木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




おはようございます。
本格的な冷え込みです。
愛犬クレハは「寒いとも言わず」歩きます。
私のランニングは、なかなかペースが上がりません。
まあ、焦らず走るしかないです。

さて、木工の大切な技術にカンナがけがあります。
ある種の愛好家の人々はそれを「神格化」さえ
しようと思っています。
確かにカンナは難しいです。
私も一時期はこの工程は飛ばして、
サンダーがけで済ませていました。
しかし、よく考えれば、木工の一工程。
カンナという道具自体も、使われ出すのは明治時代。
神格化されるほど古来の技術でもないのです。
だから、気軽に使えばいいのです。
刃がうまくつかなければ、私のように
「グリンテック」というjigを使います。

 ・Practice makes perfect.
(習うより慣れろ)

研いで刃先を指で触り、台に収めます。
台直しかんなでカンナ台をならします。
目を細めて、台から刃先が見えるか見えないか位に
金槌でそっとたたきながら出します。
準備完了。
柾目の場合は特に関係ありませんが、
板目の部材をカンナがけする時は、
逆目(さかめ)がたたないように木目をよく見て
削り台の上に置きます。
後はカンナの頭と台尻に手を添えて引きます。
暖かかった先週末はすぐに汗をかき、

つなぎのアンダーウェアを工房で脱いでしまいました。
実際には、節を含んだ部材なので、
どうしても逆目が止まらないところもあります。
しかし、それでもカンナをかけないよりもきれいです。

カンナ、恐れるに足らず、
気軽に挑戦していきましょう!

それでは事故に気をつけて行ってきます。

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