泉岳館の夕食は部屋でいただく。
まず運ばれたものは・・・。
豚ロースのステーキかしゃぶしゃぶのどちらかを選ぶプランで、二人ともしゃぶしゃぶ。
造りは鮎。
好きな人なら大喜びかもしれないが、私はどうも苦手でおいしいかどうか分からない。
しかし、岩魚の造りはよく出るが鮎の造りが出る宿は珍しい。
前菜の盛り合わせは、タケノコに蕗味噌添え、小芋の衣かつぎ、こも豆腐、小魚甘露煮など山の幸が並ぶ。
小鉢の中は箸で一つまみ。もう少しあってもいいのに。
「とわ」という宿独自のお酒を注文したが、残念ながらおいしい!という訳でもない。
この蕎麦はおいしかったです。
鮎の塩焼き。
天ぷらは舞茸、鮎の皮・・・。
とろろこぶが入った吸い物もご飯もおいしかったが・・・。
デザートの桃には参った。
宿に来てまで自分でむいて食べたくない。
これはそのままお返しした。
朝食は食事処でいただく。
椅子席ではないので少々辛い。
小鉢の中は朝も少ない。
陶板の上にはホウバ味噌と焼き魚を温める。
卵かけご飯は苦手なので、キノコ鍋に卵をのせて目玉焼き。
このキノコもほんの少し。
料理は品数も多く、味付けもおいしいのだが、もう少し量があってもいいんじゃない・・・って、思った数品があった。
源泉で炊いたおかゆが出たが、おかゆ苦手な私には味がどうだったか分からない。
食後は源泉で淹れたコーヒーがふるまわれ、部屋に持って帰り頂いた。
建物自体は古いかもしれないが、館内はきれいに清掃され、夕刻からのローソクの灯りも優しく居心地の良い宿だった。
何よりもぷくぷくと上がり、肌にまとわりつく泡の風呂が楽しかった。
平日@8000というリーズナブルプランもあるので、又訪れてみたい。
御嶽山の賜物の温泉、噴火の影響はないのだろうか?