木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今朝も西寄りの空の高い位置に満月(1日過ぎ)が輝いています。

気温は2℃、カフェオレを飲んで一服したら

今から検定の図面をひきます、試験まであと6日です。

さて、月曜日、私の新たなコーヒーシーズンが始まりました。

およそ2年弱に1回、この業者を通じて40㎏の豆を買います。

今回で7回目かと思いますが、品質には満足しています。

4種の選定ですが、中米、南米、アジア、アフリカから

それぞれ1つずつ選ぶのがマイルールです。

そして、今回はもう1つ、new cropに限定しました。

これは米で言えば、新米です。

コーヒーに新古あまり関係なのですが、今回はそうしました。

それでは実際の荷姿を見てみましょう。

これを保存容器に入れて、常温で保存します。

カビが生えるとか、虫が湧くとかいう問題は過去1度もありません。

また、焙煎の教科書や動画では、生豆から死豆や小石などを拾い出す

「picking]が書いてありますが、この会社の物は品質がよくその手間は不要です。

今回はブラジルNO.2と

グアテマラを焙煎しました。

網入れてこれは1分くらい経ったところ、

これで7~8分です。

12~3分過ぎると豆がバチバチとはぜる「一ハゼ」が始まります。

ここからは写真を撮っている暇はありません。

それから2分前後、一ハゼよりを小さな音の2ハゼがして、

煙があちこちから出てきた頃が、仕上がりのタイミングです。

いい感じにできました。

同じことを今度はグアテマラで見て下さい。

豆の色の変化がよくわかると思います。

煙が写ってますか?ぼちぼち仕上がりです。

はい終了!おおよそ16~17分が、山荘のコンロでの標準的な時間です。

後にはこれだけのチャフ(薄皮)が飛び散ります。

なので、自家焙煎は家族の理解がないと難しいかと思います。

また、煙や匂いが気になる人には気になるので、

集合住宅や住宅密集地では難しいかもしれません。

また、昨今の家庭用コンロは安全装置が働くので、空煎りはできません。

熱源としてはガスボンベのカセットコンロが唯一の選択肢となります。

仕上がりは私の場合、生豆(350g)重量の82%が目安になります。

このグアテマラは289÷350×100%=82.5%

ぴったし!「よ、名人!コーヒーマイスター!」

こちらのブラジルはやや浅目の83.4%になります。

好みですが80%(かなり深め)~85%(2ハゼ開始早々くらいの浅目)

を目安にしてください。

なので、生豆と焙煎後の重量は必ず計量してください。

それで見た目の判断と結果のすり合わせをして、

頭の中の焙煎度センサーの調整をします。

私はそれを手帳に記録してますが、まあ、見返すことはありません。

40㎏の生豆で少なくとも32㎏の焙煎豆ができます。

コーヒー1カップ(130ml)で10gが標準なので320杯分、

市販の焙煎豆は200g単位で売られていることが多いですが、

それに換算すると200g341円となります。

ガス代は計算に入っていませんが、

いかにコスパがいいか、お分かりになると思います。

しかも、香りも鮮度も抜群にいいのです。

皆さんも始めてみてはどうですか?

それでは今日も元気に行きましょう。



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