夕食は18:00~、喫茶室櫓の奥にある小部屋で。
冬、窓の外の雪の上にキャンドルが灯り、ロマンチックな雰囲気になるが、今は真っ暗。
いつもあったお品書きは今回なかった。
料理を持ってきてくれるスタッフが丁寧に説明してくれるが、書き留めなかったのでスルー。
先附は、う~ん、野菜ばっかり。
紅い皿は野菜の白和え。
柔らかく湯がいたゴボーやしめじ、松の実、こんにゃくなどがおいしく和えられている。
胡麻豆腐のようなものは、村山ゴボーのクルミ味噌豆腐。
はぁ、どうやら今回は村山ゴボーのオンパレード・・・か。
刺身は鯉の洗いと鮎。
生姜、昆布醤油、酢味噌などで頂く。
サプライズは鮎の塩焼き。
いつもは横たわっている鮎、今日は昇り鮎になっていた。
ぶどうや田楽が串にささり、お口直しに頂く。
今までの横たわる鮎。
村山ゴボーのポタージュ。
〇〇ばっかり、づくし・・・今回は地元の村山ゴボーづくしだった。
岩の湯の社長さん、地元の名士で地元の産物をアピールするのに熱心だが、私は有難くない。
一時、ヤーコンづくしが何回か続き、すっかりヤーコンが嫌いになってしまった。
何だったっけ?
野菜の煮物だわ。
牛フィレ肉の杉の香焼。
焼けた石の上でお好みの焼き加減にして頂く。
お口直しは、青梅のゼリー。
〆のご飯にお漬物。
何か忘れていないだろうか?と、思ってしまうが、これだけでしょう。
貧乏な客向けの料理かな?
最高値@42000の部屋の客なら、内容は違うかもしれないが、私達は@26000。
おまけに一人分はタダなんだから、文句は言えない。
スグリと小布施牛乳を使ったアイスクリームなどデザートは色々。
コーヒーが出て、夕食はお開き。
案外、食材にお金がかかってないヘルシーな献立。
夜食が部屋に届いたが、フルーツだけ。
以前は、ひと口大のお寿司が付いていたのに・・・。
朝食は本館内の食事処深仙庵で頂く。
この深仙庵へのアプローチが変わっていたが、以前の方が落ち着いて良かった。
野菜の小鉢が並ぶ。
小松菜、ルッコラ、ヨーグルト入りのジュース。
サラダには杏のドレッシングをかけて。
名物蕎麦粥。
粥ではなく雑炊で、薄い味付けがされていて、私は大好き。
もちろんご飯もあるし、お替りもできる。
モーニングコーヒーとデザート。
フレッシュの代わりに小布施牛乳。
食事は期待していない。
パターンは分かっているし、山里料理という事で川魚や野菜中心。
若い人なら物足りないかもしれない。
文句言いながらも2月に一人ご招待のいつものパターンで予約してしまった。
やはり、ホスピタリティの良さは、私が知ってる宿の中では一番。
これで仙仁温泉岩の湯は終り。