木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




昨日の話の続きです。午前中、張り切って作業を開始しました。
写真にあるように漆喰壁の下地になる、
防湿シートと石膏ボードを張ってゆきます。
石膏ボードのカッティングなどは、室内を汚したくないので、
庭に作業台を据えてそこで行い室内で張ります。
順調にいっていました。
しかし、雲行きが怪しい。
午後1時過ぎに少し雨のけはいがしました。
「あと2時間持ってくれ」
今日は最初から午後3時に木工は切り上げ、
夕暮れまでの2時間は、道具の片づけと畑の手入れをするつもりでした。
だから、あと2時間あれば、木工作業は予定通りです。
しかし、午後2時雨足が早くなります。
石膏ボードも木工機械も水濡れ厳禁。
作業は打ち切りです。その後の農作業も当然中止です。
3時半には仕事を切り上げ、4時からゆっくりと風呂に入りました。
 昨日は好天は自分の善行のお陰とかいいましたが、
よく考えたら個人の行いと天候は全く因果関係はありませんね。
昨日の私のように、天候が個人の行動を左右することはあっても、
個人の行動が天候に影響することは全くないのです。
それはまさに運次第。
9月から天候に恵まれたのも偶然の幸運なのです。
 運、不運は誰にもあります。
ただそれうまく活かしたり、難をやり過ごしたりするところに
人の裁量が表れるのです。
昨日の私のように幸運を自分の実力と誤解したり、
自分の力ではいかんともしがたい不運をいたずらに嘆いたりしないで、
対処できるところに、本当のその人の実力が現れる。
雨降りの日にそんなことを思いました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )