま残されていて
これは全国的にみても珍しいらしい。
こみせ通りの中心に「津軽黒石こみせ駅」という道の駅のようなものがあり、
地元の物産や民芸品などが売られている。
「津軽黒石こみせ駅」の奥に八甲田山系からの伏流水が出ている所があり、
飲んでみると冷たくておいしい。
黒石で作られる日本酒はこの伏流水を利用しているようだ。
かつて商店街として賑わったこの通り。
雪や夏の暑さから買い物客を守るため、自分たちの敷地内に
アーケードを作ったという人情あふれる優しい道。
角灯篭がズラリ並び、夜には燈が灯る。
燈が灯るこみせ通りを列をなすねぶたを見てみたい。
さぞかし美しい事だろう。
元銭湯だった大きな建物から松の木が軒の屋根を貫いている。
大きな銭湯だったが今は利用されずに閉まっている様子。
かつては多くの人で賑わっただろう。
しかし、寂れていてもの悲しい。
藩政時代の方が日本全国そう大きな格差もなく、地方も豊かだっただろう。
東京一極集中、霞が関が全てを決め地方に権限と金を回さない。
それが地方の寂れに原因していると思うのだが・・・。
そんな中で地域活性化に努力しておられる地方。
がんばって!
微力ながら稚拙なブログで紹介するから・・・。
八甲田伏流水の奥に十割蕎麦の店があり、蕎麦にも惹かれたが、
黒石といえば、B級グルメの「つゆ焼きそば」でしょう。
と、いう事で昼食は、こみせ通りにある和風レストラン御幸でつゆ焼きそばを。
ソース味の焼きそばにうどんだしがかかる「つゆ焼きそば」。
麺は平たく、エビの天ぷら、温泉卵がのる豪華版。
薬味の紅しょうが、天カス、ねぎを好みでかけて食べる。
ちょっとソースの味が前面に出過ぎているかなぁ。
もう少し、ソース味を押さると、味がまろやかになる気がするのだが。
温泉卵を溶いて混ぜ合わせて食べれば、ソース味は軽減されるかもしれないが、
私は、そのどろどろは好きじゃない。
ここで「津軽フリーパス」を見せれば、ソフトドリンク1杯のサービスがあり
アイスコーヒーを頂く。
又、日本酒を買った鳴海醸造店では、10%の割引があった。
そして、五所川原の「だだん」でも、日本酒1杯のサービスも。
実に使える賢い「津軽フリーパス」。
黒石のねぶたはちょっと変則的。
祭りは7月30日~8月5日まで。
7月30日と8月2日の夜に合同運行があり、70台近いねぶたが運行され、
18:30から始まり最後は22:00頃になるらしい。
私が訪れた8月5日は最終日で、各町内のねぶたが午前中自由運行する。
黒石へ着くまでは、どこで見れるだろうか?心配したが、これは杞憂に終わった。
黒石駅でリュックを預けていると、ねぶた囃が聞こえてきた。
大急ぎでカメラ構えてねぶたの到着を待つ。
ねぶたには、青森に代表される人形ねぶたと、弘前の扇ねぶたの2種類あるが、
黒石のは、その両方が見れる。
人形ねぶたの前面は豪華絢爛な武者人形。
見おくりとよばれる背面は美人画が描かれている。
晴天だったけど、雨仕様のねぶた。
こちらは扇ねぶた。
この日は平日だからだろうか?ねぶたには子供が主役で
大人は介添え役という感じだった。
青森のねぶたもそうだったが、やはり「がんばれ○○○」が大書きされている。
祝儀を集めて回る姿を見かけた。
↑ の貼紙、分かるなぁ。
集める人が違えば、何度もやって来られる。
実家の祭りでも、祝儀を花と言い用意していたが、「あんたとこ、もう渡した。」とか
「又、あそこが集めにきた・・・。」と、母がこぼしていたのを思い出した。
↑ のテントの中でも祝儀が渡されていた。
古い町並みが残る黒石。
看板の文字も記念物。
ねぶたに釣られて随分遠くまで来てしまったようで、
暑い中、目的のこみせを目指して戻るが、突然現れた立派な建物に驚く。
造り酒屋の鳴海家。
風雪に耐えた屋根だなぁ・・・。
初めて見る黒石のねぶただった。
70台ものねぶたが揃う合同運行も見てみたいが、まぁ、これでいいか。
青森の朝、東横インはおにぎりなど簡単な朝食サービスがついている。
おにぎり3つは食べ過ぎかなぁ・・・。
8:21発の奥羽線上り列車で弘前に向かう予定だったが、
この列車は、指定席券が要るリゾートしらかみ2号だった。
うっかり見過ごし、てっきり普通列車だと思っていた。
この後といえば、1時間程待たなければいけない。
仕方ないなぁ、510円支払い、またもや「くまげら」に乗る。
乗車券は、津軽フリーパスが使える。
弘前から乗り込む客が多いのだろう、全車満席というが、
青森~弘前間だけなら指定席は空いている。
空いているというよりガラガラ。
青森を出て、しばらく「スーパー白鳥」と併走する。
あてがわれた席は、4人掛けのBox席。
一度、ここに座ってみたかったので、これは嬉しい。
4人掛けというが、ゆうに6人は座れる。
そして、座席をずらせば、完全にフラットなシートになり、ごろんと横になれる。
1車両にBox席が8つ。
靴を脱いでフラットになった座席で足を伸ばしている個室もあった。
この日も岩木山の頂上には雲がかかる。
弘前の駅構内では津軽三味線のライブがあるようで、この時間にはここへ戻って来よう。
弘前から弘南鉄道で黒石を目指す。
温湯、落合、青根温泉などの拠点になる黒石。
車で通過した事はあるが、町並みを見た事はない。
そして、今日は「黒石ねぶた」の最終日で、午前中、各町内のねぶたが
勝手に町中を練り歩くという。
「黒石ねぶた」を見るチャンスだ。
この電車も「津軽フリーパス」が使える。
ペイントされた電車に乗り込むが、なんと天井には懐かしい扇風機。
そして、クーラーはなく、電車が走ってる時でもかなり暑い。
大阪でクーラーが効かない電車の窓は開けたらいいのに・・・と、
思っていたが、う~ん、開けても暑いんだ。
黒石に着くと、ねぶた囃が聴こえてきて、それに吸い寄せられるように足を速める。