串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

加計呂麻島-2

2018年03月28日 | 旅-九州・沖縄

 きび酢が欲しかった。

JAの製品はどこでも買えたが、作っておられる佐知克(さちゆき)にある製糖所へ。

当初、場所は於斎だと思っていた。

しかし、於斎では見つからない。

ガジュマルの生えてる辺りで老人に尋ねると、佐知克だと教えてもらう。

「ほら、あそこに煙が上がってる、あそこ!」と、言われるが煙など見えない。

まぁ、行ってみよう・・・と。

 モクモク煙が上がっていた。

黒砂糖の製造は12~4月。

色々教えてもらったガイドの寺本さん言わせると、毎日は作っておられないので、製造を見れたのはラッキ~だと。

絞りかすがあるけど、絞った汁は?

後で聞くと地下にパイプが通っていると。

全重量の75%が糖汁で、25%が絞りカスらしい。 

で、パイプからこの鍋に入り煮詰められる。

通常の黒砂糖はここで水酸化カルシウムを加えて作られるが、水酸化カルシウムを加えない黒砂糖をもち糖といい、
少々高い
値段で売られていた。

珍しい・・・と、2袋買って食べてみた。

ほんとにもちもちしている。

今まで食べていた黒砂糖とは随分違う。

送ってもらおうと電話したが、もち糖は製造に時間がかかるのでめったに作らないし量も少ないとの事。

いつでもいいから・・・と、お願いしているがまだ届かない。

製造工程を見ていると、大女将さんが出来立ての温かい黒砂糖を手に乗せて下さった。 

お目当てだったきび酢を1ダース買い送ってもらった。

値段的にはJAのものよりうんと安い。 

いい買い物が出来、優しい人達に出会え、今回の旅の中でも最も印象深い所となった。


2018春 我が家の庭

2018年03月26日 | 日常

 2018.03.26 我が家の庭も賑やかになってきて。

 ムスカリ 真っ盛り。

よく増える球根で、植え替えてもプランター
いっぱいになった。

昨年植えたコゴミ

生えてくるのだろうか?

半信半疑だったが芽を出し、口に入るまでもう少し。

2本だけと思っていたら、根元にもう2本。 

 レンゲショウマも勢いよく新芽を出してきた。

 しかし、気温が高過ぎるのだろうか?
昨年は花咲かせず枯れてしまった。

悲しいのはこの苔。

冬の間さぼっていたせいでゼニゴケが一面に。

点々と生えるゼニゴケは見つけ次第取っているが、
ここまで広がると、土からはがさなきゃいけない。

迷ったがの出番となった。

酢を振りかけるといい苔も枯れてしまう。

ブロック塀など他の植物が生えていない所では
酢はゼニゴケには最強で、スプレーで撒く。

案の定、いい苔も枯れてしまった。


加計呂麻島-1

2018年03月23日 | 旅-九州・沖縄

 大島海峡を挟んで奄美大島と向かいあう加計呂麻島

島内の足はどうしようか?

レンタサイクルもあるが、アップダウンの多い島内、あ~これは私には無理。

ガイドさんを頼もうかと思ったが、全島を見て回るにはガイド料金は結構する。

結局フェリーにレンタカーを積んで渡る事にした。

フェリーは車の積載台数が限られるらしいので、予約しておいた方が無難とかで、電話で直接予約した。

 古仁屋発10:20~瀬相着10:45。

わずか25分の船旅。

乗船券の購入や手続きはせとうち海の駅内の窓口。

そこから少し離れた港からフェリーは出る。

天気が良く、海も穏やか。 

島から続く海の道が見えた。

干潮なら歩いて渡れるのだろうか? 

こんな車もフェリーに乗っていた。

かけろまフェリーについてはこちらが詳しいです。 

 まずは島の東部を目指し、スリ浜へ。

海岸へ出る小径さえもハブはいないかとビクビク。

うわぁ~、なんときれいな。

海水浴にはもってこいのビーチ。 

 以前は木製だったらしいが、今はコンクリートの桟橋。

桟橋の突端から浜を見る。

寅さんの映画撮影スポットらしい。

加計呂麻島には寅さんの撮影スポットがあちこちに。

撮影時はこの島も多いに賑わった事でしょう。

ディゴ並木が続く諸鈍へ。 

 5~6月にはディゴが真っ赤な花を咲かせるらしい。

見てみたい。

 

ここ、かなめちゃんで昼食 。

大阪人、地方でタコ焼きは食べたくない。

私は定食、相方はやきそば。

 

 本日の定食はロールキャベツ

ロールキャベツもおいしいし、いろんな物が食べられ大満足。

 


ホノホシ海岸

2018年03月20日 | 旅-九州・沖縄

 やけうちの宿2日目、鍵をフロントに預け、今日は加計呂麻島へ。

島へ渡る前に瀬戸内町にあるホノホシ海岸へ。

 トイレもある整備された広い駐車場に車を停め、海岸の方へと歩く。

これだぁ! 

 形の良い石がゴロゴロ。

サンゴ礁の海岸が多い奄美大島で珍しい海岸。 

 波打ち際まで石ころ。

石の大きさは海に近づくにつれ小さくなっている。

波が押し寄せ・・・。

引いて行く時、じゃ~じゃ~小石が音をたてる。

その音をアップしたくて録画したが、嫌な自分の声も録音されている。

自分の声はこんな嫌な音色?

音を伝えられないのは凄く残念。

狭い海岸で、人も居ない。

波の音と引きずられる石の音、独りだったらもっと居ただろう。 

 もっと散策する所もあるけど、フェリーの時間が気になるので、ここらあたりで戻ろう。

 誰が集めたかサンゴ。

トイレも完備。

奄美大島の観光地、トイレも駐車場もそこへ行くまでの標識もよく整備されていた。 

 


やけうちの宿 朝食

2018年03月19日 | 宿-九州・沖縄

宇検食堂、夕食時には食事だけの客で賑わっていました。

奄美大島も名瀬を離れれば、外食出来る所は少ないようです。 

 朝食時に撮った写真です。

 1日目の夕食はこのカウンターでした。

カウンターの向こう側にも通路があり、目の前からお皿が出てきました。

 朝食は一般的なものでしょう。

左上のサラダにはシラスが乗ってました。

珍しいです。

モーニングコーヒーが用意されています。 

皿に小さな包みが。

一つ頂き、開けてみると黒砂糖

優しい心遣い、嬉しいです。 

2日目の朝食です。

1日目とは少し変わっています。

味噌汁が丁度良い味噌加減でおいしかった~。

やけうちの宿、コスパ最高、食事も郷土料理でおいしい。

奄美大島、だいたいの観光地は見てしまいましたが、この料理を食べに又行こうかなぁ・・・と思っています。

LCCで飛行機も安いし・・・。 


やけうちの宿 2日目の夕食

2018年03月18日 | 宿-九州・沖縄

 やけうちの宿 2日目の夕食です。

この日は加計呂麻島まで行き、19:30頃宿に戻りすぐに夕食。

お品書き、昨日とは違う。

何が出て来るのか楽しみ。 

先附はゴーヤの昆布和えロコ貝の真砂和え

ややほろ苦さを残したゴーヤに昆布がからみ、なかなかおいしい。

 

ロコ貝ってまるでイカのよう。

魚卵の黄色、海藻の緑・・・彩もきれい。 

 造りはマグロ・ソデイカ銀松という魚。

お隣の瀬戸内町はクロマグロの養殖日本一だとか。

マグロそう好きではないけど、新鮮だからか?
水っぽくなくこれはおいしい。

カンパチのかま塩焼き。

 カマといえどもたっぷりの身。

干し柿にチーズを挟んだ添え物もいい。

鶏と茄子の旨煮 あられトロロ掛け。

茄子、少々脂っぽいが、細かく刻んだ長芋でさっぱり。 

 奄美名物 油ソーメン

おいしい!

素麺、こんな風に食べた事はない。

油でじゃこを炒り、豚肉、水を加えて出しをとり、野菜を加えて仕上げに茹でた素麺を入れるという作り方らしい。

イギス島らっきょの酢味噌掛け。

イギスはきれいな緑色。

島ラッキョは塩漬けなのか塩辛い。

酢味噌が私には丁度いい味で、これもおいしく頂いた。 

 リクエストしたアオサともずくの天ぷらだがややイメージと違い、これならリクエストしない方が良かった・・・かな。

ご飯は白魚茶漬け

かなり酔っていたのか写真はピンボケ。

デザートは苺のロールケーキ。

コーヒーがあればいいのだが、コーヒーは出ない。

はぁ、奄美の郷土料理オンパレード。

普段から甘辛い味付けをする私にはぴったりの味でおいしかった~。


やけうちの宿 1日目の夕食

2018年03月16日 | 宿-九州・沖縄

食事、特に夕食がおいしかったので、2日分を分けてアップします。

奄美の食材をいっぱい使い、味付けも良く、宿泊料金@8000から考えると、とてもコスパが良いのに驚きました。 

宇検食堂やフロントのある棟に行くと、さしずめロビーでしょうか。 

目を引く絵が飾られ。 

そうかぁ、リオオリンピック前にここで合宿したんだ。

部屋があるきょむらん館なんて、合宿所の宿舎という感じだわ。 

 愛ちゃんのシューズ、新品かな?

 う~ん、村長の絵、上手だわ。

この宿も黒糖焼酎の蔵元開運酒造奄美観光グループ

なので置かれている焼酎は全て開運酒造のもの。 

黒糖焼酎は呑んだ事がないので、楽しみにしていた。

甘いのかな?

甘くはなかった。

色々呑んだが、樽で長期熟成された紅さんごがまろやかで風味も良く、(値段もよいが)一番気に入った。

2日間で5000円近い酒代を支払ったが、これなら紅さんごボトルキープで2日間楽しんだ方が安くあがった。

連泊すると焼酎はボトル1本を2日間で呑みきってしまうが、紅サンゴの値段を見て、ボトルキープはしなかった。

お品書きが用意され。 

まずは前菜3種。

もずく酢にゴーヤは初めて。

右端は豚耳燻製

豚の耳・・・。

好きな人には大歓迎かもしれないが、精肉以外は受け付けない私はダメだった。

全然いやらしくない、おいしい・・・と、相方。 

造りはカンパチの炙り

醤油は甘い目の島醤油で頂いた。 

焼き物は赤ウルメという魚の味噌サネン焼き。

サネン・・・?

調理前の葉っぱを見せてもらった。

笹の葉やバランによく似ている。 

 包みを開けると赤ウルメの味噌漬けが。

しっかりした身だがちょっと味が濃いかな。

赤ウルメ・・・初めて知る魚だ。

翌日スーパーで売られていた。

この値段ならちょっと高級魚かな? 

 テーブルや店内、生花が飾られている。

煮物は豚軟骨・冬瓜・大根・人参。

やや濃いめの味付けだが、冬瓜の緑がひときわ。

豚の軟骨、ダメだぁ。

豚耳や軟骨を私は食べ残した。

翌日の夕食はそれを考慮されたのかどうか分からないが、そういう類いの素材は出なかった。

 何、これ?

トビンニャという貝とハンダマの胡麻だれ掛け。

貝の後ろにハンダマという紫色の野菜が隠れている。

 ソデイカの味噌漬け。

細く切ったイカにタマネギなどの野菜を味噌味で。

とってもおいしかった。

 車エビ・長命草・しいたけ・ニガウリの天ぷら。

車エビの養殖もさかんな宇検村。

長命草、ボタンボウフウとも言い、ややほろ苦い。

むくみをとる・・・というような薬効もあるみたい。

鶏飯茶漬けにパパイヤの漬物。

鶏飯も奄美の名物料理だが、あまり好きではない。

添えられたパパイヤの漬物がおいしい。

まるで福神漬けを食べているような感じ。

デザートも盛りだくさん。

マンゴーにカシャ餅・あくまき。

あくまきは宮崎辺りでよく食べるが、カシャ餅は初めて。

う~ん、カシャ餅はちょっと苦手だわ。

珍しい奄美の食品を食べさせてもらいい大満足。

アルコールも進みました。


宇検 やけうちの宿

2018年03月14日 | 宿-九州・沖縄

宇検にある開運の郷 やけうちの宿

ここで2連泊。

この建物はフロントと宇検食堂

宿泊者はここで食事するが、食事だけの客も多かった。 

チェックイン時、フロントでエコプランを勧められる。

そういうプランの設定はなく、このプランにしても割引はない

掃除無し、シーツ交換無しのエコプランで了承。

ゴミは捨てられ、タオル類や作務衣、歯ブラシ等は交換されていた。 

チェックインを済まし一旦外へ出て右方向へ歩いて行く。 

雨がかからないように屋根のある通路を行く。

左手に見えるのはコテージ。 

 5棟あるコテージには風呂が付いている。

私が泊まったきょむらん館よりは少し高い宿泊料金。

次回泊まるならこのコテージにしよう。

 これがきょむらん館

スリッパに履き替え2階へ。

相方曰く「まるで病院やな。」。

殺風景な廊下や部屋の入り口などそう見えるかもしれない。

ツインルーム。 

 

 椅子とテーブルセットの他に机の前にも椅子があり便利に使える。

 ベランダからの眺め。

ここに野鳥がやって来る。

観察用の望遠鏡の貸し出しも有り。

掛け布団が薄いようで、暑がりの私には嬉しかった。

もちろん置かれている毛布は使用しなかった。

しかし、夜は暑くて寝苦しかった。 

 ミニキッチン有り。

空の冷蔵庫も有り、開けると前客の惣菜が残っていた。 

うぅ~、貧弱なポット。

煎茶は一つ/人。

冷水の用意はない。

きょむらん館に自動販売機はなく、フロントまで行って水やビールを買わなくてはいけなかった。

コンビニも少ないこの地方、コンビニがあれば買っておく方がいい。 

                    

ユニットバス・トイレ一体型。

 前宿のネイティブシー奄美のバスは独立型で使いやすく  
 体洗い用のスポンジも付いていた。

 部屋に関してはビジネスホテル並み。
 ビジネスで泊まっている客 も おられた。      

 

 

       1台だけだがコインランドリーもある。

       宿泊料金が@8,000(税別)なんだから、この部屋でも文句はない。

同じ敷地内に公衆浴場やけうちの湯があり、宿泊者には無料券が1枚/1日渡される。

ここは天然温泉ではないが、熱い湯が注がれ、部屋の風呂よりはずっと気持ち良く入れた。

奄美大島には温泉がほとんどない。

温泉は出ないんだ。

お金かけて掘削し、無理やり温度の低い温泉を出すより、こういう模擬温泉の方が賢明かもしれない。

しかし、終了時間が早く、2泊目は入る事が出来なかった。

奄美の人達は夜間活動するハブを避けるため、夜には外へ出ないらしい。

だから早く終了するのかな。

しかし、奄美の人達は優しい。

「風呂はこっちだよ」とか、「上にシャンプーがあるよ」と教えて下さる。

ちょっと高いかな?


奄美大島 西古見

2018年03月12日 | 旅-九州・沖縄

サンゴの石垣の民家が続く西古見へ。

隙間の多い石垣にハブが住み着きやすいという事などから、最近はブロック塀に変わる所が多いらしい。

そんな奄美でサンゴの石垣が続く瀬戸内町西古見集落。 

 

 ベージュ色のは壊れた石垣かな?

 トイレ・駐車場完備。

サンゴ礁のビーチが広がっている。

海水浴にはもってこいのビーチでしょう。

砂浜へ下りる道は通行止め。

もう1ケ所の道は藪を通らなければいけない。

またしても、私のハブ妄想。

砂浜へは下りなかった。

更に道を進み観測所跡を目指す。

舗装されてはいるが、結構細い道を行く。

途中不気味な建物が。

これも戦争遺跡なんだろうか? 

車10台程停められる駐車場が整備されていた。 

この駐車場、最近整備されたみたい。

 

 観測所というよりは監視所だ。

監視所跡と変えた方が興味を引き、観光客も増えるのではない?

 ここにもハブちゃんの看板。

 これだぁ~。

戦時中大島海峡の西側入り口を守っていた見張所。

整備前の写真があった。

ハブ、出そう。

奄美の道路を走っていて気付いたのは、案外どこも路側の草刈りがされている。

ハブが潜みやすい所なんだろうか。 

 二階建てになっているようだが、人が入れるのは下の方だけかな?

入ってる~。

そう!そういう風に監視してたのでしょう。

写真撮りたいやろ?入ったら?と、言われても遠慮しますぅ。 

 

 内部はこんな風。

三連立神と名付けられた3つの島。

夕陽の絶景スポットらしい。 

 

 

 西古見の集落を通って今宵の宿がある宇検へ戻る。

 

石垣の間からにゅるっと出て来るのだろうか?


広橋梅林&ごろごろ水

2018年03月12日 | 水汲み

 2018.03.12 久しぶりに大峰山のごろごろ水を汲みに。

月曜日だというのにほとんどいっぱいの車。

奈良・和泉はもちろん三重や和歌山ナンバーの車も。

数年前から500円に値上がりしているが、500円で汲み放題だから、
我が家も車にペットボトル満載。 

帰り道、奈良県三大梅林の一つ広橋梅林へ寄ってみた。

う~ん、少し早かったようだ。

早咲きの梅は見頃~見頃過ぎだが、全体としては五分咲き程度かな?

3/18 梅の里山まつりが開催されるが、数日高い気温の日が続く
よう
なのでその頃には満開でいい香りが漂う事でしょう・・・か? 

                    

 

 

この枝垂れ梅は、ほとんど蕾。 

鹿児島紅という品種だろうか?

この品種は見頃~見頃過ぎ。

駐車場、空いていたが梅の里山まつり当日はこの駐車場
だけでは停められないかも・・・と、思った。


奄美大島 大和村

2018年03月10日 | 旅-九州・沖縄

奄美に住む姪っ子に勧められた奄美大島西海岸へ向かう。

名瀬を経由し大浜海浜公園へ。 

 このシンプルさ、いいなぁ~。

 ウミガメの産卵地なんだ。

でも奥行のない狭い浜なんだけど、ここでいいの?

ところどころにあるサンゴ礁、ウミガメにとっては障害かも 

 

 役場近くの群倉(ぼれぐら)。

高倉の集まりを群倉と呼び、現在奄美では群倉はここにしかない。

 

釘を1本も使用してない。

高倉は主に穀類を貯蔵する倉庫なのでネズミが登れないよう
カンナで削りあげている。 

            

     昭和30年頃の風景写真が掲示されていた。

    みんな裸足だ。

 

 

 

 

大和村の分かりやすい地図。 

内陸に入ればマテリアの滝など見所もあるのだが
ハブが恐ろしい私、海岸線を行く事に。

群倉の近くに木製の橋があったが、上の地図には載ってない。

 

 道の駅がありここで昼食でも・・・と、立ち寄るが
正面の建物は道の駅ではなく、ノボリが立つ右手の建物へ。

こじんまりした販売所に特産品や野菜が並んでいるが
よく売れているのは500円の弁当。

周辺に飲食店はないようで、トラックの運転手さんなど
常連さんと思しき人達が弁当を買って行く。

我が家も弁当一つ買い、名産のスモモソフトクリームを食べた。

 ソテツが群生する海岸。 

 

見所はどこも案内標識がしっかり設置されているのに
感心した奄美大島。

大和村を走る県道79号、道路は走りやすいし眺めもいい。

よく整備された展望所がところどころにある。

東シナ海を眺めながらのドライブ、良かったなぁ。

 


奄美大島 西郷どん謫居跡

2018年03月09日 | 旅-九州・沖縄

ネィティブシー奄美をチェックアウトし、向かうは西郷どん謫居(たっきょ)跡

奄美大島、観光地案内の看板が充実していて目的地へ
行きやすいのは有難かった。

しかし、ここは近くまで行ってるのにどこだぁ~とウロウロ。

結局地元の人に尋ねてやっとたどり着けた。

龍さんという個人宅。

道路沿いにあるのだが、観光用の看板は出てなくて2度も通り過ごしていた。 

 

門扉の中に控えめな案内板だけでは、通り過ぎてしまう。 

大河ドラマの影響で見学客が増える事は龍さんにとって
好ましくない事なのかなぁ?

 現在の時刻は9:30。

見学は10:00~なので30分もある。

待てない大阪人、待ってられない。

敷地内を覗くと、男性が茅葺屋根の中を掃いておられた。

この茅葺屋根が西郷どんが過ごした住まいなんだろう。

安政の大獄で幕府から捕縛命令が出ていた西郷をかくまう為
奄美大島行きが命じられた。

菊地源吾と名を変え、土地の有力者龍家の娘愛加那(本名愛子)さん
と結ばれ3年の月日をここで暮らした。

加那とは女性に対する尊称で、愛加那と呼ばれた女性との間に
一男一女を設けたが、西郷どんは鹿児島へ呼び戻される。

その後、島津久光の不興を買い徳之島から沖永良部へ流される。

1864年、時勢が西郷どんの力を求め、薩摩藩に戻る途中
奄美大島に立ち寄った時が愛加那さんとは最後の別れとなった。

薩摩藩の島妻制度に従い二人の子供は西郷本家に引き取られ
愛加那さんは一人島に残された。

男子の菊次郎は、その後京都市長なども務め、妹の菊子
大山誠之助(大山巌の弟)の妻になっている。

島妻・・・なんと腹立たしい慣習なのかと思うが、男尊女卑の
風土鹿児島だし、昔の事、仕方ないんだろう。
 

すぐ横に3台程停められる駐車場があり、青い車は
開館まで待っておられる様子だが、私達はgo~。 

別の駐車場がこの通りにもう1ケ所あった。


ネイティブシー奄美の食事

2018年03月08日 | 宿-九州・沖縄

レストランは部屋からすぐの所にあった。

食事だけの客も居たような・・・。 

 

 お箸が用意されている。

箸置きはサンゴ。

しっとりしたサンゴなので、湿らせているのかな?と、思ったが、そうではなかった。

採れたて新鮮なサンゴ? 

 奄美へ来たなら黒糖焼酎を呑まなくちゃ。

焼酎の品揃えは凄い!

凄すぎてどれを選ぼうか・・・?

選んだのは利き酒ショットの中の龍郷ショット

龍郷地区で作られる黒糖焼酎4種。

値段で選んだものですが・・・。

1杯が結構多くて、氷を用意してもらいロックで頂いた。 

 前菜2種。

魚介のカルパッチョ、マンゴーとチーズ。

チーズは山羊のだったかな?

 濃厚な紫芋のスープ。

バジル入りと全粒粉のフォカッチャはおいしい。

お替りも出来る。

オリーブオイルやバターはないが、それらがなくてもおいしく食べられた。

 アオサと魚介のトマトソースパスタ。

う~ん。

パスタは柔らかくソースもイマイチ。

アオサや魚介類ならクリームソースの方が合うのでは。

島豚のロースト もありきたり。

                    

 デザートのマンゴープリンはおいしい。

夕食は和食と洋食が選べたが洋食で予約していた。

これなら和食の方が良かったかな。

モズクとアオサの天ぷら、食べたかったなぁ。 

 

 海辺のレストランの朝。

朝食も和・洋選べる。

相方はいつも和食。 

私はいつも洋食。

パンとアオサのスープはお替り可能。

ヨーグルトの上のたんかんマーマレードがおいしい。 

パンに付けるバターやオリーブオイルが見当たらない。

つけなくてもおいしかったが、食後のコーヒーの横にマーガリンやジャムが置かれていた。

ちょっと言って欲しかったなぁ。

 飲み物も各種用意され、珍しいミキという飲み物もあった。

                 奄美大島のミキ。

      トラディショナル奄美とある。

      原料は白米・サツマイモ・砂糖で作る発酵飲料。

      奄美大島のヤクルトかな。

      発酵にはサツマイモの菌が関わっているようで、1cc当たり1億個もの      
      乳酸菌が入っている。

      島人の夏バテに最強のドリンクらしい。

      これは飲まなくちゃ。

      濃い甘酒のような感じかな。

      横に並ぶジュース類で割って飲むと、もっと飲みやすくなる。

 

      

 

館内にはランドリーコーナーもあり、マリンスポーツをする人には
宿泊料金も高くはなく、設備も整っているのでいいかもしれない。

    マリンスポーツには無縁の私でも、快適に過ごせたお勧めできる宿でした。


ネイティブシー奄美

2018年03月06日 | 宿-九州・沖縄

 奄美大島1日目の宿はネイティブシー奄美

海辺に建つ絶景ホテル。

 手ぶらで来てもマリンスポーツは楽しめそう。

私には縁がないなぁ。

 フロントは2階で、あてがわれた客室は1階。

レストランも1階にあるので、これは近くて便利。

部屋毎に給湯器が付いている。

 部屋はツイン。

エキストラベッドにもなる長いソファーはあるが、椅子・テーブルのセットはなく、やや使いにくい。

枕x2は嬉しい。

空の冷蔵庫・電気ケトル、空気清浄機有り。 

部屋からは丸い形をした赤尾木湾(クレーター湾)が見渡せる。

隕石に拠って出来たらしいが、隕石のようなモノはここから見つかってなく、回りの地質からは否定説もあり。

 

赤い木、奄美大島ではよく見かけた。

Aコープで千年木(せんねんぼく)として売られていた。

 

粉末の緑茶が人数分とはちょっと寂しい。 

 洗面所は独立型。

左横にかかっているタオルに驚いた。

ベルベットみたいな感触だが吸水性も良く、これほど上質なタオルはお目にかかった事がない。

風呂も独立型で使いやすい。 


奄美大島へ

2018年03月05日 | 旅-九州・沖縄

関空からバニラエアで奄美大島へ。

ピーチと違いバニラは第一ターミナルからの出発。

バニラエアが関空から就航してから、奄美大島は観光客が随分増えたらしい。 

実際、運賃は2人分往復で30,000円もかからない。

シンプルというクラスならもっと安く行けるでしょう。

 1日1便、関空発12:50なので、ゆっくり自宅を出た。

復路は15:15発と、半日以上奄美大島で時間が使える。

1時間40分程の飛行時間、ちょっと窮屈な機内だけど・・・。

 着陸前、サンゴ礁の海が見えてきた。

これがあやまる岬だろうか?

ゆいレンタカーで4日間車を借りた。

軽だが4日間¥12,300と安い。(免責料金込み)

新しい車を希望していたが、走行距離90,000を超えた車だった。

 まずは飛行機から見えたあやまる岬へ行く。

 サンゴ礁の向うで波立っている。

満潮なら岩のようなものは海の底なのか?

手前の浅瀬で水遊びが出来そう、と、思い1泊目の宿で
ビーチサンダルを買ったが、結局使わず持って帰るハメに。

重かった~。

 世界自然遺産登録を目指している奄美大島。

島に着いた時は、世界遺産・・・?と首を傾げたが、4日間の滞在で
これだけ豊かな自然が残っているなら充分資格はあると感じた。

野鳥の鳴き声をアチコチで聞いた。

野鳥観察愛好家にも魅力ある島だろうと思う。

 奄美大島には相方の姪っ子が住んでいる。

UNIMAREというガイド業を夫婦で営んでいる。

姪っ子に会うのは、ほぼ10年ぶり。

姪っ子に聞いた。

「ハブは見かける?」

「普通に見かけるよ。」

フツーに・・・。

ハブは冬眠しないが、冬場は動きが鈍いらしい。

ヘビ、大っ嫌い。

細いヘビでも見たくはない。

草の生えた所へは行かない・・・と、心に決めた。

でも、この毒ヘビのお蔭で自然破壊が免れ
豊かな自然が残ったらしい。

実際、山と海の奄美大島だった。