串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

白神山地(続き)

2007年11月30日 | 旅-東北

13:30赤石公衆トイレに到着。
道の駅「かそせいか焼き村」で買っておいた
あれこれを広げ昼食にする。

大きなカメ虫が大量発生。踏み潰さないように歩くのが難しい。
多分、ふんずけたのだろう、車の中に異臭発生。

今は鰺ヶ沢町、西目屋村へはもう少し。



紅葉がもっと進めば、黄色いトンネルかもしれない。

 

14:10津軽峠到着。ここから西目屋村。

津軽峠あたりの紅葉も絶好調!
ここで岩木山が望めた。

14:35アクアグリーンビレッジANMONに到着。
砂利道を2時間走ってきた。
疲れた・・・。
運転手は、案外平気な顔をしているが、
横に乗ってるだけだが、これほど疲れるとは・・・。



巨大な滑り台がある。
こんなものが必要だろうか?



「そば」や「生ビール」の、のぼりを見ていると
今まで走って来た白神ラインとは大きなギャップを感じる。
現実の世界に引き戻された。

深い、ふかい、どこまでも続く山並み。
真っ青な空に色づく木々。
別天地だった。

時間がなくて、暗門の滝は見てない。
ブナの林を歩いた訳でもない。
これで、白神山地へ行ったとは言えない。

しかし、白神山地を東西に横切る白神ラインを
走った事で、白神の大きさ、深さは、なんとなく
分かったような気がした。
これを走らないで、暗門の滝を見る程度では
白神山地の大きさは分からないだろう。

いつも忙しく時間に追われる旅を続けている。
いつか、もっと時間をとり、ブナの木々の間を歩いてみたい。

砂利道だが、ガードレールを取り付ける工事が
いたる所で行われていた。

働いておられる横を、土煙をまきあげて走る私達。
申し訳ありません・・・でした。

 


 


 

 


白神山地

2007年11月29日 | 旅-東北

行こうかやめようか迷ったが、天気が良いので
白神ライン走行を決行することにした。

8月に来た時も、行くか行くまいか迷ったが、あの時は
雨だったので、簡単に断念した。

今日は違う。それに、きっと紅葉もきれいだろう。

十二湖から白神ラインへの取付道路を走り12:00に
白神ライン本流に入る。
この地点から弘前まで83キロ、うち未舗装道路は42キロ。


10分ほど走り、いよいよ砂利道に突入。

途中、ほんの一部だけ舗装道路になるが、又、すぐに砂利道。
離合も困難な一車線。

12:20 白神岳展望所に到着。

深く、遠く続く山並みを眺めていると、対向車から
降りて来た人に、盛岡で泊まるなら、是非「光源社」
へ、行くようにと薦められる。


対向車は結構ある。この車は、後少しで砂利道から解放
されるが、我々の砂利道は、まだ、ほんの入り口。
一部舗装になったりするが、それは、ほんの一部だけ。

一ツ森公衆トイレを過ぎたあたりでサルの親子に出会う。



白神ラインに架かる橋は2つ。
その一つ、追良瀬大橋。
車1台しか通れない。



走り始めて70分、しかし、たった20キロしか進んでいない。

補正なし

補正後



 



紅葉には少し早いかな・・・?と、思っていたが、天狗峠あたりの
紅葉は絶好調。右に、左に色づく山が続く。
運転手は大変だ。路面に気を遣いながら景色も
楽しまなければいけない。



明日に続く・・・。

 

 


十二湖へ

2007年11月28日 | 旅-東北

五所川原の朝、ホテルの窓から大きな岩木山が見えた。
今日1日は、岩木山と道連れ。

五能線沿いに南下し、お気に入りの道の駅
「かそせいか焼き村」へやって来た。

欲しいものは、水サザエ・・・ありました!

とれとれ鮮魚が安いのです。
マメあじがこれで、たったの58円。
思わず、記念撮影。




 
80cmもあるような、オス鮭がこの値段。
都会では、高いものを買わされてるなぁ。

行きたかった場所、十二湖へ向かう。

紅葉にはまだ早い。
いくつも、湖を見る時間はとれないのでメインの青池へ。

小さな池だ。
一部透明に近い状態で、底が透けて見える。
歩道が整備されて、歩きやすいが、おかげで
神秘性はそこなわれている。

駐車場に車を置き、1時間ほどのウォーキングだった。

さぁ、行くぞぉ・・・。
白神山地へ。


五所川原

2007年11月27日 | 旅-東北

やってきました五所川原。
8月の立ちねぶたから2ヶ月。

もう一度行ってみたいと思っていた、「聴酒屋だだん」。
今度は、ゆっくり聴き、呑みたいと五所川原に宿をとった。


マスターからの差し入れ。うまい酒!

しじみのクリーム煮がおいしかった~。


青森へ

2007年11月26日 | 旅-北海道

函館フェリーターミナルが見違えるほどきれいになっていた。
5ヶ月前に来た時は、古い建物だったのに・・・。

北海道土産の定番「白い恋人」は、ない。
今、一番人気なのは、六花亭の「マルセイユバターサンド」らしい。
10月の話です。

函館湾の中に停泊している帆船。

こちらも停泊中のタンカー。
背景の、函館山に別れを告げ、内地に向かう。

北海道と別れる時は、何故か感傷的になってしまう。
あぁ、又、あのごちゃごちゃした所に戻るのか・・・。

利用した道南自動車フェリーは、がらがら。

運賃は2割引、船もきれいなのに、一般には
知られてないのだろうか?、もったいない。
船室もご覧のとおり、我々だけ。
連れは、早々とビールを空け、お休み中。
私は忙しい。
じっとしてなんかおられない。

デッキでひとりでに口ずさむ唄。
「ごらん、あれが竜飛岬・・・」昭和の名曲だなぁ・・・。

下北半島を左に見る頃、日が傾いてきた。

八甲田連峰がかすんで見え、青森港の灯りも見えてきた。

さよなら北海道、又、来るからねぇ。


北海道最後の日(江差へ)

2007年11月25日 | 旅-北海道

秘湯を守る会のスタンプ帳が、2度目の満タン。

どこに招待してもらおうかなぁ・・・?

北海道も最終日。

銀婚湯を後にして江差へ向かう。

空はどんよりして、日本海は寒々しい。

この道の駅で、「日本一周中」と大書きした赤い車に出会う。

ちょっと話を聞いてみたかったが、断念。



江差へ来るのは、5月に続いて2度目。

その時、見逃した「開陽丸」を見てみたかった。

江戸幕府最強の軍艦だったという。

幕末、「蝦夷共和国」を夢見て、榎本武揚、土方歳三らが2000人の兵士と北海道へと向かい、
官軍と戦うが敗者となり、その後「開陽丸」は江差沖で難破、沈没。



この船は、復元されたものだが、敷地内には引き揚げられた当時の遺物が展示されている。

展示は戸外。

冬には、この大砲も雪に埋まってしまうだろう。

なんだか物悲しい。

大砲を撫で、賊軍になってしまった人達に思い馳せる。



海も空も気持ちまで暗くなってしまった。

気を取り直して予定していた温泉へ。驚異の温泉だった。

湯船に流れ込む湯で飛ばされそう。

ここは、湯の岱温泉「上ノ国町温泉国民保養センター」。

私達と同時に、町のマイクロバスが着き地元のお年寄りがぞろぞろ・・・。

ちょっとまんが悪いなぁ。

お風呂はお年寄りでいっぱい。

よそ者の私は小さくなって入浴。

しかし、デジカメは、離さない。



打たせの腰掛用に置かれた、木の切り株の椅子が、温泉成分にコーティングされている。

まるで、チョコレートケーキ。

あぁ、もっとゆっくり入りたかったなぁ・・・。
又、行こう! 


秋の銀婚湯

2007年11月24日 | 旅-北海道

秋の銀婚湯の風景です


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銀婚湯の秋です


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銀婚湯ネコ

2007年11月23日 | 宿-北海道

5月に続き、再び銀婚湯に泊まる。
しかも、今度は連泊。

ネコ達はどうしているだろう・・・?
林の中、トチニの湯に向かい歩きながらも、きょろきょろと。

おやっ、これは、野良じゃない。
銀婚湯関係者の家の中で飼われている。

野良から昇格したのだろうか?
昔、闊歩していた場所か?外が気になる様子。

現れました!兄弟じゃないかと思うような同じ白と黒。

「あぁ、羨ましいなぁ・・・。」



野良ちゃん、私を見てるのか・・・?

可愛い!

あまりにも、可愛いので、アップでも・・・。


 
私なら、おめめクリクリ、すっとぼけたこのネコの方がいいなぁ。


羊蹄山のふきだし水

2007年11月22日 | 旅-北海道

温泉を犠牲にしてまで行きたかったのはここ。

「名水の郷 きょうごく」。
道道京極倶知安線にある道の駅で、「ふきだし公園」を併設。

運転手さんに車を回してもらい、私は吊橋を渡って「ふきだし公園」へ。

おぉ、凄い!すごい水量。
この水は、環境庁の「名水100選」に選ばれた
「羊蹄のふきだし湧水」。

ここからも汲めるようになっている。
多くの人が台車にポリタンクをいっぱい乗せ汲みに来ている。

いつも、車に2リットルのペットボトルを積んでいるので
さっそく、2x12本頂戴する。

もちろん、その場で、ちょっと1杯。
おぉ、冷たい。

普段、水を飲む習慣はないので、この水がおいしいか?
と、聞かれたら困ってしまう。

これだけ多くの人が汲みに来ているのだから
きっと、おいしいのでしょう。

「手づくり郷土賞」も受賞してるようだ。
そうだろう。景観的にも、量的にも、こんな見事な
湧水が汲める場所って、そうないように思う。

あふれ出た水は、集まり小川となり・・・。

 

名水公園なのです。

 


羊蹄山

2007年11月21日 | 旅-北海道



洞爺湖の向こうに羊蹄山。
絵ではありません。

羊蹄山は、ほんとにきれいな山だと思う。

洞爺湖の前にある「かわなみ」の風呂も良かった。

内湯には温度の違う湯船が3つ。
いずれも、源泉掛け流し。

この宿に泊まってゆっくり入りたいと思った。

洞爺湖温泉街は、サミットに備えて何か特別な事でも
あるのかなぁ・・・と思ったが、今は、目立つものがない。

洞爺湖を後にしてニセコ方面へ向かう。
旅は羊蹄山と道連れ。

いろんな角度から羊蹄山を眺めた。
5月に来た時は、ニセコまでだったので、今回は
後ろ羊蹄山も眺めた事になるのだろうか。

羊蹄山の眺めに浮かれながら、楽しみにして
いる場所へと急ぐ。

 

あれは、道の駅のパンフだったか?
旅先で見た写真に惹かれ、予定変更してまでも
来たかった所。


大湯沼

2007年11月20日 | 旅-北海道

滝本インをチェックアウトし、車で大湯沼へ向かう。
パンフによると、「静寂の中に潜む130度の灼熱地獄」らしい。

灰色の湯をたたえる沼。
登別の源泉の1種かもしれない。

動画もあります。

 奥にあるクッタラ湖へ行ってみる。
 途中の展望台に、使用禁止の
 ゴミ箱。出そうな雰囲気だ。

 クッタラ湖には、レストハウスが
 1軒。寒いので、ほとんどの観光客
 が、中に入り、何かを注文して暖を
 とっている。
 個人経営のレストハウスなので
 トイレは、飲食する人だけしか使用
 できない。
 戸外の寒い、汚いトイレで我慢。

 クッタラ湖は、暗い感じの小さな湖。
 そうそうに後にした。


 

 

 



洞爺湖に向かう。
登別から洞爺湖へ至る道道2号線は、観光メインルート。
登別からオロフレ峠までの道は、急カーブ、急勾配の道が続き、
以前は冬季閉鎖だったのが、オロフレトンネルの開通により
昭和63年に通年通行が可能になったという。
しかし、今でも、冬季の早朝、夜間は通行止めのようだ。

オロフレ峠に史碑が建っている。
読むと、道路建設への悲願、それに難工事だった
だろうと感慨深いものがある。
道路は要らない・・・?いえ、要るでしょう。

もっと、もっと整備して欲しい道はいっぱいある。

オロフレ峠からは、はるかかなたの山々まで見渡せた。

峠を下り、来年、サミットが開かれる洞爺湖へ。

 


 

 


登別地獄谷

2007年11月19日 | 旅-北海道

 

 

 

連れは、まだ夢の中。
朝食前の散歩が、旅行中の日課になってしまった。

滝本インから歩いて数分、ここは、地獄谷。

昼間は賑わうだろうが、朝飯前では客も少ない。
しかし、東洋人の観光客が多いのには驚く。

言葉も通じないカップル2組のシャッターを切った。
短い、限られた時間を目いっぱい楽しもうというつもりなのだろうか?
私も同じだ。


看板も4ヶ国語で書かれている。
これは、北海道のメジャーな観光地ではよく見かける。
北海道だけではないだろう。
東洋からのお客さんは、随分増えているだろう。

顔だけではわからないが、第一滝本館の風呂場では、
どこか違う、とまどっておられる姿を見かけた。

これが、日本の温泉と思わないでね。
日本の温泉は、もっと奥が深いのです。



紅葉は、まだ一部だけ。
これからきれいに色づくだろう。

少し、体も冷えてきた。
地獄の向こうに見えるのは、第一滝本館の浴場。
あそこへ入ろうか、滝本インの風呂にしようか?

 

 


大雪を後に

2007年11月18日 | 旅-北海道

雪になりました。
早々とスタッドレスに履き替えて来て良かった~。

一夜明けて雪の原。
宿の庭で大雪山系の湧き水を汲んで帰ります。

スタッドレスが役立ったのは、ここだけ。
何の心配もなく、車を寄せられた・・・とか。
雪とは無縁の大阪で、毎日、冬タイヤで走っています。

湧駒荘(ゆこまんそう)、温泉好きにはたまらない宿だった。

旭川から帯広へ南下し、富良野、美瑛経由で又
旭川へ戻ってきた。

観光、温泉・・・いいコースだった。
お天気にも恵まれ、2つの大きな峠も越してきた。

今度は、花のきれいな時に来ようと心に誓う。

道央自動車道を札幌を横目に見ながら白老、登別へ。
登別では、はずせない温泉がある。

道を探し、人に尋ね、やっとたどり着いたが、私は入れない。
混浴で男性が入浴中。

あまり、あてにはならないが、「しっかり入って来て・・・。」
と、相棒独り入浴へ。

まぁ、いいか。
湯船の写真はないけど、こんなステキな写真が撮れたのだから。

夕日がきれいだ。
高速道路を使ったが、移動には結構時間がかかった。
今日は移動に明け暮れた1日だった。

今宵の宿は、登別温泉。
40年近く前に一度来たきりの登別。
クマ牧場で、熊が手を広げていたのしか記憶に無い。





 

 


美瑛の丘

2007年11月17日 | 旅-北海道

富良野・美瑛は、素通りする予定だった。
しかし、北海道など行った事もない娘に
「北海道といえば、ここと、旭山動物園でしょ!」・・・とか言われると
行かない訳にはいかない。



持参した地図では、観光スポットがどこにあるのかよく分からない。
確か、どこかの道の駅で地図がもらえるような事が
書いてあったが、その道の駅は、ずっと先。

1台の観光バスが右折して行くのが目に入った。
あのバスはきっと、有名観光スポットへ行くハズ。
付いて行こう!

くねくね、道を曲がり着いた所は「色彩の丘」。
観光バスのおっかけは正解。

HPなどでよく目にしたロール君x2が立ち、色とりどりのお花畑。
十勝岳連峰が借景という贅沢な眺めです。

しかし、なんだかつまらない。
作られた、観光客に見せるための施設のような気がして・・・。
観光客もいっぱい。
東洋人の外人観光客も多く、聞きなれない言葉が飛び交う。

観光スポットの地図は置いてないかと探すがない。
普通、パンフのようなモノが置いてあるはずなんだけど・・・。

レジで聞こうとしたら、ありました!
「それ、ちょうだい」
「これ、売り物で1部60円です。」

分かりやすい地図が手に入ったが、回っている時間はない。
セブンスターの木もジェットコースターの道もお預け。
次回、来る時の楽しみにとっておこう。

今宵の宿、旭岳を目指すが、途中の道沿いに
無名のスポットはいくらでもある。
もちろん、観光客はいない。
天気の良い日、ゆっくり見て回りたい、又、来よう。

風呂天国、湧駒荘を目指す途中の忠別湖。


出雲にて

2007年11月16日 | 旅-中国・四国

温泉津を後にして出雲へやってきた。

一畑電鉄の出雲大社前駅は、丸いドームと
ステンドグラスが印象的。



40年前、初めて来た時は、この電車を利用したのではないだろうか?

日本一の大鳥居。
大正4年、小倉の敬信家小林徳一郎氏が参道の
松並木と一緒に寄進されたものという事で
直径2mある柱の裏側に記名されている。


一昔前のお金持ちって、やる事が凄い!

中央の額は、畳6畳の広さがあるという
から驚いてしまう。

参道は寂れている。
名物の割り子蕎麦を食べたが、
これほど、うまくない蕎麦を食べた事はない。

お連れ様ご一行、出雲大社は、
お初だという事で拝観へ。

私は、今更、ご縁を望むわけではないし、
参道をぶらぶら。




 

 

 

 

 

民家でおもしろいモノ発見。
開口部のうしろには犬小屋。
残念ながら、主のワンは見かけなかった。



こちらも、連れは、初めて来るという松江の武家屋敷。



私は何度か来ているが、こんな光景は、初めて見た。
川下り・・・ではなく、お壕めぐり。
ここは、松江城のお壕。

次から次へと何艘も来る。
あまり乗ってみたいとは思わないが、
船から見る光景、少し見てみたいと思った。

旅は米子で解散。
米子空港から東京へ、特急「やくも」で岡山へと・・・。

すっかり米子名物と化してしまったようだ。
本家の境港だと、「鬼太郎」一色だろうか?
何やら、売店の男性の顔がよく似ている。

宮島・石見銀山の旅は、これで終了です。
北海道、途中でほったらかしですが、ぼちぼち続けます。