新宮から国道168号線に入り帰途へ。
熊野川沿いの快適な道を走り。
熊野本宮大社へ。
湯の峰温泉へは何度も通ったのに、未だ参拝した事がなかった熊野本宮大社。
158段の石段参道には熊野権現の奉納幟がずらり。
毎年架け替えられるようだが、1本の奉納金はいくらだろう?
八咫烏の幟がたなびく。
駐車場には県外の車をよく見かけたが、柏ナンバーの車を見て、ワールドカップも近い事なのでその祈願に来たんだろうか?と、思った。
考え過ぎ。
明治22年の水害で社殿が流出し、現在の地に移転するまでの旧社地「大斎原(おおゆのはら)」は、きれいな水が引かれる田に囲まれている。
ここに旧社殿が建っていたが、今は広々とした園地、じゃなく聖域で、足を踏み入れるのがはばかられるようなおごそかな雰囲気だった。
どこかで昼食を・・・。
道の駅十津川2階にある蕎麦処「行仙」でもいいんだけど、何度も食べているし・・・と、やり過ごした所に見かけた「そば処」の幟。
屋号は出ていない。
穴場かもしれないと、ここで食べることに。
まったくの民家。
玄関にメニューが立てられ、そこに書かれているのは温冷そばセット(1300円)のみ。
テーブルはたくさんあり、窓際にも席があって一度に20人ぐらいは座れそう。
お茶はセルフで。
うわぁ、盛りだくさん。
左手前はばら寿司、千切り大根の煮物、川魚の甘煮、とろろ芋がたっぷり。
ばら寿司、煮物、少々甘い味付け。
ばら寿司はお替り可能だが、蕎麦もたっぷりあるので、全体は充分過ぎる量だ。
このとろろねばりがあり過ぎて、蕎麦と一緒に食べるとろろ蕎麦という訳にはいかないが、蕎麦つゆの中に落として先にこれを食べた。
う~ん、これはおいしかった。
蕎麦は普通。確かめてはいないが手打ちではないだろう。
しかし、いろんなものが食べられて楽しい昼食だった。
以前もよく汲んでいた水場に名前の札が建ち、汲みやすくなっていた。
水は岩の間からしみ出してきているようだ。
車は反対車線に1~2台停められるスペースがある。
GW中は一方通行で復路はこの橋を渡れなかったというぐらい混雑した「谷瀬の吊り橋」もガランとしていた。
以前はこのスペースに駐車したのだが、老朽化のせいか閉鎖されていて、車は有料駐車場に停めなくてはいけない。
久しぶりに走った国道168号線、トンネルが増えて走りやすくなってはいるが、まだまだ1.5車線区間もあり運転に気を使わなくてはいけない。
6月1日、本日も南紀へ向かいます。
呉や江田島へ行くつもりだったのですがこの暑さに嫌気がさし、軽く南紀へでも・・・。
と、いう訳で今日の泊まりは「リパージュ日置川」。
税込み@8000円とリーズナブルな宿泊料金、どんなのかなぁ・・・?
復路は再び新宮へ出て熊野三山に詣でて来ます。