 
明け方の散歩の時には満月が出ていたので
晴れるかと思っていましたが、終日曇りの寒い日でした。
朝はフロントガラスや路面が凍結していました。
夕方、寒いので夜鍋はやめたいと思う気持ちを
ぐっと抑えて工房に向かいました。
昨日同様たっぷりと着込んで作業開始。
仏壇の引き出し部分の製作です。
間もなく羽毛の作業着は脱ぐことになります。
カンナがけ作業で体が暖まったからです。
先週研いだカンナ刃が今日はうまく切れて
気持ちまで高ぶり心も暖まりました。
さて、この仏壇の底板や鏡板には写真の
伊豆の実家を解体した時の屋根板を使います。
釘の抜いたあとも長年の使用でできた陽焼け跡もそのままです。
母の位牌が収まり、やがて私も入ることになる仏壇に
私たちの生活歴が残ったものがずっといっしょになるのです。
木の供養にも母の供養にもなるのではないでしょうか?
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