10月初めに行った北海道の天人峡温泉。
チェックインするまでに天人峡散策。

トムラウシ登山口の一つでもあるんだ。
ここから17キロ、遠いねぇ。
羽衣の滝の滝見台へは1.5キロ、1時間の行程。
7段に落ちる羽衣の滝、全景を見るには、この滝見台がお勧めらしいが、ちょっと本格的なトレッキングコースになるとの事。
無理だわ。

軟弱者は、遊歩道へ。
ここから15分ぐらいで羽衣の滝まで行ける。
右の橋は点検中で通れない。
車は下の駐車場へ停めて、ここから歩く。
この先に廃業した2軒の宿が有る。
廃業しているから、車が通れなくても問題無し。

砂防ダムが見えてきた。

2013年5月、土砂崩れで遊歩道は通行止めになった。
それから5年、2018年6月に復旧。

見上げれば柱状節理の岩壁。
一帯の紅葉は、まさに見頃。


落差270m、7段を流れ落ちる羽衣の滝。
北海道最大、日本全国第3位の名瀑。

コンクリート造の擁壁かな?
違います、涙岩と名が付いた一枚岩なんです。
巨大な一枚岩から清水が流れる様子がまるで泣いているようにも見えるので、涙岩と名付けられた・・・と、いう事です。


早朝、霧がかかるしきしま荘の周辺です。
中央、右の建物は、廃業した宿です。


駐車場の奥に足湯有り。

それにしても柱状節理と紅葉、青空・・・いい眺めです。
これなら層雲峡にも負けない眺めかも。
じゃぁ、見比べよう、層雲峡へ行こう。
しきしま荘をチェックアウトし、旭岳へ向かうが、厚い雲に覆われ旭岳は見えない。
天気が良ければロープウェイで中腹まで上るつもりだったが、これでは上がっても何も見えないだろう。
3年前にきれいな紅葉を見ている。
天人峡温泉、いい源泉があるのに、3軒の宿は〆てしまった。
天人峡は旭岳に負けたんだろうか?
料金は高いが、簡単にロープウェイで上がれ、お花畑や雄大な山容が眺められる旭岳と天人峡を比べ、
どちらへ行くかとなれば旭岳かなぁ。
地理的にもう少し離れていれば、両方栄えたかもしれない。
そんな事を考えながら、天人峡温泉を後にした。
以下、層雲峡の写真です。


車窓から撮ったものですが、層雲峡の方が長く続き、見ごたえがありました。
何度か来ているのですが、いつも車やバスの車窓から眺めるだけですね。

銀河の滝
層雲峡の観光は、この銀河・流星の滝と下の大函(おおばこ)だけ?

大函
駐車場に車を停めて、この光景を眺めるだけ。

通行止めになっている道は小函(こばこ)へと続く子函遊歩道?
層雲峡は柱状節理が24キロも続く日本屈指の峡谷。
そのハイライトが大函から子函にかけての断崖。
この間は道路の改良で、全てトンネルで通貨してしまう。
トンネル完成後も旧道を子函遊歩道というサイクリングコースに。
しかし、落石事故が発生してから遊歩道も通行止めになってしまい、
層雲峡のハイライトシーンは、全く見ずに通り抜けてしまう。
以上、「知られざる北海道」北海道を代表する観光地 層雲峡が危機に直面 から引用しました。
約50年前、新婚旅行で層雲峡へやってきました。
もっと見ごたえのある観光地だったように記憶してます。

三国峠の売店にエゾシマリスは居ません。
餌箱も見あたらなかった。
もう、リスは来ないんだ。
三国峠を走る楽しみはなくなってしまった。
以前は可愛いかったですよ~。

北海道では一番お気に入りの国道273号線ですが、リスもいなかったし、なんだかウキウキしないで糠平温泉までやってきました。
この道(R273)南下するより北上する方がいいのかな?
今宵は帯広で泊まります。